概要
精霊をつかまえるのは、三つのものがひつようなのよ
幼なじみの姫君は、おとぎ話や幻想的な物語を信じる夢見るお年頃。
とある童話を読んで精霊に会いたいと願う姫君のために、幼なじみの少年たちががんばるおはなしです。
ちょっと年下の幼なじみたちに、年長の子が振り回されちゃうのはあるあるですよね。
とある童話を読んで精霊に会いたいと願う姫君のために、幼なじみの少年たちががんばるおはなしです。
ちょっと年下の幼なじみたちに、年長の子が振り回されちゃうのはあるあるですよね。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お姫さまの願いを叶えるために……。優しくてあたたかい物語。
「絵本に描かれている小人や妖精に会ってみたい」
子どもの頃に、そんな思いを抱いたことがある方も多いのではないでしょうか?
この物語に登場するちいさなお姫さまも、絵本に出てくる精霊を捕まえたいと思ったようです。
けれど、お姫さまは王宮の別棟に閉じ込められていて、ひとりぼっち。
精霊が住む(かもしれない)場所まで行くこともできません。
そこで、お姫さまの幼馴染であるちいさな騎士たちは、彼女の願いを叶えるために、奮闘することに。
さて、無事に精霊を捕まえられるのでしょうか……?
まるで、この作品全体が絵本であるかのように、優しく柔らかい文章で紡がれる温かな物語。
子どもたちが見せる純…続きを読む - ★★★ Excellent!!!精霊を信じている幼い姫君と小さな騎士たちの可愛い夜のお話です!
作者さん読みです。
精霊の存在を信じている幼い姫のために、小さな少年二人が部屋を抜け出し、奮闘するお話です。
精霊を捕まえることはできるのか? そもそも精霊は本当にいるのか?
子供たちの可愛らしい行動やキラキラとした気持ちが、読んでいて胸が暖かくなります。
年長の少年は、ちょっと冷めた目で姫ともう一人の少年を見ているのですが、放っとけないので、当然ながら巻き込まれます。それはもう、がっつりと。
そして、それをさらに冷めた目でみる幼い姫の姉(年長の少年と同い年)。
この二人のやりとりも初々しい。
「イレスダートの聖騎士」を読んでいる方はぜひ読んで欲しい。本編の世界をさらに堪能できま…続きを読む