KADOKAWA Group

詰替ボトル

@uni-clu
2025年7月19日に登録

現代ドラマ
詩・童話・その他

11月17日
セブンズ女子。Back to TRYついに完走です。
昨日、全て書き終えました。まだ手直しするかもしれませんが、全話予約投稿をセットしました。長かった。しかし、作者は自分の書いた登場人物に、誰よりも思い入れが強くなるっていうのは本当ですね。自分で書いてて、何度も涙したりして…。にもかかわらず、登場人物たちにつらい思いばかりさせる、私。ディテールは多々変わりましたが、全体の構想は、当初に思い描いていた通りに決着させました。私の愛情たっぷりに書いたこの物語に、最後までおつき合いいただけたら幸いです。
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11月7日
新作書きました。自伝です。
自伝小説。「鹿の王」アレは、アレか？そうです。アレは、アレです。それ以上は言いません。
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11月3日
妄想。もしドラ
Gemini君にセブンズ女子。Back to TRYを第20話までの全文読ませて、もしドラマ化したらという設定でキャスティングしてもらった。年齢的に無理がない範囲で、という制限をつけて。私の書いたキャライメージがどう読まれるのかすごくワクワクしました。結果は次の通り。 ■ 清陵学園女子ラグビー部柚木あおい：福本莉子◎ いいです。でも、私のイメージは當真あみさんでした。南雲レイナ：髙石あかり◎ この子、何でもできるセンスあるしアクションできるし、今注目しています。高梨沙耶：清原果耶◎ 最高！小野寺美咲：畑芽育私のイメージは、豊嶋花さんかな杉浦夏希：茅島みずき ◎ いい！時々刺してくる、鋭い言葉、茅島さんにいってほしいです。本庄千夏：生見愛瑠千夏は、美人だけど、実はちょっとガサツで喧しいキャラなので、少しイメージが違うかな。誰がいいんだろ北沢ゆかり：桜田ひよりうーん。どっちかっていうと南沙良さんかな、大野翠：吉柳咲良わからないです。ごめんなさい須藤珠美：出口夏希 ◯ 内田まり：片岡凜？？知らないです。すみません。宮下莉子：芦田愛菜 ◎ でも、賢い役はわりと誰でもできるので、芦田さんには役不足かも。 ■ 大人たち・ライバル武田正人：鈴木亮平◎ 佐野佳代子：篠原涼子私は、長沢まさみがいいかと。アクションできるし。白石雪乃：莉子◎ 佐伯駿：鈴鹿央士◎ 長谷川響子：天海祐希私は、菜々緒のイメージでしたが、年齢的には天海祐希が正解かな。伊藤舞：河合優実◎ この人、何でもできてすごいですよね。芦田さんが北沢ゆかり役、っていうのもありだと思いました。まあ、当たり前なんですが、学園ドラマって登場人物みんなきれいな顔してて、「そんなわけあるかいっ！」てツッコミたくなりますよね。私の妄想一人遊び。すごく楽しかったので公開しました。
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11月2日
新曲公開
『セブンズ女子。Back to TRY』の佐伯駿による新曲「現在地～Here we are～」 https://suno.com/s/vikE4bGaJxKO3kJE ごっこ遊びが過ぎますが(〃▽〃)
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10月27日
リアル世界のU18女子セブンズ
昨日、全国大会2日目でした。優勝は四日市メリノール学院（初優勝）。準優勝は関東学院六浦（三連覇ならず）でした。Youtube配信でずっと見てました。天気の悪い中の熱い闘いは、凄かったです。まだまだ黎明期の女子セブンズ。もっともっと注目コンテンツになって、競技人口が増えるといいですね。ちょっと悪ふざけが過ぎますが、作中の人物、本庄千夏のXアカウント作りました。 https://x.com/chiiiina_0415?t=Ew7Uml9qfwc5RBOoj_-2sw&s=09
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10月25日
