- 1二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:05:53
書き溜めなし行き当たりばったり・筆が遅い・ホラーはない・多分cp
羂索「はいどうもピンチャンの羂索と」
五条「…祓ったれ本舗の五条悟です」
五条「今日の企画は呪いの家に突撃してみた!…まあ建物内の探検、怪しいモノ探しってとこか」
羂索「そしてなんと本日、四人でのコラボ配信の予定が髙羽と夏油傑はインフルでダウン!急遽二人でお送りするよ」
羂索「二人もいないから流石に延期にしようと思ったんだけど…ここ、明後日には壊されちゃうらしいんだよね。」
五条「せっかく許可とったのに行けないのはもったいねえから二人だけでもって言われちゃってさ。相手が髙羽だったらよかったのに」
羂索「私だって君よりは夏油傑のほうがマシだったよ。…それじゃあさっそく建物の中に入ろうか」
五条「とっとと終わらせんぞ。…お邪魔しまーす…」ガチャ - 2二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:17:10
仲悪い二人!
- 3二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:29:42
羂索「とりあえず玄関には何もなさそうだね…」
五条「一見ただの住宅っぽいけど…あ、一応ドア開けとけよ」
羂索「何、君もしかしてビビってんの?」
五条「違えよ。動物とかが住処にしてて逃げ道なかったら困んだろ。まあなんかあったらお前を盾にするけど」
羂索「…しょうがないな、ほら突っ張りで押さえておけば安心でしょ」
羂索(…あーあ、急にドア閉めて脅かしてやろうと思ったのに)
五条「全部聞こえてるからな」
羂索「じゃあ次は階段の方を見に…」
五条が玄関から視線をそらし羂索の体が完全に建物内に入った瞬間、背後からそれはもう勢い良く扉を閉めたような大きな音がした。
五条「お前本当にさあ…」
羂索「ちがう私じゃない私じゃないって!!!!…あ?」 - 4二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:32:13
悪霊の家かな?
- 5二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 21:33:42
おっ五羂か?羂五か?
どっちになるかな楽しみ! - 6二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:09:10
険悪だけど協力したら安心感エグい組やん
どうなるかな - 7二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:11:12
真面目にこの二人がタッグ組んだら誰も勝てなさそう
- 8二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:17:42
五条「んなことで騙されるかよお前次俺の言うこと守んなかったら」
羂索「私じゃないって言ってんだろさっさと後ろを向きな五条悟!」
羂索によってによって半ば強引に後ろを振り向かされた五条悟は異様な光景を目にした。先程まで何の変哲もない民家の内装だったはずのその空間は消え、一本の廊下と四つの扉のみの不気味な空間へと変貌していたのである。
五条「!…扉は」
五条「…消えたか」
羂索「…配信も切れてるね。インターネットも圏外だ」
五条「…おい。呪術、無いんじゃなかったのかよ」
羂索「私の知らないところで存在していたのか、はたまた全く別のものか…ともかく、この空間に超常的な能力が関わっていることに間違いはないね」
五条「OK、なんも分かんないってことね…慎重に進むぞ」
五条「…」
羂索「うーん、ざっと廊下を見たけど何もないね。塵一つ落ちてない」
五条「となるとやっぱ扉か…」
羂索「…ねえ、一回開けてみようよ」
dice1d4=1 (1)
1.一つ目の扉を開ける
2.二つ目の扉を開ける
3.三つ目の扉を開ける
4.四つ目の扉を開ける
- 9二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:19:17
dice1d3=1 (1)
- 10二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 22:26:35
なるほど、現パロか把握した
- 11二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 23:24:02
五条「…一旦廊下しっかり見てから開け」
羂索「えい」ガチャ
五条「は!?…」
羂索が一番近くの扉をわずかに開けた。五条が文句を言う間もなく扉は大きく開き、体が暴風によって内部に強く引き寄せられる。
二人はあっという間に部屋に押し込まれ部屋の隅まで吹き飛ばされてしまった。
部屋は真っ白で中央にボタンらしきものが置いてある。
五条「…最期に言い残すことは…あ?」
羂索「ボタンを押すと女体化、ねぇ…でもこんなの押すわけない…」
羂索がそれを言い終わらないうちに、室内で暴風が縦横無尽に吹き荒れだした。
最初のうちはそれぞれ身体能力の高さを生かして何とか避けていた。だがある時、運悪く避けることのできない姿勢のままボタンに向けて体を飛ばされた者がいた。
五条(避け切れない…!!)
