この息苦しい熱気の中にいると、ふと子供の頃の無邪気な自分が現れてきて、池に飛び込んで涼を求めたくなる。冷たい水しぶきと共に感じる開放感、それは夏の特権だ。
人目につかぬよう密やかに池の中へ身を隠すあめんぼうやミズスマシ、紫陽花の葉に雫を求めるカタツムリは、どんな世界をその目に映しているのだろう。
そんな彼らの仲間を主人公に描いた僕の作品。『連作短歌「ぼうふらの空」』――「ぼくは、水に生まれ、空を見た」小さな命が跳ね、水面に描く未完の円舞曲。
極めて短い文章の作品にもかかわらず、多くの癒されるレビューをいただきました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。
https://kakuyomu.jp/works/16818792437050113216/reviews/16818792437842468508 (オカンさんより)
https://kakuyomu.jp/works/16818792437050113216/reviews/16818792437754734440 (藤澤勇樹さんより)
https://kakuyomu.jp/works/16818792437050113216/reviews/16818792437198903706 (桜森よながさんより)
https://kakuyomu.jp/works/16818792437050113216/reviews/16818792437142022697 (音雪香林さんより)
https://kakuyomu.jp/works/16818792437050113216/reviews/16818792437090057280 (天音空さんより)
https://kakuyomu.jp/works/16818792437050113216/reviews/16818792437150800141(Rie🌸さんより)