- 1二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:53:47
- 2二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:56:41
クリアおめ!
俺は大統領に情緒ぐちゃぐちゃにされた記憶が強いな… - 3二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:58:24
まずこのスレ画なんだっけ…?
- 4二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:58:58
クリアおめでとうございます。
ORT戦どうでしたか? - 5二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 19:59:04
アヴァロンルフェ感想スレ立ててた人?
- 6二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:00:00
- 7二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:03:04
強大なるカマソッソの戦闘曲が通常戦闘曲のアレンジなのすこすこ
- 8二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:05:55
スレ主じゃないけど一つ質問がある、結局ニトクリスオルタのデメリットって退去以外だとなにがあったの?
変身解除も自由な感じだったしイマイチわからんかった - 9二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:09:18
初っ端から一番好きなシーンを語りますが……22節の会話がもう逐一ツボで、心を刺激され色んな汁垂れ流しっぱなしでした。多分大統領みたく虹色の何かが分泌されてた。
殆どの台詞スクショに残したお陰でgoogleドライブの容量の危険が危ない。
自分、ロボットでも化物でもそれ以外でも人間性を後天的に獲得していく展開に弱いんですよ。或いは人間じゃない生き物が人間らしい情緒を発露する展開。
ディノス達にとって最初で最後の過ち、無駄な行いに命を捨てに行くという愚行。知性体のバグ。やりがいなんてものの為に。
彼我の力量差を考えれば特攻ですらない。
でも、そうしたいと思った。その為に笑おうと思った。それが間違いだなんていえない。感情を持つならば。
時として衝動は熟慮を超える力になるんだ。核融合なんて目じゃないエネルギー。
知性体だけが持ち得る最高の価値の発露。
心だけが描ける色彩、それを美しいと思えることが人間の長所なんだよ。分かるか、分かってくれ。 - 10二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:12:30
最後にテノチに惚れた人、みんな友達な。
- 11二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:21:38
ゴッフの言葉に全力で肯定しながら、この期に及んで当事者の位置から外してくれるなよとも。
ディノスという種はきっと全ての事象に当事者性を持たず、客観から無駄なく軋轢を生まない選択肢を選び続けた生物だと思うんです。
引き摺らない選択、しこりを残さない選択、それは賢明な行いでそれを貫くことで賢者と呼ばれるのだろうと。種族が賢者。
でもそれは自分の生涯に主体性を持たないのも同義。熱の無い人生。テペウの語った哀しさ、友を救うことが出来なかったテペウだからこそ総括出来た宿痾。
最後の最後に己の命を以て主観を持つことが出来た。
平穏だからなんだ、賢いからなんだ、冷めたままの一流の人生なんて当人とってどれだけの価値があろう。熱い三流なら上等よ。
ディノス達より遥かに愚かな我々はどれだけ熱い人生を送れているんでしょうね……。 - 12二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:24:47
— 2023年11月06日
個人的に知って欲しいところ
この選択肢の差分で明かされるんだけど
冥界線が召喚無制限地帯になっているのは
主人公と取引した後にテスカがカマソッソの元に赴いて取引して本編の使用にしたから
おそらくはカルデアが試練を乗り越えた時
後の戦いで有利になるよう用意した報酬と思われる
全ての陣営を支持すると宣言したテスカトリポカの公平さが伺えるシーン
- 13二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:30:23
このシーンで熱かったのはマシュも。
多くのストーリーであくまで主人公の補佐であったマシュの主体性はブリテンから表出し始めたと思うんですが、それを経たからこそここでテペウに激情をぶつけることができた……カルデアで、もしかしたら全ての人間の中で一番純粋かもしれないマシュだからこそ口に出来た真っ白な生命観。
そう命。7章のテーマは命、生命だと思います。
或いは選択ってのも大きな要素だったと思いますが、命の運行――即ち運命とは選択によって輪郭を顕にするものと思うのでもっと大きな枠組みとなる命こそが主題に相応しい。
命は大切なもの。何故?どう大切なのか?それは22節の会話の中で、マシュの心が、テペウの知性が、そして後にククルカンとテスカトリポカの両神が語ってくれる。
