2004-12-07 BUGデータベースの書き方

こーゆー話は、実践的コミュニケーション論として訳に立つ。そりゃそーだ、わたしはバグで困っている、どーにかして直してほしい、そーゆーコミュニケーションの原点である、わたしとあなたの関係性がそこにある。わたしはコミュニケーションを切望している、という状況である。バグデータベースの向こう側にいる誰かにわたしの窮状をどうにかしてほしいと強く望んでいる自分がいるのである。まあ、口上はどーでもいいのであるが。
id:hyoshiok:20041107 id:hyoshiok:20041105 id:hyoshiok:20041104 あたりを復習してほしい。 http://www.rubyist.net/~matz/20041204.html#p02 経由で http://japanese.joelonsoftware.com/Articles/PainlessBugTracking.html だ。
- 再現する手順、
- 期待されること、そして
- その代わりに観察されたこと。
matz さんは、それに加えて「それを修正するパッチ」
わたしの id:hyoshiok:20041105 での順番とちょっと違うが本質は一緒。
あと、効果的にバグを報告するには http://www.unixuser.org/%7Eueno/bugs-ja.html というのも教えてもらった。
こーゆー、プログラマにとって日常的かつ実践的な技術の獲得方法について、もうすこし体系的に整理したほうがいいと思うぞ。この手のコミュニケーションというのは語学の話では決してなくて、多くは単なるテクニックにすぎない。英語ができるとかできないとかガラパゴスだ、どーだという話では決してないと思うのであった。
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# masaka 『 とはいえ、国際化やローカライズ、あるいはある国でのみ重要な機器(たとえばAirH”)での不具合は、上記の方法だけでは開発者に理解してもらいづらい場合があるのも事実。そのあたりについても、答はないとしても、実体験にもとづいた話が聞けるとうれしい。前の日記では「自分で考えよう」でしたが。』
# hyoshiok 『masakaさま、コメントありがとうございます。上記のご指摘は、まさにバグの報告というより新機能追加要求のお話なんですよね。これにはいくつかテクニックがあります。』