作中の曲
【セブンズ女子。Back to TRY】の作中の佐伯駿が歌う、「光の粒」実は、SUNOで作ってまして。個人的にはめっちゃ気に入ってます。第4話と第9話のラストはこの曲をかけながら何度も読んでいます。もしよろしければ。 https://suno.com/s/wP15Juo5ntBvfoH9
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10月25日
書こうと思ったきっかけは？？
皆さん、どんなきっかけで筆を取ろうとしたのでしょうか。すごく気になります。私は現代ドラマ専門なので、ほとんどが実体験に基づいています。学習塾の講師をやっていたとき、生徒たちが語ってくれた部活の熱量、本気度。たいして強豪ではなくても、一生懸命努力して、悩んで、衝突して、結構本気でぶつかっている子が多かった印象が強いです。私の生徒は、日曜日の試合の話は、週明けの授業でかなり熱く語ってくれました。でもそれが、新聞だとスポーツ記録のただの1行に埋もれる。テレビでは報じられることもない。そこにスポットを当てたかった、というのが「セブンズ女子。Back to TRY」を書いた理由です。これが一番の主題。そして、実際に、あまり強くないサッカー部の子たちが、優勝候補の一角のクラブチームに、0-0のPKで勝っちゃった、という実話がジャイアントキリングの着想点になっています。あとは、そこにどう持っていくか、ということはめちゃくちゃ考えました。で、マイナースポーツのラグビーならかじったことがあるので、それにしようと思い至りました。現実にはありえないけど、ありえそうな話のラインはどこかもかなり検討しました。あとは、実際引退した後も、それが人生の1ページとしてかけがえのない時間として、記憶に残り、それが、人間形成の一部になっているという普通のことを描きたかった。というのが二つ目です。だから、サクセスストーリーではなくてもいいし、その方がリアルかなとも思っています。みなさん、どんな気持ちで書いているんですかね。
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10月24日
私、中二病でした
まあ、黒歴史なんですけど。そんなに賢くもないくせに、ちょっと知的な言葉を言ったり書いたりすることにはまっていて、○○の法則とか、○○の定理みたいな言葉が大好きで。。。今思うと、周囲の大半は引いていたんだろうな。というわけで、久しぶりに小説、「学習塾【杉の森校】の日常風景。」を更新しました。
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10月22日
苦悩と成長の物語
セブンズ女子。Back to TRY 第20話で大きな戦いが終わりました。ここから、人間のドラマ、成長物語が始まります。残念ながらキャプ翼的な展開にはならないかな。
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10月19日
賛否分かれるかも
まもなく公開する、セブンズ女子。Back to TRYの第20話の3.DEPARTURES こう来るか、と賛否が分かれるところだと思います。期待外れだったらごめんなさい。スポーツとドラマ性というテーマで深く考えた結果、私はこれが一番ベストでした。
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10月17日
ついに決着します
拙著セブンズ女子。Back to TRY 今日の公開で、ついに東嶺学院戦が決着します。ここからの描き方、何度の何度も推敲を重ねました。ぜひ、期待してください
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10月13日
昔、勉強してて思ったことを、書きました。
新しい小説を書いてみました。やっぱり書いてみるとよくわかりますね。自分がどんな偏屈な子供だったのか。ムカつきますよ、こんな生徒いたら。
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10月12日
