- 1二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:26:25
ダヴィンチ「霊基にズレが生じてるね。」
シエル「ズレ…ですか…?」
ダ「うん、一旦状況の整理をしようか。確か、シエル、君の証言によるといつものようにネコアルクを追いかけている時に廊下の曲がり角で彼とネコアルクがぶつかった…と。」
シ「はい。」
ダ「その謎生物は確か都市伝説が独り歩きしたゆらぎ、もしくはジャーゴン。そしてその平助も失くなった躰を神に置き換えた歪みの多いサーヴァント。それがこう、いい角度で、いい感じにぶつかった事によりその衝撃で霊基にズレが生じ、ぐちゃぐちゃになった…みたいな。」
近藤「……成程。」
ネコアルク「曲がり角でごっちんこ!まるで恋愛漫画の王•道!んでもこうなるとは、流石のあたしも想定外。もっとこうスマートにいかんのかねぇ。」
藤堂「……ッ……、…。」
シ「あの、これどうにか出来ないのでしょうか。流石に彼がこんななまものになるなんて可哀想ですよ。あ、そうだ、再臨状態を変えればネコアルクは消滅しますよね?それでどうにか…。」
ダ「うーん、正直もう少し待ってほしいって言うのが今言えることかなあ。さっきも言っただろう?神が混ざってるんだ。その彼の魔力を君に交ぜるのは流石のその頑丈さでもオススメはしないよ。…取り敢えず1週間、待ってもらえるかな。その間になんとかしてみるよ。」
近「ではその猫を俺に預けてくれ。」
シ「それはちょっと…これ、私の霊基と繋がって…」
ダ「うん。なので新撰組にはそのネコ真祖を頼めるかな?」
ネ「おう誠ボーイ、宜しく頼むぜ。あ、配給はネコ缶で頼む。」
近「ーーーーーー…。」 - 2二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:29:36
あにまん自体初だから何があっても生暖かい飲み物で……シテ……ユルシテ……
- 3二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:34:23
ネコアルクエミュをし続ける覚悟はあるのか、スレ主
- 4二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:35:23
このレスは削除されています
- 5二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:36:44
ネコアルクが入った藤堂君って胡乱メスガキなのでは?
- 6二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:52:32
頭に降って出たネタをどこかに出したかったんだ。
ーーー後悔は無い。
ーーー反省も無い。
この体に有るのは、これを書き終わる為の熱だけである。
それ以外は全て削ぎ落とした。全て切り捨てた。
軽い体で弾くキーボードだけが私の思考。
無理だったら僕は藤堂くんのぱいおつ枕で永眠する。 - 7二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 23:56:20
→宝具を撃つたび即死している
←宝具を撃たれるたび爆発四散している
大体同じだな!ヨシ! - 8二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 00:08:50
ネ「やあやあ誠の旗に集いしボーイアーンドガール。あたしは世界に轟くセクシーキャットこと、ネコアルク。色々あってこんなになっちまったが、問題ねぇ。そこんとこテキトーによろしく。」
沖「え、どうしたんですか藤堂さん。蝉の抜け殻でも食べました?」
原「なんすかこの平助。宝具の使い過ぎでぶっ壊れました?」
山「一度マスターに休暇の要請をしておこうか。」
近「彼女、かの、うん、これはネコアルクと言うらしい。色々あって平助の体に入ったようだ。仲良くしてやってくれ。」
斉「ほーん。」
沖「ふぅん。」
ネ「フ…素人にはまだ早かったかにゃぁ…君たちにはケモナーの素質が無いようだ。今からみっちりあたしの魅力を叩き込んでやるから首を咥えて待っていろ!まあ今ネコ耳さえないんだけど。」
永「……?、……?」
斉「そらみろ、バカっ八でさえ無反応ぞ。」
ネ「にゃんだ知らんのか。叩き込んで育てる事こそ大切だと言うことだ。愛も、エビも、その育む時間を大事にして、だぜ?安心しろよ、明日にはすっかりあたしの虜だ。ネコは不滅(制限アリ)だ!」
土「おい、沢庵食うか。」
ネ「初対面沢庵とかマジか。なにこの圧しかない人。助けてシエル以外の人。」 - 9二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 00:45:13
シ「私達はあまり話す機会も無かったですし、取り敢えず自己紹介からしましょうか。…確かアルクェイドが言うに、新撰組くん、は、あれが言ってるから団体名ですよね…済みません、名前からお願いしてもいいでしょうか。」
藤「あ、はい、藤堂平助と言います。もしかして貴方がアルクェイドさんの言うシエルさん…ですかね…?」
シ「ええ、あれから聞いていたんですね。はい、私がシエルです。」
藤「聞いていた通り、外つ国の方ですか。確か…インド……?でしたっけ?」
シ「アルクェイドは後で殴る。」
藤「えっ。」
シ「ああ済みません。それは間違いですよ。トンデモアーパー姫が勝手に言ってるだけなので。これでも正真正銘生まれも育ちもフランスですので。」
藤「あ…済みません…。」
シ「いえいえ、貴方はなぁんにも悪く無いですよ。ええ、悪いのはぜーんぶあの真祖なんですから。」
藤「…優しいんですね、聞いていた話と違って。安心しました。」
シ「アルクェイドは後で殴る。」
藤「えっ。」 - 10二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 00:52:14
(月姫詳しくないからシエルさんフランス生まれなの初めて知った…)
- 11二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 01:16:08
原「マタタビとか効くんすかね。」
斉「何処から持ってきたのソレ。」
原「彦斎の姐さんから。」
ネ「おいおい、そんな近代兵器でこのパーペキなボディのあたしを堕とせるとでも…にゃぁ〜ん♡もっと♡♡もっとくださいにゃ〜ん♡♡♡」
永「即落ちじゃねぇか!」
沖「おかしい人の眷属的なものってみんなこうなんですか?」
ネ「ふう、注射器よりキマるぜ。」 - 12二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 01:27:38
藤「……、あ、あの、済みませんシエルさん。」
シ「はいなんでしょう。」
藤「そこの、棚にあるものを取ってもらえませんか?」
シ「えーと、はいはいこれですね。そうぞ。」
藤「ありがとう、ございます。」
シ「……?いえ、礼には及びません。今のあなたはその体で行動しなければいけないのですから遠慮せずに声を掛けてください。」
藤「…はい、済みません。」 - 13二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 01:36:45
沖「では腕鳴らしをしていきましょうか!さぁさぁ!誰か私としたい人ー!」
斉「僕パース。」
山「私もちょっと…。」
沖「えー!や〜り〜ま〜しょ〜う〜よ〜!」
永「うっし、俺とやるかァ!」
沖「わーい!」
ネ「おーおーやれやれー!こういうのは安地で味噌汁でも啜りながら見るのが一番なのさ。」
斉「あらら、そちらさんは仲間に入らねぇの。」
沖「藤堂さん…じゃなかった、なまものさんも入りますよね?」
ネ「え?このあたしに戦闘?ムリムリ、そーゆーグロ系はシエルにでもやらせてろ。あたしはかわいい系専門にゃんでな。」
沖「…新撰組なんですから、ね?」
ネ「えこわ、日本人ってもっと淑やかってカンジじゃにゃいの?みんなマシュちゃんの盾ばりの圧力あるよ?…しょーがねえ、ここはあたしの威厳の為にも一皮脱いでやりましょう。…喰らえ!真祖ビーム!!」
斉「平助がビーム出しやがった!」
ネ「平服せよ!崇拝せよ!これが!星の!意思である!あ、あとキャットフードはヴェルダンにね!」 - 14二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 01:38:55
人の体でビーム出すな!!!マタタビキメるな!!!
- 15二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 01:49:52
藤「なんの資料を読んでいるんですか?」
シ「新撰組のものを少し…短い間ですがあなたと共に暮らすのですし、知っておこうと思って。」
藤「…………。」
シ「…あまり深入りするのは良くなかったでしょうか。」
藤「…いえ、僕の事なんて大した事は載っていないですし、どうぞ自由に閲覧してください。」 - 16二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 01:51:32
ネ「つっかれた〜。目がしぱしぱする〜。ネコの体も九回までだぞ?酷使はネコアルク愛護団体要求ものだってのに…。仕方がにゃい。二番の新撰組くん、おぶって行きなさい。」
永「ったくしゃぁねえなぁ。」
土「おい甘やかすな。」
永「っあー…すまねえ、平助が甘えてくれてると思っちまって…」
ネ「まさかのあたしの意見猛無視!?さてはテメー犬派だな?」
土「俺は沢庵派だ。」
ネ「ダメだこりゃ。体が沢庵で出来ていやがる。」 - 17二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 02:06:11
資料を読めば読む程、私の中で彼女が鮮明に輪郭を描く。
私が奪った彼女。
日常も、ありふれた幸せも、人間関係も、夢も、信仰心も、ーーー未来も。
血のような桃色が私を責める。
違う、血に染まった桃色が私を責める。
穿く薔薇の視線。
燃える肉体の悲鳴。
ちらりと彼の方を覗けば、神秘の朱が見える。
おんなじだ、同じ。
ぼやける彼女の影が、彼にぴったり重なって、
あ、ああ、私を赦さない幻想がここに降りてきた。
ーーーーどうか、わたし をーーーー - 18二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 02:17:38
マスター「こ、これが藤堂くんinネコアルク…」
ネ「ようようマスターくん。いつにも増して頭身の高くなったあたしの登場だぜ!喜びな?世界に対するあたしの比率が上がったんだからな!」
マ「ヤダ、藤堂くんは可愛くて真面目でちょっと生意気なチョロインなんだけど???返して?????」
ネ「やべぇ酷い言われよう。いいかい、マスターくん。時に言葉はナイフになってあたしの心を突き刺すのだよ。危なかったな?ネコ缶が無かったら死んでいぜ?」
マ「いやでもネコアルクのこともえろい目で見てるし…別に問題ないかも。」
ネ「流石人類最後のマスター、性癖も最高に決まってやがる。あとその目やめませんか?目が据わるどころか寝っ転がっちゃってるよ?you。」
永「平助…じゃねぇ、ネコ、こっち来い。」
斉「はいどうどう?一旦落ち着こうか?」
マ「待ってくれ、俺は至って正常だ。だって考えてみろよ。いつもまっすぐな彼がこんな、こんなきゃわきゃわしだしたら誰だって元気になるでしょ?ならない?もう誠の旗降りろ。」
沖「山南さん当て身お願いします。」
山「それ私じゃないかな。」 - 19二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 02:22:16
藤「この体は、すごく扱いずらいですね。」
シ「小さいし、弱いしで、酷いからだですよね…本当に済みません…私がもう少しあれをどうにかしていれば…」
藤「……こんな、こんな体じゃ、置いていかれるかもしれないですね…」
シ「ーーーーー。」
藤「元から大した事も出来ないのに、こんなになっちゃったら、僕、本当に、……………」
シ「……お腹、空いてませんか?いい時間ですし、食堂にでも行きましょう。」
藤「……、はい。」
シ「…………。」
藤「…………。」
シ「そ、う…いえば、今日はカレーの日なんですよ〜!カレー!みなさん大好きなあのカレー!いや〜楽しみだな〜!」
藤「…原田さんも、カレー好きだったなぁ…」
シ(あ”あ”〜〜!!しくじった〜〜〜!!!)
