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「長い」のが、好きなのである:破滅型作家のRoom/有城佳音:So-net blog
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「長い」のが、好きなのである [困った性格と、傾向と無対策]

長いのが好きなのである。
お風呂も長いのが好きである。本も、映画もである。

だから、海外ドラマに嵌るわけだが、90分の映画よりも、
20時間
(1,200分)のドラマの方が、もちろん、密度も濃く、深いわけである。
人との付き合いも長くが、好きである。セックスも長いのが好きである。

別にセックスなんて、してない時間があってもいいのである。
文章もそうだが、大切なのは、裸で、ベッドにいることである。
体温と匂いを、最も原始的な方法で、感じることである。
そして、濡れていることである。

射精など、ただの「。」句点である。
「。」を書くために、人は文章を書かんのである。
本物だけが、「。」にたどり着くのである。

もう、そうなったら、言葉はいらんのである。
真っ白なノートの上に、横たわっていればいいのである。
安心して、思いつくまま、好きなことしてればいいのである。
したくなったら、どちらからともなく、すればいいのである。 

             「。」である。

自分の「。」を見てもらうのである。曝け出すのである。
限界だと思っていた、向こう側に跳ぶのである。
「。」は、とっても小さいが、自分の秘める、自分も知らないすべてである。
終わりにつけるものではない。始まりに、「ある」ものである。

と、話はすごく逸れているが、実は、問題発生しているのである。
(ここから次の行まで、まる一日かかっているのである…)
何かを書こうと思って「長い」の話を書いたのだが、何か忘れたのである。

これが俺の欠点である。
時間をかけすぎることによって、何だったのかわからなくなることである。
しかし、大切なものは、どこまで書いても、文章のなかにはないのである。
「。」の向こう側である。
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            Websiteアダムノ林檎に掲載した日記の2日遅れの掲載になっておりますb12-color.jpg
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