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【ftnr注】「わぁ〜イチカちゃんのおちんちんかっこいいね♡」4|あにまん掲示板
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【ftnr注】「わぁ〜イチカちゃんのおちんちんかっこいいね♡」4

  • 1イチミカに脳をやられた人25/10/04(土) 02:08:24

    悪い魔女(天性)なミカ様と、女慣れしてるのにミカ様にはよわよわちんちんになってしまうふたなりイチカの妄想をするスレです。

  • 2イチミカに脳をやられた人25/10/04(土) 02:10:08

    以下最初のスレのコピペ。

    「ちょっ…ミカ様マズいですって、こんな誰が見てるかわかんないとこで…!」
    「むー、見てるのはイチカちゃんでしょ?ナギちゃんはともかく、セイアちゃんの水着姿までいやらしい目で見てさー」
    「風評被害っすよ!?そんな誰でも下心で見てるわけじゃ───」
    「そうかなぁ。セイアちゃんみたいなつるぺた具合の後輩の子食べてるって噂だよ?」
    「……ノーコメントで」
    「ほら」
    「やっ……違うんすよ!確かに慕ってくる子はいるっすけどあくまで先輩として!」
    「でも、一生懸命迫られて断りきれなくてえっちしちゃうんだ?」
    「無……くも……ないっすけど、」
    「ほらぁ」
    「不可抗力じゃないっすか!」

  • 3イチミカに脳をやられた人25/10/04(土) 02:12:12

    「だけど、悪いおちんちんなのは違いないよね」
    「……どうしたら信じてもらえるんすか」
    「んー、このバキバキにおっきくなってるのをちゃーんとおとなしくしてたらかな」
    「だから抜いてくるって言ってるじゃないっすか……」
    「えー?ほんとにそれで我慢できる?」
    (くっ……誰の距離が近いせいでこうなってると……!)
    「ごめんね、やっぱり美人のナギちゃんとか好みの体型のセイアちゃんとえっちしたいだろうけど……二人には普通に楽しんでほしいから、ね?」
    「〜〜〜〜っ!?」
    「ふぃもふぃ?いふぃふぁふぁん」
    (うわっ、やば、口の中柔らかっ……舌でそんな掃除するみたいに♡咥えてる顔もかわいっ…♡お姫様みたいな見た目しといてなんてことやってるんすかこの人♡あ、やば、やばい、もう射精そう、早すぎっしょ、いやこんな、我慢できるわけ〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡)
    「んっ!?んむ……っ♡ふふ、射精ちゃったね♡溜まってたのかな、あんまり多くないね?」
    「…………ミカ様、その、後でいくらでも罰は受けるんで、」
    「罰……?うーん、そうだなぁ……じゃあ、夜まで我慢できる?」
    「そりゃあ……ティーパーティーのお三方の安全が第一ですから、どうにかしますって」
    「じゃなくって、射精しちゃうのも禁止」
    「は……?」
    「気持ちよくしてあげるから……って、もー!イチカちゃんてば、想像しちゃったの?」
    「それは……だって……反則じゃないすか……」

    というわけで元々それなりに後輩の子食ってるftnrイチカが女性上位シチュ(両方女性だろというのはさておき)でミカに責められていつもならもっと保つのに早漏すぎてわーおとか言われたり早漏治療訓練と称してローションガーゼ潮吹きさせられたりなんやかんや挿入しても挿れた途端射精しちゃっていや違うんすよとか言い訳してるやつください

    以上コピペ

  • 4イチミカに脳をやられた人25/10/04(土) 02:13:33
  • 5イチミカに脳をやられた人25/10/04(土) 02:23:47

    聖園ミカ

    正に「お姫様」と形容される特有のオーラの持ち主。イチカはこれに中てられた。

    卓越したテクがある訳でも無く、遊び慣れてる訳でも無く、ましてや淫乱では決して無いが、やけに蠱惑的な上にイチカ特効。

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 02:29:50

    このレスは削除されています

  • 7イチミカに脳をやられた人25/10/04(土) 02:32:54

    仲正イチカ

    後輩達には割とスパダリとして通ってる。ついでに勘違いさせ過ぎて、熱心に迫られると断り切れずに頂いてあげてしまう。

    付いてる。ミカ様にバレてしまったのが全ての始まり。

    現スレ主のSSでは、片思い拗らせ系騎士キャラ特有の自罰感情でぐちゃぐちゃの長文モノローグが似合う女扱いされている。

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 03:29:02

    たておつ

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 03:49:31

    ほし

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 03:52:38

    10!

