概要
20世紀初頭ロンドンで不死薬の処方箋を巡り錬金術師、秘密結社が暗躍する
18世紀、フランスに拠点を置いていた錬金術師集団『オルダス・マイン』が作り出した不老不死の霊薬『アンブローシア』。フランスで王政が倒れたのち、『オルダス・マイン』はこの霊薬と処方箋を大英帝国に持ち込んだが、誰の手に渡ることもなく行方不明になった。
1914年9月、ケンブリッジ大学教授オリバー・モーガンが謎の服毒事件を起こす。モーガン邸でメイドとして働いていたミリセント・グレイは事件後に失業し、長兄ウェインが医師として働くロンドンへ戻ってきた。やがてモーガン教授の研究が不老不死の霊薬であることを知ったミリセントは、兄と一緒に霊薬の処方箋『アンブローシア・レシピ』探しに巻き込まれることになる――。
20世紀初頭のロンドンを舞台に、不老不死薬の処方箋を巡り錬金術師、フリーメーソン、メイド、医師た
1914年9月、ケンブリッジ大学教授オリバー・モーガンが謎の服毒事件を起こす。モーガン邸でメイドとして働いていたミリセント・グレイは事件後に失業し、長兄ウェインが医師として働くロンドンへ戻ってきた。やがてモーガン教授の研究が不老不死の霊薬であることを知ったミリセントは、兄と一緒に霊薬の処方箋『アンブローシア・レシピ』探しに巻き込まれることになる――。
20世紀初頭のロンドンを舞台に、不老不死薬の処方箋を巡り錬金術師、フリーメーソン、メイド、医師た
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不死薬を巡る思惑、そして謎が——スルスル解けるのが気持ちいい……!
20世紀初頭のロンドンを舞台に、様々な立場と思惑を持った人々が、不老不死の処方箋を巡って暗躍するファンタジー×ミステリー。
過去と現在を行ったり来たりしながら進む物語が、登場人物たちの様々な事情や因縁をじわじわと炙り出してゆきます。
もしかして…?いや、違うかも…。いや、そうだ!!
と、読者の期待を読んでいるかのように進むストーリー。処方箋に隠された謎や、人物関係が、パッと照らされるようなシーンが、本当に気持ちいい!
謎が解ける瞬間。あるいは、自分で解いた謎の答え合わせをする瞬間の気持ちよさを味わわせてくれるミステリーです。
ここまで作品世界への没入感があるのは、錬金術や20世紀初頭の…続きを読む