五条「…っ」バキッ - 12二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 23:38:44
これは不運
- 13二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 23:41:54
エロトラップ
- 14二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 07:42:01
五条ー!
- 15二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 13:18:12
まだエロトラップと決まったわけじゃないだろ!!
- 16二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:56:13
- 17二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 20:57:36
この流れで羂索でなく五条が女体化するパターンは珍しいな
これ元に戻れるんだろうか - 18二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:00:26
確かにあんまり見ないから新鮮でワクワクする
羂索の反応も気になるところだ - 19二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:02:30
めちゃくちゃいいスレを見つけてしまった
楽しみにしてるで……! - 20二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:47:42
五条(身体が…変化していく…!)バキバキ
羂索「凄い音してるね」
五条「…うわ、マジで女じゃん!胸でっか」
羂索「胸以外は主に骨格が変化したみたいだね。身体、ちょっと調べさせてよ」
五条「絞めるぞクソ雑巾。…てかこれいつ元に戻んの?」
羂索「部屋出てみたら?」ガチャ
五条「開くのかよ。…流石にこれじゃ戻らないみたいだな」
五条「望みは薄いけど暫く待ってみるか…あーあ、一生このままか?」
羂索「肉体があれば芸人は出来るし良いじゃないか。夏油傑と夫婦漫才でも始めてカップルチャンネルでもつくったらどう?」
五条「はっ、何言ってんだ。傑は親友だぜ?例え俺が女になってたとしても関係は変わんねえよ」
羂索「…私のこと、しっかり体で覚えて欲しいな♡とかどうだい?」
五条「傑の顔で変な事すんな死.ね殺.すぞ」
羂索「ああ、君たちのことは私が一番分かってるんだから冗談に決まってるだろ…まってそれは本当に死ぬやつ!ストップ!ほらお菓子!止まれ!」
五条「何でそんな大量にお婆ちゃんの家みたいなセレクトのお菓子持ってんだよ」 - 21二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:48:42
ようやく落ち着いて廊下に視線を向けると、一つの看板が増えていた。
その看板には、四つの部屋の中に入らなければここから脱出することはできないという文言が書かれていた。
羂索「で、これからどうする?看板的には他の扉にも入って欲しいみたいだけど」
五条「リスクはあるけどそれ以外の打開策が見えない以上やるしか無い、か…」
dice1d3=1 (1)
1.二つ目の扉を開ける
2.三つ目の扉を開ける
3.四つ目の扉を開ける
- 22二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:50:31
ダイスが順番に開けてくスタイル
- 23二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:52:50
お婆ちゃんの家セレクションは草
- 24二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 21:56:10
女になっても関係は変わらないか
そうかなぁ?! - 25二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:06:57
羂索が最悪の理解者ムーヴ決めてて草だけど嫌いじゃないのが悔しい
- 26二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:49:56
羂索「じゃ、この部屋開けるね…」
羂索がドアを開けると、再び突風によって部屋の隅まで突き飛ばされる。
室内には先ほどとは違い、大きなベットが一つ置いてあるだけの部屋だった。
五条「チッ、ドアノブ掴んだのに」
羂索「もう少しこう何というか、手心というか…」
五条「で、ここは…」
中央に佇むベッドを見て一瞬嫌な予感がしたものの、意識は近くの看板へと引き寄せられる。
五条「二時間この部屋にいれば扉は開く…罠だろ」
羂索「何かありますって自分から言っているようなものだよね。何もできないから結局事が起きるまで待つしかないけど」
羂索「…」
羂索「…この部屋自体が能力によるもの…?いやそもそも…」
五条「幻術や空間転移を組み合わせてる可能性も…っ!?」
部屋に関する考察をしていたのも束の間、部屋に謎の気体が充満する。
二人は察知したと同時に気体を吸わぬよう息を止めたものの、長くは続けられないということを理解していた。 - 27二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:50:23
五条が戻らなかったらインフル組が一番動揺するの可哀想だし嫌いじゃない
- 28二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:57:04
大きなベッドひとつと謎の気体…これはまさかな
- 29二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 22:59:24
配信が続いてたら配信内で五条におばあちゃんお菓子をあげる羂索が見れたのかと思うと
見たいか見たくないかと言われたら見たすぎる光景だった - 30二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:03:51
ああ、羂索の勝ちだ
- 31二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:48:49
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:49:37
羂索「かひゅッ…、!!…これ…!」
羂索(体の中で眠っていた熱が剝き出しにされる感覚…この気体…)
羂索「はあっ…はは、…♡体が…」
五条(…こいつに何が起きて…まずい、息が…!)
