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福島第一原発関連データ | 原子力資料情報室(CNIC)   
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『原子力資料情報室通信』第621号(2026/3/1)より

●福島第一原発港湾内魚介類の分析結果
東京電力は福島第一原発の港湾内および20km 圏内海域で魚介類の採取・分析を行い、Cs-134・Cs-137・Cs合計をPDF形式で発表している(港湾内は2012年10月から)1。ここでは港湾内の魚介類のCs合計の濃度(Bq/kg)推移を示した。事故以来初めてCs合計で100Bqを上回るものが採取されなかった。

図1 福島第一原子力発電所港湾内の魚介類の放射性セシウム濃度分析結果(年別平均値の推移)

図2 福島第一原子力発電所港湾内の魚介類の放射性セシウム濃度分析結果

●福島県避難者数の動向
福島県の避難者数および避難指示が解除された区域の居住者数、小中学校生徒数の推移を示した。
福島県の避難者数は県内・県外避難合計23,639人(2025年11月時点)と報告されている。ただし自主避難者は統計がとられず、また避難指示解除が進むと、避難が継続していても統計上は除外され、政府統計では避難の実態が把握できない。実際の避難状況はどうか。旧避難指示区域の住民登録数と実際の居住者数を見ると、およそ37,245人の差がある。自主避難者も含めればさらに多くが今も避難生活を送っている。現状の統計は実態が把握できず、復興の偽装となっている。
福島県の旧避難指示区域の小中学校生徒数は事故前の8,348人から1,275人へと大きく減少した。ただし避難指示解除や特定復興再生拠点区域の設定に伴い2018年の863人からは増加傾向にある。

図3 東日本大震災避難者数推移

避難指示が解除された区域の居住者数(2025/12または2026/1末時点)

図4 避難市町村の小中学校生徒数推移(市町村の順は避難指示解除順)

(松久保肇)

1www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/archive/index-j.html

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