エリオスとアステリア〜太陽と星を廻るこの世界の律について〜

第2回ルビーファンタジーBL小説大賞応募作
※5話、7話、13話、17話はR指定のため非公開となります。ご了承ください。

【あらすじ】
　この世界は「律」という言語のような理で構成されている。少女アステリアはその律に反する“永遠の魂”を持って生まれ、神エリオスの排除衝動によって幾度も殺され、転生を繰り返してきた。だが永遠の時を廻るうち、二人の間には愛が芽生える。
　再び転生した十八歳のアステリアは、今度は男として生まれ、神殿に生贄として捧げられる。エリオスは排除衝動に苦しみながらも、アステリアを愛しているがゆえに抗う。アステリアが手を伸ばしてエリオスに触れた瞬間、衝動は消えた。性別が変わったことで律が認識に失敗したのだ。今度こそ一緒に生きられるかもしれないと喜ぶエリオス。
　エリオスは律に…続きを読む