五条「ぷはっ!…ぅあ…」
五条(体の芯が熱くなって全てを受け入れてしまいたくなるような…これは…)
羂索「はーっ゛♡…っクソ…!」
五条(媚薬だ!!)
五条「っ♡とんでもねえ…効果してんな…」
五条(女体化の影響か?いつもと感覚が違って…余計…)
羂索「ぅ…ねえ、この状態で、…♡二時間だっけ…?そんなんで耐えられんの?君…」
五条「お前の方こそ…辛そうに、蹲ってるから…弱ったウサギでもッ…転がってんのかと思ったわ!…♡」
媚薬dice1d30=5 (5)
五条dice1d100=90 (90)
羂索dice1d100=83 (83)
二人のどちらかが媚薬に負けたらcpでwritening
- 33二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:52:48
媚薬もっと頑張れよぉぉぉ!!
- 34二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:56:12
媚薬もだけど五条と羂索が強過ぎる…
流石、実力上位3位陣
羂索、弱ったウサギになれ
必要だろ - 35二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 23:58:53
媚薬くんさぁ!!!!
- 36二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 08:03:44
おぉい!!もうちょい頑張れ媚薬くん!!
転生後呪力なしの2人相手にこれは弱すぎるだろ!!
いや2人が強すぎるのか…? - 37二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 16:10:23
媚薬の上限値30だからな…弱すぎるんだと思う
時間経過で段々強力な媚薬が噴射されてく可能性もあるね - 38二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 17:40:16
時間とともに強力になっていく媚薬くんだったら、2人が負けた時には相当な威力に……ゴクリ
- 39二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:29:52
五条「は…なんか最初よりマシになってきたかも。割と…普通に喋ってられるわ」
羂索「大分、慣れてきたね。消えてはいないけれど…効果の強さは変わって…いないみたいだから」
羂索(ただ、服と擦れるのが気になる程度には敏感になっているのも事実。このぐらいなら全然動けるけれど…意識してしまうのは仕方ないかな)
五条「てか俺明日仕事あんだけど。服もやべえし…時間もどうなってんの?ここ」
羂索「時間のズレか…有り得ない話ではないね。私たちにとっては数時間でも現実世界では70年位経っていた…とか」
五条「呪術があるかもって考えたら笑い話にもなんねえわ。もしそうなったらタイムマシンでも作るしかねえな」
五条「…そういや天元様とお前ってどんな関係なの?」
羂索「……どうしてそんな質問をするんだい」
五条「別に…この前会った時、お前のことあの子って呼んでたから気になっただけだけど」
羂索「!!…あのクソババア…!」
二人がとりとめの無い雑談をしているときだった。
羂索「…!今の音…鍵が開いたみたいだ」
五条「やっと二時間経ったか…外に出たらお前の家に砂糖と生ゴミばらまきまくってやるから」
羂索「私を暇にした部屋がいけないんだよ、あんな空間じゃ夏油傑らしさをいかに崩さず顔芸をすることが出来るか研究するしかないだろ」
羂索「…さて、次はどちらの部屋にする?」
dice1d2=2 (2) 1.三つ目の扉を開ける2.四つ目の扉を開ける
- 40二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:58:52
dice1d2=2 (2)
- 41二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:01:22
因みに媚薬は4の部屋で
dice1d2=2 (2)
1.何も変わらない
2.頑張る(ダイス補正)
- 42二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:02:04
五条は戻らなかったら天元様と女子会してくれ必要だろ
- 43二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:17:42
頑張る、に笑ってしまった
- 44二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:47:27