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:49:10

    続き期待

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 21:08:00

    保守⭐︎

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 05:26:56

    数年後、大人になった後にかつての学友たちを集めて
    「仲正ミカ、ついに結婚~☆って感じかな?」
    と報告するミカとかいいよね

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 14:21:19

    集まった面子からは「まだだったんだっけ?」とか「そういえば式の話とかなかったね」とか「おめでたの報告かと思った」みたいな反応があって
    少しむくれると同時にそれだけ仲睦まじく見えてたってことだよねと幸せを実感するんだよね。

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 15:25:47

    保守

  • 16イチミカに脳をやられた人25/10/05(日) 15:27:10

    全員号泣しながらも盛大な披露宴を全力で計画し始める正実後輩ちゃんsだって?

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 22:59:32

    保 

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 08:48:58

    いったん保守!

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 18:08:45

    フフフ…FOX!

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:43:38

    保 

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 08:11:20

    いいスレだ
    ほす

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:49:24

    保 

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:32:46

    保 

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:30:24

    恋人として媾う2人を早く見たいが、それまでの過程もじっくりと見届けたい

    心がふたつある~

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 07:00:46

    保 

  • 26イチミカに脳をやられた人25/10/08(水) 07:39:53

     数秒、考え込む様な仕草をなさった後、コップのジュースを勢い良く飲み干し、こちらを見据えられる。
    「多分、アリウスの子達が気に食わないってのもあるだろうけど、メインは私への嫌がらせだと思うの。それなら、あの子もイチカちゃんも、私のトラブルに巻き込んじゃったって言って良いんじゃない? ……って説明しても、多分イチカちゃんは納得しないだろうからさ。どっちが悪いじゃ無くて、それぞれ出来る事をやる、じゃ、駄目かな?」
     ミカ様、その目はずるいっす。私が断れる訳無いじゃないっすか。
     続けて、自信ありげな笑みを浮かべられる。
    「ティーパーティーの子達については、私に任せて欲しいんだ。大丈夫! これでもティーパーティーホスト候補の一人だからね、元だけど。イチカちゃんに迷惑掛ける様な事態にはしないよ」
    「――了解っす。じゃ、私は正実内でちょっと情報集めてみますね、似た様な案件が無いか。あと、アリウス生周りの巡回について少し議題に上げてみます」
    「ありがと、お願いするね」
     と言いながら、もうスマホで要件を纏めて、ツルギ先輩とハスミ先輩それぞれに個人チャットを送った。政治的な矢面に立たされる人達ではあるけれど、それで部下の意見を黙殺なんて事はしない筈だ。
    「正直、こう言うのは私の得意分野だから。ほら、ナギちゃんって、生徒一人監視して退学させるのに、わざわざ部活新設したり回りくどいじゃん。それで最後は結局強権発動だし」
     仰ってる意味は分かる。ミカ様は、本当はかなり政治が得意な人なんだと思う。ミカ様自身が表舞台に出て来るまで、正実やティーパーティーはミカ様のクーデターに気付けなかった。一番近くで見ていたナギサ様でさえ。まあ、ミカ様とナギサ様は深い友情で結ばれているから、灯台下暗し、と言う事なのかも知れないが。
     ミカ様によると、連れていた子達は、信頼出来る他の生徒に一旦任せて、様子を見に来たのだと言う。そこで予想外に私がいたから、驚かれたのだとか。
    「そう言えば、イチカちゃん体調は大丈夫なの?」
    「お陰様で、かなり良くなりました。ずっと部屋に籠ってるのも良く無いかなと思って、少し散歩してたんすよ」
    「で、トラブルに遭遇したと」
    「ええ、まあ、はい。何か問題誘因体質なんすよねぇ……不本意なんですけど」
     二人同時に苦笑い。本当、こればかりは自分でどうにもならない。

