概要
七歳年下のイケメンな隣人と“朝ごはんフレンド”になりました。
十年前の夏。高校生の綾斗の前から突然姿を消した、小さな友人――ハル。
あの夏、綾斗は確かに彼に救われた。
それから月日が流れ、十年。
元カレとの別れから、恋に臆病になっていた綾斗。
そんな彼の隣に、七歳年下の大学生・春也が引っ越してくる。
ひょんなことから、二人の『朝ごはんフレンド』という奇妙な関係がはじまる。
週に一度、朝食を一緒に食べるなかで、綾斗の心は、少しずつほどけていく。
しかし春也には、綾斗に言えない秘密があった。
「十年前から、ずっと好きだった」
誰かと一緒にごはんを食べることの小さな幸せを思い出す物語。
あの夏、綾斗は確かに彼に救われた。
それから月日が流れ、十年。
元カレとの別れから、恋に臆病になっていた綾斗。
そんな彼の隣に、七歳年下の大学生・春也が引っ越してくる。
ひょんなことから、二人の『朝ごはんフレンド』という奇妙な関係がはじまる。
週に一度、朝食を一緒に食べるなかで、綾斗の心は、少しずつほどけていく。
しかし春也には、綾斗に言えない秘密があった。
「十年前から、ずっと好きだった」
誰かと一緒にごはんを食べることの小さな幸せを思い出す物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「もう恋はしない」と誓った青年に訪れた運命の出会い
子供のころ心無い女子に言われた、「外見はいいけどしゃべるとつまらない」という言葉に、今も自己肯定感を下げられている美形で華奢な青年、綾斗。
ぐいぐい来るくせに裏切りを働いた元カレとの別れ以来、仕事一筋で過ごしていた綾斗の隣室に、七歳年下の大学生・春也が引っ越してくるところから、物語は動き始める――
文学青年っぽい繊細な雰囲気の綾斗の内面が、ありありと伝わってきます。
少年時代に自分が同性に恋をしていると知ったときの衝撃や、
まじめな恋人を探したくても肉体だけの関係を求められてしまうゲイの世界が、とてもリアルに感じます。
BLというファンタジーではなく、現実的な男同士の恋を描いていると感じ…続きを読む