シ「……一旦、一旦忘れませんか?他の人ことは。大丈夫です!みなさんきっとあなたを心配していますよ!」
藤「………。」 - 20二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 02:59:56
思ってたよりちゃんとシリアスだな…
- 21二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 03:08:50
死体をバラバラににされた男の子と
バラバラにされても死体になれなかった女の子 - 22二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 07:45:09
ネ「切腹くんカレー食うのかよ。」
原「うす。」
ネ「せっかくあの年齢詐称ヅラ拝まなくて済むのってに…カレー見るだけでサブリミナルのやめてほしいにゃあ!」
原「そう言われてもカレー美味いんで。」
ネ「しかも噂によれば頑丈なんだろ?…ハッ、原田左之助=シエル説。増やせばいいってもんじゃぁ無えのよ若造。」
原「そうすね。んで、あんたは何頼んでんだ。」
ネ「そりゃカニだよカニ。」
斉「何故カニオンリーなんかにしちゃったの…」
ネ「そこにカニがあったから。それ以上の理由は必要かい?」
土「そうだな。」
ネ「だろだろ?沢庵くんなら分かると思ってたぜ!じゃあいただきま〜す。」
原「……は?は、お、……おい!!食うな!!から!!殻食ってんぞ!!!」
ネ「おうおう、そんな大きな声出せたんかワレ。てっきりメガネくんよろしく塩いヤツだと思っていたが…なあんだ、見所あんじゃねぇか。ま”り”ま”り”。」
原「は?は?なに??なんだ???オイ止まれ!血ィ出てんじゃねえか!沖田先輩みたいになってんぞ!!…オイ!!一旦食うのやめろっつってんだろうが!!!」
近「左之助そんな声出たのか…」
(カニ一匹消失)
ネ「がしがし……んー…やっぱ不味いにゃあ。未だにこれが高級食材って言われてるのマジ?だから人類白紙化しちゃったんじゃねえの?」
原「っはーーーー…貸せ。」
ネ「あ!あたしのカニ!食べ物の怨みは銀河を越えるぜ…って、にゃんだ?」
原「こうやって食うんだ。ほら食え。」
ネ「ほう、ほうほうにゃるほど?…ーーーーーーッ!!!!これが…カニ……口の中で解ける旨味……柔らかな舌触り……認めよう。これはとても、美味い!!」
永「今までどうやって食ってたんだ?」
ネ「よし、オマエは今日からカニ係くんだ。」
沖「え、ださ。」 - 23二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 07:52:36
人体の扱いが雑だよぉ!ただでさえバラバラなのに!
そりゃ原田も手を貸す - 24二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 08:27:59
食堂に行くという行動は失敗に終わった。
時間もちょうど良かったのもあり、新撰組と鉢合わせてしまった。
とは言っても遠くで眺める程度ではあったのだが、様子を伺うにはちょうど良い、いや、最悪な場所に彼等はいた。あの怪生物はあの中にすっかり馴染みきっていた。
それ以降は言うまでもない。
右肩に乗っていた彼は彼等が見えないよう私の左肩まで移動し、だんまりを決め込んでいた。
その後貰ってきた料理も一切手を付けず、私が代わりにカレーとカレーとカレーうどんを食べることになった。
…なぜでしょうか。いつもはあんなにお美味しかったカレーがあんまり美味しいと思えなくて…無理くり詰め込んだ胃が酷く軋んで苦悩を鳴らすのでした。 - 25二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 09:39:26
マ「ここからどうしよか。」
ネ「にゃににゃに?ここからどーすんの?」
マシュ「こちらにいけば、ここから敵の位置情報を得られますよ。」
ネ「見てあれ、パチネコそっくりの雲。」
斉「じゃあ二手に別れて挟み撃ちでも…」
ネ「ンだよこのゲーム!バーサーカーゲーじゃねぇか!もっと可愛い子使わせろ!!真祖とか真祖とか!!」
斉「…………。」
マ「…………。」
ネ「どうした?財布でも落としたか?」
斉「はーいネコアルクちゃんはこっちで黙ってようねー。」
ネ「あたしを仲間外したァやるじゃあにゃいの。仕方がにゃい。これは使いたくなかったんだがにゃあ。」
斉「…何すんの。」
ネ「総てを理解する反復横跳び。」
斉「…何してんの。」 - 26二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 10:26:20
- 27二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 11:07:18
かたん たたん。視界の端で音が鳴る。
振り返れば、あの子が懸命にタブレット端末の電源を入れようとあの丸い手でボタンを押そうとしている。
努めて冷静に、でも怖がらせずに、優しく笑顔でデバイスを取る。
かちりという音と共に液晶に光が点く。
その子は、液晶の光の下で酷い顔をしていた。
「…あ、…す、。」
顔は青を通り越して黒く染まり、縋るように鉄の板を抱く。
朱い縦長の瞳が揺れ、動揺が躰を掌握していた。
「み、ません…。」
なんでなのか。なんで、
また、やってしまった。
尊厳を踏みにじるような事を。
あの子の時と変わらず。
「…私の方こそ、済みません。あなた一人で出来ましたよね。そうですよね。」
「…………。」
耳が痛い静寂。胸が苦しい玉響。
「何を、しようとしていたのでしょうか?」
「…あなたのことを、僕も知っておこうと思って…」
目が会わない。意図が合わない。
それからはあの子は静かにタブレット端末に視線を落として貪るように資料を読み出した。
私もそれを横目に資料の読み直しをしだした。
覚えてはいる。いる、けど、どうしても何かしておかないとこの重圧に押しつぶされる気がして一心不乱に読み直した。 - 28二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 11:08:56
ネ「ーーーーー。ーーーーー。」
斉「ハ?ちょっ、なにやってんだオマエ!?」
ネ「そうか……ネコとは……スピードとは……大分意味の無いスレとは……!」
シュ「マスター!膨大な魔力反応をネコアルクさんから確認!指示を!」
マ「撤退てったーい!!誰かー!シエル先輩…は無理か…、じゃあキアラさんか、カレンちゃん呼んできて!!」
シュ「多分どちらも違う世界線の方かと!」
マ「うわーんそうじゃん!!」
永「とにかく戻って戦力確保すんぞ!」
ネ「これがっっっ!ネコ光体現象だ!」 - 29二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 12:10:03
人の体で自由すぎるだろこのナマモノ!!!
- 30二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 12:15:21
シリアスとネコアルクエミュが交互に襲ってくる!!!!
- 31二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 12:24:49
こんなの温度差で風邪引くって!!
- 32二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 14:05:45
沖「一番隊、此処に」
永「二番隊、行けんぜ!」
斉「三番隊、同じく」
原「うす」
土「…………?」
山「………藤堂君、じゃない、ネコアルク君は?」
ネ「いっけな〜い、遅刻遅刻〜!あたしネコアルク!真祖で、ネコ精霊で、グレートキャットで、新撰組(←NEW)な普通の雌!待たせたなァ、お前ら!ヒーローと人類ネコは遅れてやって来る!キャットフード咥えて待っていろ!みんな撞木はもったか!!」
斉「なんで一人だけ丸太なんだよ。」
ネ「チッチッチ、ただの丸太じゃねえっつの。あの鐘を鳴らすための丸太…撞木ダァーッ!!」
土「うるせぇ!!早く行け!!!」
ネ「ちょ!あたしの豊満ぼでー蹴るなや!!!」
「おら、おまえらもボサッとしてねえで行け!」
近「…………、わ、我ら誠の旗の下に!」 - 33二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 14:06:59
沖「ファースト・ユニット!」
永「セカンド・ユニット!」
斉「サード・ユニット、レディ!」
原「Got it」
ネ「え、あ、おっけーおっけーあたしか、あたし、だよな?ちょっと待ってプリーズ?なんで英語なの?あたしのハートがオーバーフロー起こして理解拒むンだけど。遅れてやって来た厨ニ病?やめなよ、ぜってー後悔するぜ。主に黒歴史として。」
斉「猿轡噛ますか。」
山「それは絵面がなぁ…」 - 34二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 14:15:06
(預かり所は逆のほうが良かったのではと思いつつも互いの身体を守るためには今のままが良いのかもしれない)
- 35二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 15:40:35
シ「平助くん、元気、出してください。あなたの代わりなんて居ないんですよ。」
藤「…そうですね。代わりは、居ませんね。」
シ「ええ、そうです!あなたはたった一人しか居ないーーー」
藤「でも、僕以上の人は巨万といる。」
シ「ッなぜあなた達はこうも自分を卑下するのですか!あなたに代わる人なんて居ないんですよ!」
藤「あんたには解らない!……あなたに、あなたに弱いものの気持ちなんて解らない……」
シ「…当たり前です。あなたのことなんてこれっぽっちも判らない。それでも、」
藤「そもそも、誰を見ているんですか。」
シ「ーーーー……。」
藤「ねえ、僕越しに、赦しを乞うて自分だけ軽くなろうとしていますよね。」
シ「ちが、」
藤「違くはないだろ!!なんだよ…なんだよ、なんだよ、なんだよッ……!誰も僕を想わないのかよ、少しくらい悲しめよ……!今僕はこんなに無力になってんのに、あんまりにも酷すぎるだろ……!…僕が悪いのか…?こんな分不相応な幸福なんかを受けているから…」 - 36二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 15:48:55
ナマモノが好き勝手やってる光景とシリアス地獄絵図の落差がすごい
- 37二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 15:55:34
シエルwithネコアルクin藤堂側重すぎるだろ
- 38二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 17:41:09
こんなシリアスが待ってたなんて予想外だよ…
- 39二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 17:45:51
どっちも真面目だからとんでもない事故が起きてる…
あとネコアルクが馴染んでるというよりは多分ペースに飲まれてるかつ仲間の体だから見てるだけだと思うよ藤堂くん… - 40二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 17:51:25
- 41二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 18:15:36
仲間の体なの純然たる事実なのに、1回バラバラにしてるせいでそれを伝えても「お前達がバラしておいて何を今更…!」になりかねないの草 草……
しかも藤堂くん復讐者霊基だから余計に自分を透かして赦しを見られると地獄だな…
- 42二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:26:34
- 43二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 21:54:18
岡田「おうおう平助!丁度いいとこに!ちっくと金貸しとおせ。これは必ず倍、いや…三倍にして返す!」
ネ「アン?にゃんだぁ?テメェ。賭け事にハマるなとは言わねぇ。だが手に職くらいは付けておけ。しかるべき聖杯戦争の為に。」
岡「なんじゃあおまん。平助じゃないにゃあ。」
ネ「まてキサマ!キャラが!キャラが被っていやがる!なんでこいつにゃあなんて言ってんの?!おっさん見たいな見た目してんのに…もしやこのTYPE-MOONのマスコットであるあたしの地位を奪おうとしている…?!おいおい待て待てと、新人にそれは無理じゃにゃいか?……え、なに?コイツが出た瞬間、史実関連の書籍が緊急重版される勢いで売り上げを伸ばした超人気キャラ?あたしの知らぬ間にそんな…仕方にゃい…消すか。」
岡「龍馬ぁ、平助のヤツ、ぶっ壊れちょる。」
坂本「はは、どうしようか…」
お竜さん「あれだな、的確な角度でとすっとするやつの出番だな。お竜さんに任せろー。」
ネ「あたしは鉄の箱じゃぁねえ!それとお前がするとシャレにならない気がヒゲにまで伝わって来やがる!あたしの側に近寄るにゃーー!!!」 - 44二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:06:13
シリアスとギャグの温度差で風邪ひきそう
- 45二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:07:44
このスレ主堂々としすぎてるせいで御用改め回避してるの笑う
- 46二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 22:37:38
「落ち着きなさい、そんな自傷、誰も幸せに成りません。」
丸まった体に冷たく響かせる。
今の彼に優しさなど通じない。ーーーあの時のあの子の様に。
だから、坦々と伝える。
「ハーーーうるさい、うるさいうるさい……!
寒い、痛い、熱い……!どうして、原田さんどうして、うるさい、お前らなんかに逃されてたまるか!こんな、ひどい、いたい、い、う、……ッあ……どうして、……どうして……」
ベッドの上で狂ったように暴れる。
でも現実を見せるようにベッドは半分、いや、3分の1すらもシワをつけられず大したことになんてなっていなかった。
「……なんで、……」
「なんで…なんでみんな僕を置いて、どっか行っちゃうんだよぉ………!」
なんで同じようなこと言うんですか……。なんで、そんなふうにしか自身を見れないのですか……。あなた達は。
あの子の最期が蘇る。
がむしゃらに、燃え尽きる事もいとわずに突っ込んでくる小さなあの子。
崩落した蝶は二度と飛ぶこともなく、蜘蛛の巣に囚われて内側の呪いに喰われながら朽ちていく。
だが今は?目の前の彼は?そうだ、どうにか、どうにか今回は、手が届く気がしてーーーー - 47二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 00:40:01
いけー!がんばれ!