異聞帯は命のトリアージの連続でしたが、最後の最後にプリミティブなところに還って来た感があります。 - 14二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:40:51
人間性は突き詰めれば極めて差別的な観念となる。何せ個の追求の行き着く先は他人と相容れることが無いと確信することにある。公共性の否定こそが個我の果て。
でも好き嫌いをハッキリさせるから大切なものが何か分かる。それは遅ればせながらテペウが気付いた宝でありマシュの手の中にもきっとあるもの。
だから生きていて「楽しい」と思える。ディノスが生存の観点からは不要な筈のトウモロコシを好むのも、11兄弟達が球技を楽しむのも、チチェン・イツァーの皆がカルデアの旅の記録を楽しんだのも、ワクチャンが大統領を愛したのも極めて差別的で、でもそれは彼らが一人じゃないから……公共の中にあったから生まれた感性であり心。
皆を差で別つからこそこの世は美しい虹色になり得る。
こんな基本的なことを口に出して確認し合うなんて、照れくさくて自分達には出来ないですよね……。
たまには裸の心で言葉にしてみるのも善い。 - 15二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:48:05
尋常じゃないくらい言語化がうますぎる。
うおおおお!感動したぁ!くらいにしか感じなかった自分が恥ずかしい⋯ - 16二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 20:55:20
まぁ実際にディノスが億単位で繁殖し、その心に自由と熱が生まれたならばそこで発生するだろう諍いとエネルギーはミクトランを破壊して余るものだったろうとは思いますが。
でもその事実を確認し、危険を手に抱いたままだからこそ進んでいける場所がある。霊の長、魂に長けたもの、霊長とはそれ。
死を間近に、絶滅を前にしながら、争いという愚行によって生まれた倫理。否、間違えないと倫理は生まれない。
力と道徳を両手に携えてこそ知性体は前に進める。愚か愚かと言われる人類だって理性と本能、正解と不正解を折り合い重ねてこそ今がある。
正解ばかり気にして進むことが出来ないなら転んでも前へ。
不正解でも何かをするからエネルギーは生まれる。それが尊いのだ、少なくとも当事者たちにとっては。
エネルギーの生まれる瞬間は何よりも美しい。 - 17二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:06:19
- 18二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:18:07
マシュとディノス達の成長と対極に位置する存在。
ORT、輝ける唯一無二。
ともすればステージギミックでしかないと捉えられるかもしれない彼?だけど命と言うテーマに置いて重要な存在であると思います。
何せこれほど強力・強靭・凶悪な生命なんて他にない。星を命の一つとする型月世界に於いて星を背負わず星を超えるエネルギーを生み出す個体。文明とは逆のベクトルで命を極めた果てにあるのは、少なくともこの作品世界においてはORTの他にない。
誰かの心に影響を受けない、全てを喰らい己の機能とするだけ。自分の生存の為に他の全てを滅ぼす。知性体の進化の逆張り、その究極。
情緒を除けばORTの在り様もまた美しい。
7章はもしかしたらORTを出すという前提の上に組まれたシナリオかもしれないけれど、生存の為に星間捕食生物と極限の戦いを繰り広げるのは最後の異聞帯だからこそ描けたシチュエーションでありましょう。ゲームとしてのギミック、反則に反則を重ねて来る絶対的生態。ORTがいなくばミクトラン無し。
ありがとうORT。 - 19二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:28:54
ORTは本当に⋯本当に強かった⋯
総力戦とかもう2度とやりたくない。心がずたずたになる - 20二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:30:19
- 21二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:38:07
そしてORTの対となる太陽の化身、ククルカン。7章はどのキャラも魅力的ですが一番好きなのは彼女でした。
>>9にも書きましたが非人間が情緒を獲得していくシチュエーション、その体現はディノスでありククルカン。
寧ろ千万年の生態の果てにあったディノスよりここ1年で生命として再誕したククルカンはより色濃いメタファーであったと思います。
マィヤの端末としての長い年月、一年で築いた知識と情緒。ディノス達の庇護者として厳格に平等にあらねばならないという使命感と汎人類史によって目覚めた善性。
テペウの言葉通りもっと自由に「らしく」あればいい、きっとディノスは皆そう思っていたろうけど極限までそれを伝えようと思えなかった彼らと、きっとそれ故に神たらんと努力していた彼女の在り様。
神と人類という関係に於いてきっとオリュンポスよりも原始的で純粋な愛着、情動。ミクトランと言う舞台でこそ築かれた絆でありましょう。
ディノスがああいう人類だったから、ククルカンはあれで良かった。
ところで次の彼女のPUは……確か10周年の大量PUに居ましたよね彼女、畜生二ヶ月遅れたッ!
