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News of Ten
12/27 Prejudice版今年の10大ニュース





The 10 News of the Prejudice


さぁて。イロイロあった1997年。これも今年最期のPrejudiceとなりそうな予感だ。

 そこで、恒例(?)、今年の10大ニュースを一挙掲載(!?)してしまいたい。する。やらいでか。


 というわけで、例によってベスト10から参ることにしよう。

 今年のPrejudice10大ニュース、第10位は!?

第10位 5/17さわやかすぎる電通大ホームページ


 既に忘れている方の方がおおいと思われるこの企画。電通大のホームページがさわやかになってしまったので、とりあえず電通大を襲撃し、直撃取材したところ、なんと世にも怪しいキリンビールと書かれた気化爆弾のプロトタイプを発見!というドキドキもんの企画でした。
 ちなみにキリンビールと書かれたなぞの瓶は、まだ電通大のゴミ捨て場にあります。
 興味のあるひとはゴミ捨て場まで(持ってこようと思ったけど、重過ぎて断念)。


 さぁ続いては、第9位!
第9位 5/19まぼろしの秘法、やきとんを求めて
 とにかく謎の珍味、「やきとん」を求めてはるばる越谷まで辿り着いた肉体派企画!

 残念ながらやきとんは食えなかったが、かけがえのない思い出が・・・・嘘です。

第8位 6/5新・世界不可思議発見!?[ナイジェル上陸編]
 とにかく問答無用。比較広告じゃないけど、すでにこの時から神無月本の執筆に入っていたことを考えると、予定調和というか、単なる営業妨害とも言われかねないけど(笑)。
 敢えて本質的な内容には突っ込んでないのはそのためだったりする(笑)
 「3Dプログラミング for Windows95(マイクロソフトプレス・ASCII刊)」をネタに、「これは悪魔の予言書だ!」と決め付けることによって新しいジャンルを開拓したと言えよう。

第7位 7/9御苑のスゝメ
 「御苑のスルメ」ではない。
 新宿御苑の素晴らしさと、東南アジアで次々と死んでいくかわいそうな子供たちとの皮肉な因果関係(?)を綴った社会派問題作。駅前で偉そうなこといってる婦人団体さんよぉ、あんたたちそんなに心配なら東南アジアまで行って死ぬまで働いてこいよ。

第6位 7/14気まぐれ力学
 PrejudiceについにJavaアプレットが登場!
 Symantec VisualCafeでお気楽に作った割にはちゃんと動いて大満足。Prejudiceの中でも高度な話題をきちんと説明した初めてのアーティクル。ということでランクイン。


第5位 7/16気まぐれニューロン

 「気まぐれ力学」でチョーシに乗り、またまたJavaアプレットを使った科学記事。

 今度はアソシアトロンという人工知能の一分野をオブジェクト指向化する、という割と建設的な内容だったが、知っている人には当たり前の内容でもあった。
 この手の科学関係のアーティクルはこのあとプッツリとなくなっているので、カム・バックを期待してランクイン。

第4位 9/15あのOkotoba97はどうなったのか?
 そういえば残念ながらASAHI-NETの容量制限のせいで、今年のものでも、5月以前のアーティクルは置けなくなったので、大切なものを忘れていた。
 そう。Nicrosoft Okotoba97とリカちゃんマウスのネタである。
 とにかくマイクロソフトに恨みでもあるのかという感じのネタ運びだが、恨みなんてとんでもないのであるが、久々の登場のわりには、台詞が少なくてパワーに乏しいよね。


 さぁいよいよベスト3の発表だ!

第3位 9/29るろうに水餃子
 水餃子というのは、水っぽい餃子のことではなく、中華料理の餃子の一種なんだが、焼き餃子より味の面で優っていると御近所の奥様にも評判の、本格派な餃子である。

 「美味しんぼ」で水餃子を知って以来、食べたくて食べたくて仕方がなかったのだが、食べたいことを忘れ、そしてめぐりめぐって10余年。唐突に横浜で本格派水餃子が食べたくなり、一大行軍を敢行!徹夜してまで食った水餃子の味は!?

 とにかく今年のPrejudiceの中では最も疲れた企画。ここまでするかという思い切りのよさが良いよね(?)

第2位 11/18リスト構造クラスとガベージ・コレクション
 とにかく画期的というだけ。プログラマ以外が読んでも価値のない記事。
 自己満足というなかれ。このあたりの技術解説的記事は、全てプリントアウトして生徒に配っているのだ。つまり趣味と実益を兼ね備えた企画(笑)。
 とりわけこの「オブジェクト・プール」とガベージコレクションに関する記述は、既存の書籍のなかにはあまり見当たらないので、もしかして文章化されているのはこのアーティクルだけなんじゃないかとか、とにかくPrejudiceに対するプログラマのプログラマ的注目を集めたアーティクルの代表格ということで2位。

第1位 12/1プログレッシブな地面

 やはり堂々の一位はこの企画。12/1から始まったシリーズだけど、これはその前の「嗚呼憧れの大地よ」の続編。

 この企画の画期的なところは、ランドスケープの表現というテーマを元に、異なるアプローチでの開発が並行して進んでいるところ。

 Prejudiceが初めて真のインタラクティビティを実現した、記念すべきシリーズなのだ。
 これは要するに、読んだ人がメールをたくさんくれたこと。
 この中で紹介しているのはかみやん大先生とミタメックス氏と、黒田Dycoon氏など一部だが、実際にはもっと来た。けど重複する内容が多かったので割愛した。

 中でも興味深いのは、やはりかみやん大先生とのアルゴリズム・バトル(?)だろう。
 このシリーズほど頭と、そして神経を酷使したことはなかった。とりあえずこれは依然継続中だが、おれのアルゴリズムはほぼ完成に近づいている。挑戦者待つ、ということで1位。


 ただし、こんな企画ばっかりになると、非プログラマの人が辛いだろうから、それも考慮して、来年はもっと馬鹿な企画をやっていきたいなぁ。



 というわけで、今年一年を振り返ってみたPrejudice10大ニュース。如何だったでしょうか。それではまた来年。良いお年を。