- 48二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 01:01:51
あーノエルの記憶があるシエル……
- 49二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 02:45:23
温度差で風邪引きそうだけどシリアスに救いが見れそう
見れるよね? - 50二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 09:38:14
ほしゅ
- 51二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 10:53:56
斉「どうしたん、その服。」
ネ「ん?マスターくんが今ならあの集団幻覚メイド服を現実に出来る〜〜〜〜〜!?!???!??って言ってくれた。」
斉「あらら…後で写真撮っとこ。」
ネ「ンまあ?いつものあたしの万全体ではないけど?まあまあ?…フ…これで配信して貯めたらもう一度クリスマスの再来もできる…そうだにゃあ、帰ってきたネコアルク!ドキッ♡ネコ耳だらけのレイド大会!〜あたしは人間になるぞ!シエルーーーーー!!〜みたいにゃ?」
原「メイド服くらいならまあいいじゃないっすか。デンジャラスなあれとか着せられるより。」
永「どうした、目が死んでるぞ。」
沖「でもメイド服だけじゃちょっとアレじゃないです?て言うかもう出されすぎてマンネリしてません?」
ネ「まあ待ちな、吐血くん。気の早いヤツはモテねーぜ?」
沖「はぁ…」
ネ「出来る動画投稿者は無論マンネリにも対応!実はもう一枚貰っていたのだ!見るがいい!ぜ○まし衣装!!女装キャラと言えばなのに意外に描かれていない王道の超!ド真ん中!!これを着なけりゃキャラが廃る!」
斉「別に女装キャラってワケじゃないと思うけどね。」
原「俺の方がそういう方向に向かってる気がしますけどね。」
沖「あちゃー原田さん大分参ってますね。大丈夫ですか?打ち合います?」
永「そろそろマスターに灸を据えるか。」
ネ「こんふぁんた〜。今日はキム○イプを食べていくぜ〜。」
斉「ハイ御用改〜。」 - 52二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 13:29:16
うーんこの温度差…新選組の皆さんお宅の預かりの子精神大変なことになってますよ
- 53二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 16:59:05
藤堂のメンタルもやばいけどシエルも若干引きずられてるから早く戻ってくれ…
- 54二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 17:02:21
ネコアルクはネコアルクだから別クラスと入れ替わってもまぁなんとかなるんだろうが、ただでさえガタガタの藤堂はそうもいかんし必然的にシエルも連動して引きずられてしまうのか?
- 55二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 20:29:23
「あなたに別の人の影を見ていました。」
視線をあの夜へ向ける。空を飛ぶ鉄の方舟は悠々と私達の感情なんか放置して今も場所を変えていくから、当然あの廃墟同然のデパート跡地が今どの位置にあるのかは分からないけど。
それでも思いだけでもその場所へ向ける。
「違うと解っているのにどうしても見えてしまってしまいました。
でも、あなたには謝れません。いえ、謝りません。」
ぎちぎち、彼の歯が痛い音を漏らす。
「この期に及んでまだそんなこと…」
「だって謝るということは、赦しを得ようとする事に変わりない。それはあなたにも彼女にも失礼ですから。…ごめんなさい。こんな時でさえ謝れなくて。」
ああ、今回は言えた。ずっと、ずっとその撓む髪にかけたかった、かけなければならなかった言葉。
ごめんなさい。ごめんなさい。
それは心も、躰も完膚なきまでに斃した灰への便り。
それは目の前の燃え尽きてしまいそうな炎への贈り物。
「う、あ………あ、あぁ……」
幽き音が聞こえてきた。
長く、それはそれは長く、寿命と同じ年月溜め続けた欲を詰め込んだ袋に穴が開いてじんわりじんわり染みだすように。
小さな体ですっかりそれの扱いに慣れてきたその袋が急に崩壊してしまってどうすればいいのか分からないように下手な声で。
「だからどうか、私を呪ってください。しなない私が死んでしまう程の熱で私を、私達を永遠に赦さないでください。」
「……あ、……っ……ぅあ、ああ………」
うつ伏せに丸まった体の手を取り、少しだけ上体を上げる。
大きな瞳には案の定、その目に見合った大粒の雫が熟れては落ちを繰り返す。
それは彼の正しさで何よりも透き通った色をしていた。
「見返す事を生きがいにしてでもいい、相手の罪の象徴として自身を晒し回ってでもいい。そうしてあの人達の邪魔をしてください。」
戦うだけの機関だった私は人間になれた。
そうなる未来なんて望むどころか夢見ることさえなかったのに。
夜に虹は出る。あなたを想う人は居る。
ならあなたはどうだろう。
もう一度を得たあなたはどうだろう。
「それはきっと、とても幸せなことだから。」
今までの人生のせいで歪められた常識の眼鏡によって視える世界も、もう少し、あとちょっとだけピントが合えばあなたは視えるはず。
自分は、思っている以上になにものにも代えがたいものであることを。 - 56二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 20:34:37
こんな導入でこんな神SSを!?
- 57二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 21:07:08
とんでもなくいいスレをみてるぞ今…
- 58二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 21:24:00
始まりとネコアルクサイドがトンチキなのに藤堂サイドはめちゃくちゃ感動的なの風邪ひくって!!
- 59二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 23:21:19
シエルと平助でこんな化学反応が起こるとは…
- 60二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 06:46:20
斉「まっっっっっっっっっじでバカ!!本当のバカ!!」
永「オイもっと引っ張れ!!」
沖「あ”〜〜も”〜〜!!何やってんですか?!」
ネ「む”〜〜!!」
近「…どうした、なにかあったのか?」
斉「あっ、近藤さん!いやな〜んか静かだなあとか思ってたらコイツ、口に拳突っ込んで喋れなくなってたんですよ!!」
沖「ごめんなさ〜い!私が近藤さんの話ししたから〜!でもこんなことすると思わなくてぇ〜!」
近「ワ”ーーーーーーーーーー!!!」
永「くっそ!マジで抜けねぇ!逆にどうやって入れたんだ!」
ネ「んふふ〜。」
斉「褒めてないんだよねえ!!」
近「ネコアルク君、拳は、口に、入れない。」
ネ「エ〜?でもぉ?誠くんはぁ?いれてたんだろ〜?」
近「いや私が言うのもなんだが…もう少し、その体を労って貰えないか…?」
ネ「じゃあ誠くんやって。」
近「………。」
ネ「誠くんのちょっとイイトコ見てみたい!そーれイッキ!イッキ!イッキ!」
近「くっ…………!」
ネ「ウワマジでやった。そのアゴどういう仕組み?事象収納?」
斉「アンタホント怖いもの無しね…」 - 61二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 09:21:37
温度差ァ!!!!!
- 62二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 09:23:15
ナマモノ好き放題やりすぎで草
- 63二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 13:06:23
シ「彼女がここに召喚されたらどうしましょう。」
藤「さっき言ってた人ですか?」
シ「はい、…まあ万が一、億が一にもあり得ませんがその億が一を引くのがマスターなので。」
藤「そのときはちゃんと殺されてくださいね。」
シ「ええ勿論殺される覚悟で行きます。」
藤「はは、殺されてくれないなんて酷いですね。」
シ「いやいや、殺されたら殺されたで面倒なんですよ。見返してやりたいって思ってるクセに私が負けたらあり得ないって怒るんですもん。」
藤「あはは、それは面倒ですね。」
シ「そうですね。」
藤「………。」
シ「………。」
藤「……僕はまたこういう事をやってしまうかもしれません。同じことを何度も、何度でも。」
シ「良いじゃないですか、それで。その権利があるんですから。沈黙は金。黙ってしまった代償は重いですよ。しかもずっと黙ってたんですから利子が膨れ上がってますよ。丁度いいですし私が最高のグーパン方法を伝授しましょうか。」
藤「っく、ふふ…何ですかそれ。じゃあお言葉に甘えてお願いしようかな。」
後にネコアルクは語る。
ーーーーこれがいけなかった、と。
「いやね、仲睦まじいね、で済めばいいけどさ?あのシエルだよ?真祖を地盤でぺちゃんこにしたあの。そんなヤツの教えるグーパンなんてグーパンはグーパンでもグーで世界がパン、略してグーパンとか言う天変地異のイカレ攻撃が出るに決まってんじゃん。新撰組、強く生きろ。君たちの知る彼は、もう、いない。」 - 64二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 13:09:55
ハッピーエンドだな!ヨシ!!
- 65二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 13:12:01
つまりあのメカニカルマガツヒアームでシエル直伝のグーパンが飛んでくるってこと…?
- 66二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 15:30:15
第二宝具でも取得しました?
- 67二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 15:38:26
義手で威力ブーストされたグーパン!?
B単体かな… - 68二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 16:27:52
でも今回戻ったらまずネコアルクに師匠と弟子のグーパン食らわせてペチャンコにする光景を新撰組がみることになるのでは?ナマモノが滅茶苦茶やらかすわ藤堂くんを体物理的に滅茶苦茶にするから目離せなくなってるしシンプルに人様の体好き放題やってるし
- 69二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 20:20:17
先駆ける明星の流麗
ランク:B 種別:対人宝具
レンジ:1〜5 最大補足:1体
さきかけるみょうじょうのりゅうれい
復讐者、藤堂平助の必殺剣。誰よりも先に敵陣に飛び込んだといわれる逸話が昇華されたもの。大分派手に殴り散らすものではあるが、その分限界を超えた機動につぎはぎの身体がついて来られず、霊基の崩壊すら伴う捨て身の宝具…だったのだが、それをどこぞのシスターが改良したもの。元からトンデモ技だったものを尚の事トンデモにしてしまった。なにやっての。無論即死などあってはならないと早々に削除。だが威力はしっかり、ちゃっかり向上。
「当たり前じゃないですか。なんで死ななければならないんですか。いえ、死を惜しめというわけではなく、無駄死になんて許さないということです。」
との本人談。
永久に赦さず。
永劫に救わず。
忘却を認めず。
不問を認めず。
その為に隣にいなければならない。
どれだけ嫌がろうが、醜かろうが、その瞳に僕を映す。だから、みんなのことも僕の瞳に映させてほしい。
それがきっと、幸せなことだからーーー - 70二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 20:32:03
いや〜〜〜ハッピーエンドになったなあ〜〜ハハハハハ
- 71二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 20:42:52
アホみたいなスレタイからこんなSSが来るとは…
- 72二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 20:46:16
これもう強化クエストも兼ねた幕間だろ
- 73二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 21:06:16
この幕間宝具強化クエほしすぎる
- 74二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:02:42
ネ「なに、これ。」
土「ハーネスだ。」
ネ「あ、そう。……なぁんでェ!!!!??!?!」
土「お前ががどこかしこに行かねえようにしてんだろうが。」
ネ「くっそ!この!んぎぎぐぎぎ!……ぜえぜえ……全ッ然動かねぇ!なんだ、これは、まるで星を相手にしているような圧は…!」
土「てめえは新撰組だ。そうだろ平助。」
ネ「いやあたし新撰組じゃにゃいんだが?その前にあの自爆ボーイでもにゃいんだが?」
土「いや、てめえは今、平助の体にいる。そして、平助は新撰組だ。つまりてめえは新撰組だ。そして俺も新撰組だ。つまりどこに行くことも許さん。」
ネ「なにこのヤンデレ!これがあたしの求めた…ネコルートって…コト…!?ヤンデレは絶壁妹様で間に合ってんだよォ!もうこんなとこいられるか!助けて誠くん!」
近「歳の発言は私の発言と同等だ。」
ネ「ダメだコイツ!本編からなんにも学んじゃいねぇ!」 - 75二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 00:02:39
いやだから温度差!!ハーネスは確かに必須だと思うけど
- 76二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 02:00:17
風邪引きっぱなしだよこんなの
- 77二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 07:47:57
藤「僕切り刻まれ過ぎて顔無いです。」
シ「んふふ…平助くんの場合は顔どころか体すら無いでしょう。」
藤「ふ、はは…そうでした…ふっ……。」
ネ「ねえなんでそんな話できんの?バラバラ組の精神どうなってんの?ほれみろ新撰組の方が顔無いぞ。」
藤「加害者の方が顔無いとかどんな事件ですか?油小路ですか?…いや、餌にするには身元が分からないといけないから顔はあったかもしれないですね。」
シ「顔は、かおはあった…ふ、ふふふ……真顔で、ふ…そんな事、言わないでください…んふふ……お腹痛い……」
ネ「あたしは心が痛いよ。」 - 78二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 08:15:45
ネコアルクって意外とまともなところがあるんだな…
- 79二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 11:13:50
和解した結果朗らかな空気になったシエル組と突然ぶち込まれて冷えてる新撰組、それまでも含め正反対すぎる
- 80二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:09:14
永「おい大丈夫か。さっきばっさり斬られてただろ。」
ネ「ン〜?だいじょぶだいじょぶ。ハーネスで引っ張られてなかったら即死だったぜ…もしやその為の…あいつツンデレ属性も入ってたのか…」
永「ンでも斬られたんだろ?ちゃんと治癒したのか?」
ネ「ちゃんと貼ったからモウマンタイだぜ。」
永「貼ったってお前、もしかしてマスターと同じでキズ○ワーパッドは除霊にも使えるとか言う理由であのちっせえ絆創膏貼ってるとかじゃねえよな?」
ネ「なにそのファブリーズ亜種。そんにゃわけないだろう?」
永「だよな。」
ネ「ちゃんとガムテ貼ったから。」
永「……………!???!!??!???!」
ネ「急に服脱がすとか二番くんは意外にもダイタンボーイと見た。」
永「ホントに貼ってやがる!やめろ!!もっと労れ!!!」
ネ「でもぉ宝具撃ったらぁ爆散するわけでぇ…対してかわらにゃくってぇ。……どした、急にデカいヤツが泣くとフツーに怖い。」 - 81二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 15:12:37
あーあ永倉さん泣いちゃった
- 82二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 18:47:02
今度は新撰組チームがしっとりし始めた
- 83二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 20:56:45
シ「流石平助くん!飲み込みが早くて感心しました!」
藤「ありがとうございます。」
シ「……は!成人しているのに子供扱い…いえ、生徒扱いしてしまいました…済みません…」
藤「あ、その…シエル、せんせい……」
シ「ーーーーーー……。」
藤「先生になら…全然大丈夫です。むしろ嬉しいくらいーーー……先生?シエル先生?え、だ、大丈夫ですか?!先生?!」
ーーー彼女の内ではビックバンが起き膨大な宙が創られ銀河を奏で星を生み生命を育んでいた。 - 84二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:27:29
大丈夫?これシエル別にネコアルクが帰ってこなくてもよくないか?ってなってない???