五条「こっち、…開けてみるか」
羂索「OK。そういえばこの気体の効果、廊下に出ても消えないんだね」
五条「俺が元に戻んなかったから薄々察しちゃいたけどな。ま、ちょっと気になる程度じゃどうせ消えてなくても変わんないしいいだろ」
五条がドアを開けると例のごとく突風が吹き、部屋の隅へと突き飛ばされる。
部屋は先ほどよりも数倍広く、看板以外には何もなかった。
羂索「三回目ともなると慣れてくるね。で、今回は…二人そろって部屋の外に出る、か」
五条「あー、なるほどね…鍵は開いてるけど一人だと見えない力に阻まれて外には出れないと…ギミックもなさそうだしさっさと出るか」
五条「…おい、何してんの?」
羂索「…なにこれ、体が…ちょっとまって、なんか力が入らないんだけど…私動けてる?」
五条「指以外全く動いてないよお前、銅像の方が動いてるレベル」
羂索「…」
羂索「…軽薄で馬鹿で個人主義でカッコいい五条悟が私を外まで運んでくれないかな~」
五条「前の言葉がカッコいいで打ち消しきれてないんだけど」
媚薬dice1d50=33 (33)
五条dice1d85=67 (67)
羂索dice1d100=77 (77)
二人のどちらかが媚薬に負けたらcpでwritening
- 45二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:49:27
セーフか…
- 46二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 23:36:34
もし媚薬に負けてたら左右はどうなったんだろう
- 47二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 23:43:45
媚薬くんの頑張りを感じる!さすがの2人なんよ
- 48二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 00:14:45
視線だけをこちらに向けた首と、飛ばされた状態のままだらんと無防備に投げ出された肢体は、無造作に置かれた人形を想起させる。
五条は、手足の先を僅かに動かし言葉を発するだけの物体となったそれを引きずろうと襟をつかんだ。
五条「…うっわ、重っ!」
羂索「180以上ある大男が…重くないわけないでしょ。」
五条(女体化で前より力が弱くなってんのと…力入れると体の中で燻ってる熱が広がりそうになる…!)
五条「…ぅ゛…はぁ…まだ3分の1ぐらいかよ…」
羂索「…」
羂索(見えないせいもあるかな…布越しに当たる手の感覚がもどかしく感じる…」
羂索「…もうちょっと…っ丁寧に運んでよ。せめて両手使うとかさあ」
五条「っふ…やってもらってる側のくせに…よくそんな態度取れるな」
羂索「私が出れなきゃ…っ君も出れないみたいだからね…」
五条「…条件に生死は問われてなかったよな?」
羂索「くっ…でも私には…ちょっといい飴ちゃんという最終奥義があるからね。これを渡せば大体の頼み事は通るんだ…ゴミ捨てとか」
五条「それっ…♡通るの…髙羽だけだろ」 - 49二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 00:18:51
ちょっとハートが漏れてるのえっち(有識者顔)
- 50二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 08:21:49
wktk
- 51二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 18:08:13
五条の方が効いてるのすこ
- 52二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:40:45
女体化したことによって着てる服も緩くなってズリ落ちてきたら大変だね上はともかく下が
- 53二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:52:21
五条「…いしょっと…これで良いだろ」
羂索「まだ腕がはみ出てるよ…うっ゛!?♡…足癖悪くない?靴の跡ついたんだけど」
五条「床、引き摺られてる時点で…ッ変わんないでしょ…」
羂索「は…あっ見て外出たら首とか動かせるようになったよ」
五条「頭だけ動くバネのおもちゃかよ」
五条「…で、この扉で最後か」
羂索「案外短かったね」
五条「外出るまで気ぃ抜くなよ。行くぞ」 - 54二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:42:46
今度こそwritening来るといいな!