- 22二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:41:10
- 23二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:47:42
- 24二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:53:11
ミクトランに座す二柱の神、もう一人のテスカトリポカ。
見た目がこれだしもうずっと好き放題で楽しそうだし遠慮なく血を流すし時間の入れ替えと無法やるしでなんだコイツ!と笑いっぱなしでしたが最後の最後で彼の視界、価値観を知り腑に落ちましたとも。
時間というエネルギーを尊ぶもの。最後のミクトランパでの会話は確かに恐竜王と同一存在だったと確信出来ました。
成功者だけを持て囃す短期的な視座では到達しえない、真の意味で事象と物語を愛する存在。
ただ一人の勝者だけで名勝負は成立しない、故に戦いという過程に輝きを見出す。かくありたい精神性。
実際利益を別にすれば勝敗という結果よりもその過程に成長の糧はあり、勝負の途中にこそ観戦者達は感動する。
それに自覚的に、全ての戦士を包括して背中を押す。物騒でおっかないけど彼もまたククルカンと同じく人類を愛する神。
神様ってのはきっと人間より好みが明確で、そのことに頑固な生き物なんだ。
何時か人生を全うした先、ミクトランパで彼に会って一時休んでからまた走り出したい。
レスト&ラン。 - 25二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:57:38
- 26二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:01:16
- 27二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:06:34
- 28二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:14:29
デイビットについての所感を聞きたい
- 29二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:14:53
- 30二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:24:36
- 31二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:53:59
できることならこの後の奏章4つの感想もやり終わったら聞きたいな
FGOライターのそれぞれの癖も強みも弱みも存分にでた集大成とも言える作品群で自分と合う合わないだったりで完走した感想が人によって全然変わってくる章達だからさ…
ぜひこのスレ主がどの章がどんなふうに良かっただったりここは不満だったとかの感想を聞きたい - 32二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:58:38
ORTは攻略しながら「あぁ、こいつは昇進正目の化け物…なんだ」と思ったあの強さで心臓無し、物凄い弱体化してるって……本当に理解出来ない
- 33二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:33:27
- 34二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 12:15:32
ここだけでオルガマリーというキャラが好きになれるのいいよね
- 35二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 21:40:57
- 36二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:07:50
7章においてデイビットは明確に、且つ唯一の「悪」であった
それはデイビットが悪人だったとか邪悪な目的があったとかって意味ではなく……いや地球を破壊しようってのは大分邪悪だな……悪認定ヨシッ!
というのは置いといて、凡そ原始的な世界であったミクトランにおける善とは単純なものでコミュニティの平穏と拡大に集約される。要するに産めよ増やせよ地に満ちよという奴で、この本分に則るのならこの世の殆どの生物の本質は善となる。これによって諍い殺し合いが発生してもそれは拡大における副作用みたいなもんでそれを悪徳とは呼び難いと思う。ディノスは勿論オセロトル、マィヤ、カーン王国、或いはORTですらそう。
故に贖罪と尊厳を根拠にした自切はあまりに進歩的過ぎる。道徳の結果として絶滅を押し付けるなどあのシンプルな世界と価値観に於いては理解不能の超越的自滅行為――悪と断じていい。そもそも切腹は代表者の命を以てそれ以上の損失を避けるある種の社会構造・価値観あってのケジメなので社会システムがまだ発展途上なミクトランには高度過ぎるのだ。
土地柄に合わないシステムの運用は愚行である。
まぁ実際デイビットは己の行いを最後には自己満足と断じているし惑星単位どころか宇宙規模の視野で検討された惑星介錯なのでこれもまた異なる価値間のコンフリクトと呼べないこともない。現状のノウム・カルデアにすら理解の追い付かない行為だったけども。この意味を理解するにはプレイヤーにもまだ情報が足りてない。
ただ一つ言えるのは、デイビットの行いは悪だとしても当人は善人。
例え自他が人の振りをした宇宙人と評したとしても、その根底にあるのは人の為の善だった。それだけは覚えておきたい。 - 37二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:09:47
このレスは削除されています
- 38二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:22:35
