概要
我國じゅうから30の妖怪が勢ぞろい!楽しくて驚く妖怪の決定版!
数年前、地方の古書店街を歩いていた私は、偶然小さな古書店で《こがね入門百科シリーズ》の一冊『我國の妖怪30選』という古びた児童書を見つけた。
昭和の児童書そのものという体裁だが、中身は現代日本では使われていない地名や、初めて目にする伝承ばかりで、日本のようでいて少し違う世界の児童書のようだった。
発行年は聞いたことのない「光振41年」とあり、店主も首を傾げるばかり。
とにかく購入して持ち帰った、不思議なこの一冊の中身を、書き起こして皆様と楽しめればと思う。
ちょっと怖くてユーモラスなイラストをお見せできないのがすこぶる残念ではあるが、文章だけでもなかなかオモシロいので、ぜひご一読ください。
昭和の児童書そのものという体裁だが、中身は現代日本では使われていない地名や、初めて目にする伝承ばかりで、日本のようでいて少し違う世界の児童書のようだった。
発行年は聞いたことのない「光振41年」とあり、店主も首を傾げるばかり。
とにかく購入して持ち帰った、不思議なこの一冊の中身を、書き起こして皆様と楽しめればと思う。
ちょっと怖くてユーモラスなイラストをお見せできないのがすこぶる残念ではあるが、文章だけでもなかなかオモシロいので、ぜひご一読ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この妖怪百科辞典、絶対に買う!!
これは物凄く面白い試みの『妖怪図鑑』と
言える。もし、売っていたら絶対に買う!
先ずは本当に居そうな【妖怪の名前】と
【挿絵】が見開きに書かれている。
…つまり、これは完全に言葉の力により
妖怪の細部に至るまでの表現力が試される
ものなのだが、説明を読むと、その妖怪の
挿絵が脳裏に浮かび上がって来る。
【各地の伝承】は、これ又実際その地方に
言い伝えられている妖怪についての民話や
伝承が実しやかに記されている。
この時点で完全に信じる。
【豆知識】に於いては、更にその妖怪の
特徴や逸話を掘り下げられていて、更に
実践的なのだ。
しかも、この題名。
余りにも本格的なだけに、…続きを読む