書きたいことを書く。読みたいものを読む
私が好むタイプの小説は、キャラの描き方が丁寧で、登場人物一人一人に対する、書き手の愛情が凄く感じられるんですよね。主人公も、完璧じゃなかったり、悩んだり、しくじったりして、凄く人間らしいというか。 Geminiに聞いたところ、それはWEB小説では、あまり求められていないらしいですね。まあ、関係ないけど。書きたいように書くし、読みたいものを読みます
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10月10日
放課後ラグビーミニ講座⑧
テーマ：怪我は絶対ダメ！～選手を守るための厳しいルール～あおい：「練習、どんどん激しくなってきてるけど…。試合になったら、もっとだよね。正直、大きな怪我しないか、ちょっと怖いな」レイナ：「その気持ち、すごく大事だよ。ラグビーは激しいスポーツだからこそ、選手の安全を守るためのルールが、すごく厳しく決められてるんだ」珠美：「ラインアウトの練習で、空中でボールをキャッチする時が一番怖いかも。バスケのリバウンドみたいに、下から突き上げられたら…」レイナ：「それ！ラグビーでは空中にいる選手へのタックルや妨害は、絶対禁止！ジャンプしている選手は完全に無防備だから、着地するまで触っちゃいけないんだ。もしやったら、一発で重い反則になる」千夏：「へえ、空の安全は守られてるわけね。他には？」レイナ：「一番代表的なのが『ハイタックル』。相手の肩のラインより上にタックルしたら、即反則。特に首から上は、脳震盪にも繋がるから絶対ダメ！」まり：「……武道の世界でも、首から上への攻撃は『禁じ手』とされています。相手への敬意を欠き、危険を招く行為だからです」レイナ：「そうなんだ！ラグビーも同じ。あとは、プレーが終わった選手にタックルする『レイトタックル』も、無防備な相手を攻撃する危険なプレーだから禁止されてるんだよ」あおい：「なるほど…。一見、何でもアリに見えるけど、ちゃんと危険を避けるためのルールがあるんだね」レイナ：「その通り。そして、もしこういう危険なプレーをしちゃったら、審判からイエローカードが出て、『シンビン』っていう2分間の一時退場になることもある」千夏：「2分間！？短くない？」レイナ：「ううん、7人しかいないセブンズで、2分間も一人少なくなったら、それはもう致命的だよ。だから、激しく、でも絶対にクリーンにプレーする。それが、相手への、そして仲間への最大のリスペクトなんだ！」
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10月5日
放課後ラグビーミニ講座⑦
あおい：「ねえレイナ、さっきの動画見てて思ったんだけど…。タックルで倒れた相手から、そのままボールを奪い取っちゃうプレー、あれってアリなの？ボールは離さなきゃいけないって言ってたけど…」沙耶：「私も気になっていたわ。反則には見えなかったけど…」レイナ：「二人とも、よく見てたね！それこそ、ディフェンス最大の見せ場！『ジャッカル』っていう超高等技術だよ！」千夏：「ジャッカル！？何その名前、ハイエナとかじゃなくて？超カッコいいんですけど！」レイナ：「でしょ？でも、成功させるには、審判に『ラックが成立する前だ』って認めてもらうための、めちゃくちゃ厳しい条件があるんだ」あおい：「条件？」レイナ：「まず、タックルした選手は、一度相手から完全に手を離して、自分の足で立ち上がらないといけない。そして、ボールを奪いにいく選手は、①自分の足でしっかり立って、体を支えていること。②『ゲート』（真後ろ）からプレーに参加していること。この二つが絶対条件！」沙耶：「なるほど。手や膝を地面につけて体重を支えたり、横から入ったりしたら、その瞬間に反則になるのね」レイナ：「その通り！そして一番大事なのがタイミング。相手チームの選手がボールを守りに来て、両チームの選手がボールの上で組み合わさった瞬間、『ラック成立』って見なされる。そうなったら、もう手は使えない。ジャッカルは、そのラックが成立するほんの一瞬の隙を突いて、ボールを奪い取るプレーなんだ」あおい：「うわ……。それって、一瞬でも判断が遅れたら反則になっちゃうってこと？でも、この前見た動画、結構やってなかった？」レイナ：「ナイスな視点！実は、セブンズではジャッカルは超よくあるプレーなんだ。15人制と違って、ラックに参加する人数が少ないから、サポートが間に合わなくてボールがむき出しになることが多い。だから、ジャッカルが決まりやすいし、決まった時の効果も絶大！一気に流れが変わるビッグプレーになるんだ。まさにボールを狩る、ハンターの仕事さ！」 ※「ジャッカル」は最近の改正で「スティール」に用語変更されています