- 85二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:36:45
温度差が入れ替わっていってないか?
- 86二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:53:49
これちゃんと藤堂君を新選組に返してくれます??
- 87二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 21:58:25
なんだかんだ根が素直な藤堂(和解済)がちっちゃいネコアルクに入ったらそりゃ可愛かろうて
先生!?って言いながらシエルの周りうろちょろしてそう - 88二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:53:30
原「ネコの姐さん、腹の傷触ります?」
ネ「凄いなぁ。何が凄いってあたしを雌として認識してるのに腹の傷触らせようとしてくるところが凄い。知ってる?これ現代ではセクハラって言うのだよ。」
永「おいおい!触らせて貰えよ!なあへ〜すけ!」
ネ「うわもう一匹増えた!酔っ払いとキレたメガネの近くにだけは行くなって先代から口酸っぱく言われてたのであたしは実家に帰らせてもらう!」
永「ごちゃごちゃうるせぇなぁ!ほら!一発どーんと!」
原「ほら〜触ってくださいよ〜。」
ネ「怖い。こんにちわ17分割くらい怖い。いいのか!腹にガムテープ貼んぞ!」
原「おっそれもいいなぁ。」
ネ「無敵かよ!…ハッ違う!…これは…ガッツ…!」
永「そーだぞ〜!そのガッツの発生源だぞ〜!へ〜すけに一番いるんだから、触って知っとけ!」
ネ「にゃー!おっさん共!寄るんじゃあにゃい!!臭い!!!」
原「………。」
永「………。」
山「あれ、どうしたんだい二人共?……しんでる。」 - 89二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:01:31
酔っぱらって完全に藤堂くんだと思ってるところのおっさん&臭い、これはクリティカルヒット
- 90二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:12:13
藤堂くんの見た目と声から放たれる火の玉ストレート
これはダメージでかいよ - 91二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 23:18:50
反抗期の娘を持った父親みたいな反応だな…
- 92二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 07:49:04
彦「疲れた…ねこ…猫吸いたい…猫の概念でいいから…お願い、吸わせて、吸わせて、…吸わせろ。」
ネ「もうその言い方はお願いじゃなくて命令だってネコアルク思うワケ。」
彦「うるさい、黙らないと斬る。」
ネ「yes or yes以前にdead oraliveとかどういうヒロイン?なんかもう吸われたら寿命まで取られそうな目つきだからあたしの答えはもちろんnoで。」
彦「逃げられると思ってるの…?」
原「まあ俺がハーネスの紐持ってますからね。」
ネ「クソッ!そうだった!おいカニ係くん、悪いこたぁ言わねぇ…その手、離してくれや…」
彦「原田。」
原「うす。無理っす。」
ネ「くっそこの裏切り者め!…仕方がにゃい…」
原「……で?また真祖ビームか?もう種は割れてんだよ。……めちゃくちゃにしてやる。」
ネ「これ以上めちゃくちゃになったらあたしキメラ以上の何かになっちゃう!それはそれとして天丼なんてあたしの美学ににゃいんでね…にゃっにゃっにゃっにゃ……」
彦「何を笑ってるの…?」
ネ「じゃんじゃじゃーん。ロケットをご用意しました!」
原「は?」
ネ「んじゃこれに乗って帰ります。」
原「は?」
ネ「ちなみにどうやって止まるかはあたしも知らないもんで、衝突かダイナミック着陸しか止める方法が無いってのがが玉に瑕。」
原「は?」
ネ「第二ロケットパージ、第二宇宙速度に到達。グッバイ地球。噂通り、めっちゃ青かったぜ…」
彦・原「…………。」
彦「原田。」
原「うす。」
彦「連れてきて。」
原「う、……え。」
彦「わたしは猫が吸いたい。」
原「はい。」
彦「だから連れてきて。連れてこれなかったら、」
原「………うす。」 - 93二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 09:35:04
中身はネコ(アルク)とはいえ身体は藤堂なんだがええんか…
- 94二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 09:37:29
ネコアルク(中見平助)のほうがまだ猫かもしれねぇぞ姉さん
- 95二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 10:51:20
ごめんホント今更なんだけどネタバレ配慮が無いですね。ホントごめん。
でも今更やめる気はさらさらないので嫌なら通報なりなんなりしてくれ。
あとポケモンでニャオニクスが藤堂くんぽいから厳選してたらサイズsの子が来てくれたので今日のおかずはこの子。
前動画でみた本当の親子丼を作るって言ってでかい鳥に小さい鳥をお腹に詰めて焼いたものをごはんに乗せるとかいう性癖爆発最強マンを元に妄想する。 - 96二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:18:14
シ「くっ…ネコアルクの見た目のハズなのにこの威力…おのれ新撰組…」
藤「だ、大丈夫ですか…?済みません…出過ぎた真似を…」
シ「いえいえ、呼んでもらって大丈夫です。むしろじゃんじゃん呼んじゃってください。」
藤「は、はい!」
シ「それはそれとして、生徒扱いは良くなかったですよね。」
藤「そんな…合意ですし、とんでもない!」
シ「あれは合意を得る前の行動ですし、そうですね…では私のちょっとした秘密を…」
藤「先生の秘密…?」
シ「はい、ではお耳を少々…」
藤「………。」
シ「実は私の肉体年齢は12歳なんです。」
藤「ーーーーーー……。」
シ「私達って本当に真逆みたいですよね。……あれ?平助くん?平助くん??」
ーーー彼は知ったもはや悔しいとさえ思えない程の絶対的な壁が世界にはあるという事を。 - 97二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:55:38
あー、身長?
- 98二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 13:18:30
良SSのなかに怪文書を紛れ込ませるな!!!
- 99二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:35:35
やっとホスト規制解けた!
スレ主素敵なSSと絵めちゃくちゃ楽しませてもらってるよ!出来れば支部とかで見たいくらい!! - 100二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:41:39
肉体年齢で言ったらほぼ倍ぐらい違うんだもんな…その上で身長が…
- 101二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 14:43:50
シエル(肉体年齢12歳、165cm)
藤堂(肉体年齢推定24歳、157cm) - 102二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 15:14:00
2倍年齢が違うのに8cm離れてるし並んだら絶対年下にみられるもんな……
- 103二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 15:16:28
海外の人は遺伝的に身長でっかくなる人が多いからしゃーない
幕末っていう時代背景的にも栄養価高い食事が多くないのもあるから、そもそも身長伸び辛いだろうしね
新撰組にも高身長な男どもがいるだろって?それは知らん - 104二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 15:24:53
シエル先輩仕込みで新しくなった宝具、セイバー特攻乗ってそう
代行者(弓)仕込みとか - 105二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 16:08:35
マ「ネコアルク、腕まくってほしいんだけど。出来れば左で。」
ビィーーーーーーーー!!
マ「えっなになに?!?!!何が鳴ってんの?!!アっ防犯ブザー?!?!!防犯ブザー可愛いね!!!!…待ってなんで。」
ネ「マスターくんが要領の得ないこと言ったらこれを引きなさいって誠くんがくれた。」
マ「誠くんって誰!それもはや名前みたいじゃない?!」
ネ「もう一個言っておくとこれ誠の旗を元に作った一品らしいぜ。」
マ「保護者が秒で来るじゃん!」 - 106二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 16:11:49
ほぼ宝具やないかい
- 107二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 19:55:18
マ「シエル先輩、宝具おねげーします!!」
シ「それでは僭越ながら特別授業、行ってみましょう!っと…済みませんがマスター、平助くんをお願いします。」
マ「はいおいで〜」
シ「……いえ、オベロンさんお願いします。」
マ「何で、ねえなんで。」
オベロン「ようし任された!」
マ「ねえなんで。」
藤「え、あの。」
シ「どうしました?」
藤「資料を見たとき知ったんですが、確かネコアルクさんがくっついて飛んで行くような記述があったのですが…」
オ「君本気?あれを自ら志願するの?」
藤「先生のお役に立てるなら!」
オ「そもそも君今死んだらやばいんじゃない?」
マ「再構築だけなら問題ないんだそうだよ。」
オ「なんで一番マシな言い訳の道踏みつぶすのかなぁこのバカ。」
シ「…平助くんそのようにやすやすと命を落とす必要はありません。それにあなたの命は新撰組を陥れるためのもの、でしょう?」
藤「今は新撰組ではなく、先生の為に何かしたいと思って…」
シ「…ああ残念です。実は私、平助くんが爆散するとパフォーマンスが格段に下がってしまうんです…せっかく先生としていいところを見せたいのにそんなんじゃ見せたくても見せられませんねぇ…」
藤「…!是非、是非お願いします!」
マ「ちょろい…ちょろ過ぎる…大丈夫かなあ…悪い大人に騙されそう…」
オ「急に自己紹介してどうしたの?前頭葉に蛆虫でも湧いたの?」 - 108二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:03:04
ネコアルクを爆散させるのと可愛げのあるマスコットみたいなネコっぽい平助くんを爆散させるのは違うからな
- 109二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 01:10:33
オベロン優しさもあるけどめちゃくちゃ口悪くて笑う
- 110二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 01:35:12
マスターに謂れのある罵倒が襲う
- 111二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:03:23
斉「マスターちゃん自分が何やったのかわかってんの?」
マ「なにこれカツ丼食わされるの?」
ネ「おいおいあたしが本編出禁にされるほどセクシーさだからイロイロしたいのは分からんでもにゃい。でもオイタは良くないにゃあ。」
斉「そもそも腕って何?何しようとしてたの。」
マ「は、ハンコ…注射…」
斉「は?」
マ「今ならハンコ注射出来る気がして…」
斉「サーヴァントにそんなの必要ないでしょ。過保護なの?」
マ「はあああぁああぁ?いるが??いりますが??えなに知らない?ハンコ注射。予防接種の意味は置いておいて、あれば完成されるんだよ。藤堂くんという生き物が。未成熟の証、未だ幼き肉体の証明。うら若き頃にのみ宿すそれ。子供特有の甘い香りと柔い肌の上に乗せられた九つの点がある、それだけでああ、子供…なんだ…って…」
斉「僕と同い年なんだけどね、あれでも。」
ネ「重症じゃにゃい?大丈夫?シエル呼ぶ?」
マ「いやだ!!カルヴァリたくない!」 - 112二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 08:40:34
沈殿した意識の中で視界が晴れる。
知らない場所、知らない文明。
夢、だ。サーヴァントが見る、自身の記憶なんかじゃない正真正銘夢。
…サーヴァントは夢を見ないんじゃないのか…?
