概要
画面割れメッセ見づらいそれがいい見たくないもの見ずにすむから
短歌10首連作部門
ナツガタリ参加作品です。
copyright©豆ははこ-2025
ナツガタリ参加作品です。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人は何度でも最新型になれる!
がんばれ! ははこ先生! 応援しに来ました!
カクヨムのスター、豆ははこ先生の10連首部門は「スマホ」について。
自分は変われない、なんて思い込み。実は機種変更なんて簡単なんだ。
ほんの少しの踏ん切りがあれば。
スマホの古くなっていく姿と、未来の自分は最新型になるという憧れを描く瑞々しい歌集。
気になった歌の感想(※レビュアーの主観です)
「手を伸ばし背筋正して写真撮るこの一瞬を閉じ込めたいから」
背筋を正して写真撮るってすごく本気の恋をしてそう。ほとばしるアオハル。
「フォルダ見ていつのまにやら増えたのは景色とスイーツ君がいないよ」
ああ……。自然にそうなってるアルバムをスクロール…続きを読む - ★★★ Excellent!!!言の葉の海、現代短歌のおすすめに……
短歌を詠むとは言葉の海を、無限に渡りゆくに似たり……。
僕はつい、そう思ってしまいます。
2012年に本屋大賞を受賞された「舟を編む」。私はこの小説がとても好きです。「辞書」作りの過程を書かれた本作。「辞書」とはまさに言の葉の塊、作中でその「辞書」の名前は「大渡海」と命名され、まさに言葉の海を渡るひとつの道しるべ足らんとする意気込みが込められておりました。
そして、その言葉の海を渡る「辞書」を作る表現として「舟を編む」というタイトルが生まれております。この響き、誌的さ、僕はまさに完璧で忘れる事のない「すごいタイトル」だと思っています。
さて、その様な言の葉の海、短歌において重要な命題が…続きを読む