概要
社畜女の川田恵麻(27)は乙女ゲーム"レガリア・サーガ"のサブキャラである傭兵・ヨセフ(35)のリアコ(=ガチでキャラに恋する)オタク。
グッズを大量買いしてヨセフの祭壇や痛バを作ったりイベントに行く等の推し活をするため、日々ブラック企業の過酷な労働に耐えしのび、お金を稼ぐ哀れな現代社会人だった。
ある日深夜までの残業後、SNSをチェックしていると突然謎の魔法陣が出現する。
落ちた先はゲームそっくりの異世界。
エマを召喚したのは、ゲームでは攻略対象のエルフの魔術師・ロイドと最愛のキャラ・傭兵ヨセフ。
召喚された理由は、「ヨセフの傭兵団に入って飯炊き係になること」だった……!
※中身は王道の
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!社畜女、異世界で推しの傭兵おじさんと出会う
<第1話「社畜女、異世界に立つ!」を読んでのレビューです>
物語は社畜の主人公・恵麻が、深夜まで残業をこなしながら乙女ゲームの推しキャラに思いを馳せる日常から始まる。細かい心理描写や現実の労働環境と趣味嗜好の対比が丁寧に描かれ、読者は彼女の世界に自然と入り込むことができる。日常的なリアル感から突然異世界に召喚される場面への切り替えも滑らかで、ギャップが笑いと緊張を同時に誘う。文章は軽妙でありながら、読者が恵麻の内面に共感しやすいテンポで進む。
個人的に印象的だったのは、「少しボサボサな焦茶色の襟足のある髪型、顎にある少しの無精髭、顔全体にかかる大きな傷、190センチのガタイのいい身体………続きを読む - ★★★ Excellent!!!ゆっくり進んでゆくラブロマンス。丁寧なファンタジー!
社畜として働いていた主人公、ある日、推しが実在する世界に異世界転移する!
推しが尊い〜!
推しは、モブキャラだったけど、この異世界では、大人の傭兵として、堅実に働いています。
おじさん、の年齢かもしれないけど、あえて、大人、と言いたいですね。
落ち着いていて優しくて、時々可愛げのある、傭兵ヨセフは魅力的です。
推しに対して、きゃっきゃしつつも、傭兵団の同僚として、よりそっていく、主人公エマ。
彼女の、異世界を見ていく視線が、初めて見る世界にワクワクしてて、まるで読者も異世界転移したように、一緒にワクワクできます。
ゆっくり進んでゆくラブロマンス。
異世界飯テロが美味しそう。
丁寧に描かれた…続きを読む - ★★★ Excellent!!!か細い推しとの繋がりは突然過剰な供給になって
推しに全てを捧げてブラックな生活に耐える女主人公が、突然召喚された異世界で、降って湧いた推しとの共同生活に一喜一憂するファンタジー作品です。
主人公はとあるゲームのサブキャラクターに惹かれる会社員。数少ないグッズを買い集めるのは当たり前。自作なども行なって、とにかく欲求を満たそうとします。
ある日、そんな彼女を呑み込んだのは魔法陣。目の前に現れたのは、夢にまで見た推しの姿。
あれよあれよと主人公は推しの傭兵団に厄介となることが決まり、現実に強い未練がなかった彼女も喜んで受け入れます。
推しと彼の仲間たちと関わっていくことで、徐々に深まっていく仲と理解。
主人公は推しとどんな関係を築…続きを読む - ★★★ Excellent!!!27歳社畜女子が愛する推しキャラと異世界を大冒険
「がんばれ!」
「大丈夫かな?」
「幸せになってほしい」
そんな気持ちで、主人公・エマの恋と冒険を応援せずにはいられない!
エマは、深夜十一時までの残業続きの日々に、心やさぐれ疲れ果てていた。
しかし、ある夜、思いがけず、笑いが込み上げるジョブ・チェンジをすることに。
なんと、推しキャラであるヨセフ様から、飯炊き係として彼の傭兵団に迎え入れられたのだ。
ヨダレが出そうな食事、ブルっと身震いするモンスターとのバトル、異種族との心の温かみのある交流、そのどれもがリアルに状況を想起させるテンポの良い描写で描き出される。
そんな没入感が高い素敵な作品です。 - ★★★ Excellent!!!エマちゃん頑張れと応援したくなります!
社畜としてブラック企業で働いていたエマちゃんが、推しであるヨセフさんのいる世界に召喚されて物語がはじまります。
ヨセフさんが大人で優しくて素敵なんですよ
これはブラック企業で働くより、推しと一緒に
冒険するほうが良いよねって気持ちわかります!
だけどギルドの依頼は危険もあって、
バトルシーンがあるのですが、それが迫力あって引き込まれました!
そしてバトルシーンに続く飯テロ……!!
私、本当にお腹空きました……。
文章もお上手で、世界観にするりと入って
いけます。ヨセフさん以外の仲間たちの
キャラも身近に感じられて素敵です!
心が疲れている人にもオススメできます!
続きを楽しみにしてい…続きを読む