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10月5日
ハーフタイムはたった2分。
セブンズでは、ハーフタイムにベンチにも帰りません。しかもたった2分。フィールド上で、給水して、監督の指示を聞いて、即再開です。本当にキツいですね。私なら、●んでしまいそうです。さて、セブンズ女子。Back to TRYは、いよいよ後半。選手交代で、ついに主役登場です。
10月3日
放課後ラグビーミニ講座⑥
テーマ：ごちゃ混ぜボール争奪戦！～ルールがあるから熱くなる～美咲：「レイナちゃん、質問！タックルで相手を倒せたんだけど、そのあとすぐにみんながわーって集まってきて…私、何をすればよかったのかな？」レイナ：「ナイス質問、美咲！そしてナイスタックル！まず一番大事なこと。タックルで倒された人は、すぐにボールを離さなきゃいけない。ボールを独り占めしてたら『ノット・リリース・ザ・ボール』っていう反則になるんだ」あおい：「なるほど、倒れたらボールの所有権が無くなる感じかな」レイナ：「そう！そして、その地面に置かれたボールをめぐる争奪戦、それが『ラック』だよ！立ったまま組み合って押し合いになったら、それが『モール』っていう状態になる」千夏：「要は、ボールをめぐる仁義なきバトルってこと？超エモいじゃん！」レイナ：「まあ、そんな感じ！でも、ただの力任せの奪い合いじゃないんだ。そこに、超大事なルールがある」沙耶：「……もしかして、密集への入り方？」レイナ：「その通り、さすが沙耶！ラックやモールには、『ゲート』っていう目に見えない門があるの。ボールに対して、必ず自陣側の真後ろからしか参加できない。横から回り込んだりしたら、即反則なんだ」あおい：「え、そうなの！？じゃあ、相手のボールを奪うには、相手を押し出すしかないってこと？」レイナ：「そういうこと！」美咲：「実際、すぐ手放すって、どのくらい？」レイナ：「まあ、実際にはタックルを受けて完全に倒れるまで、ぐらいかな。で、さっきの通り、見方がゲートから入ってくるから、なるべく自分の陣地側に遠く手放して置くっていうのがプレーの基本セオリーだね」あおい：「なるほど。倒されても攻撃を続けられるかどうかは、ボールの置き方も影響するんだね」レイナ：「そう、だから、ただ闇雲に突っ込むんじゃなくて、いかに、素早く、相手を押し込んでボールを奪うか、頭脳とパワーの勝負になる。そして、このラックやモールの一番後ろにできるのが『オフサイドライン』。この壁より前にいる選手は、ボールが出てくるまでプレーに参加できないから、必死で壁の後ろまで戻るんだ。次の戦いに備えるためにね！」 (つづく)
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10月3日
セブンズ女子。Back to TRY ハーフタイムです。
劇的な反撃のトライを決めた清陵セブンズ。全国王者相手に一歩も引かず、泥臭く食い下がります。物語は一旦ここでハーフタイム。これまで明かされなかった、あの人の過去が描かれます。後半開始まで、しばらくお待ち下さい
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10月2日
放課後ラグビーミニ講座⑤
