概要
固有名詞等は伏字としている。
なお、真偽は不明のため、注意されたし。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!初めて読むスタイルの 何とも言えない恐ろしさ
語彙がなくなります。
怖かった。単純に怖かった。
本当にこうなりそうで。
ありえない話じゃないなって
妙にリアルで。
何度も離脱しそうになりました。
でも、ぜひ
一度読んでいただきたい。
途中、どういうことなんだろうと思うでしょうし、やめたくなるタイミングが何回も来ると思うのですが
ぜひそこを乗り越えていただきたい。
夜中はあんまり読まないほうがいいかもです。
(夜中に読んでしまいました…お化け出てくるとか、そういう感じの方がよっぽど怖くないです。生きてる人間怖いって思ってしまう。)
文章下手だけど、どうしてもレビュー書きたかった。書きたくなるような作品でした。
ぜひご一読くださ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ミステリーの新しい可能性。モキュメンタリー形式で紐解く不穏な社会の真実
他にはない、とても新鮮な『読書体験』が得られる作品です。
本編は、『C』という一人の学生が相談室を訪れるところから始まります。同じ大学に通う『B君』が姿を見せなくなって心配しているという。
ここから先で少しずつ、『不審なワード』が散りばめられて行くことになります。
『DEI送り』という謎の単語。『卒業までに彼女を作らないと、そこに送られる』という噂もあるとか。
これは一体なんだろう? 自分が知らないだけで、現代の学生の間では常識になってる単語とか、なんだろうか?
そんな風に疑問を感じながら読み進めていくと、『トラフでご両親亡くされてて』という話も。
この段階で気づ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!そのささやかな相談は淵へ続く標となった……!
とある国立大学の学生相談室にひとつの相談が寄せられた。相談者“C”は自分と同じ法学部のゼミ生である“B”と連絡が取れず、少し心配している。ただそれだけのことだったはずが、ひとつ、またひとつと謎が増えていき、そして……
この作品、ミステリーながらホラーを思わせるモキュメンタリー形式で綴られているのがいちばんの特徴です。視点主であるCさんの文字起こしされた相談内容を軸に、合間合間へ差し込まれた意味不明の断片的資料が謎を深めていく。
流れを追うだけでも十分に楽しめるのですが、著者さんが仕掛けられた「匂わせ」がすばらしいのですよねぇ。読み進めるにつれ意味不明だった資料が真実を浮き彫りにして…続きを読む