概要
ポンコツスパダリ王子と暴走辺境伯令嬢とのドタバタラブコメ
異星マサクーンには「ティン王国」という有角人の国が有った。そこでは頭部に生えた角を「ティン」と呼んでいる。女性の場合は二本生えているので「ティンティン」という。
ティンには特殊な力が宿っており、その威力はティンの大きさに比例した。その為、王国では「ティンの大きさこそが人の価値を決める」と信じられていた。
この物語は、「史上最大のティン」を持つ王国の王子デッカと、「史上最大のティンティン」を持つ王国辺境伯貴族令嬢リザベルとの、愛と勇気と力と技と、勢いと思い付き、行き当たりばったりで構成するラブ×∞+コメディである。
ティンには特殊な力が宿っており、その威力はティンの大きさに比例した。その為、王国では「ティンの大きさこそが人の価値を決める」と信じられていた。
この物語は、「史上最大のティン」を持つ王国の王子デッカと、「史上最大のティンティン」を持つ王国辺境伯貴族令嬢リザベルとの、愛と勇気と力と技と、勢いと思い付き、行き当たりばったりで構成するラブ×∞+コメディである。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!規格外の角が紡ぐ「ティンの力(ティン・ポウ)」の奇跡
「私のティンティンが、どうにかなっちゃうっ!!」
これは、そんな少女の絶叫から始まる物語。
惑星マサクーンの中にあるアゲパン大陸。
額に生えた「ティン」と呼ばれる特別な角が人の価値を決定するティン王国は、このアゲパン大陸に存在します。
そこに住む人々が織りなす人間模様が、心温まる感動と予想外の笑いをもたらしてくれます。
史上最大のティンを持つ王子デッカ・ティンと、彼に勝るとも劣らない巨大なティンティンを持つ辺境伯令嬢リザベル・ティムル。
運命的な絆で結ばれ、互いを深く思いやるふたり。
リザベルのデッカへの一途な愛情は時に独占欲として表れ、周囲を巻き込む騒動へと発展することもありますが、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読者の知性を試す異世界『バカ』ノベル(誉め言葉)
例えるなら、深夜テンションで書かれたカオスな日報をプロの筆致で整えたかのような作品。
特筆すべきは、冒頭からぶっ飛ばす過剰なメタファーと、あまりにもあまりにもあまりにもギリギリすぎるワードチョイス(※ほとんどアウト)。
ここまで行き過ぎていると、笑いもあるが、一種の文学的衝撃すらある。
また、意外に(失礼)物語の軸もしっかりしており、簡潔に言うと、少年少女の出会い⇒禁断の力による救済劇へと展開していく、むしろ王道的ボーイミーツガールと言える。
笑いと困惑、ちょっぴり切なさ、そして圧倒的バカ!
全部詰め込んで読者の注目をかっさらう、異世界xxx物語、是非ご一読ください!