年上で巨乳な幼馴染にママになってくれと頼んだら、ママになってくれちゃった

　おぎゃあああああ、ばぶうううううう！

　はっ！　失礼いたしました。
　この作品のヒロインがあまりにもママみが強すぎたので、幼児退行してしまいました🙇

　さて、真面目にレビューしていきます。
　まず、日本人って努力しすぎてないか？というモノローグからこの作品は始まります。

　いや、まずこの始まり方が素晴らしい。激しく同意します！　私以外にもきっと共感する人が多いんじゃないでしょうか。
　ラノベの傑作、涼宮ハルヒの憂鬱は語り部であるキョンの独白から始まりますが、それに匹敵するような冒頭なんじゃないかと思います。

　そしてこのモノローグは主人公の甘えたい、という言葉で締め括ります。
　そ…続きを読む

主人公、空野歩夢は周囲から「努力マン」と言われているまさに努力家の鑑。

そんな中、頑張りすぎている歩夢を心配する年上の幼なじみ・和歌宮めぐりは歩夢を徹底的に癒すため、ママになることを決意する。

が、年下のライバルママも現れ、母性の嵐が吹き荒れる！


ナイーブ、ストレス、プレッシャー。

そんな忙しい日々を、ちょっとだけ母イコットしてみませんか‥？

空野歩夢は、スーパー鉄人努力マンだ。
クラスメイト、運動部、先生……いろいろ頼まれごとこなしているうちに、知らず知らず頑張りすぎてしまっていた。

だからこそ、頑張りすぎて、疲れ切って、何もしたくない時に、たまに思う。
甘えたい。

「めぐり、ママになってくれ」
「んー。いいよ」

巨乳で年上の幼馴染にママになってくれと頼んだら、本当にママになってくれちゃった！

疲れたあなたの心に「バブみ」の救いを――。
あなたも今夜、ちょっとだけ甘えてみませんか？

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（101文字）

本作の主人公・歩夢は努力マンであり、人に甘えるような真似をしない真面目人間。
そんな苦労人の彼を癒してあげようと、幼なじみ・めぐりが彼のママになると約束をして……。


どうしようもなく辛い時、孤独で胸にぽっかり穴があいた時、北風に身をさらした時……心を温め癒してくれるのは、優しさか愛情か！？

いいや、母性だ！

本作を通してそのように確信致しました。
癒しの力を見せつけられ、母性への思いについ駆られてしまいそうになります。

物語はその後、「誰が歩夢を癒やすのか」をめぐって、なんともほんわかした戦いに展開していきますが、このバトルにもまた笑わされ、癒される！

心の荒んだ日々を忘れさせる…続きを読む

努力は裏切らない。
そう信じて、空野歩夢は今日も一人で頑張っていた。

掃除当番を代わり、資料運びを手伝い、筋トレも日記も欠かさない。
『頑張っていれば、きっと誰かの役に立てる』
そんな信念だけが、彼を支えてきた。

けれど、たまには疲れてしまう。
心の中に小さく生まれる、「誰かに甘えたい」という気持ち。

そんな歩夢の前にいたのは、ほんの少し年上の幼なじみ・和歌宮めぐり。
彼女の優しさは、あたたかい春の日差しのように、彼の心をそっと包み込んでいく。

さらに、年下でクールな後輩・小宮美咲も歩夢に母性を向け始めて……。

真面目すぎる少年と、彼を癒やしたい少女たちが織りなす、
少し不思議で、…続きを読む

「ママになってくれ」という頼みを全肯定で受け入れてくれる、めぐりちゃんの優しさと包容力に癒されます…。

僕にも身近にこのような存在がいたらなぁ(´･ω･｀)

続きが気になります！