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 16:04:03

    読んでる時間無いーーーーー
    とりあえず保 

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:29:27

    保 

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:16:09

    イチカが不幸誘因体質だと分かる位ミカはイチカと一緒にいるのか

  • 30イチミカに脳をやられた人25/10/09(木) 15:38:53

    「でもさ、見付けてくれたのがイチカちゃんで良かったかも。ある意味一番信頼出来るし」
     烏龍茶をストローで吸い上げながら、ミカ様のお言葉に耳を傾ける。
    「アリウスの子は皆、安らかに過ごして欲しいんだけどさ? 特にあの子達には、少しでも悪意とは縁の無い生活を送って貰いたいんだ」
    「訳をお訊きしても?」
    「うん……」
     ミカ様は周りを警戒された後、顔を寄せる様に手招きなさる。
    「前にさ、私が脱獄して、アリウス分校に向かった事があったじゃん?」
    「アリウス修復作戦の時っすか」
     真正面からぶち破って飛び出して行ったのを、脱獄と呼ぶと少し違和感があるが、まあ今は良い。
    「カタコンベの中も、アリウス自治区に抜けてからも、ベアトリーチェ指揮下のアリウス生と沢山遭遇する訳なんだけど」
     救護騎士団や正実が突入した時には、気を失ったり動けなくなったりしたアリウス生が累々と倒れていた。恐らく、一定数は先生達、残りはミカ様にやられたのだろう。
    「その時にね、私がアリウスを支援してた事を引き合いに出して、恩があるから、今すぐ帰るなら見逃すって言ってくれたの」
    「それはまた……」
     当事者として、当時のアリウスの状況は私もある程度理解している。ベアトリーチェという者による圧政で、生徒の誰一人として未来の希望が見えない様な、まさしく生き地獄の一つ。その中で、独断で敵を逃がすと言う事が、もしも露見すればどんな結果を招くか。その行為に必要な覚悟は如何程の物だろう。容易には想像出来ない。
     思い浮かべる。私なら、同じ事が出来るだろうか。喜んで貰いたい、苦しんで欲しく無いと言う人並みの心は持ち合わせているつもりだ。恩知らずでも無いと思う。でも……多分、難しいだろう。
    「……凄いっすね。で、それを言ってくれたのが」
    「そ、あの子達。私を逃がした所で、自分達は絶対に碌な事にならないのにさ。それでも、人からして貰った事にお返しがしたいって思える様な優しい子達なの。だからね。これ以上、人の悪意に怯えながら暮らして欲しく無いんだ」
     ミカ様の目は真剣その物で、違う色なんて少しも見て取れない。
    「まあ、本当にそう思うんだったら、私は近付くなって話かもだけど」
    「そんな事無いっすよ!」
     しまった、つい声を荒げてしまった。やや驚いてらっしゃるミカ様を見て我に返る。

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 23:00:13

    >信頼出来る他の生徒に一旦任せて

    >ある意味一番信頼出来るし


    特に上下つける意図はないだろうけれど、思い悩むイチカが居そう。

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 08:30:55

    保 

  • 33イチミカに脳をやられた人25/10/10(金) 09:09:45

    >>31

    イチカなら「『一番』信頼出来る」って言葉に表情こそ変えないけど無意識に「へぇ~、私が一番っすかあ。だからどうって事じゃ無いっすけど、へぇ~」って悦に入ってるよ。

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 18:07:19

    保 

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 00:12:16

    保 

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 09:35:15

    保 

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 15:31:38

    保 

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 22:29:06

    保 

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 07:54:04

    保 

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:00:42

    保 

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 22:42:14

    保 

  • 42イチミカに脳をやられた人25/10/13(月) 03:37:03

    ちょっと忙しいので閑話をば……

    「ミカ様って、ゴム常備してるじゃないすか」
    「うん、いっつもポーチに入れてあるね」
    「それって、前から持ち歩いてたんすか?」
    「んーん、イチカちゃんとエッチな事する様になってからだよ」
    「それはやっぱ、私がいつ手を出して来るか分かんないから、とか……」
    「あっ違うよ? そうじゃ無くてね……えーっと……私が、イチカちゃんと遊んでたりしてる最中に、そう言う感じの雰囲気とか流れになった時にさ。わざわざコンドーム買いに行ったりしないで、何て言うか、そのまま、イチカちゃんに抱いて欲しいなって思って……やっぱ変かな?」
    「――いえ、変じゃ無いっす。あと、今のお話聞いてそう言う気分になっちゃったんですけど、今抱いて良いっすか?」
    「えっ!? あ、いや、えっと……うん、はい。どうぞ!(?)」

