概要
人類消滅系ダークファンタジー。でも敗北の話ではありません、絶対に。
突如として現れ、人類を制圧するため攻撃を始めた、極めて醜悪な赤と黒の存在。
その存在を人類は【邪使(じゃし)】と命名し、自らの叡智の結晶である各種兵器・銃火器で対抗するものの、砲弾も弾丸も爆薬もせいぜい足止めぐらいにしかならず、ただただ殺されるばかりだった。
疲弊し、抵抗の声もあげられなくなり、明日を諦める人が一人また一人と増えだした頃――
突如として、巨大な眼球が出現した。
ほどなくして、虐殺されるばかりだった人類の一部が、邪使に対抗する力に目覚める。
人類はその力を神々の力――崇拝する神が与えてくれた力だと信じ、名称があったほうが扱いやすいからと、【魔眼】と【魔眼神器(まがんしんき)】という名を付けた。
そして人類は、どこからか現れた邪悪な存在と戦うための部隊と、その特別部隊を育成す
その存在を人類は【邪使(じゃし)】と命名し、自らの叡智の結晶である各種兵器・銃火器で対抗するものの、砲弾も弾丸も爆薬もせいぜい足止めぐらいにしかならず、ただただ殺されるばかりだった。
疲弊し、抵抗の声もあげられなくなり、明日を諦める人が一人また一人と増えだした頃――
突如として、巨大な眼球が出現した。
ほどなくして、虐殺されるばかりだった人類の一部が、邪使に対抗する力に目覚める。
人類はその力を神々の力――崇拝する神が与えてくれた力だと信じ、名称があったほうが扱いやすいからと、【魔眼】と【魔眼神器(まがんしんき)】という名を付けた。
そして人類は、どこからか現れた邪悪な存在と戦うための部隊と、その特別部隊を育成す
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!手に汗握る緊張感、ハードな世界観で送る傑作ダークファンタジー
※読み合い企画からのレビューです
兵器や銃火器ですら傷一つつけられない人類の敵、邪使
彼らに対抗する唯一の方法は、唐突に現れた巨眼に与えられし魔眼と魔眼神器
しかし、主人公・闘司は、それらを持っておらず──という導入から始まる本作品は、登場人物の誰が死んでもおかしくないハードな世界観で綴られるダークファンタジーだ
主人公、否、魔眼を持たないすべての人間は、邪使の前にて等しく無力だ
また、魔眼を持っていたとしても、決して無敵とは言いがたい
傷つくときは傷つくし、死ぬときは死ぬ
圧倒的な存在に対する無力を描いた作品である、とも言える
だが、当然、やられっぱなしではいられない
誰しもが膝を屈…続きを読む