概要
あの雪の日から、人生をやり直す
北の国の聖女アイラは、ザカリア王子に婚約破棄され、断罪される。ザカリアの裏切り、聖女としての不本意な仕事の数々。それでも、アイラの心は静かだった。
彼女の護衛騎士が死んだ時に、アイラはザカリアへの想いを失ってしまっていたから。
人生はこのまま、終わるしかないのだろうか?
朝から雪が降り続く中、雪の積もった処刑場へと連れて行かれるアイラ。今にも処刑されそうになった時、アイラの前に現れたのは———。
※物語は最初、ヒロインであるアイラにとって辛い展開が続きますが、ハッピーエンドです。
※カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」2週目のお題「雪」の参加作品です。
※全3話。
彼女の護衛騎士が死んだ時に、アイラはザカリアへの想いを失ってしまっていたから。
人生はこのまま、終わるしかないのだろうか?
朝から雪が降り続く中、雪の積もった処刑場へと連れて行かれるアイラ。今にも処刑されそうになった時、アイラの前に現れたのは———。
※物語は最初、ヒロインであるアイラにとって辛い展開が続きますが、ハッピーエンドです。
※カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」2週目のお題「雪」の参加作品です。
※全3話。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔剣の存在がもたらすのは、果たして邪悪か、それとも希望か
序盤から主人公が絶体絶命。どうなってしまうんだろう、とハラハラさせられました。
主人公であるアイラは聖女だったが、ある時に「偽聖女」と糾弾されて幽閉されることが決定する。
婚約者であるザカリア王子は「雪雷の魔剣」というものを抜いたとされ、それを抜いた者こそが王になると定められている。でも、ザカリアはどう見ても男爵令嬢のカロリンに取り込まれているようで……。
そうして失意に浸るアイラは、彼女の護衛騎士であり「雷に打たれて」死んだサールのことを思い出す。
ファンタジーの世界で言えば、「剣を抜いた者」は絶対的な英雄で、その存在こそが正義というのがルールです。そんな剣のマスターである…続きを読む