おはようございます。
苦痛について考えます。
いつから苦痛は生じたのでしょうか。まだ何もわからない赤子は本当にわかっていないのでしょうか。苦痛に泣くのでしょう。安心に笑うのでしょう。
大人はもちろん苦痛に苛まれます。幸福を感じる瞬間の方が少ないのではないでしょうか。
得るものが多くなればなるほど、苦痛は増えるのでしょう。
だからと言って持たざるかゆえの苦痛もあります。
他人の持つ自分が望み、いつしか諦めた場所と比べることで苦痛を感じます。
苦痛の本質はどこにあるのでしょうか。
生まれ持った時には、生き続ける限りは生じるのでしょうか。
だからといって逃げ出すことはないのでしょう。この世に生まれた音楽や物語・・・創作の全てが苦痛からの救済を祈りながら創られたのでしょうから。
幸福を祈り、幸福を願い、苦痛からの解放を願っているからこそなのでしょう。
自分の苦痛の本質に目を向ける。そして知らず知らずのうちに選んだ今の道が、自分のために、他者のためにあるように。
苦痛からの解放、救済が人生の目的だとしても・・・幸福になるということに変わりはないのだと思います。