いや、確かマスターとは繋がっているからその記憶を見ると聞いた。ならきっとその類、なのだろう。
視界の明度が上がっていく。
……、…………………。
違う、ち、がう…ここは東京じゃない。日本ですらない。
アヴェンジャーとしてイドの資料を読んでいたから分かるが、確実に違う。
鄙びた片田舎の小さなパン屋。
視界の箸にちらつく虹を混ぜた滑らかな黒髪。
ーーーーああ、これは、せんせいの記憶。
混ざった僕が覗いてしまったあの人の人生。
少し悪いとは思うのだが、どうにも起き上がることが出来なくてそのまま過去を揺蕩う。
だってそこにあったのは誰もが手に持って然るべき日常…だと思うものだったから。
両親は欠けることなく居て、学は否定されることなくあって、たまの失敗と許容出来るの不幸、それに見合った成功と幸運。明日になんの疑いもなく日が巡ることを眺め、将来はケーキ屋さんになりたいと言う。
ぼんやりとぼうぜんと、ただその未来をあるもの同然に手のひらの上で転がしていた。
でも、それは突然堕ちた。
周り悪かったわけでも彼女悪かったわけでもない。手のひらのものはまったく無関係のモノによって弾かれ、叩き落とされた。
2001年、12月24日。聖なる夜に顕れた影が無垢なる彼女を飲み込んだ。 - 113二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 14:01:41
ネ「特異点にレイシフトして初めて目にした光景はボッチになったあたしだった、まる。…えやばくにゃい?あたし一人は考えうる限り一番やばくにゃい?いや待て、今まであの泣く吸血鬼は殺す、泣かなくても殺すの鬼教官の教えを思いだせ…!んー大したこと言ってなかった気がする…ホントにあのコーナー必要だった?」
弾「おーおーうるせえなぁ!…って平助くんじゃん!なぁにやってんの?」
ネ「にゃんでしょうこの感覚。選択肢間違えれば即バッドエンド直行しそうな医者の匂いがしますにゃあ。てか誰。初見でその馴れ馴れしさには見惚れるぜ。」
弾「あ?何言ってんの?つーかなにそのにゃんとか…そういうキャラだったっけ?」
ネ「成程成程、状況的にまあ君が自爆ボーイのお友達ってぇのはわかった。仕方がないから教えてやろう、あたしはネコアルク。色々あってこの体に移っちゃった悲しきネコなのさ…」
弾「ぷっ……あははははははは!!何それおもしろ!今どうなってんの?!体は!?義手義足の調子は!?」
ネ「やっべ墓穴掘った気がする。落ち着きなよyou、そりゃああたしが珍しいからってそうぐいぐい来られると困っちゃう。」
弾「え〜いいじゃん!ちょっとその体、イジらせて♡」
ネ「やめろぉ、改造フェチでもここまでしねぇ〜〜!!クセになったらどうする気にゃんですかぁ!?」 - 114二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 14:47:18
ウケた後に真っ先に気にするのが義手義足の調子なの、弾正ちゃんらしくて好き
- 115二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:09:42
藤堂くんの知らないところで知らない機能が追加される可能性が…
- 116二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 17:51:07
その先は銀色のヴェール越しに見る世界の様に曖昧だった。
死んでいた。何もかも。
死んでいた?そうじゃないでだろう?
全部お前のせいだ。
綺麗さっぱり平らげて残ったのは皿にこびり付いた残飯のみ。きれいに食べられたね。ごちそうさまは?おいしかったかい?
…どうしたの?なんにもおかしいことじゃない。
壁でぺしゃんこ、血を吸うお花、死体の食卓、虫の舞踏会、押し出された歯磨き粉、エトセトラ、エトセトラ。
狂う。人血、人肉、人骨。好き放題やりたい放題の方法で潰えたその破片がばらばらに散りばめられ、満天の星空が足元ににあるようだった。
近代の英霊である僕でさえ解る。何かの儀式をしようと彼女じゃない誰かが何かをしようとしている。
だれか だれかこのヒトをとめてください。
こんなことをするヒトじゃないんです。
こんなことをしたかったわけじゃ、ないはずなんです。なんで、なん、どうして。
せり上がる熱の塊にうずくまって祈るように体を丸めて押し留めて苦しくてわからなくて哀しくてわからないけど神さまっておもって血を吸って美味しくて嬉しくて浅ましいと嘔吐いてお腹が空いてまた吸って気持ちが悪くて嫌になって、
待った。
止めてくれるヒトを待った。
祈りは花に。
それが届いたかのように十美たる月が顔を現した。 - 117二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:41:00
ネ「あたしもうお嫁にいけねぇ…」
弾「うっせぇなあ男なんだからいいだろ!」
ネ「心の問題に決まってんだろ!いくら図太いヒロインでも二度もバラされたら生き返れねーのと一緒!」
弾「一度でもバラされたらアウトだろ、普通。」
伊東「やっぱり藤堂くん!藤堂くんじゃん!こんな所で会うなんて…大丈夫?元気してた?」
弾「なんだ?コイツも知り合い?カルデアのやつ?」
ネ「いえ、初めて見る顔です、こんにゃヤツ。」
伊「え、僕だよ?僕、伊東甲子太郎。」
ネ「めっちゃ胡散臭過ぎるだろ。顔から仕草から喋り方からその他エトセトラ全部。むしろ胡散臭くない部分探す方が難しくにゃい?前当主の部屋でアゾってくるよ多分。」
伊「ーーーーー……………。」
弾「ぶはっ……だってよ!お前のこと知らないってよ〜!!…ん?動かなくなったんだけど。」
ネ「うーん過度な衝撃によりクラッシュしちゃってますにゃあ。」
弾「女にしておくか。」
ネ「いーんじゃにゃい?あたししーらね。」 - 118二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:42:48
伊東先生!?伊東先生!!??
伊東先生が脳破壊された上に無断TSされた!? - 119二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:44:33
あかん、感動の再会が中身が本人じゃなかったせいでとんでもないことになってる
- 120二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:44:55
誰かこの猫とボンバーガール御用改めしてーーー!!!
- 121二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:45:21
素直に伊東先生伊東先生って慕ってたっぽい子の顔と声で何もかも胡散臭い知らんやつされたら致死ダメージだよ
- 122二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:52:08
>>だってそこにあったのは誰もが手に持って然るべき日常…だと思うものだったから。
そこ?ってなるところかもだけどここ好き
それを知らないかもしれない藤堂くんだけどでも藤堂くんはそう思うんだな
- 123二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:54:07
スレ主の文章めちゃくちゃ好きなんだけどそれと同時にお出しされるトンチキの濃度が濃すぎてそっちに意識が持っていかれる
- 124二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:09:22
これ最終的に「あんなに美しい姫から派生したナマモノがなんでこれ?!」ってなりそう
まぁほら織田信長から派生したナマモノもあんなんなるからねよくある話だよ - 125二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 02:24:34
突然かつての生徒に胡散臭い呼ばわりされTSさせられそうになる伊東先生に悲しき過去今未来…
- 126二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:49:46
そもネコアルクと藤堂くんが入れ替わってるの時点でだいぶトンチキなんだよな…何食ったら思いつくんだこれ
- 127二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 10:51:52
死んだ。完膚なきまでに死んだ。月に押しつぶされて僕は、彼女は死んだ。
のに、また殺された
また、また、
殺された、殺された、殺された、殺された、殺された殺された殺された殺された殺された殺された殺された殺されたころされたころされたころされたころされたころされたころこされたさころされたたろこさろたれろたさされこたた
………………………………………………………。
もう殺さないでと思うのは初めの方で終わった。あとは殺してほしいとしか思えなくて、死にたくて、やめてほしくて、痛くて、また待つしかなかった。寒い冬が過ぎるのを待つしかなかった。だって状況が変わるには僕ではなくこの行動をしている相手側がどうにもならなきゃ解放されない。
多種多様に砕け散る魂がいつか彼女でなくなってしまえばいいなんて最低なことが頭に浮かんだ。だって、だってそうだろう、こんなことをされる筋合いは無い。ない、けど、それは彼女を否定してしまっていることに他ならなくて、そんな小さなことに彼女の尊厳を踏みにじってしまった気がして自分が酷く最悪に見えた。
あの時逃がそうとしたあの人みたい。ただのわがままで嗤ってしまう。
何も出来ない無力な僕は、ただこの先のものができれば幸福であればいいと思うことしか出来なかった。 - 128二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 15:03:56
服部「伊東先生!どうされましたか!」
ネ「おうおうどんどん増えるじゃん。うちのネコかよ。」
弾「大所帯じゃねえか。動きにくいったらねえなあ。」
服「藤堂くん!?まさかこんな所で会うなんて…」
ネ「言ったよそれこの胡散臭くんが言ったよ。」
服「うさ、……………え。」
ネ「ちなみにこの爆弾くんに今体いじられて女にされかけてる。」
服「はい?え、藤堂…くん?」
ネ「もう三回目にゃんだけど、その言動。二番煎じにも限度があんのよ。煮込めばいいってもんじゃあにゃい、そう、カレーなんかと違ってね。」
服「くっ…伊東先生から離れなさい!」
弾「おい邪魔すんなよ!」
服「…あの時あなたをちゃんと逃がせて入れればこんな意味も分からないうえに面白くもない事を言うようにはならなかったのでしょか…ごめんなさい、藤堂くん…」
ネ「唐突なシリアス!かつ、あたしへのディスも欠かさない!んー、意外と強かなのかはたまた天然なのか…」
弾「オイ!早く降ろせ!」 - 129二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 15:11:34
服部君間に合ってよかった
- 130二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 15:14:37
良かった…弟子に脳破壊された上に女にされる(物理)伊東先生はいなかったんだね…
- 131二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 15:18:10
シリアスもギャグもクオリティ高いから余計温度差でグッピーが死ぬ
- 132二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 16:16:38
シエル側一貫してしっとりしてるの好き
- 133二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:14:40
ーーーーーーいつの間にかエンドロールが流れていた。
何もなかった。何も。
下水に気が遠くなるほど身をつけたり、五年間共に行動した相手を吸血鬼として切り捨てたり、そんな目を背けたくなる日々ばかり。
虚無感、脱力感。
「んぁ〜あ。」
僕の席から一つ空けてとなり。知らぬ間に白いヒトの形をした嘘が座ってあくびをしていた。
「なんでいるんですか。」
「ん?そりゃあ勿論君を起こしにさ。ほらあれだよ、王子様のキスってやつ。僕が寝かせちゃったわけだし面倒くらいは見ないとね!」
なんて言ってウインクを一つ。それからポップコーンと飲み物を口に運ぶ。
……胡散臭い。それを僕にしようとしてきた所が特に酷く臭い。
「…で、どうだった?」
「何がですか。」
「今のはなし。」
「あなたの声がうるさかったです。最初の方のやつ。」
「あれ、バレちゃった?」
「悔しいですけど今気づきました。」
「ふーん、で?他には?」
蒼穹を溶かした彼の瞳が僕を見る。嘘を吐くことを許さないように、逃げることを許さないように。
「……カレーが食べたくなりました。」
「あはは、なにそれ。」
ぐっと上半身を伸ばして彼の腕にあるポップコーンを鷲掴み、口へと落とす。
じゃくり、じゃくり。
キャラメル味の香ばしい味がする。
エンドロールは未だ名前を上へとスクロールさせていた。
「先生の、あの人の幸せが、そこにあった気がして…だから一緒に食べられたら良いなって思っただけです。」
「もっと可哀想とか、ないの?」
声が近い。振り向くと僕を覆う嘘。
白い殻にヒビが入る。そこから磨ったばかりの墨の艶めきをもった蛹の中身みたいに形の定まらない中身がどろりとあふれる。
一雫、頬に落ちる。
涙と言うよりそれは憎悪で燃えて煤けた体の一部の様に人を殺す熱を帯びていた。 - 134二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:20:18
このレスは削除されています
- 135二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:23:33
なにしてんのオベロン…?
