いまそれやるの　Early Days

ときは昭和。
家と学校が世界の中心だった、あの頃。

元気はつらつ・小学生男子の日常を描いたエッセイです。
懐かしいアイテムも続々登場。

若い世代にとっては「へぇ～！」「まじか！」の連続かも。
どちら様も、志乃亜少年の黄金の日々をどうぞお楽しみあれ！

ところで、このコメントのタイトルでなぜ「ナーーン」が片仮名で長音なのか？
その理由は本文でわかります。
フフフ♪

小学生時代の教室を思い出すような友人達とのやり取りや、苦さや楽しさが入り混じった家族との思い出など、作中の志乃亜少年の目を通して綴られる日々を追体験できます。

切ない気持ちも笑ってしまうような出来事も、全ては過去の話。

自身の話ではないのに懐かしい気持ちになるのは、読みながら自分の学生時代も思い起こしてしまうからでしょうか。

ぜひ志乃亜少年の日々をご一読くださいね。

昭和時代を生きた方であれば、懐かしい、そうだった。そうだったの連発だと思います。

そして、昭和の男子。
私にとっては、謎の生き物でしたが
あの行動原理はこのようになっていたのかと

今知ることになりました。

読みながらこっぱずかしくなり
そうだったのかと納得し
なるほどなぁと納得し
きっとこうだったのだろうと勝手に思い込み

最後にお疲れ様と言う気持ちとともに大笑いです。

あの時の謎
もしかしたら解明するかもしれません。

昭和生まれの皆様
ぜひ読んでみていただきたい！

そうではない皆様
レトロの世界へようこそ。絶対楽しいはず。

結局、誰が読んでも楽しい作品です。
きっと。

家族って、いいな。
友達って、いいな。
家族って、なんだろう。
友達って、なんだろう。

そんな気持ちを味わいたい皆様に。おすすめです。
初見の方はもちろん、既出作品でお読みになられた皆様にも。
確かな味わいと、満足感を。
どうぞよろしくお願いいたします。

そして、レビュータイトルにも用いさせて頂きました「ナーーン」とは。
それをご確認頂きたい皆様におかれましても、どうぞ、本作をよろしくお願い申し上げます。

昭和のノスタルジーを織り交ぜながら、あの頃を生きた小学生ダンスィーの行動原理を鮮やかに書き出しています。

この年になってようやく！
あのころの男子たちの気持ちを理解しました。共感はしませんけども。

女なので、共感するのは情緒不安定なお姉さんです。
泣き叫びます、それは。


そして、サクさん節はサク少年の時代から変わらず存在していたことに、あたりまえかもしれませんが感慨深いものがありました。

作者様の子供の頃の思い出を書き綴ったエッセイです。
懐かしくも俗っぽい昭和のご家庭の空気感が洒脱な文章で生き生きと描かれています。

書きかたによっては事故りそうな内容を嫌味なく、面白みと暖かみのある雰囲気に仕上げた、ありそうでなさそうな志乃亜少年の思い出話に笑いがこぼれること必至です。
特にミルクセーキの話と名前のキーホルダーの話が好きです。