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 12:27:40

    「させてあげるため」じゃなくて「するため」に持ち歩いてんのエッやね

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 13:31:10

    ミカ的には「雰囲気出してくれたら」的な感じだったかもしれないのに「ヤリたいです」で押し通せると学習してしまったイチカ?

    結果>私がいつ手を出して来るか分かんないから  になってるw

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 21:32:57

    保 

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 22:10:35

    >>42

    >>44

    いや待て、このスレでの力関係は基本的にミカ>イチカだから、もしかしたらこれまでは「そういう雰囲気=ミカがイチカを誘ってる状態」だったのが「じゃあ私からも誘って良いってことっすよね」って対等になったって話なのかもしれん

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:57:23

    回数を重ねていくごとに我慢が効くようになったイチカ
    ミカとしては複雑だけど、一緒に楽しめる時間が増える訳だからやっぱり嬉しくもあるんだよね

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 10:22:10

    自分が攻める時には少しは長持ちする様になったけど、それはそれとしてミカに責められるとやっぱり弱すぎるイチカ

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 10:30:45

    >>46  >>47

    ここのイチカが対ミカで弱々なのは若干過大評価気味に崇める勢いでいるから自分なんかが触れてもいいものかとの葛藤ゆえだと解釈してる。

    そんな信仰めいたものが敬愛を経て親愛になっていく過程と考えるとエモく思える。

    それはそれとしてミカの方でも対イチカ経験値を積んで視線のやり方やちょっとしたしぐさ、ささやき方なんかで相変わらずイチカを翻弄できる関係だとイイナ。

    いつもいつもじゃなくてここ一番という時にスパイスとして使うくらいの余裕があるとなおベネ。

  • 50二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 18:01:12

    崇拝から親愛/信愛には変わって行くけど、それはそれとしてなお一層大好きになってしまう事で結果として素の耐久は変わらないと嬉しい。
    一方ミカを『楽しませる』時には意識的に我慢出来る時間が延びてると成長も感じられて良い。

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:04:10

    保 

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:16:07

    保 

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 18:09:26

    保 

  • 54イチミカに脳をやられた人25/10/15(水) 18:35:58

     軽く咳払いをし、続ける。
    「ずっとアリウス生の平穏を願い続けて来た人が、関わっちゃいけないなんて道理、ある訳無いじゃないっすか。寧ろ、ミカ様があの子達の手を引かないで、誰がやるんすか」
     ミカ様の手を取り、真っ直ぐに伝える。
    「それに文句言う奴がいたら、私がぶっ飛ばすんで!」

     で、うっかりぶっ飛ばした結果がこれなんよなぁ……
     あれから数日。体調もすっかり回復し、通常の活動に復帰していた矢先に呼び出されたのは、ティーパーティーの本部棟。何か凄い既視感を感じるっすね。あの時はナギサ様から呼び出されたけれど、今回は個人名無しティーパーティー名義での呼び出し。とすると、こないだ顎蹴り飛ばしたあの先輩かな……何を言われるやら。
     廊下を進んで行くと、ふと馴染みのある気配が。
    「あ、イチカちゃん! 待ってたよー☆」
    「え、ミカ様?」
     優雅に駆け寄って来るのは、ここの主の一人。
    「え、もしかしてミカ様が」
    「残念、呼び出しは私じゃ無いよ。でも、私にも関係あるからさ。一緒に行こっか」
     そう言うと、ミカ様は私の手を取り歩き出した。え、マジですか? ここ他にも人いますけど。と言うかミカ様に近しい人とか政敵とかも沢山いますけど!?
    「どうしたの?」
    「あ、いえ……何でも無いっす」
     さも当然と言わんばかりの表情に、何も言えなかった。
     擦れ違う生徒達の視線がこちらの手元に注がれている気がするが、気にしない、気にしない……いや無理だわこれ、気になる。大丈夫か、今顔赤くなってないか?
     引かれるまま、前と同じ扉の前に着いた。ミカ様を召喚出来る生徒はそう多く無い、であれば、中で待っているのはあの生徒では無いのだろうか?
    「ね、イチカちゃん。これからセイアちゃん達からヒアリングされるんだけど」
     それを聞いて少し安心した、と言うか。セイア様なら、少なくとも初手確定で敵対、と言う事態にはならないだろう。
    「中で色々訊かれると思うけどさ。私との事、正直に言っちゃって良いからね」
    「と言うと」
    「付き合ってるって事」
     少し、誇らしげに聞こえた。
    「それと、私の事恋人って言う時には、出来れば様付け以外の呼び方して欲しいなー」
    「……善処するっす」
    「それやらない時の奴だよね?」
    「努力するっす」
    「出来ない想定しないで?」