- 136二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:26:25
見返したら本当にオベっぽいセリフあって横転
クオリティ高すぎる… - 137二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 23:52:46
見返しが止まんねえよ
- 138二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 06:27:57
ネ「とまあ山あり谷あり、ミケありブチありのNKTであったのだ。」
弾「めっちゃ面白かったぜ。」
山「成程道理で後ろの二人が屍になっていると…」
伊「し………み………す……」
斉「えぇ?なんてえ?」
伊「新撰組殺す。」
沖「あちゃー」
斉「あ〜らら、ご乱心じゃないの。」
マ「ネコアルク、何も言ってないの?」
ネ「あったぼうよ。」
伊「あんなに良い子だった藤堂くんがこんなになるなんて絶対、ぜっっっっっっっっっっっっっっったいあの油小路クソカス低知能作戦のせいじゃん!!しね!!!」
服「可哀想に……藤堂くん、大丈夫ですよ…」
「はあ?それの怖さまだ知らねぇやつが抜かすんじゃねえぞ!!」
「そうだそうだ!こっちのほうがもう無理だわ!!」
「……シテ……カエシテ……」
「雌にしては乳がねえぞ。」
「油小路のぶらこうじ……」
「ネコです。対戦宜しくお願いします。」
「ネコ砂をレンジに入れてスイッチ。ネコ砂をレンジに入れてスイッチ。ネコ砂をレンジに入れてスイッチ。」
「ちぴちぴちゃぱちゃぱどぅびどぅびだばだば…」
服「…………。」
伊「……これ本当に新撰組とあのマスター?」
ネ「ちょっとやり過ぎちゃったかにゃ?」 - 139二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 06:54:02
強制的に仲間の中身がよりによって型月屈指の胡乱生物になって最低一週間なんの耐性もなくネコアルク原液で浴びる羽目になった人達だ、マジで可哀想
- 140二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:52:39
ホントにカワイソ…
- 141二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 13:59:39
頭文字ついてないけどとある部分だけで副長のセリフだろうなと分かってしまう…
中身雌だけど藤堂ボディだから乳はないんすよ - 142二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 15:09:27
「優しいんですね。」
そう思った、から言った。あ、呆れてる。
糸が張った空気が切れる。
溜息を落としながら彼は、気怠げに自身の席へと帰っていった。
「安心してください、あれは先生のものだ。僕のものじゃない。…まあ、見ているときは目の前にあったから、どうにかしたいって思いましたけど…今こうして離れてみると、もう過ぎたことなんだって思えたので。」
映画の光が彼の墨のような体を濡らした。
もうこっちを見る気すらないように、誰かも分からない彼女に関わった人間の名前を眺めている。
「ほんっと君みたいな子苦手、息をするだけで不幸になってそう。」
「それはあなたの方もなんじゃないんですか。」
「もう君にバフあーげない。」
「それはあなたが決めることじゃなくてマスターが決めることでは?」
ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う。
むしろ清々しいほどのキャッチボールが続く。
「もう要は済んだんだから帰れば?出口を抜ければ起きれるよ。」
「いいです。最期まで見ます。」
「あっそ。」
静寂が二人の間に入る。ちょうど一席分。
なんとなく、居残って欲しかったのかなって思うーーー勿論残ったのは僕の意識ではあるのだけれどーーー。彼とは周回でたまに会うくらいのささいな仲。そのささいな仲から僕は見出した。この20年そこらのこの物語を知って欲しかった、なんて。
「そっちよっていいですか?」
「は?嫌だけど。」
「え、だって僕もポップコーン食べたい。」
立ち上がって隣の席に座り、ポップコーンを一つ摘む。
「あ”ーー…なんか俺の扱い慣れてない?」
「まあ似たような人を相手にしてるので。可愛いものですよ。」
舌をべっと出して笑う。さっきのありがた迷惑な意地悪の仕返し。
彼は持っていたポップコーンを落として固まっていた。もったいない。
「上映中はお静かにぃ。」
話し掛けた元凶さんは自身のことなんて棚に上げてそんなことを言う。
くつくつ喉を鳴らせばデコピンをされた。それはあんまり痛くはなかった。 - 143二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 15:13:54
なに、疑ってるの?本当にあれは俺仕業じゃないよ。夢と混ざってたまたま起きただけのこと。大したことじゃない、ここじゃよくあることでしょ。どのみち、彼女のマテリアルには過去のことなんてさっぱり書いてないからいつかはこうなっていただろうけどね。誘蛾灯に誘われる虫のように。…まあ、さっさと起こしても良かったんだけど、彼の顔があんまりにも真剣だったから…少し先を見たくなったのさ。これで満足かい?ならこのメロンは貰っておくね。やだなあ情報には対価が伴うんだからこれは正当だとも。…はは、そうだ。俺は嘘つきだ。それがなに?嘘だろうが本当だろうがいつだって言葉が最後に統べるってこと、君が一番よくわかってるんだろう?ん?理由になってない?そうだね。あーでも残念、もう一口食べちゃったから俺のものだね…ってちょっと……君さあ、食べかけ食べるってどこぞの魔猪じゃないんだから。まったく。
- 144二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 16:05:06
うわあ!第四の壁を越えてくるな!!
- 145二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 17:08:09
藤堂くんとオベロンの関係性大好き
もう更新が楽しみで仕方ないよ - 146二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:13:17
マ「ーーーと言うワケなんですね。おーけー?俺はおーけーじゃない。」
伊「…………何それ、意味分かんない。カルデアってそんなとこなの。たった一人の人間さえネコになっちゃう世界なんて、いさぎよく滅びるべき。」
マ「ちょっとなに言ってるかよくわかんない。」
伊「分かんなくていいよ。じゃあ僕達はこれで。行こうか。」
服「はい。」
斉「おいおいおいおい待て待て待て待て待て。」
伊「なに?もう君達に付き合ってる暇無いんだけど。」
斉「どさくさに紛れてなあに連れて行こうとしてるんですかねえ、おたく。」
伊「え、なに?切り捨てたのにまだいけると思ってるの?こっわ〜。」
マ「待って、俺の二万。命の二万。」
伊「そんなこと言ったら僕彼に色々あげてるし、君のウン十倍は出してるかなあ。敗者は黙っててね〜。」
マ「くっそ勝てねえ!もうここは穏便に暴力で…原田さん、GO!イエスギャーギャーギャーギャーギャー!」
原「うす。十番隊隊長、原田左之助、スイートレモンで出ます。」
服「伊東先生、私の後ろへ。」
伊「大丈夫だよ。で?なにスイートレモンって。」
原「知らないんすか、スイートレモンには冷え性、リウマチ、不眠症、鬱病、切腹、癌、脳震盪、心筋梗塞、痛風、不利属性、貧血、美肌、不老不死 その他なんか色々に効くんすよ。」
伊「あ、もう喋らなくていいよ。聞いてる時間が無駄な気がしてきた。」
沖「懸命ですね。」
ネ「あの〜…」
伊「ちょっと待っててね、すぐ終わらすから。」
原「あ”?」
伊「ん?」
ネ「あたしの話してんのにあたしが蚊帳の外ってあるんだなあ、って。めったにねーぜ、こんなこと。」
伊「……ぐっ…………」
原「………おいおい、さっきの威勢はどうしたんですかあ?伊東センセイよお。(強化解除)」
ネ「いやああたしも尻尾踏まれたくらいびっくりよ。まるであたしのこと理解してますみたいな感じで無視してくんだもん。元からよく無視されるけどそれとは毛色の違う無視は別の意味できますにゃあ。ネコだけに。」
原「」
弾「カンカンカンカンカーーーン!勝者ァ!ネコアルクゥーーー!!!」
ネ「ん?おお?おお!この勝利、SSR!…んでもなにがあったの?死屍累々じゃん。シエルでも来た?」
弾「無自覚ってこえーな。」 - 147二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:55:25
藤堂くんの外見で……これを……おおう……
- 148二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 00:06:47
めったにないと思うじゃろ?割とずっと蚊帳の外だし逃げろって言われて素直に逃げるはずがないのに逃げてくれると思われたっぽくてですね…
なんかこう、はい。皆そういうところあるよね - 149二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 00:14:30
伊東先生藤堂君を連れてこうとしたみたいだけど、中身がネコなのはいいの?
先ずは体を連れてって後で精神体も、っていう考え?