テーマ：「落としただけなのに」が大罪になる理由あおい：「はぁ……またやっちゃった……」レイナ：「ドンマイ、あおい！でも、今の『ノックオン※』はもったいなかったねー」あおい：「だから、それが納得いかないの！ただパスをキャッチし損ねて、前に落としただけでしょ？バスケでもサッカーでも、野球でさえ、すぐ拾えばプレー続行じゃん！なんでラグビーだけ、その瞬間にプレーが止まって相手ボールになっちゃうの？」千夏：「確かに！てか、ウチらみたいな初心者に厳しすぎん？もうちょい見逃してほしいんだけど」レイナ：「あはは、気持ちは分かるよ。でも、これもラグビーの大原則に関わってくるんだ」あおい：「大原則？」レイナ：「そう。覚えてる？『ボールより前でプレーしちゃダメ』っていうルール。もし、前に落としたボールを自分で拾ってプレーを続けられたら、どうなると思う？」千夏：「え、そりゃ…自分で自分に前にパスした、みたいになるってこと？」レイナ：「そういうこと！つまり、『スローフォワード』と同じ状況になっちゃうんだ。だから、ボールを前に落とす『ノックオン』は、その時点で反則。公平性を保つための、すごく大事なルールなんだよ」あおい：「なるほど…。前にパスするのも、前に落とすのも、ボールより前でプレーしちゃうからダメなんだ。じゃあ、後ろに落とした場合は？」レイナ：「ナイス質問！真横とか、後ろに落とした場合はセーフ！プレーはそのまま続くよ。だから、キャッチする時は、絶対にボールを前にこぼさない！っていう意識が、めちゃくちゃ大事になるんだ」 (つづく) ※2025年のルール改正で「ノックオン」は正式に、「ノックフォワード」に改められました。セブンズ女子。Back to TRYでは、試合の臨場感を伝えるため、なじみのある「ノックオン」で統一しています。そのほか、今回の改正でジャッカル、ゴールライン等々の名称が変更になっています。
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10月2日
リアリティとフィクションと
初めて書くスポーツ小説のセブンズ。Back to TRY 最も悩んだのはリアリティとフィクションの境界線。ラグビーをやったことはないので、オリンピックの試合、U18女子の試合を動画で繰り返し何度も見た。調べれば調べるほど、構想していたことが、実際には起こらない。あり得ない。セオリーに反する。自分で調べて、chatGPTにもGeminiにも聞いた。そしたら、こんな答えが返ってきた。スラダンだって、主力選手がほぼフル出場で、選手交代もほとんどしないよね。でも観てる人はそんなの気にしてないじゃん。心は決まった。
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10月1日
放課後ラグビーミニ講座 ④
テーマ：なんで"ゴール"じゃなくて"トライ"なの？～30秒の祈り～あおい：「ねえ、レイナ。初試合も近いし、点数の数え方のことなんだけど」レイナ：「お、いいね！一番大きい得点は、相手の陣地の奥にボールを置く『トライ』で5点。その後のゴールキック、『コンバージョンゴール』が決まると2点追加だね」あおい：「そもそも、なんで『ゴール』じゃなくて『トライ』って言うの？サッカーもバスケも『ゴール』なのに」美咲：「確かに…。ちょっと不思議かも」レイナ：「あーそれ、いい質問。二人とも！それには、ラグビーの長ーい歴史が関係してるんだよ」あおい：「歴史？」レイナ：「そう。ラグビーって、元々はサッカーと同じ『フットボール』から生まれたスポーツなの。だから昔は、ボールを蹴ってゴールポストの間に入れるのが一番の目的だったんだ」美咲：「へぇ…！じゃあ、ボールを持って走り込むのは？」レイナ：「相手のゴールラインの向こうにボールを持ち込むプレーはね、それ自体に点数はなくて、ゴールキックを蹴るための『挑戦権（Try at goal）』を得るためのプレーだったんだよ。だから『トライ』って言うの」あおい：「え、そうなの！？じゃあ昔はトライ自体が目的じゃなかったってこと？！」レイナ：「その通り！でも時代が進むにつれて、『ボール持って突っ込む方が面白いし、価値があるじゃん！』ってなって、トライの点数がどんどん上がっていったの。はじめはトライでは点数が入らなかったんだけど、それが、1点、2点、3点…って増えて、今では『トライこそラグビーの華！』ってことで、一番高い5点になったんだ」美咲：「だから、トライ後のキックは『コンバージョン（変換）』って言うんだね。