- 55二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:52:35
二人は慣れた様子で突風を受け、周囲の状況を見渡す。
がらんとした質素な部屋に看板とテーブルが一つ置かれている。テーブルの上には液体の入ったコップが二つと衣服のような何かが置かれていた。
羂索「最後の最後で…過去一意味の分からないお題が来たな…」
五条「液体を一人一杯飲み干して置いてある服を着る…ひとまず液体からか」
羂索「あ、私自力で飲めないし着替えらんないから手伝ってね」
五条「介護かよ…!!何が悲しくてお前の飲水補助と着替えしなきゃなんねえの…?」
羂索「やらないと外に出れないみたいだから…頑張ってね」 - 56二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 23:55:12
他人事のような態度に怒りを覚えつつも、液体の片方を手に取り羂索の口部に当てた。
羂索「うわ、押し当ててこないでよ…んく…っはぁ…ちょっとこぼれたんだけど」
五条「そのぐらいならセーフでしょ。味は?」
羂索「うーん、人間として大事なものが欠如していくような味、かな」
五条「お前なんか飲む前から欠如してるようなもんだろ」
羂索「頭にブーメラン突き刺さってるけど」
五条は想像していたものから大きく外れた答えに若干の不安を抱きつつも、もう片方の液体を一気に飲み下す。
その瞬間、これは確かに大事なものが欠如していくような味だ、と納得する。脳が無意識でかけていた常識のストッパーを、いくつか外されたような気がした。
媚薬dice1d50=14 (14)
五条dice1d75=25 (25)
羂索dice1d90=18 (18)
二人のどちらかが媚薬に負けたらcpでwritening
置いてあった衣服
- 57二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 00:05:44
クソ!ギリ勝ってる…
バニー衣装 - 58二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 00:10:26
- 59二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 03:12:14
バニーときてナースかと思ったら袈裟だった
夏油は転生しても五条袈裟着とるんか…
なんか羂索も2Pカラーみたいな袈裟着そうだな - 60二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 08:44:50
超ギリギリ
健全派のダイスだったな… - 61二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 08:57:47
この2人は健全!!みたいなのまぁ分かるから悔しい
五条とはいえ女体でも一緒に温泉に浸かれそうなぐらいの空気が羂索と五条にはありそうだし一歩間違えて誤作動起こしても今なら言い訳できるの面白い - 62二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 11:47:44
悔しい……!
- 63二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 18:30:24
このレスは削除されています
- 64二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 20:51:12
次!次はいける!!もう一踏ん張り見せろ媚薬!!!
- 65二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:04:02
媚薬くんがんばえー
- 66二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 23:05:17
次に五条は服を着させようとテーブルの上に視線を向ける。
そこに置いてあったのは、タイツや靴まで丁寧に用意されたバニー衣装と、使用された形跡のある五条袈裟だった。
五条「…?この縫い跡…」
――――
夏油『いやあ、この間ロケで木に登ったら引っかけて穴が開いちゃってね…軽く直してるところなんだ』
五条『凄!手縫い?俺のボタンも出来る?』
夏油『ボタン付けぐらいならすぐに出来るよ。そのかわり…昼は蕎麦屋でもいいかな?』
――――
五条(傑の袈裟…!どうやって手に入れやがった…!)
羂索「どんなのがあった?私にもっ…見せてよ」
五条「…お前が着るのはこれ」
羂索「…バニー服?…ねえ、形が明らかに私が着るやつじゃないんだけど」
五条「着れればセーフだろ、早くやるぞ」
羂索「そういう問題じゃ…ちょっと、そんなにがっつかなくても私は逃げないよ♡落ち着いておいで♡」
五条「本当に…黙れお前…」 - 67二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 23:14:16
おっ、袈裟はもしやクリーニング前?!
バニーはパッツンパッツンになりそうだが相手が動けないなら袈裟より着せやすそう - 68二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 23:57:50
きっちりと着込んでいたスーツが雑に剝がされ素肌との距離が近づいてくる。熱に浮かされた身体を隠すものがなくなっていくごとに少しづつ羞恥心と興奮が広がっていくが、身動きの取れない羂索はただそれを晒し続けることしか出来なかった。
五条「っ…もしかして女体化した俺見て興奮してんの?変態…?」
羂索「はー、♡は…そんなわけないだろ…さっきの部屋の効果が…残っているせいだから」
紛れもない事実として主張したそれに対して、五条は何も言わずにどうだか、とでも言わんばかりの表情でただこちらを見たあと、すぐに作業を再開した。
羂索「…で、何この惨状?」
彼らの数分の格闘の末出来上がったのは、今までの状態異常に疲弊が加わった二人と少し変形してぐちゃぐちゃになったバニー衣装だけだった。
五条「チッ、駄目か…!」
羂索「駄目か…!じゃないんだよウエストがどう考えても閉まるサイズじゃないだろ。さっさともう片方の服出してくんない?」
これ以上抗っていてもどうしようもないということを理解した五条は、しぶしぶ羂索に袈裟を見せた。
五条「…これ、どうやって着せんの?」
羂索「…袈裟じゃないか。確実にこっちが正解だったでしょ、サイズも私が持っているのと同じぐらい…」
そのとき、羂索の脳内で点と点がつながるような感覚がした。五条悟の特に嫌そうな顔。使用された形跡。サイズ。
羂索「…まさか、この袈裟って夏油傑の」
五条「絶っ対に汚すなよ」
羂索「無茶言うなよ…」 - 69二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 08:20:47
自分が性の対象になるわけ無いと思い込んでそうな五条はいい味がする
- 70二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 18:12:14
ほしゅ!