最難関であるシエルがネコ(藤堂君)の隣に常にいるし、離したら離したでネコ(藤堂君)がどうなるかが分からないからリスキーすぎる気が… - 150二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 07:48:48
瞼が開いてまず初めに天井。気配を感じて次に隣。先生と目があったのはその後。いつもと変わらない調子でいることに安堵する。
「おはようございます。体調の方はどうですか?」
「……おはようございます。はい、問題なにかと…」
「…そうですか良かったです。」
まるで自分のことの様に喜ぶ先生の破顔。
他者を思うことに特化してしまった血の一滴まで正しいあなた。
今ではもう悪であるならなんであれ断つことのできなくなったあなた。
そんな人の幸福をあの日僕は蔑ろにしてしまった。あの日の味はどうでしたか。そもそもちゃんと味わえていましたか。
「僕、カレー、食べたいです。」
いつの間にか出てきてしまっていた言葉にシエル先生は瞠目する。
そうだよな、ああしてしまったのは僕自身だ。
「わがままかもしれないんですが…」
「本当ですか!!実は今もう作ってたんですよねえ。」
「………。」
「この前食べたの覚えてますか?その時は、その…あんまり良いものではなかったのですが。まあそれは置いておいて、私にとってカレーとは世界で一番美味しいもの、であればその時間は常に幸福でなければならないのです。…つまり上書きしたかった、ということです。ごめんなさい、勝手に決めてしまって。でも、必ず、はい、必ず美味しいと思わせますので、絶対に後悔はさせません。」
立て板に水、とは…こんなにもその言葉が似合う場所があったとはと言わんばかりの高速詠唱。そして、今まで僕が見てきた中で一番の喜びを彼女の全身が伝えてくる。
「実はこの為にエミヤさんに色々と伝授してもらって…」
「先生、先生。」
「はい、何ですか?あ、ご飯大盛り?それとっもルー二倍?」
「あ…っと、僕も手伝わせてもらえませんか?」
あなたの幸せを、少しだけ隣で噛み締めたくて。 - 151二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 10:41:58
可愛いなぁシエルたち
新撰組にちゃんと返せますかこれ - 152二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 19:07:59
ほしゅ
- 153二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 19:28:18
弾「野郎ども全滅じゃん。」
沖「みんな弱っちくて情けないですねえ。」
マス「えどうすんの、これ。」
弾「しょーがない、女にしておくか。」
斉「はい、はい、起きてます一ちゃん起きてまーす。」
ネ「無敵ちゃん起きたの。流石だてに無敵名乗ってるだけはないにゃあ。」
斉「うんそう、無敵ちゃん起きてる、起きてる。」
マ「…ちょっと満身創痍じゃない?」
「と言うよりなんで女の子にするの?」
弾「軽くなる。女の体重はな、A4一枚分なんだよ。あとは趣味。」
斉「わあ。もっといい趣味探したほうがいいと思うなあ。」
斉「はあ?なんでお前に言われなきゃなんねえの?……あとは他人の買い物袋に切れ込み入れる、くらい?」
ネ「んー、どっちも酷い。初対面で十七個にバラすよりはギリマシってくらい酷い。」
弾「んな趣味ねーよ。」
沖「逆によく無事でしたね、藤堂さんの体。」
弾「そんなもん、この顔でやっても面白くねーだろ!」
マ「そうだぞ、もっと持ち味を活かせ。もしそうなってたら俺は泣き叫んでその話ボツにする。というかした。あでも他の人のやつを見るのは好き。何も考えないで見れるから。」
ネ「そりゃあねえ、Fateといえば女体化、女体化といえばFate。ネコの顔より見たきのこ。せっかくだから書いてみようとしたものの、にゃんか違うと悶え苦しむ。う〜ん、字を書く人間の性ですにゃあ。まあ頭終わってるから処刑人くん呼んだほうがいい。」
マ「え、シャル?アスクレピオス先生じゃなくて?」
ネ「うんにゃ、もう処刑したほうが早い。」
沖「えーそれなら私がすっぱり斬った方が早くないです?」
ネコー「うーん出たよ、このヒロイン。主人公のことにゃんだと思ってるんですか?」
沖「いや最初に言ったのはそっちじゃないですか。」 - 154二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:11:33
藤「先生のあの第三再臨…」
シ「あ〜〜〜……あ、あれ、っはあ〜〜…そのぉ…若気の至りと言いますか……いや、今も若いんですけど…そのぉ…」
藤「凄く格好いいです!星の様に輝いて、本当の北辰をの化身、いえ、そのものと言っても過言ではありません!僕の一番星みたいに名前負けせず、星を背負って然るべき堂々とした佇まい、そしてなんと言ってもその力を使いこなす力量…本当に格好いいです!」
シ「…今は再臨を変更できませんのでその衣装を見せることはできません…」
藤「そうでした、…済みません…」
シ「が!宝具の方は今も別に使えますので、ええ、いつでも、いくらでも見せられますよ?」
藤「本当ですか!」
シ「ええ勿論、ではアルクェイドでもひっ捕まえてバンバン撃ちましょう。もう粉々になって十七なんて可愛いものになる位に撃ちましょう。大丈夫、あれはそうそう死にませんので、カカシには丁度いいですし。」
藤「かの真祖と先生の戦闘が見れるなんて…勉強になります。」 - 155二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:34:03
シエ藤(堂)ありだな…
スレ主じゃないけど、なんか書いて良いですか? - 156二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:40:51
シエルさんと藤堂くんが楽しそうでかわいいなぁ、怪獣バトルが起きそうな事とかレイシフトしてる皆がなんかすごいことになってるけどかわいいからいいかぁ
- 157二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 01:09:47
突然カカシ扱いされるアルクェイドに悲しき過去…
いやまあ本人たちは問題ないしむしろ楽しんでそうだからいいか… - 158二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 06:24:26
- 159二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 12:31:46
見た目はともかく中身が素直に慕ってくれる藤堂になったからシエルがずっとウキウキしてて可愛い
アルクはどう思うんだろ - 160二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 15:12:53
永「おいネコ、シュミレーションに招集かかってんぞ。」
ネ「今日のネコアルクは終了致しました。またのご利用、心よりお待ちしております。もとい、にゃあんかイヤな予感がするのであたしは休む。悪いこたぁ言わねえ、お前も休め。マジで、なんか、ヤバイ。」
永「ンな事言ってねえで出てこい。おら、……あ?」
ネ「にゅい〜ん。」
永「ンだこれ!ど、胴体伸びやがる!」
ネ「ん〜ネコなので、コタツでまるまるのが仕事なんですねえ。急に寒くなりやがって!地球はどうなってんだ!地球は!…あ、白紙になってたんだった。」
永「オイオイ、どこまで伸びんだこれ!!」
近「ネコアルクくんはまだか?」
永「近藤さん…その…」
近「…………。」
斉「ウワデジャヴ。」
近「ッスーーーーー…大丈夫だ、まだあわわわわわわわわ。」
斉「あ〜らら…壊れちゃった…」
近「平助、そんな伸びたら腹が冷えるぞ。これをあげよう。」
斉「それ誠の旗ですねえ。しかも全然足りないですねえ。」
永「近藤さん!もうそれはいいから足の方持ってくれ!」
ネ「ちっ下を持てばいいことがバレた!バーサーカーなのに賢い!!」 - 161二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 15:17:50
平助の体が大変なことになってる……
これ元に戻るのか - 162二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 15:20:13
スレ主本当に初心者?読むの楽しすぎて毎日見てるよこっちは
- 163二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 16:08:03
イヤな予感……もしや同じシュミレーションで怪獣バトルが…?
- 164二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 19:32:56
大真面目に初心者。あにまん自体あんまり見てなかったし書き込みそのものが初。うぶうぶのばぶばぶなのです。
そのせいでちょっといじってたとき書いた履歴的なの見て知らない書き込み、というかイラストあって焦った。バカ検索かけまくった。Wi-Fiなのですね。そしてきょうだい、あなたなのですね。んでもって僕のほうが歳上なのに絵、上手いですね。ドカ鬱なのですね。
- 165二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 20:20:48
アルクェイド「もー!!奇襲からのカルヴァリア、カルヴァリア、カルヴァリアって酷くない?!新撰組くんもそう思うわよね!」
藤「ですがそれに対応可能なアルクェイドさんも凄いと思います。」
ア「良い子!この子の血を志貴に煎じて飲ませあげたいくらい!」
シ「なんで平助くんだとわかったんですか?」
ア「ん?よく見えたから。まあ言えば肉体、魂、精神の精神と魂の部分が別のものに変わってたってことね。それにしてもこんな形だったんだー。」
藤「ちょっと、頬をつつかないでください!」
ア「えー、いーじゃん!減るもんじゃないんだし…ってちょっと!なんで持っていっちゃうの!」
シ「減ります。確実に平助くんが減ります。ので触らないでください。」
ア「今日のシエルなぁんかヘン…あ、そっか。新撰組くんに格好いいとこ見せたいんだ!シエルったら案外可愛いとこあるじゃない。」
シ「そんな、お願いされたからといって調子に乗って間接的にデットエンドまで連れて行ったようなどこぞの吸血鬼じゃないんですから。」
ア「…む、そんなこと言ったらそっちだって自分のときははしゃいじゃって、なんで志貴が死んだのか分かってなかったときあったじゃない!」
シ「構ってもらえないからと光体化して暴れまわったものに比べれば私のなんて何でもないかと。」
ア「でもこっちはもうすっごいことしたもんね!」
シ「私達は学生に見合った清く正しい交際をさせていただきましたが?」
ア「洋服の差分多いし。」
シ「会話比は6:4。」
ア「インド。」
シ「あーぱー姫。」
シ・ア「………。」
シ「いいでしょう、そこに直りなさい。」
ア「すぐ暴力に走るんだから。」
シ「いえ、私は埋葬機関の者として悪い吸血鬼を退治するだけですので。」
ア「私今サーヴァントだから関係ないと思うんだけど。まあいいわ、これ以上は意味なさそうだし。」
シ「平助くんもいかがです?体の扱い方もわかってきたでしょうし、私としても助かります。」
藤「いいんですか?」
シ「ええ、これに対して人数が多いということはありませんので。」
ア「ふーん、まあいいわ。どっちも仲良く潰してあげる。」
シ「どうぞご自由に。私達、死ぬのには慣れていますので。そもそも一回しか死んだことのないあなたに負ける通りがないですし。」
ア「こういうのって死んだ回数少ない方が強いはずなのになんでそっちの方が強そうなのよ!」 - 166二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:24:25
死ぬのには慣れてる
お辛い… - 167二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:36:52
掲示板は初めてでもSS自体は書いたことある感じ?読み応えあってめちゃくちゃ面白いし文体も好みだわ
- 168二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:01:57
ありまちゅ。支部の方にだしてまちゅ。
- 169二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 05:36:18
みんなでうまいもん食ってくれよ……
- 170二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:53:28
ネ「だからね、あたしはね、行きたくないと、言ったんです。新撰組くん!空を見てみろ!!」
山「成程これは…」
永「何だあれ!!隕石か??!」
近「……台風ではないのか?」
ネ「いや、厄災だ!!」
土「言い得て妙だな。」
斉「ちょいちょいちょいちょい!そこのお二人さん!周りが死ぬから!!僕ら人間なんですよ!!!」
沖「私も混ぜてくださーい!」
斉「やめようね!!」
ア「なんでとめちゃうのよー!!まだ全っ然物足りない!!」
斉「イヤとめるでしょあんなの。」
藤「あ、お久しぶりですみなさん。」
近「ああ、平助。そっちは変わりないか。」
藤「はい、問題ありません。」
永「え、あ、これが平助か。」
藤「お久しぶりです永倉さん。」
永「お、おお…おお?うん…なんかすげえ変なカンジだな。」
山「…なんか、この見た目…、もしかしてそこの彼女があのアルクェイドと言うことだろうか?」
ア「ええ、私がアルクェイド、本名は長いからアルクェイドでいいわ。」
ネ「美しい…鏡を見ているようだ…ぜ!」
ア「私は似てないと思いま〜す!」
ネ「そう言うなよ…現にこのもうやめくんが指摘してるんだぜ?」
ア「よーしその鏡叩き割ってあげる!」
ネ「あー!困ります!ネコの扱いは丁重に!繊細!!繊細にゃんです〜!!うにゃ〜ん頬を引っ張るにゃ〜!」
原「本当に一緒なんすか。」
斉「ばちばちの美人じゃない。言動はアレだけど。」
沖「似てるの色味だけじゃないですか?」
近「そうだな…そうかも…」 - 171二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 13:24:25
土「成程、いいモン持ってんじゃねえか。お前も新撰組にならないか。」
ネ「にゃんちゅう、君達の上司の女性観ペ○ギンクラブ止まりじゃにゃい?」
斉「酷い言われよう。」
近「…まあ、否定はしないが…。」
ア「いいわよ。」
原「まじすか。」
ア「ただし、私に勝ったらね!」
ネ「ハイ帰ろう帰りたい帰りま〜す。」
ア「だめ!!シエルとの戦闘止められた変わりに新撰組くん達が遊んでくれなきゃ私ボイラー室潰す!さっき宝具何回も撃たれて酷かったのよ!アレ、壁ハメって言うのよね!」
シ「新撰組くん達が、じゃなくて新撰組くん達で、の間違いでは?」
沖「よーしやりましょう!やっちゃいましょう!」
永「流石にこの人数で二人叩くの分が悪くねえか?」
ア「え、なんで私シエルと組まなきゃならないの?