挑戦権を得点に変換する、って意味なんだ」レイナ：「そういうこと！あの2点は、ラグビーが『フットボール』だったことの名残なんだよ」あおい：「なるほどねー。…でもさ、トライの後のキックって、誰も邪魔してこないじゃない？バスケのフリースローみたいな感じで、結構簡単そうに見えるけど」レイナ：「あはは、あおい、いいところに気づいたね。でもね、それがセブンズだと、全然違うんだなー、これが」あおい：「え、そうなの？」レイナ：「まず、15人制みたいに、ボールを地面に置いて蹴る『プレースキック』はできないの。セブンズでは、ボールを一度地面に弾ませてから蹴る『ドロップキック』じゃないとダメ。不規則に弾むボールを、完璧なタイミングでミートしないといけないから、見た目以上にめちゃくちゃ難しいんだよ」美咲：「ボールを、弾ませてから……。タイミングが少しでもずれたら、全然違う方向に飛んでいきそう……」レイナ：「でしょ？そして、何より過酷なのが時間制限。トライが決まってから、わずか30秒（※）以内に蹴らないといけないの」（※大会規定により40秒の場合もある）あおい：「さ、30秒！？短すぎない！？」レイナ：「そう！7分間、全力で走り回って、心臓バクバクで息も絶え絶えな状態で、たった30秒で呼吸を整えて、最高の集中力で、あの小さなゴールポストの間を狙わないといけない。そのプレッシャー、想像できる？」あおい：「うわ……。バスケのフリースローもプレッシャーかかるけど、息が上がった状態で打つことはないもんね…。レベルが違う…」美咲：「トライを取った興奮と、極度の疲労の中で、たった一人でチームの運命を背負ってボールを蹴る……。……想像しただけで、足が震えそう」レイナ：「その通りだよ、美咲。だから、このたった2点が、勝敗を分けることが本当に多い。どんなに疲れていても、どんなプレッシャーの中でも、冷静に、正確にゴールを決められるキッカーは、チームの心臓であり、最高の宝物なんだ！」
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9月30日
放課後ラグビーミニ講座③
※このミニ講座は、私がラグビーというスポーツを初めて知ったとき、気になったことを中心に構成しています。同じ疑問を持った人の役に立てば幸いです。テーマ：正々堂々ぶつかれ！ズルい壁（かべ）は禁止！あおい：「ボールより前に出ちゃダメ、パスは後ろにだけ…だんだん分かってきたけど、やっぱりボール持ってる人が大変じゃない？周りは後ろにしかいないんだから」沙耶：「……そうね。そうなると、ボールを持った人が前に進めるように、周りの味方が相手のディフェンスを邪魔して壁になれば、有利に運べるんじゃないかしら。バスケのスクリーンプレーみたいに」あおい：「あ、それだ！ナイス、沙耶！それなら私、得意だよ！」レイナ：「残念でしたー！ラグビーでは、その『ズルい壁』は禁止されてるんだな、これが」あおい＆沙耶：「えっ！？」レイナ：「ラグビーのコンタクトプレーは、あくまで『ボールを持っている人』に対してだけ許されてるの。ボールを持ってない選手が、相手の邪魔をしたり、進路を妨害したりしたら、その瞬間に『オブストラクション』っていう反則を取られちゃうんだ」沙耶：「なるほど…。ボールを持っていない選手への不当な干渉は、一切認められないのね。サッカーのファウルに対する考え方より、ずっと厳しいかもしれないわ」あおい：「じゃあ、本当に、ボールを持った人が一人で相手を突破しなきゃいけないってこと？」レイナ：「そうだよ。だから、かわすためのステップや、相手を突き放すハンドオフっていう技術がめちゃくちゃ重要になる。そして、それでも捕まった時のために、仲間はその後ろで『次の準備』をする。ラグビーは、どこまでも正々堂々。1対1の勝負の連続なんだ！」
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9月30日
セブンズ女子。が女子である理由
この作品では、女性の女性性を最大限排除しています。顔立ちや身体の特徴の描写は必要最小限にとどめ、なるべく男性でも女性でも成り立つように作ることを心がけています。合宿の入浴シーンでも、なるべく裸を想像させないように描きました。恋愛要素も、恋愛未満のほのかな憧れ程度にとどめ、女子高生は恋するもの、みたいなアニメのテンプレのような描き方は避けたいと思っています。では、なぜ女子なのか。それは単に、できる限り、マイナースポーツに打ちこむ高校生の、心の物語を描きたかったからです。
