エリート騎士と平魔導師の癒し飯

お見合い（代理）から始まったはずなのに、なぜか行き着く先は“飯”。
魔導師アリアとエリート騎士アドルファスが、食べることをきっかけに絆を育んでいく物語です。

アリアの所属する第二魔導部隊。
料理に全力な部隊員たち……魔導師集団とは思えないほどの食への熱量が本当に楽しい。

魔獣の肉だろうが野草だろうが知識を駆使して本気で調理！
豪快さと美味しさの描写に、読んでいるこっちまで「食いてぇ！」と叫びたくなる。

そんな賑やかな空気に、気づけばアドルファスまで溶け込んでいて、所属が違うのに気が付けばすっかり仲間扱い。

アドルファスとアリアの掛け合いはもちろんですが、こういう同僚、友人などの関係性…続きを読む

出てくるキャラが皆、良い味してるんてんす(о´∀`о)
料理の美味しそうな描写はもちろんなんですが、食べる人達の楽しそうなこと！
読んで場面が頭に浮かぶ、その楽しさは一読の価値ありです！

アドルファスとアリアとの言葉に言い尽くせない独特の優しい空気感。
とことん細部までコダワリを感じる食事描写。
ほのぼのした日常から緊迫した諜報活動。
今後の二人の関係性はどこまで深まるのか。

多彩な語彙のリアリティな世界観に
心地良くどっぷりと浸ってください。
これはもう読むしかないでしょ！！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（310文字）

お見合い相手の代わりにやってきた魔導師のアリアさん。

とにかく美食家で、騎士のアドルファスさんもご相伴にあずかることになりますが…。


このお話、美味しそう！　の一言に尽きます。

飯テロ案件なので、お腹をいっぱいにしてから

読むことをオススメします！！！

くそう、料理への描写が食材の見せ方から調理工程、食事シーンに至るまで、一つ一つがすべて丁寧なので実に解像度の高い情景が浮かんでくる……！
こんなの腹が減るに決まってるんですよ。
そして話の中核にいつも飯が出てくるので、常に誘惑が目の前にぶら下がった状態になるのです。
拷問か？
それにしても、食への煩悩に振り切りすぎた作中の皆さん、大丈夫なんでしょうかね？
いや、ちょっと大丈夫じゃなさそうな描写もちらほら……どころか、結構散見されますねこれ？
でもその緩やかで平和そうな雰囲気がたまらなく癒されます。
勿論、少しだけスパイスとばかりにシリアス要素も、ほんとにほんのりと匂わされていますが、大筋を邪…続きを読む

主人公のアリアちゃんとエリート騎士・アドルファスの飯友関係が、美味しく食事を一緒に食べるだけでなく、素の自分も見せ合える関係で素敵です。

そして、この作品の一番の魅力は、料理の描写です！
料理の食感や熱さまで伝わって来そうな質の高い文章。
登場人物達に混じって、私も食べたくなります。
食べている時のキャラ達が、生き生きとして見ていて楽しいんですよね。

まだ更新分の途中ですので、今後の飯テロに期待しながら読ませていただきます！

とにかく食べ物が美味しそうです。読んでるとお腹減ってくる！
なにを食べようか迷ってる人は是非読んでみてください、食欲が刺激されて自然と食べたいものも決まってくるでしょう。
騎士さんと魔導師さんの関係変化も楽しみです。