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中国の動画AI「Seedance 2.0」既存キャラの“模倣生成”を禁止に 権利侵害の指摘受けて対策強化か | オタク総研
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中国の動画AI「Seedance 2.0」既存キャラの“模倣生成”を禁止に 権利侵害の指摘受けて対策強化か


中国の動画AI「Seedance 2.0」既存キャラの“模倣生成”を禁止に 権利侵害の指摘受けて対策強化か
バイトダンスのシンガポール法人Bytedance Pte. Ltd.(2025年/編集部撮影)

ショート動画アプリ「TikTok」の運営元で知られる中国・バイトダンスが開発した最新の動画生成AIモデル「Seedance 2.0」をめぐり、権利侵害の懸念が各界から指摘されるなか、侵害対策として既存のIP(知的財産)を使用した動画作成を制限する措置を取ったことがわかった。

現在、Seedance 2.0は中国国内でAIチャットアプリ「豆包」などで利用できるが、17日に同アプリで「(日本のアニメキャラクター)が喋る動画を作ってください」と入力してみると「申し訳ございませんが、著作権の制限により、該当するコンテンツを一時的に作成できません(抱歉,由于版权相关限制,暂时无法创作对应的内容,换其他主题试试吧。)」と表示され、生成できない状況になっている。

実際にアプリ上でリクエストを送った様子。一部の既存IPを検知した際にはエラーを返す
実際にアプリ上でリクエストを送った様子。一部の既存IPを検知した際にはエラーを返す

その他の一般的なプロンプトを入力した場合は正常に作成されることから、権利侵害の可能性のあるリクエストを検知したものとみられる。

他のアプリでも「ルールに準拠していない」として生成処理が行われなかった一方で、キャラクターによっては現時点でも生成されてしまう事例があり、一律に制限機能が働いていない状況となっている。

Seedance 2.0は短いテキストなどから動画を生成するAIモデルとして、生成能力から短期間で直近より注目が集まった一方、その過程で権利侵害の懸念も浮上。日本の人気アニメやキャラクターに酷似した生成動画が一部で確認され、Xで指摘されていた。

米国でも同様にディズニーなどの有名コンテンツの模倣が確認されており、映画業界団体が警鐘を鳴らす声明を公表。日本では日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)が13日、TikTok Japanに対する問い合わせを行い「当該AIモデルは正式公開前のものであり、現在速やかに対応を進めているとの回答を頂きました」と報告していた。

経営幹部はディズニー名指しで「侵害対策に取り組む」とも

一連の件について、バイトダンス副総裁の李亮氏は16日、自身のSNS(微博)にて実在する人物の顔写真や、IPキャラクターの生成について対応しないと述べ「著作権侵害防止戦略の継続的な維持・強化に注力しています」と言及した。

投稿では対策にディズニー作品や中国の人気アニメ「熊出没」を例に挙げ、知的財産の無断利用を防ぐ姿勢を示した。なお、李氏は同じ投稿で中国の春節大型番組である「春晩」でSeedance 2.0が初めて使用されたとも述べ、技術をアピールしている。

著者 テクノロジー/ゲーム担当
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