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:28:06

    イチカが関係についてどう説明するかをドキドキワクワクしながら聞き耳立てていてほしい。

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 07:34:48

    保 

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 17:12:43

    保 

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:07:34

    保 

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 07:31:43

    保 

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 09:45:44

    真剣なこと言われたけど実施が難しいとき適当にはぐらかすのは解釈一致

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 19:37:57

    保 

  • 62イチミカに脳をやられた人25/10/17(金) 20:41:03

     その他、ヒアリングに関する軽い擦り合わせ。基本的には「何にも嘘とか吐かなくて良いからね」と念押しなさっただけだが。
    「じゃ、そろそろ行こっか?」
    「……はいっす」
     ミカ様が扉を開けられる。
     中には、セイア様、ナギサ様……とサクラコさんとミネ団長とツルギ先輩とハスミ先輩。
    「イチカちゃん連れて来「すいません一回失礼するっす」
     扉を閉めた。
    「どうしたの?」
    「どうしたもこうしたも無いっすよ! 皆さんお揃いなんて聞いてないっすけど!?」
    「言ってないもんね」
     そんな当たり前の様に言われましても。
    「大丈夫だよ、皆、私達の為に集まってくれただけだから。悪い事にはならないと思うな」
     宥める様な口調。自分が聞き分けの悪い駄々っ子になった様な気分だ。
     ここでごねていても仕方が無いので、腹を決めて頷く。
     再びミカ様が扉を開けられる。
    「イチカちゃん連れて来たよ!」
     視線がこちらへ集中する。ここまでお偉方に注目される事は普段無い、無意識に全身の筋肉が硬直するのを感じる。
    「……イチカ、そう怖がらなくて良い。と言ってどうにかなる物でも無いかも知れんが」
    「そうとも。一先ずこちらへ掛けたまえ、普通の紅茶で良いかな」
    「あああいえ、お構い無く!」
     勧められた椅子に腰を下ろす。幸い、取り囲まれる査問会の様な雰囲気では無く、卓を取り囲む茶会の一参加者として席が置かれていた。これで圧迫的な配置だったら正直緊張で潰れていた所だ。私が緊張無く話せるお偉方は、直接の先輩達とミカ様だけだ。それに、ツルギ先輩とハスミ先輩が相手でも、こう言う場では身構えざるを得ない。
    「イチカちゃん、大丈夫?」
     隣から掛けられた言葉に、僅かに落ち着きを取り戻す。冷汗は全く止まらないが。
    「本日来て頂いたのは、先日のトラブルについて……と言うのもありますが。その前に、一つ確認すべき事がありまして。ミカさんから何かお話されましたか?」
    「ううん、まだ」
    「成程」
    「……イチカはかなり緊張している様です。もう本題に入った方が宜しいかと」
     ハスミ先輩がそう促す。サクラコさんとミネ団長は口を開かずこちらを見ている。と言うか心配そうな目に見える。そんなに狼狽えている様に見えるのか。
    「そう仰らず。ホストの業務の一部とは言え、私的な領域に踏み込むのは本意では無いのです、前置きをさせて下さい」