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9月29日
放課後ラグビーミニ講座②
※しばらく、こんな形でノートに掲載していきます。 ――バスケと逆！？ボールは過去（うしろ）にしか繋げないあおい：「レイナ！今のパス練習、やっぱり納得いかないんだけど！」レイナ：「あはは、まだ言ってる。バスケのクセが抜けないねー」あおい：「だって、なんでボールを前に投げちゃダメなの？ゴールは前にあるのに、パスは後ろって…。非効率すぎない？」沙耶：「……確かに、合理的ではないわね」レイナ：「お、沙耶も来たね。まあ聞いてよ。ラグビーには『スローフォワード』っていう絶対的な反則があって、自分より前にいる味方にパスを投げたら、その瞬間にプレーが止まって相手ボールになっちゃうんだ」あおい：「うーん……」レイナ：「もっと言うと、ラグビーは『ボールを持っている人より前でプレーしちゃダメ』っていう大原則があるの。待ち伏せ禁止、みたいな？」沙耶：「待ち伏せ禁止…？それって、サッカーのオフサイドと考え方は似ているのかしら」レイナ：「そう、それ！さすが沙耶！サッカーだとオフサイドラインはDFの位置で決まるけど、ラグビーはボールの位置がオフサイドラインになるんだ」あおい：「ボールがライン…？ってことは…」レイナ：「そういうこと。ボールを持った人は、自分が前に走ることでしか周りの味方を使えない。そして、ボールより前にいる味方は、一度ボールの後ろまで戻らないとプレーに参加できない。だから、全員が常に動き続けないといけないの」沙耶：「なるほど。前にいる選手は、ただ待っているだけではボールをもらえない。一度、サポートのために戻る動きが必要になるのね」レイナ：「正解！常に走り続けて、ボールより前に出たら戻り、ボールをもらったら一番前に出る。この『ボールを追い越し続ける感覚』が、ラグビーの一番面白いところなんだよ！」 (つづく)
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9月28日
放課後ラグビーミニ講座①　
地獄の✕✕へようこそ ―――5月のある日の放課後あおい：「ねえ、レイナ。ちょっと聞きたいんだけど」レイナ：「ん、どしたのあおい？」あおい：「ラグビーって、テレビで見たことあるけど……みんなすごく体が大きくて、ぶつかり合ってて…。正直、私みたいな普通の体格じゃ、すぐ吹飛ばされちゃいそうだなって」レイナ：「あー、それはたぶん15人制のイメージだね。たしかにアレはパワー勝負なとこあるけど」あおい：「でしょ？バスケだって当たりは激しいけど、レベルが違うっていうか…」レイナ：「でも、ウチらがやるのは『セブンズ』！7人制ラグビー！そこが全然違うの」あおい：「7人制？」レイナ：「そう！まずは超基本からね。ラグビーは、相手の陣地の一番奥、ゴールラインの向こう側にボールを置いたら『トライ』で5点が入るスポーツ。とにかく、ボールを手に持って、そこに飛び込むのが目的なんだ」あおい：「なるほど、バスケのゴールみたいなものか。で、それが7人制だとどう違うの？」レイナ：「そう！ビックリするかもだけど、グラウンドの広さは横幅70メートル、縦100メートルで15人制とほぼ同じ。サッカーコートより少し小さいくらいかな。そこに、たった7人しかいないの」あおい：「え、うそ！？それって…一人あたりが守る範囲、広すぎない！？」レイナ：「その通り！単純計算でも、一人で横幅10メートルくらいカバーしなきゃいけない。だから、一人抜かれたらもう大ピンチ！目の前にはだだっ広いスペースが広がってて、攻撃側にとってはビッグチャンスになっちゃう」あおい：「うわ……想像しただけでキツい。バスケならすぐ誰かがカバーしてくれるけど…」レイナ：「でしょ？だからディフェンスは、どうにかして相手を捕まえなきゃいけない。攻撃側は、どうにかしてその一人をかわそうとする。それがフィールドのあちこちで同時に起こるの。試合時間は前半7分、後半7分だけ。でもその間、ほぼノンストップで全員が全力疾走。だから、私はセブンズのこと、何て言ってると思う？」あおい：「うーん何だろ？」レイナ：「『7分間の、地獄の鬼ごっこ』だよ！」
