夫婦で雛祭りのお祝いをするお話です。ちょっと独特なやり方ですが、それでも夫婦でこうやって雛祭りができるのは素敵だなと思いました。
幸せだったはずなのに、ほんの些細なほころびから日常が崩れだすその足音は、もしかしたら誰もが「いつも」聞いているものなのかもしれない二人の幸せに必要だったものは実はそれほど多くはない。「世間」というおかしな物差しによってそう思わされているだけなのだ。それに気付いたなら、きっと大丈夫そこに舟はなくとも二人の目には、前途が広がっているはずだから。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(70文字)
全体的に読みやすく、描写もしっかりされているのでサクサクと、イメージしながら読むことが出来ました。とにかく私は個人的に一番最後の一言が好きです。とってもおすすめの作品です!
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