概要
たった三分で、運命は大きく変わる…かもしれない。
毎年のKACのお題をもとにした作品です。お題にそった連作短編です。
■KAC2024お題
①書き出しが「〇〇には三分以内にやらなければならないことがあった」で始まる物語。
②住宅の内見
③箱
④ささくれ
⑤はなさないで
⑥とりあえず
⑦色
⑧眼鏡
■KAC2025お題
①ひなまつり
②あこがれ
③妖精
④書き出し指定「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」
⑤三題噺「天下無双」「ダンス」「布団」
※リワードは獲得できませんが、便宜上こちらの作品にすべてのお題を繋げさせていただきます。
※美麗なイラストはこちら
https://kakuyomu.jp/users/hana_usagi/news/16818093079212692143
■KAC2024お題
①書き出しが「〇〇には三分以内にやらなければならないことがあった」で始まる物語。
②住宅の内見
③箱
④ささくれ
⑤はなさないで
⑥とりあえず
⑦色
⑧眼鏡
■KAC2025お題
①ひなまつり
②あこがれ
③妖精
④書き出し指定「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」
⑤三題噺「天下無双」「ダンス」「布団」
※リワードは獲得できませんが、便宜上こちらの作品にすべてのお題を繋げさせていただきます。
※美麗なイラストはこちら
https://kakuyomu.jp/users/hana_usagi/news/16818093079212692143
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!起こるべくして起きた『愛の奇跡』
ヴィクターは、お屋敷のお嬢様に思いを寄せる庭師見習いの少年。お嬢様によく思ってもらおうと奮闘する姿は、空回りしているようでしんどくもあります。
そんな彼がハクビシンを追い払いヒヤシンスを助けたときのも、そんな日々の何気ない一幕だったはずです。ヴィクターが助けたヒヤシンスだという少女が現れなければ。
ラエラと名付けたヒヤシンスの彼女のおかげで、孤独で愛に飢えていた少年の運命が大きく変わります。いえ、二人で変えていったと言ってもいいかもしれません。
きっと、この出会いの日のことを、二人はいつまでも折に触れて語り合う気がします。
『愛の奇跡』とは、陳腐で滑稽に聞こえることも少なくないですが、これ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!大切なものはいつも、案外近くに“植って”いるのかもしれない
スラム出身の少年ヴィクターは、立派なお屋敷の庭師見習い。自身の身分の低さを自覚しながらも、少年はお屋敷のお嬢様に淡い恋をしていました。
彼女のわがままな呼びつけさえも喜んでいたヴィクターでしたが、ある日ハクビシンに荒らされているヒヤシンスを見かけます。彼は憧れのお嬢様からの呼び出しというチャンスを捨て、その花を助けてやりました。するとなんということでしょう、自分はそのヒヤシンスだと名乗る美しい少女が現れて――という、おとぎ話のようなロマンチックな始まりの物語です。
ヴィクターの甲斐甲斐しいお世話によって姿を得たというヒヤシンスにラエラという名を与え、愛に飢えた少年はしばしの穏やかな時を過…続きを読む