我々はごみの自然界流出問題に対し
- 計測:流出・回収されるごみの量や種類を定量的に把握する
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対策:ごみの流出量を削減し、回収量を増加させる
※Missionは事業領域(克服すべき環境問題)の拡大に伴い、追加されます。
我々はごみの自然界流出問題に対し
昔々、世界を旅する若者がいました。南米の密林、アフリカの砂漠、インドの川。行く先々にごみが散乱し、環境や衛生を脅かしているのに、誰も気に留めないことに衝撃を受けた彼は、友人と共に立ち上がりました。
「SNSを使って世界中にごみ拾いを広げたらどうだろう」「ごみ問題の深刻さを測る物差しも必要じゃないか」「集めたごみはリサイクルできないと」「いつかはあらゆる環境問題を克服してみせる」――。最初は笑われ否定されながらも、多くの人々の支援と参加を得て活動は広がりました。
今、私たちピリカは世界130ヵ国で4億個以上のごみを回収し、調査した距離は地球50周分を超えています。
ピリカは、科学技術の力で、ごみ問題をはじめ、あらゆる環境課題を克服する会社です。
ごみ拾いSNSピリカを世に公開した5月になると、僕の1番の理解者だった祖父のことを思い出します。「好きなことをやりなさい」が口癖だった祖父は、ピリカ公開から5日後にこの世を去りました。
僕は科学が大好きです。その科学が生み出した、21世紀の人類にとって最大の脅威である環境問題を、科学の力で克服する。子供の頃から祖父に話していたその夢を、実現するために生まれたのがピリカという会社です。
まずは、ごみの自然界流出の問題から、いつかはあらゆる環境問題の解決を目指して、何年かけても、どんな回り道をしても、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。
株式会社ピリカ /一般社団法人ピリカ 代表
小嶌 不二夫