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:15:21

    頑張れイチカ
    保守

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:56:52

    個人名の無い茶会名義での呼び出し=茶会の総意としての呼び出しだったか。
    それはともかくミカがドアマンしているのを自然に受け入れられるようになっているのか気にしている余裕がないだけか。

  • 65二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:29:07

    ミカ様呼び以外でって要求は、隣で聞いているからね?ってこと?なかなかにスパルタ
    仲正イチカ女を見せるときだぞ

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:39:16

    保 

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 08:32:12

    保 

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 17:39:25

    保 

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:32:46

    保 

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 08:20:42

    保 

  • 71イチミカに脳をやられた人25/10/20(月) 15:29:04

    昨日は博麗神社秋季例大祭に行ってて書けませんでした!
    都心部全域でキャリア回線全部規制食らってません? 出先だとほぼ100%ホスト規制扱いで投稿出来ないのですが……

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:04:49

    地方民ですが一回も出先で書き込みができたことがありません。
    土日は広域規制がかかりやすいとちょこちょこ見ますのでそれではないでしょうか。
    保 

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:42:40

    保 

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 17:05:11

    保 

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:02:56

    保 

  • 76二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:36:41

    保 

  • 77二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 16:56:46

    保 

  • 78イチミカに脳をやられた人25/10/22(水) 18:18:09

     ナギサ様は、私達に向かってはっきりとした口調で話す。が、実際には割り切れない様々な感情が籠っている様だった。
    「ご理解頂きたいのですが、我々は決して、貴方とミカ様に何かを問い質したり、介入したり、禁じたり、或いは何かを強制したりする意図は無いのです。そうですよね?」
    「シスターフッドは、常に全ての人々の『幸福』を祈っていますから」
    「その発言は意図を掴みかねますが……私としても、何かを押し付けるつもりはございません。お二人に何らかの過負荷が掛かっているならば、医療機関として適切な『助言』を致しますが」
    「……お二方共、発言はやや含意がありそうに聞こえますが、事実確認以上の意図はありませんからご安心下さい。では続きですが」
     ナギサ様は、椅子の脇に置いてあったファイルケースから書類を取り出した。
    「イチカさんは、来年以降も正義実現委員会としての活躍を強く期待されていると認識しています、相違ありませんね?」
    「はい。イチカは我々の未来を担う人材の一人です」
     ハスミ先輩が即答する。そこまで言い切られると私としても気恥ずかしいんすけど。
    「ありがとうございます。最後、ミカさんとイチカさんに確認したい事が一つ。お二方は、互いにただならぬ関係である、と言う風に見えるのですが、誤解はありますか?」
     多重にオブラートに包んだ、非常に配慮された口振り。しかし当事者の片方は、そこまでの慎重さを要していない様で。
    「うん。私、イチカちゃんの彼女だから☆ ね、イチカちゃん?」
     こちらにパスが飛んで来た。確かに双方の言質が無ければ確定しない事項だが、それにしても余りにあっけらかんとしていてペースが掴めない。
    「え、あ、はい! ミカさ――」
     先程の言葉を思い出す。ミカ様呼びは嫌だ、と言うお願い。この場は立場の差をはっきりさせたままでも構わないフォーマルな場だと思うが、恋人のたっての願いを無視してまでする事かと言えば、答えはノーだ。
     呼び捨て……は無理だ。絶対無理。ちゃん付けも厳しい、後輩ちゃん達みたいな、こちらが教え導く側であったり、或いは揶揄い合える対等な立場なら使えるが、ミカ様とは――対等な立場であるべきなのかも知れないが――まだそこまで自信を持てない。なら、選択肢は一つしか残っておらず。