シ「それこそこっちから願い下げです。独りでどうにかしなさい。それとも、あなたごときには難しかったですか?」
ア「言われなくてもそのつもりですぅ。そりゃあまあ?いちサーヴァントとして出力低下してるけど、どうにかするもん!」
シ「あ、では私達はこれで。宝具連発したせいで疲れたので失礼しますね。帰ったらアイスを食べましょうか。」
藤「いいんですか?」
シ「はい、その為に用意していましたので。」
藤「じゃあ僕も失礼します。お疲れ様でした。」
ネ「アッっじゃああたしも煮干しの頭を数える仕事が…」
斉「ハイ駄目〜。この人数差で余裕綽々してるお姫様のこと知ってんのお前だけだからねえ。逃がすわけにはいかないのよ。…ホラ、キリキリ吐いて。」
ネ「え〜?そこに無ければにゃいですね…まあ呪いは得意じゃねえとか、必要以上の出力は出なそう、あとは…とにかく、視界に入るな…その美しさに止まるぜ…心臓が。物理的に。」
斉「無理ゲーじゃ〜ん。」 - 172二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 13:38:45
スレ主のご兄弟も絵描けるのか、家族で創作の才あるのすごい
でもスレ主の絵柄めちゃくちゃ好きだから身内が絵上手くても納得だわ - 173二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 16:28:56
藤「美味しいです…戦ったあとの冷たいものは格別ですね。」
シ「そうですねえ、久々にボッコボコにしたので私も溜飲が下がりました。そういえば、新撰組の方とそこまで話していませんでしたけど良かったんですか?」
藤「まあ特に何もありませんでしたし、顔は見れたので満足です。あとあのネコにすごい振り回されてたのを見れたのも良かったです。いい気味でした。」
シ「おお。言うようになりましたね、平助くん。」
藤「…まああの、真祖とどうこうっていうのは、ちょっと、だいじょうぶかな…とは思いますけど。」
シ「大丈夫じゃないですか?彼らもいちサーヴァント。なら問題ないでしょう。」
藤「………。」
シ「同じものが欲しいのであれば、同じものを与えましょう。あなたが信じてほしい分、彼らも信じてほしいものですよ。まあ?あの人達はあなたへの信頼が皆無でしたけど?その辺りしっかり言わないとわからないようですので、いつかみっちり授業をしないといけませんが。」
藤「先生の授業はスパルタですからね。」
シ「そんな…スパルタなんて…平助くん、酷いですね。これは愛です、愛ですよ。」
藤「ふふ、キツい愛ですね。」
シ「愛とは求める心、ですのでね。私は私の出来うる力をもって求めるまでですよ。」 - 174二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 18:31:47
ア「じゃあ始めましょう?」
斉「ちょぉ…っと待って、そっちに利がなくない?」
ア「?私が負けそうって話…?」
斉「うーん、そうじゃなくてさあ、こっちが勝ったら新撰組に入る、なら逆が無いとホラ、こっちとしてもやる意味ないでしょ。不公平じゃない?」
沖「え、いいじゃないですかそんなの。」
土「どうした斉藤、何が不満だ。」
山「いや、私も斉藤くんの意見に賛成だな。ねえ永倉くん。」
永「山南先生が言うなら…?」
ネ「えそれでどうにかにゃると思ってんの。」
斉「いやぁあの子常識ないでしょ。だからそういうモノって植え付ける。そんで無欲そう。…違うか、欲なんてない、あってはいけないタイプ。ならこれを言い訳に逃げる。」
ア「じゃあその誠の旗使わせて。」
斉「………ぅえ…」
ネ「残念、知っちゃったのよ。あの乙女は、恋と言う名の人を…」
ア「それって新撰組召喚出来るんでしょ?それをいじって志貴を呼び出すの!」
近「そんなこと出来るのか…」
ア「うーん、まだよく知らないけどきっとなんとかなるわ。」
ネ「んーこの能天気さ、あーぱーの名に相応しいヤバさっぷり。お前もアルクェイド最高と言え。」 - 175二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 18:49:14
滅茶苦茶しようとしてる、アルクという存在に振り回されてる新撰組
- 176二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:52:40
「平助くん、こっちも一口いかがですか?」
「ゴミを捨ててきますね。ああ、大丈夫。大したことじゃないので。」
「では帰りましょうか。どうぞ私の肩へ。」
藤「先生はお人好しですよね。」
シ「え?そう、ですか…?」
藤「僕に優しくする必要なんて、いや、そもそも少ない時間しか居られないんだ、僕の事を知る必要だってなかった。それなのにあなたはそうやって時間をかけて僕を見ようとしてくれた。それをお人好しと言わずなんと言うんですか?」
シ「そうですね、どこかの誰かさんに似たのかもしれませんね。」
藤「………それは、とても素敵な方ですね。」
シ「ふふ、意外と意地悪な方でしたよ。それに、私は私の欲求のまま、あなたにこうしたいと、誠実でありたいとしていただけなので。お人好しとか優しいとかとは無縁の冷たい人なんですよ。」
清少納言「おいおい!!世界はそれを愛と呼ぶんだぜーー!!!」
シ・藤「は?!」
紫式部「あわわわわ、済みません…済みません…。なぎこさん、ほら行きますよ。」
清「いえーい!じゃあねー!」
シ「……………、ふ、」
藤「………く、ふは……だ、そうですよ。」
シ「……まあアルクェイドよりかは優しいですかね。」 - 177二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 22:06:56
ア「ずぅーーーーーーっと待ってるのに来てくれる素振りすらないんだもの。もう強行突破しかない!それでせっかくだから基盤の出来てるそれ使おうかなって。」
山「……好きなのかい、その人が。」
ア「ええ!大好き!すっごく好き!」
斉「そりゃあラブラブなこった…」
ア「……?私が、志貴と…?………、………。なんで?」
永「好きなんじゃねえのかよ。」
ア「うん、私はね。」
近「相手はそうじゃないのか。」
ア「そんなわけないじゃない。志貴、ずっと意地悪なんだもん。私が好きなだけ。」
斉「…いやあそんなことないんじゃない?本人がそう言ってたの?」
ア「言ってない、けど…いいの。私が好きだから、いいの。化け物の私をひとりぼっちにしないでくれて、今も眠り続けるどこかの真祖に楽しい夢を見続けさせてくれてるから。それだけで。」
沖「欲深いのか欲深くないのかわかんないですね。もっとこう、ずばっとですね…」
山「こらこら…静かに…」
原「良くないっすよ、そういうの。ちょっとくらい可能性が無いとか思わないんすか。その人があんたを大事に思ってるかもしれないって。」
ア「……!うん!私もイフは好き!そこに救いがある気がして、とってもいいと思うの!」
原「うおちっけえ。」
ア「あーあ、志貴もこんなふうに素直に言ってくれたらいいのに…」
原「…、………。」
ア「よーし!絶対勝つ!本気で勝つ!勝って志貴を呼ぶ!!」
山「…………ああ、ごめんね、斉藤くん。話題でも振ったらどうにか出来ないものかと思ったんだが、逆効果だったようだ。」
斉「いやあ、んまあ、しゃーなですよね。」
土「おう、来い。だが、俺達を相手にするってんなら、新撰組を相手にすると思え。」
ア「なにそれカッコいい!じゃあ私も…無礼者、豚でなければ銘を名乗れ。」
近「……!我らは誠の旗の下に集いし新撰組だ。」
ア「よい、では我を相手にするということはこの星を相手にすることと同等。その足はどうやって立っているかを努努忘れるなよ。…さ、張り切って始めましょ!」
ネ「まってあたし一言もしゃべってねえ。」
斉「ぶっちゃけそれでいいよ。」 - 178二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:41:34
はじめちゃんなんだかんだネコアルクをあしるの上手くて笑う
- 179二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:03:31
滅茶苦茶アツくて最高
- 180二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 06:26:19
ダ「どうかな?体の調子は。」
藤「僕のからだだ……」
ネ「うーんいつ見てもパーペキなボディ…最高だぜ。」
藤「ありがとうございます。」
ダ「ふっふーん。まあ天才だからね!…と言いたいところだけど、今回はアルクェイドがらのアドバイスがあって、それを元に岸波くん達に手伝ってもらったものだから私だけの力ってワケじゃないんだけどね。」
シ「あのアルクェイドがですか…?」
ダ「うん、なぁんかルンルンでやって来てアドバイスだけ言って帰っちゃったけど。何があったのかな?」
ネ「真祖がそんなんって妙に怖いですにゃあ、嵐、いや、荒らしの前の静けさ…まるでヤンデレ堕ちする寸前みたいじゃにゃい?…ん?どうした自爆くん、あたしになにか用かにゃ?あサイン?しょうがないにゃあ。」
藤「いえ、そうではなく、僕の体で大分自由にしまくってたっぽいのでお返しを。」
ネ「ん……?」
藤「いやあ、体中軋むんですよ。もうむしろ軋まない部分がないくらい、バッキバキ。」
ネ「お、おん……」
ダ「……鬱憤を晴らすのはいいけど、ここではやめてくれたまえよ。」
藤「はい。では失礼しますね。」
ネ「え、え、あの〜。」
藤「本当の恩讐を教えてあげます。」
ネ「にゃーん…あたしは無害なネコちゃんにゃ〜ん…ちょ、…ふふ…話を聞いてくれません。」
シ「頑張ってくださいね!一発どーんと!どーんとですよ!!」
藤「はい!行ってきます!」
近「………、いいのか。」
シ「ええ、あれは彼のするべき事。私が手出しするのはいけません。」
近「そっちじゃないんだが…」
シ「?ではどっちですか?」
近「心配の方は…?」
シ「……そこに無ければ無いですね。」 - 181二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 06:33:55
原「お、今日はお前もカレーか、平助。」
藤「はい、たまにはいいかと…原田さんはいつもですね。」
原「うめえからな。」
藤「たまにならわかりますけど尋常じゃないですよ。インドですか?」
原「うるせえなあ俺が何食おうが関係ねぇだろ。」
藤「まあそうですね。……あ、ちょっとまってください。」
原「ん?」
藤「僕が魔法をかけてあげます。」
原「……あ?」
藤「じゃーん。」
原「ウスターソース…?」
藤「これをかけます。失礼しますね。」
藤「どうぞ。」
原「………イタダキマス。……うん、…うん、うめえ。」
藤「でしょう!ふっふっふー。先生に教えていただいたんです。」
原「へえ。」
藤「じゃあ僕もいただきます。」
原「ん?お前はかけねえのか。」
藤「ふふん、原田さん、まずはそのままの味を堪能するものですよ?」
原「俺よりツウじゃねえか。」
藤「まあこれも先生の言葉なんですけどね。」
斉「二人とも元気ね。」
永「廊下まで平助の声聞こえてたぞ。」
藤「え、済みません…」
沖「なんですなんです?何で盛り上がってるんですか?」
原「カレーっすよ、これかけるとうめえって話。」
永「いいな、それ。」
永「ほうほう、沖田さんも今日はカレーにしようかな。」
斉「へえ、僕も食べよ。」 - 182二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 06:38:14
ネ「良かったのかよ、あの自爆ボーイ返しちゃって。」
シ「ん?何がですか?」
ネ「おいおい、カレーを食ってはチラ見、食ってはチラ見しまくってそれはなんじゃにゃいの?シエルなら暗示で”新撰組ではなくシエルと仲間で常に共にあったと思わないと死ぬ”ってすれば引き入れてもバレないだろ。対魔力もどうってこと無いんじゃにゃいの?」
シ「ネコでもアルクェイドはアルクェイドですか…彼の焔はあの新撰組の為にある。そんなことしたらいつか必ず綻びがでる。それは少しずつ彼を蝕んで足元から堕していき、最期は塵となる。…そんなの、誰が望むんですか?」
ネ「アヴェンジャーって面倒臭いにゃあ。君よネコのように気まぐれであれ。」
シ「無理ですよ。まったく…それに私自身引き止めるなんて考えありませんでしたし。」
ネ「マジで?」
シ「マジです。心から愛して両親よりも愛しく思い、そして、真心と愛情をすっかり注いでいつまでも変わらない誓いを立てている人に何を言うのでしょう。魂を分ける想いをどう止めるのでしょう。陸がどれ程良くなくとも、結末がどれ程誰が為のものでも、私は尊重したい。……ええまあ、それはそれとして、あの集団に一言物申したいですが。おんなじ傷を付けさせなさい、と。彼が欲しいのは同等。哀しみも苦しみも同じくして、それが喜びならそれ以上の幸福は無い。そんな当たり前の事を求めているのに、綺麗で分厚い壁を押し付けるなんて以ての外。大反省、が、必要かもしれないですね…第七式典の準備をしなくては…」
ネ「出るぜ…ヤツの本性がなぁ!!」 - 183二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 06:49:03
これにて私のおはなしはおしまい。
幕は降りました。
役者は舞台裏へ消えました。
観客もみんなみんな、すっかりいなくなりました。
赤い幕を眺めながら、私は思います。
静かに静かに思います。
あなたにとってこのはなしはどうでしたか?
楽しかったですか?面白いはなしだったでしょうか?
もしそうであるのなら、それにまさる喜びはありません。
いつか忘れてしまうとしても、今だけは心臓に仕舞っていてくださいね。
支部の方に誤字脱字の出来る限りの修正と、熱が入り過ぎてここに載せられなかった話を書いてこっちにリンク貼ります。
なので時間稼ぎのためにオマケ一個とこの話の裏話、バカちっさいしょうもない小ネタをしていきます。あともし何か質問等あれば出来る範囲で答えます。
もちっとだけつづくんじゃ。 - 184二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 07:43:56
完結乙でした。めちゃくちゃ面白かったしおまけも楽しみ!
- 185二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 07:51:39
完走お疲れ様でした‼ネコアルクと藤堂くんが入れ替わった事から始まってシリアスとギャグ両方滅茶苦茶面白かったです‼毎日楽しく読んでました‼
新撰組の皆もシエル達もお互いに会いにいかなかったのはやっぱそれぞれ忙しかったからですか? - 186二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:23:38
めちゃくちゃ面白かった!
サンキュースレ主!
おまけ達もめっちゃ楽しみ - 187二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:39:13
お疲れ様でした!
スレ主の面白くて暖かい言葉選び大好きです!!