概要
前世は要領悪くて売れない歌手でした✨歌唱スキル生かして闇を浄化します🌹
アーナヒターはスプンタ・ナザル教の上級祭司の娘であり、ホルシードハーク帝国のハレムに輿入れすることが決まっていた。
そのため、父の命令で薔薇のモスクで良縁祈願をさせられていた。
そのとき―――日本でシンガーをしていた過去を思い出し、歌いたいという情熱が湧き上がって来た。
しかし、産まれた時から輿入れは決まっていた事。断ることはできない。邪悪な気配の王の婚約者となるが、そこに王に瓜二つの謎の男が現れる。
謎の男、アミールは四弦のバルバットを操る吟遊詩人で男妾とも言われていた。
彼は自分の計画に協力することを条件に彼女に歌う機会を与える約束をする。そして、アーナヒターは『顔出しNG』の吟遊詩人となるのだった。
こちらの小説はフィクションであり、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
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そのため、父の命令で薔薇のモスクで良縁祈願をさせられていた。
そのとき―――日本でシンガーをしていた過去を思い出し、歌いたいという情熱が湧き上がって来た。
しかし、産まれた時から輿入れは決まっていた事。断ることはできない。邪悪な気配の王の婚約者となるが、そこに王に瓜二つの謎の男が現れる。
謎の男、アミールは四弦のバルバットを操る吟遊詩人で男妾とも言われていた。
彼は自分の計画に協力することを条件に彼女に歌う機会を与える約束をする。そして、アーナヒターは『顔出しNG』の吟遊詩人となるのだった。
こちらの小説はフィクションであり、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愛と権力と運命の交錯――幻想世界の恋物語
第四章まで拝読いたしました。その魅力をぜひお伝えしたく、おすすめレビューを書かせていただきます。
聖なるモスクに浮かぶ白薔薇、その祈りと歌声から始まる物語――。
幻想的なモスク、水と炎の魔法、オアシスの光と影。
まず、この壮大で奥深い世界観に一気に引き込まれます。
――主役の女性アーナヒターには「結婚」という逃れられぬ運命が待っています。
なぜその婚約が保留となり、歌と恋が芽吹いたのか。
彼女が顔を隠して歌いはじめた理由とは……?
彼女の『歌いたい』という願いは、物語の核となるテーマです。
歌は恋と運命を結びつけ、この物語全体を動かす力となっています。
そしてその恋模様がまた格別…続きを読む - ★★★ Excellent!!!美しく、荘厳な世界観の中の、激しかったり甘々だったりする人間模様
前世が売れない歌手だったという主人公のアーナヒター、美しい男妾の吟遊詩人アミール、(個人的に推している)頼りになる優しいアーナヒターの兄をはじめ、様々な個性的なキャラクターが丁寧に描かれていて、その世界にどっぷりはまったまま読み終えました。
全ての登場人物が、物語の中に存在する意味を持っていることが感じられたせいか、誰もが魅力的だったのが、読後の充実感につながったのだと思います。
アーナヒターが歌う場面、アーナヒターとアミールの甘々なやり取りなど、要所要所の見所もたくさんあり、異世界ファンタジーにあまり馴染みのなかった私も、ドキドキハラハラな展開に引き込まれっぱなしでした。
恋愛三部作…続きを読む