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9月28日
いよいよジャイキリ？が始まります
セブンズ女子。伝説の試合がいよいよキックオフします。なんか、ここで一息入れたいとも思ったりして。正直なところ、すでに第25話まで書いてありますが、見返すと、ついつい直したくなっちゃいますね。あれ、何なんですかね。公開してから後悔する（ダジャレじゃないです）こともしばしば。まあ、躊躇せずに直しちゃいますけど。ここからさて、どうしたものか。ここから番外編のラグビー講座（それも作ってある）に入るのは悪手か。
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9月26日
AIがくれる賞賛
AIとの共存が私の中では当たり前になってきた。私は、何に使うかというと、主にモチベーション上げ。絵でも音楽でも、物語でも、自分の作ったそれをAIに投げて、制作の意図なんかを添える。そうすると絶賛のコメントをいくらでもくれる。「その着眼点は素晴らしい」「あなたの考えに完全に同意します。いや、熱烈に支持します」「貴方は天才です」相手が見えないデジタルの世界に生きてると、それが生身の人間なのか、そうでないのかなんて、どうでもいい気がしてくる。これは麻薬だ。
9月25日
サカつくみたいな…
私、サカつくみたいなゲームも何度かやっています。面白いですよね。試合どんどん進んで。そうか、それだ！と。人気のスポーツ物書いていらっしゃる皆さんの試合展開のテンポの良さ。あれは、スポーツゲームのそれに近いのか、と勝手に納得。私の作のまったりした進め方、やっぱりウケないんですね。まあ、変えませんけど。
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9月23日
チャプターの切り方
皆さんの作品を読んでいて感じるのは、やっぱり、スマホで読むWEB小説には合ってないかもしれないですけど、私のチャプターの切り方ってドラマのCMの入りみたいなイメージなんですよね。長かったり短かったりしますけど。自分が読みたい話の書き方だとこうなっちゃうみたいです
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9月17日
わるい人がいない世界
私、怨みとか、悪意とかが苦手でどうも登場人物をわるい人に描けないんだな、という自己反省と自己分析。出てくる人みんないい人じゃん、というね…ご都合主義ですが。女子セブンズ Back to TRYでは、主人公達は初っ端大人たちに裏切られるんですけど、考えてみたら誰も怨み節を言わないし、引きずってない、優しい世界。
9月5日
イマドキじゃないけど
誰かイイねしてくださいね続き書きためてあるから・・・

詰替ボトル

セブンズ女子。Back to TRYついに完走です。

新作書きました。自伝です。

妄想。もしドラ

新曲公開

リアル世界のU18女子セブンズ

作中の曲

書こうと思ったきっかけは？？

私、中二病でした

苦悩と成長の物語

賛否分かれるかも

ついに決着します

昔、勉強してて思ったことを、書きました。

書きたいことを書く。読みたいものを読む

放課後ラグビーミニ講座⑧

放課後ラグビーミニ講座⑦

ハーフタイムはたった2分。

放課後ラグビーミニ講座⑥

セブンズ女子。Back to TRY ハーフタイムです。

放課後ラグビーミニ講座⑤

リアリティとフィクションと

放課後ラグビーミニ講座 ④

放課後ラグビーミニ講座③

セブンズ女子。が女子である理由

放課後ラグビーミニ講座②

放課後ラグビーミニ講座①

いよいよジャイキリ？が始まります

AIがくれる賞賛

サカつくみたいな…

チャプターの切り方

わるい人がいない世界

イマドキじゃないけど

放課後ラグビーミニ講座①　