- 39二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 22:23:40
- 40二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 07:03:58
マリーン……おおマリーンよ……現在進行中のペーパームーンでもこういう量産型マスコットがたくさん出てきそうで嬉しい……一家に1人、人生の友になって欲しい……
ORTと対照の弱い命、仮にもサーヴァントなんだからマスターより弱いってことはないだろうけどあまりに儚い
ただ機能だけ詰め込んだ人間のようなAIではなく、マリーンという一つの人格を複数が確かに共有しているという背景
活躍は序盤だけに集中する形になったけどテペウと大統領に与えた影響計り知れず、あんま同一視するのもアレだけどペットの飼育が子供の情操教育に与える影響・その死を以て完結する生命倫理
まず彼の死があったからこそミクトランのテーマは全編に於いて貫かれたものだと思う、きっと大統領の命の一撃の中にもマリーンの勇気の一片があった
最後のサッカーボールからキャプテンが思い出を受け取るところは寂しくも嬉しい
記憶は我々が運ぶ時間と言う大河の結晶 - 41二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 07:09:10
ホント面白いよなあミクトラン
読後感が最高に良いんだよな - 42二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 14:05:42
- 43二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:02:00
最終的に選定されてしまうとしてもマィヤの治世は異聞帯の中でも屈指の出来だったのではなかろうか
ン千万年の継続、強く賢い種族の繁栄、太陽消滅によるディノス休眠下でもカーン王国と言う強大な文明が栄え……ORTに行き当たらなければ、というかカーン王国が打倒したことでORTすらミクトラン継続の糧にしたのだからタフネスも並外れている
現行人類は一千万年後も存在しているか?十万年後も繁栄を保てているか?長期目線で考えれば異聞帯と言えどポテンシャルは現行の汎人類史を上回っていたとも
画像のように評したとしても、恐竜王が言ったように「俺達はここまで来た」と誇るべき結果だと思うのだ
汎人類史は彼らからバトンを渡されたものとしてよりよい未来へ駆けていかねばならない
せめて一万年後くらいは笑える未来でありますよう - 44二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:21:41
後悔先に立たずというべきか、最善を選ぶのが不可能なら次善を選ぶしかなく、そういう意味ではニトクリスはよくやっていたと思う
足りなかったのは妥協なり開き直る為の余裕で、生真面目な美徳が欠点になった典型例とも言える
復讐は必ずしも人の幸福に繋がるとは限らない、強いて言うならマイナスをゼロに戻す為の行為であってそれ自体にプラスを求めてはいけない
後悔するくらいなら復讐すべきではないし恨みを忘れてしまうのがQOLには一番良い、ただ彼女の場合立場上仇と顔を突き合わせ続けることになるし専横を防ぐ為の更迭ないし処刑はどこかで必要になったと思うけど……或いは建前さえあればもっと自己肯定できたのだろうか
騎士王と同じできっと王をやるには我の足りない真面目過ぎる人だったけど、そんな彼女をカルデアとディノス達は愛してたんだなぁ - 45二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 06:47:57
もうすっかり建築マリッジコメディアンになっちゃった彼女ですが……後からスタートした身としてはその負債がデカ過ぎる、そりゃ都市だからなガハハ!これが本当の建築国債!
ともかく、真面目過ぎると言えばニトクリスのifっぽくもある。学習性無力感というか、滅亡を最後の記憶とした存在ならどうせ真面目にやったって……と苛まれるのは自然なものか。南米ニトクリス。アステカ折木奉太郎。女だけど。
ただ気を弱くしても持てるものはいつだって再起できる、ましてやサーヴァントならば。伝説を持つ故人間より強固な精神性、頑固な性格をしているのがサーヴァントだけど相応しい切っ掛けがあれば。ニトクリスの心臓は図らずもアステカの生贄文化として熱量を生み出したか。
気を強く持ち続けるってのはエネルギーを消費するものだけど、頭を低くいじけて生きても妙なところで激発して暴威を振りまくことになるし、辛くとも心臓の熱を意識して歩むことを忘れないのは僕の貴方の人生の為に。個人と言う宇宙のエントロピーがそこにある。 - 46二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 11:54:41
- 47二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 12:18:34
こう、直接手を下させるのでは無く「スイッチを押させる」事で
一歩引いて、その結果が全部見える位置に居させるのが……いいよねよくない - 48二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:29:13
- 49二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 06:31:26
カーンの王、闇の蝙蝠、不死、最終人間、人類の槍、勇者王。
型月パワーバランスを混沌の坩堝に叩き落とした最強の死神。
命の素晴らしさを表現しているミクトランの中で唯一命の悲しみを背負った男。何せ死ぬことができなかった。国民が命を捧げた我が身と栄光を曇らせまいとしていたが、もしORTと相討ちになれていたら誇らしく眠りにつくことが出来ていたのではないか?