  • 79イチミカに脳をやられた人25/10/22(水) 19:38:44

     隣から、期待の眼差しを感じ、余計な焦燥が込み上げる。目を瞑り、深呼吸。一回、二回、三回。
    「ミ、ミカ……さ、ん、は、わた、私の! 恋人……なんで!」
     嘘だろう、全く口が動かない。三秒足らずの台詞に躓くなんて、私はこんなにも初心な人間だったか?
     しかし、それでも何とか言い切った。言ってやった。
    「……」
     何やら、想像していたのとは異なる雰囲気。
    「……わーお///」
     声に振り向いてみると、文字通りまんまるに目を見開いたミカ様。
    「これは……驚いた。『ミカは私のなんで』とは。想像以上に、君達は深い絆で結ばれている様だね」
    「えっ、えっ? あっいや」
    「ミカが何か言い含めているだろうとは思っていたが、これも君の指金かい?」
    「違うよ! 私も、ちょっとビックリしてるって言うか……」
     どもり過ぎたのと音量差が激し過ぎたのとで、私の発言が歯抜けに聞こえたらしい。いや、そんな発言をしたつもりじゃ無いんすけど。
    「少々想定外ですが……ツルギは気に入りそうですね」
     ハスミ先輩の言葉に、ツルギ先輩はこくこくと首を縦に振る。
    「そっかー、私はイチカちゃんの物かー、そっかそっか。えへへ♡」
     ヤバい、ミカ様は物凄く嬉しそうだ。見た事無いレベルの満面の笑みを湛えていらっしゃる。今更、聞き間違いだと訂正出来る雰囲気では無い。
     こうなったら、ミカ様が喜ぶと思ったから、と言う体で押し切るしか無い。ただでさえ冷静で無いのに更に墓穴を掘るなんて、迂闊過ぎる。私の顔は今どれだけ赤くなっているだろうか? 多分火が出るとはこう言う状態の事を言うんだろう。恥ずかし過ぎて、却って自分を客観視出来ている。
    「えー……まあ、お二方が非常に親しい間柄だと言う事はよく理解出来ました」
    「ミカからはイチカについて常々聞かされてたからね。イチカも同じに思っているか、確認をしたかったんだ。ナギサ、もう事実確認は十分だろう?」
    「ええ。この上無くはっきりと分かりましたから」
     お願いだから追い打ちを掛けないで下さい。
     話はここからが本題だと分かっている。努めて、努めて平常心を呼び起こす。

  • 80二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:51:35

    キャー、イチカさんだいたーん。
    ふと主語を伏せて「私の愛しいお姫様です」みたいに言ったらミカは許してくれたのだろうかとか思った。
    そしてツルギ、そういう趣味かW

  • 81二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:29:29

    ツルギが、目真ん丸に見開いて顔赤くして無言でこくこくうなづいてるの想像できすぎる

  • 82二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 08:53:04

    ほしゅ!

  • 83イチミカに脳をやられた人25/10/23(木) 16:50:12

    「文脈を増やしたくは無いので、出来るだけ簡潔に述べます。それで不快に感じる場面があるかも知れません、失礼な物言いになる事を先に謝らせて下さい」
    「いえいえいえそんな! お気になさらず! ……何に対してかは分かんないっすけど」
     頭を下げるナギサ様を慌てて制止する。
    「もー、そうだよナギちゃん。これは今更だしさ」
    「そうですか……では、お言葉に甘えまして」
     ナギサ様は再び書類に目を落とす。言葉を選んでいるのだろうと容易に想像出来た。
    「イチカさんもご存じの事と思いますが……正義実現委員会の様な治安維持組織は信用が命です。例えば、自治区内で散発的に戦闘を行う自警団が、それ以外の武力集団と別に見られているのは、彼女達の誠実さがあってこそです。もし一つでも悪い噂が立てば、これまで通りの活動は難しいでしょう」
     自警団、元正実の守月スズミが中心に動いている非公式団体。まあ各メンバーがバラバラに名乗っているだけだから、団体名と言うよりは一種のハッシュタグの様な存在と思った方が良いかも知れないが。ナギサ様の発言は理解出来る。自警団は時に正実とも武力衝突する、それでも彼女達を危険分子として扱っていないのは、偏に彼女らが正義の徒だから。つまり、信用のみに立脚した純粋で危うい存在だ。
    「私は、正実も同じ側面があると考えています。公的機関と言う立ち位置も、その信用を補強する物に過ぎないと。極論を述べれば、信用の無い治安維持組織は一般生徒から協力を得られず、枷は増え、新入生も少なくなり、非常に苦しい立場に置かれる可能性があります」
     ……成程。理解した。
    「正実幹部になった私が魔女のお友達、それも寵愛を受けていた親しい生徒となれば、同じ思想を持っているかも知れない。外患誘致にクーデター、対外戦争も厭わない急進派が正実を牛耳ってるかも知れない。そう見られるって事っすか」
    「言葉が強いですが、内容としては同じです。あくまでも懸念に過ぎないので、杞憂であると思いたいですが……その点について、お考えを伺いたいのです」
     通りで、トリニティを取り纏めている各分派の首長に加えて、正実のトップも呼び出されている訳だ。
     勿論、私も考えた事はある。そして結論も出ている。
    「辞めますよ? 正実」

