名作映画【十二人の怒れる男】が4日以内(本日は5/28)に、AmazonPrimeビデオで公開されます。
本作品は陪審員制度を取り扱った作品で、とある少年の罪科の是非を、十二人の男が話し合うのですが、一人を除いて全員が【有罪】に手を挙げます。
よって十一人は、残りの一人を納得させ、不毛な時間を終了させようとするのですが……
人一人の人生を左右し得る、陪審員という制度に対する責任と、無罪推定の原則に基づいて、十二人の男が苛烈な舌戦を繰り広げます
それぞれの思惑と過去、そして抱いた主義により、舌戦は加速してゆきます
この作品の素晴らしいポイントは、撮影場所が一貫して殆ど変わらない点です。派手な演出も色もありません(白黒映画だし)。しかしとてつもなく面白いのです
ただおじさんたちが話し合ってるだけなのにめちゃくちゃ面白いのです
もし、派手な描写や複雑な情景を描くことが小説執筆には必要で、同時に、自分には難しいと考えている方がいらっしゃいましたら、この映画は新たな方向性を示してくれる作品だと思います。
是非。