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イントゥ・ザ・ワイルド : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
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イントゥ・ザ・ワイルド

ALLTIME BEST

劇場公開日:2008年9月6日

イントゥ・ザ・ワイルド

解説・あらすじ

「インディアン・ランナー」「クロッシング・ガード」のショーン・ペン監督が実話に基づくジョン・クラカワーのノンフィクション「荒野へ」を映画化。恵まれた環境で育ちながらも、人生に不満を抱えていた青年がアメリカを横断。その果てにたどり着いたアラスカの荒野で死ぬまでの心の軌跡を描く。主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」「スピード・レーサー」のエミール・ハーシュ。共演にマーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、キャサリン・キーナー、ビンス・ボーンら。

2007年製作/140分/アメリカ
原題または英題:Into the Wild
配給:スタイルジャム
劇場公開日:2008年9月6日

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映画レビュー

4.0 「選択の強さ・準備の甘さ」という円熟期の毒

2026年2月8日
iPhoneアプリから投稿

これはクリストファージェファソンマッカンドレスという青年の実話。
何が悲しいかと言うと、彼が生まれたタイミング。

移民によって作られたアメリカでは、西部開拓時代含め、「新しき移動には新しき発見がある」という、移動によるフロンティア精神が古き良き国民性となっている。
当時、アメリカ人はそこにある種ロマンを抱きながら生きてきた。一番そこにロマンを感じ、「あの頃のロマンを取り戻そう」と、テーマパーク(※当初の計画ではウエスタンランドしかない)まで作ったのがウォルト・ディズニーであることは、皆が知る所。

しかし建国から、ある程度国が豊かになった19世紀前半、物質主義を否定する意味で、そのアイデンティティを強調して表現する者が現れた。ラルフ・ワルド・エマーソンや、ヘンリーデイヴィッドソロー等だ。
物質主義の黎明期であるその時期、真理は自然の中にあるとでも言うように、彼らは超絶主義という形で、自然の中での生活を推奨した。古き良きアメリカのように。
肝心なのは、この思想が強調されたのが黎明期であるということ。私には、黎明期に出てきた思想というのはお遊びに見える。なぜなら、「言うてもそこまで物質が完全に浸透していない」からだ。例えば、生活の全てをメーカー商品に頼っている今の生活の状態を100%とし、突然自然の中に行けば、そりゃ自然生活の知恵が無いからすぐ失敗する。だけど黎明期ならどうだろう、物質が生活の30%くらいしか浸透していないとすると、残りの70%は生活や自然の中で得た知恵でやりくりしてることになる。この状態なら、自然の中にほっぽり出されてもある程度生きていけそうだ。

というのも、真理は自然の中にあるとする超絶主義たる思想を掲げた前述のソローは、実際自然の中で暮らしたわけではなく、あくまで生活実験(お遊びと言ってしまおう)として、町の近くの別荘地(しかも友人に土地を借りて小屋を建てただけ)での半自給生活を「自然の中での生活」としてまるで理想郷のように語った。物質主義の黎明期だったからこそ、こんな遊びのような実験テイストで論理を展開してしまっている。まあ確かに、スタートが物質依存度100%でないため、そもそも「真の出家生活とは何か」のイメージすら今とは違かったのだろう。

そして後世になりもっと物質主義になると、辛い人にとっては黎明期よりももっと物質否定欲が湧いてきて、「黎明期にできた理想論」に縋りたい気持ちが強くなる。この理想論は、黎明期にできた上述のような「お遊びロジック」だというのに。
そのような、黎明期にできた概念を円熟期にも適用し超絶主義を展開したのが、ジャック・ロンドンでもある。こうして舐めプであったはずの超絶主義が、ヒッピー文化の影響も受けながら、後世になると鋭く尖った、社会との断絶を求めるより強い思想形態に変わっていく。
その状態で、マッカンドレスはソローやロンドンの作品に出会ってしまった。

辛い物質主義に対して、明確なアンチテーゼとして超絶主義や理想論を展開するその内容を見たら、心酔してしまうのも仕方の無いことだと思う。心酔し過ぎて、リスクテイク計算がバグってしまうのだ。私もそうだ。

このように、構造として「何らかの円熟期に否定概念として出てくるものは、その黎明期に否定概念として出てきたものをまずプロットする。ただ、その否定概念は黎明期に出来たもののため、表面上は理想論でも欠点が多い。そして、その否定概念に心酔してしまうと、その欠点は見えにくくなってしまう」というパターンがあるように思う。

今回で言うと、「30%物質に頼っていた時代に出てきた概念を、100%物質に頼っている時代に適用してしまった」ため、事前準備や適応力含め失敗したように思う。つまり今回の欠点は「当時と今の物質依存度にギャップがある」ということ。
超絶主義の中でも上記を冷静に見ていたら、もう少し準備が出来たかもしれない。成績優秀であったのに、なぜこれが考えられなかったのかが非常に勿体ない。

しかし、根本的にマッカンドレスには同意し、強く同情する。私も同じように、やんわりした超絶主義を持っていて、都内からある場所へ移住したからだ。彼とは違い、この理想論の罠に気をつけて、あくまで「地方の都市」に留めたが。すこぶる都内にいる時との精神状態が違う。
彼にも、この感覚を味わってほしかった。
もっと長生きしてほしかった。自然体になった後ではじめて、両親と真に和解してほしかった。
ただただ、彼が生まれたタイミングが悪かったのではないかと、悔しくてならない。
彼の考えが甘かったと一蹴しないであげてほしい。少し時代がずれるが、ヒッピーの生き方もまだ是とされていたり、そんなリスクテイクの甘さが許容されていた世の中である事も含めて、時世による影響が多分にあると思う。

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Galois

5.0 ゆるキャンにはアラスカは向かない❤

2026年2月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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チネチッタ

4.5 ぼっちキャンプのようには、気楽に観られない良作

2026年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今ほど配信で映画を見てなかった頃、BS-TBSの「ヒロシのぼっちキャンプ」にハマっていた時期があった。
そのオープニングに使われているのが、今作のテーマ曲。ジャケット写真がすごく魅力的で、観たいと思いつつ配信がなくて出会えずにいた作品だったので、うれしい。

見始めは、出てくる風景の美しさに目を奪われて(自然だけではなく、人々の生活感あふれる場面も含めて)、「いつまでも観ていられそう」などとゆったり鑑賞していたのだが、途中から「これは気楽な物語じゃないぞ」と気づくことになり、そこからは集中して最後まで見届けた。

主人公の青臭さも、危うい純粋さも、愚かさだって指摘しようと思えばできる。きっかけも「そんな理由で…」と思わないこともない。けれど「だからって何?」と、こちらの固定的なものの見方を軽やかにかっ飛ばしてくるような、「1人の青年」の人生にとことん寄った作品だった。

観ているうちに、人は「野生」からこんなにも離れてしまったんだなぁと思いつつ、彼がたどり着いた「真理」は、重く重く響いてきた。

忘れたくない言葉

許せる時が来たら、愛せる
愛せた時に、神の光が君を照らす

HAPPINESS ONLY REAL WHEN SHARED

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sow_miya

1.0 あんまり好きくなかった

2026年1月12日
Androidアプリから投稿

というのも、この主人公に殆ど共感が持てなかったし、たいして話も面白くなかった。
きっと観る年齢によって受け取り方が変わる映画だと思うから、そういったとこは良さそう。

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akir crazy!

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