概要
「見てしまったのならお話しないといけないわね? この絵のお話を……」
決して見てはいけない「呪いの絵」。
それに魅入られたお屋敷の令息に、母親は語り掛ける。
「見てしまったのならお話しないといけないわね? この絵の――、『碧《あお》』のお話を……」
時は遡り――、人間族、獣人族、魔人族が暮らす世界、そこに暮らす1人の獣人の少女「シエル」。
彼女を中心に「呪いの絵」、そして――「碧」の物語ははじまる……。
それに魅入られたお屋敷の令息に、母親は語り掛ける。
「見てしまったのならお話しないといけないわね? この絵の――、『碧《あお》』のお話を……」
時は遡り――、人間族、獣人族、魔人族が暮らす世界、そこに暮らす1人の獣人の少女「シエル」。
彼女を中心に「呪いの絵」、そして――「碧」の物語ははじまる……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!白キ画布 憧レ咲カス 百合水仙🐣
白キ画布 憧レ咲カス 百合水仙🐣
作品の「絵を描く少女」というテーマと、アルストロメリアの花言葉「未来への憧れ」「持続する友情」がマッチすると思い詠いました。
白き画布(がふ):少女が心の内を託す真っ白なキャンバス。未来への入り口でもあり、空白でもある。
憧れ咲かす:絵を通して世界を描こうとする意志と、見たい景色、なりたい自分への憧れ。
百合水仙(ゆりずいせん):アルストロメリアの和名で、花のイメージと少女の繊細さ、凛とした力を表現しました。
以下、レビューです。
異世界を舞台にしたファンタジーでありながら、“絵を描く”という繊細な行為を通じて、心の交流や世界の捉え方を描く物語。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人を動かすもの。それは夢であると信じたい。
その少女は獣人。職業は絵描き。青い塗料を求めて旅にでるところから物語は始まります。
途中で女騎士、商人がパーティに加わり、それぞれがそれぞれの目的のために、といった感じで話しが進んでいくようです。
世界観は定番となる中世ヨーロッパのような雰囲気でしょうか。
魔法のようなたぐいは無く、転生ものでも、ハーレムものでとないようです。
ストリートは謎めいております。(1話が謎のまま)
文書が洗練されており、読んでいて分からなくなることはありません。
楽しい雰囲気がする作品で、飽きない話しではないかと思います。
お勧めさせてもらいます。
一読してみて下さい。