アロハオエ、かめはめは。煎田どす。
今年は隔週で近況ノートを書き書きしていこうと密かな誓いを立てていたのに、ものの見事に頓挫しております。
これもそれも、この夏の暑さのせいです。なんもかんも酷暑が悪い。
昨今日本の景気が悪いのも、高校生男子たちが女子の夏の衣替えにドギマギするのも、ガンダムジークアクスが1クールで終わっちゃったのも、TSUTAYAのレンタルDVDサービスが軒並み終了してしまったのも、全て夏の暑さのせいです。現代の夏は、虚弱体質な煎田にとってまともに生きられる環境ではないのです(涙)
ちょっと遠出するだけでも体力を消耗するばかりなので、梅雨が明けてからの休日は、ひたすら田舎の図書館に籠って、冷たい冷房の中で読書やらポエム書きやらこっくりさんに勤しんでおります。公共施設さいこうー。
しかしほんと、こんな酷暑の中で運動に励む若者たちには頭が下がります。
特に、うら若き球児のみんな。このクッソ暑い中、厚手のユニフォームを身に纏い、坊主頭で頭皮を焼かれ……そりゃ、多少のフサフサを許容する世の中にもなりますわ。そもそも、サッカーはフサフサなのに野球だけ坊主って、意味わかりませんし。
運動部に限らず、若者たちはこのくっそ暑い中、体育とかを強制されているわけでしょ? 凄すぎますよ。超人になりますよ。
煎田なんて、この時期はただ息をしてるだけでも毒の沼に浸っているように体力を消耗しているというのに……。虚弱すぎます。さとるボールすぎます。
でも、里中は虚弱体質とか言って、実は滅茶苦茶タフだからなぁ……。
何度も故障したり不調を訴えたりしては不死鳥の如く蘇ってますし。プロ野球編では確か球速も150キロ台に達してた気がするし。スカイフォークを山田が打った回は、ちょっと泣いちゃいました。
……いけないいけない、話題が野球のほうに脱線してしまいました。柔道の話に戻さないと。元々は柔道漫画だったんだし。
(関羽夏バテ休題)
でまあ、夏ということで、終わっちゃいましたね、ジークアクス。
いやー、シャロンの薔薇の正体が早々に判明した時点で、「あ、これは分割2クール無さそうだな」と諦めていたわけですが、ほんとに1クールで駆け抜けちゃいましたがな。
1クールで終わると心づもりできていたためか、個人的には、最終回は駆け足ながらも結構綺麗にまとめ切ったという感想です。絶対、もっととっちらかって終わると思ってましたもの。
何はともあれ、令和の時代に「イケおじシャリアブル」という存在を爆誕させ、ブラウ・ブロまで変形させるという大英断を敢行した制作陣には、全裸で拍手喝采させていただきます。どれだけ木星帰りに猛烈な熱情を抱いているスタッフが潜り込んでいたんですか。あっぱれでございました。
あっという間に新ガンダムが終わっちゃって悲しかったけど、ここに来て閃光のハサウェイ第二部の予告も出てきましたし。この畳み掛け感、嫌いじゃないですよ。やったぜ五右衛門!
個人的には、明るい日向の下で動き回るΞが観たいものです。閃ハサは原作小説未読なので、結末は知ってるけど細かい戦闘シーンとかは分からないのです。がっつり戦ってくれるのかしら? なにはともあれ、楽しみ楽しみ。
(赤兎馬休題)
いやあ、しかしそれにしても、涼しい図書館とはまこと、素晴らしいものにございますなぁ。
何を隠そう今この時も、煎田はひんやり冷房の効いた図書館内で、読みさしの文庫本を片手に、もう片方の手でスマホをポチポチしながら、このテキトーノートをしたためているのですから。
(※読みさしの文庫本は、もちろんマヴァール年代記ではない)
高校球児たちが、炎天下で薄着マネージャーの運んできてくれる巨大やかん麦茶に謎の劣情と興奮を抱いている一方、虚弱老害の煎田は、ひんやり図書館でゆったりまったりと滋養強壮に励む。これぞまさに、日本社会の縮図ですね。
若者たちよ、これ以上老害に搾取されるのが嫌ならば、まずは選挙に行きましょう。おじいちゃんのおじいちゃんによるおじいちゃんのための塵政治を一掃するには、まず選挙でノーをつきつけるのが一番です。
選挙に行ったからって、一日やそこらで暮らしは良くならないかもしれないけど、今の世の流れからすると、二、三年くらいで結構ガラッと変わる可能性はありそうです。まず手始めに、老害政治を抹殺してしまいましょう。ちゃーん。
……なんだか、説教臭いというか、プロパガンダというか、マフティー味溢れる文章になってきちゃった。
これだから、老害はいやーねー。老いの繰り言で昔はよかったとか、自分が若い頃はこうだったんだとか、ほとんどどうでもいいのですわよ(自戒の念)
若者たちは、負けそうで泣きそうで消えてしまいそうな苦しい中で今を生きているんですものね。老害はいつまでも昭和の残映に心を囚われたオトナ帝国してないで、新しい時代に目を向けていかないと。
その一方で、高校球児たちは一度きりの青春を存分に謳歌するがよし。
令和はキミたちの時代なのじゃ。やかんに発情しながら、目いっぱいハッスルするんじゃぞ! 髪もフサフサでOK。爽やかに84で夏を乗り切っていってね! 煎田老婆との約束じゃよ! 羅生門!
(口寄せにより、四重の羅生門を召喚。老害たちは門に激突して、そのまま懐古の檻に屍鬼封尽されるのであった。めでたしめでたし)
……うーむ、どこまでもとっちらかっていく駄文。
これが、図書館冷房の魔術というやつですか。いとむくつけきものです。もりもり。