生きていなければあらゆる幸福はないが、生きているからこそ艱難辛苦はある。その偉業を知れば敬意を、哀悼を捧げられようもの、しかし億の罪業と痛苦を共有できるものはいない。分かち合えない。種として、あり方として、ただ一人という断絶。唯一人。新しい時代が来たのに煮詰まって抜け出せない。
そんな男が忘れて何が悪い?誇りだけ心に残して何が悪い?人類悪?獣?この男が何をしたというのだ。
世界を救ったね、その結果がこれだよ。個人が世界など背負うべきではないんだよ本来は。
トラオムの被検体Eから繋がる最後の一人という強烈な力と狂気の押し付け、主人公もいずれその事実と現実にぶつかるのだろうか。
最後の最後、死の不感症と嘯いた彼の独白が本当のものだったか……もしかしたら大きすぎる喪失に現実感を持てなかっただけかもしれない。悲しくない男が、苦しくない男が、命を捧げるような王だったのかと吐くことができようか。
思い出せることに温もりと光りを見出せたこと、記憶の中のカーン王国に幸福はあったんだ。
何時かカルデアで再会したい。 - 50二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 13:16:34
ミクトラン中間管理職代表イスカリ君、一年テスカトリポカというシステムの中になくば胃に穴を開けていたに違いない
中々ヘイトコントロールが巧みで、悪辣な面や物言いはしつつ原始的世界故の闘争背景とか在り様が際立った良い役でした
振り返ると彼はククルカンと対比されているキャラだったように思う
発生1年という短い生涯、片やオンリーワンの力を持ちプラスの感情に身を任せて思い出を作りながらも己の立場に迷い、片や集団の長としてマイナスの感情を源泉に己の立場を全うしつつも届かぬ夢に想いを馳せる
どちらも根が真面目でいずれ来る終わりを見据えているのは変わらないけど印象は随分違う、ミクトランの光と闇……ではなくどちらも光を浴びながら陰となる面を持つ当たり前の知性体だった
惜しむらくばイスカリ、というよりメヒコシティとオセロトルの掘り下げがもう少し欲しかったところだったけど6章よりマシとはいえ7章も十分長かったのでそれはそれでってことで - 51二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:09:18
- 52二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:32:14
テーマは心でしょう。アルターエゴの起原ですし。
心を切り分けた結果の人格。或いは記憶を区切るパーティションそのものが外部から人格と呼称されるのかもしれない。
まぁデータなんて言えるほど確かなものではなく、内部だろうと外部だろうと記憶や他人への評価なんて主観を脱せないので最初から信頼性に欠ける計画、それを確かめる実験でもあったろうけど。
治療も洗脳も長期に渡って行うもので短期的にはパブロフの犬よろしく特定条件に反射させるのが精々で、そんなのが力を持つかと言えば……戦力増強をガチャに頼るようなものな気が。ソシャゲじゃねぇんだぞ。ソシャゲだったわ。
結局皆自分の願い、欲望を叶える為に走りまわってたのは変わらなんだ。
それが愚かだったり、面白かったり、せめてもの救いだったりする。滑稽、喜劇、だからこそ当事者にも傍観者にもそれらは必要なのだ。
平面の月で欠けたもの達が我ぞ誰ぞと形を変えていくお芝居。 - 53二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:41:58
まぁ実際の中身はわし様オンステージでしたがね!
いやいいわぁわし様、明け透けなアホたれ。サーヴァント化したやる夫みたいな。
ロクでもない人だったけどそれを隠せないし欲望に対し真っ直ぐなのは寧ろ好感、あれこれ迷ったり守ったりもなく、過剰に奪い攻撃するほど狂ってもいない、それでいてバーサーカー略してバカの系譜に連なる名脇役。現行イベで一般通貨博徒と化してても違和感ねぇ!
カーリーなんて強大で物騒な神まで降臨した舞台で最後に待っていたのがわし様とビーマの宿命の対決……なんてものでもない、単なる意地の張り合い突っ張り合いというのが心を主題にしたお話としては爽快でございました。互いに必要なものを見つけることが出来た敗者無き戦い。こういうのもたまにはいいもんだ。
ところでCMアニメのスタイリッシュ爆破はなんだったんスかね。 - 54二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:47:49
- 55二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 21:53:17