- 71二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:15:31
羂索「んん…そう、その白いのの上に…そっちの黒いの着せて…」
五条「で、この紐みたいなのを通して、っ゛…結ぶと」
五条「これで終わり?」
羂索「私の方はそうだね。後は君が着れば出られるはずだ」
いつも風呂に入るときのように脱ごうとすると服の摩擦が肌の感覚を柔く刺激する。今ここで焦って弱みが出ても良くないと逸る気持ちを抑えて慎重に服に手を掛けた。
しなやかに伸びる真っ白な手足と芯を持った美しいs字の引き締まった肉体が露わになる。
羂索「バニー服、ぐっちゃぐちゃじゃないか。本当に着るの?」
五条「…これしかねえんだよ…!袈裟避けたのが裏目に出たな…」
羂索「ひとえに君が無理やり着せようとしたせいだけどね」
五条「なーんかもうちょっとでいけそうな気がしたんだよなぁ…」
羂索「その程度の気持ちで私はあんな目にあったのか…?」 - 72二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 22:17:07
草!
- 73二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 01:13:05
このレスは削除されています
- 74二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 08:17:30
媚薬!もうちょい頑張れ…!!
- 75二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 14:42:48
羂索が動けなくて良かったなやってる途中で面白がってちょっかいかけてきそうだし
- 76二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:16:17
(風邪気味…生活習慣には気を付けよう)
―――
羂索「良く一人で着れたね」
五条「着心地最悪…ひとまず外出るか」
羂索「……」
羂索「ねえ、袈裟の後ろ側が捻じれて食い込んでるから直してよ」
五条「そんぐらい我慢しろ」
そうはいったものの、この程度のことで文句を紡がれ続けるのは耳障りだと思い気まぐれに体を寄せる。
五条「別に変じゃなくない?…一応引っ張っ…!?」
腕に毛のようなざらりとした感覚が走る。五条からは顔は見えていないが、恐らく頭で腕を軽く挟んでいるのようだ。
五条「…退けよ、邪魔なんだけど」
羂索「うーん…君は今すぐにここから出たいと思う?」
五条「当たり前だろ。それ今聞くこと?」
羂索「…この空間のせいで起きている超常現象や性的興奮の誘発、強制的な脱力状態…ましてや女体化なんて滅多に経験出来ないことだ。」
羂索「それに、部屋から出ればこれらが消えるとするなら、今だけの体験ということになる」
五条「…何が言いてえんだよ」 - 77二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:22:29
これって……
- 78二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:46:00
着る順番的に羂索が履いたタイツを履いてる五条か
かわいそ…と思ったけど袈裟を避けさせたのも五条だったね呪いが廻ってるね - 79二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 19:59:02
五条はようやく羂索の方に目線を這わす。視界に入ったその目は、好奇と興奮の色をうつしていた。
羂索「だからさ、私達」
羂索「セ.ックスしてみない?」
互いの心拍も吐息も聞こえるような距離から、とんでもない発言が襲いかかってくる。
五条「……冗談キッツ、コミュニケーションの仕方見直した方が良いんじゃねえの」
羂索「私は本気で言ってるけど」
五条「…はあ…?」
羂索「ぶっちゃけ深い理由はないんだけどね。そういった行為をしたい…それだけで行動を起こすぐらいに頭をやられてしまっているみたいだ」
五条「俺まで巻き込むなよ…!」
羂索「これでも割と頑張ったよ?」
媚薬の染み付いた体は人肌と離れることを拒む。既に彼らの貞操観念は低下し、脳は鈍っている。 - 80二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:02:49
目を逸らしても、聞こえる音の全てが理性を削ぎ落としていく。
五条(絶対やらない…いや、俺もそういう気分なのにやめる必要あんのか…?…違う!意識しないと考えがヤバい方向に行きやがる…!)
