時空魔導師を目指す魔術師

とても良い
とても面白い

次が気になる。

可能性を感じる作品をダイヤの原石と言いますがこの作品は原石では無くダイヤモンドカットまではされていて後は研磨するだけと言う感じです。
全体的に誤字やキャラ名間違いが頻出して読むリズムが崩れます。ですがそれすら気にならない話の面白さと設定の良さがありボリューム感もバッチリ！

最初はややとっつきにくいですが、途中からぐんぐん面白くなってきます。
半日かけて１７７話　一気読みしました。

しっかり面白いしキメで外さない小説という感じがある
物語が大きく転がる所は面白いです(逆にそれ以外の所は無駄な引き伸ばし感は無いんだけど惰性で読んでる感じになった特に後半)
2024年2月21日時点で誤字はあるけど文章はかなり読みやすいので気にならない

ひたむきに頑張り着実に歩み続ける少女魔導士。
読み進めるうちに隣を歩いているような気になりました。
頑張れ！頑張れ！
そう横で応援しながら見守ることしかできないけれど、ワクワクが止まらない。
彼女の行きつく先が気になって仕方がないです。
個人的にはずっと読み続けたい名作です。

シリアスが少なくて良いです。芯のある少女が良いです。少女の成長と魔術師の成長がみられてとても良いです。

主人公は幼いながら辺境部隊の輸送隊員としての立場から物語はスタートします。その立場は話を進めていくとフワフワと変わっていきます、良くも悪くも。絶対的な王政という厳しい政治形態の中で10代の少女が定まらない立場の中で魔導師を目指して一所懸命に生きていく…応援するしかないですよね！？
主人公は幼いながらに軍務に5年務め大人たちに揉まれた結果シビアな思考を持っており甘ったれた人に厳しい態度をとりがちです。でもそんな主人公に大人たちは何かにつけ頭を撫でてくるのです。その理由は読み込んでいけばわかると思います。
設定もしっかりしており読ませる力は抜群にあると思います。誤字は凄い多いですが脱字はあまりな…続きを読む