どうなんだろうなあ。 「著作権」って言葉が乱用されるのはいつものことだが、 これはその中でもひどい方だと思う。
百歩とか千歩とか譲って岡田氏になんらかの権利があるとしても それは著作権ではないよね。だってアイディアには著作権はないし、 それを言うならレコーディングダイエットそのものが彼のオリジナルとは言いがたい。
「レコーディングダイエット」の商標とってるのかどうか調べていないけど、 それもちょっと怪しい感じ。
あとは宣伝文句に名前が使われてたということで「氏名表示権」とか 「パブリシティ権」とかかなあ。あまり定着している権利ではないみたいだけど。
いずれにしても権利を振り回していいことはなにもないと思うんだけど。
オブジェクトを渡すというのは前から考えていたのだが、 evalできる表現にしてUNIX pipeでつなげるというのは ちょっと「コロンブスの卵」。
私自身はRuby自身でパイプをつなげるというイメージだったのだけど、 コマンド(プロセス)間をパイプでつなげるというのは シェルの得意技なんだから、それを活用する方が自然だよね。 脱帽。
二回目のSkypeによる開発ミーティング。
なんかいつも「ほぼ完成」という脳内イメージを持っているのに 実際に議論を始めるとぼろぼろ穴があいてるというのはどうなのかなあ。
「見積もりはいつも甘い」と根は同じ気がする。 楽観的すぎるのかな。
宣伝に名前を使ったといっても…。プレスリリースで以下のように書いてあっただけです。これで、「パブリシティ権」なんか主張されるのもおかしな気がします。
> いいめもプロジェクト第1弾のサービス「いいめも おこづかい帳」をリリースした際、ユーザーから岡田斗司夫氏が著書『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書、2007 年)で提唱している「自分の食事をすべて記録する」レコーディングダイエットに使いたいというご要望を多数いただき、その声を元に開発しました。