五条「…」
五条(…このまま流されても…コイツに巻き込まれたって理由が…)
そっと手を伸ばし、羂索の着る袈裟に手を掛けようとする。
最高の親友で、最高の相方の、夏油傑の袈裟。
羂索「…どうしたの?ヤりたくなった?」
五条「…が」
五条「誰がお前なんかとするか…!…さっさと戻るぞ」
羂索「そう、残念だね。今度は丁寧に運んでよ?」 - 81二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:05:45
媚薬くん!媚薬くんはいませんか!!
- 82二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:43:29
五条「♡…おらっ…!」ガチャッ
羂索「はぁ…はー…下半身が…大分不味い…」
五条「弁償しろよ」
羂索「私のスペアを出す時がくるかな…ん、あの光…」
羂索の視線の先には触って下さいと言わんばかりの白く光る壁があった。
羂索「怪しいね」
五条「…触ってみるか?」ガシッ
羂索「!!君の手でやったら良いじゃないか…!せめて一度物を当て」ベチ
羂索「…!…動ける。異常もないね。触れるとすぐに元に戻るのか」
五条「危な…バニーのまま戻るとこだったじゃん」
羂索「触らせれば良かったなあ…私も着替えなきゃね」
準備を終え五条が光に触れると、光は出口と書かれた扉に変化した。
五条「…この袈裟どうしようかな」
羂索「持っていった方が良いんじゃない?生得領域内の物質は消えることもある。」
羂索「…じゃあ行こうか」 - 83二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 20:59:16
クソ!ことごとくwriteningを回避しやがって!!
夏油がチラついてストッパーになったところ可愛げあるじゃねーかってなっちまったよ! - 84二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:06:14
羂索に迫られる五条がエッッッだった
ただの性欲処理に出来る距離感なのか、先っちょぐらいは五条に興奮してたのか - 85二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 23:48:12
二人がドアを開けると周囲が強く発光しだす。閃光のような光を浴び、二人は意識を失う。
意識が戻って最初に聞いたのは、二人分の携帯の着信音だった。
羂索「っ…ここは…元の廃墟…?」
五条「…ぅ…袈裟は!?電話!?傑!!」ポチポチ
夏油『悟!!無事かい!?…悟!!』
五条「俺は無事だけど…!傑の体調は!?」
夏油『そんなことはどうでも良い!!皆心配したんだ!配信が途中で切れて丸3日連絡がつかなくなって…!』
五条「!…迷惑かけた。ごめん、傑…」
夏油『別に良いよ。…君が無事で良かった』
髙羽『オマエ!!居なくなる時は事前に伝えてスケジュール調整しとけって言っただろ…!また俺が色んなところに謝りに行く羽目になったんだぞ…!インフルなのに…』
羂索『今回のは不本意だったんだよ、次からはちゃんと言うさ。多分きっとメイビー』
髙羽『信用ならねえ…あ!五条さんは!?怪しいことしてないだろうな!?』
羂索「彼なら隣で夏油傑と話してるよ。うん…まあ私の意思ではしてないから安心して」
髙羽『…あんま危なっかしいことばっかすんなよ』
羂索「それは私の興味次第かな」 - 86二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:05:20
――――
羂索「長電話は済んだかい?」
五条「今すぐ帰るからな傑…!!」
羂索「お見舞いに果物でも持っていこうかな。ドリアンとか」
五条「テロでも起こす気かよ…無難に経口補水液でも買ってくか」
五条「…結構やばかったな、あの部屋」
羂索「超常現象や呪術についてもう一度調査しなおしだ。…あとは君があんな顔をするなんてね…正直驚いちゃったなあ」
五条「自分の痴態すら覚えてねえの?一部始終言いふらしてやろうかな」
羂索「それ君もダメージ負わない?」
数日後――
夏油「久々にクローゼットの整理でもしようか」
夏油「…あれ、袈裟がある。無くしたと思ってたのに…まあいいか。…ん?」
夏油「なんか汚れてる…?」
終 - 87二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:06:42
あっ
- 88二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:26:41
あっ……
- 89二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:29:00
媚薬くん、君にはがっかりだよ
- 90二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 00:34:30
ほんと転生後でも無駄に強い二人だったなくっそ
せっかくの媚薬部屋で事故の一つも起こさないとかマジほんま媚薬くんさぁっ!