  • 84二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 21:42:35

    あらあっさり。
    でもイチカが心の底から好きになれるものを見つけたらそうなるのかな。

  • 85イチミカに脳をやられた人25/10/23(木) 23:48:07

     瞬間、沈黙が場を包む。その意味は各々異なる様だが。
     ナギサ様とミネ団長は困惑。セイア様はからかい交じりの笑み、ツルギ先輩は驚嘆、ハスミ先輩は諦めの様な雰囲気を出し、サクラコ様はただ穏やかに見守っているだけだ。そして
    「えっ、そうなの!?」
     沈黙していない方がいらっしゃった。ミカ様は、つゆもそんな事は思っていなかったと言ったご様子。
    「ああ、すみません。言い方が悪かったっすね。もし問題が起こったら、ですよ。すぐ辞める訳じゃ無いっすから」
    「だとしてもだよ!」
     今の自分の感情は、どう解釈すれば良いだろうか。ミカ様よりも正義実現委員会を優先すると思われていたなら……何だろう、少し、寂しい。
     ハッとした表情になるミカ様。不味い、顔に出てたか。慌てていつもの張り付き(他称)笑いに戻る。
    「ごめんね、疑ってたとかじゃ無くて、イチカちゃんなら『大丈夫っすよ、何とかしますんで』とか言うかなって思ってて」
    「過大評価っすよ、そんなに器用じゃ無いんで」
    「時にイチカ、その理由を訊いても良いかい? 何、聞くまでも無いとは思うのだがね。一応さ」
     変わらず楽し気な表情を浮かべるセイア様。恐らく全て理解した上で、恋バナを聞く様な気分で楽しんでいるのだろう。一段上にいる人と言うのは、やはり少し苦手だ。
    「正実には、私以外にも優秀な部員が沢山いますから。だけどミカ様には、私しかいないっす……事実かどうかは別に、そう思いたいってのは自由っすよね?」
    「事実だよ!」
     今度は少し頬を膨らましてらっしゃる。本当に表情豊かな方だ。
     口から出すのに少し勇気が必要な言葉だったが、さっきのがあってもう半ばヤケになっている。どうせセイア様にはお見通しだろうし、ハスミ先輩も私の気質を理解してる筈だ。なら今後の事も考えて、正直に自分の立場を表明しておいても良いだろう。
    「イチカ、大事にしたい事を見付けられたのは結構ですが、思い切りが良過ぎると言うか」
    「温泉開発部にノータイムで銃向けた者同士、言いっこ無しっすよ」
    「む……」
    「お前が言い包められてどうする」
    「あの時は二人とも判断早かったねー。一応、反ゲヘナ派のトップに座ってたつもりなんだけど、私でもびっくりしちゃった」

  • 86二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 00:54:18

    >>81

    なるほど……

  • 87二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 10:30:49

    保 

  • 88二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 17:41:41

    保 

  • 89二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 23:10:30

    今回のイチカは勇気出して言ってみた分だけ報われている感じ。
    もっともっと積極的にいこうぜ!

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 01:12:32

    ところでえっちっちシーンはまだですか?
    全裸で待機するには厳しい季節になって来た……

  • 91二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 09:31:54

    保 

  • 92二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 18:09:43

    保 

  • 93二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:44:27

    保 

  • 94二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 07:34:33

    ところで黙ってるサクラコ様怖くね?

  • 95二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 14:00:24

    >>94

    きっと

    「ああ、愛し合い慈しみ合う二人と言うのは、やはり美しいですね……」

    ってほほえましく見てるだけだよ

    今のシスフはシスフ以外の生徒に対して教義的な事でうるさく言わなそうだし

    周りからはそう見えないけど

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