JP2011158846A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】着脱操作時の振動や衝撃によるトナーの間隔保持部材と現像スリーブとの隙間への流入を低減する現像装置及びプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】現像スリーブ10の軸線方向で、シール部材15a、15bと間隔保持部材16a、16bとの間に、現像スリーブ表面から突出する凸部10b、10cを現像スリーブ10が有している。
【選択図】図10
【解決手段】現像スリーブ10の軸線方向で、シール部材15a、15bと間隔保持部材16a、16bとの間に、現像スリーブ表面から突出する凸部10b、10cを現像スリーブ10が有している。
【選択図】図10
Description
本発明は、電子写真画像形成装置に用いられる現像装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段及び電子写真感光体を一体的にカートリッジ化し、このプロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。
また、現像装置とは電子写真感光体上の静電潜像を現像するために用いられる現像手段を一体化した装置であり、プロセスカートリッジの一部を構成する、もしくは現像装置単独で電子写真感光体を備えた電子写真画像形成装置に着脱可能に搭載されるものである。
従来、電子写真画像形成装置においては、ドラム状の電子写真感光体(以後、「感光体ドラム」と言う。)及び感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、プロセスカートリッジとしている。そして、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
このようなプロセスカートリッジにおいて、感光体ドラムに形成されている潜像を可視像化するための現像方法として、次のものがある。つまり、感光体ドラムと現像スリーブとの間隔を一定に保持しながら、現像スリーブで現像剤を感光体ドラムに向けて搬送する。そして、感光体ドラムと現像スリーブとの間に電界を形成し、感光体ドラムに対向する現像領域において現像スリーブ上の現像剤を前記電界によって感光体ドラム上の潜像部位に向けて飛翔させ、潜像を可視化する。
この方法では、感光体ドラムと現像スリーブとの間の間隔を所定の値に精度良く保持することが重要である。感光体ドラムと現像スリーブとの間の間隔を所定の値に保持する方法として、前記所定の厚みの略円筒形状の間隔保持部材を現像スリーブの両端部に回転自在に被嵌させ、間隔保持部材を感光体ドラムの外周面に突き当てる。これによって、感光体ドラムと現像スリーブとの間の間隔を所定の値に保持する。
また、現像装置においては、現像領域外へトナーが流失するのを防止するためのシール部材を設けている。前記シール部材としては、例えば、フェルトや発泡ゴムなどの弾性シール部材や、磁性体により構成された磁性体シール部材が利用されている。
前記弾性シール部材は、現像スリーブの現像領域の端部に、現像スリーブの外周面に沿った断面略円弧状に形成されており、弾性シール部材を現像スリーブの外周面に圧接することによりトナーをシールする構成である。
前記磁性体シール部材は、現像スリーブの現像領域の端部に、現像スリーブの外周面に対して一定間隔をもって磁性体シール部材を配置し、トナーの流失を防止することが一般に行われている。より具体的には、現像スリーブに内蔵されたマグネットローラ(固定磁石)の磁力により現像スリーブ上に担持されたトナーを、マグネットローラの端部と磁性体シール部材との隙間に形成された磁界によって拘束する構成である(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記従来例をさらに発展させたものである。
つまり、本発明の目的は、着脱操作時の振動や衝撃によるトナーの間隔保持部材と現像スリーブとの隙間への流入を低減する現像装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
本発明の他の目的は、トナーが摩擦熱、押圧力により間隔保持部材内側と現像スリーブ表面とに融着することを低減させた現像装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
本発明の他の目的は、感光体ドラムと、現像スリーブとの間隔が変化することで発生する、画像の濃度ムラが現れることを防ぐことのできる現像装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的は本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにて達成される。要約すれば、本発明は、第一の態様によると、
静電潜像が形成される像担持体に形成された潜像を現像する現像スリーブと、
前記現像スリーブの端部を覆い、前記像担持体と、前記現像スリーブとの間の間隔を保持する間隔保持部材と、
前記現像スリーブの現像領域の端部に配置されたシール部材と、
を備えた画像形成装置に着脱可能な現像装置において、
前記現像スリーブの軸線方向で、前記シール部材と前記間隔保持部材との間に、前記現像スリーブ表面から突出する凸部を前記現像スリーブが有することを特徴とする現像装置が提供される。
静電潜像が形成される像担持体に形成された潜像を現像する現像スリーブと、
前記現像スリーブの端部を覆い、前記像担持体と、前記現像スリーブとの間の間隔を保持する間隔保持部材と、
前記現像スリーブの現像領域の端部に配置されたシール部材と、
を備えた画像形成装置に着脱可能な現像装置において、
前記現像スリーブの軸線方向で、前記シール部材と前記間隔保持部材との間に、前記現像スリーブ表面から突出する凸部を前記現像スリーブが有することを特徴とする現像装置が提供される。
本発明の第二の態様によると、静電潜像が形成される像担持体と、上記構成の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジが提供される。
本発明によれば、現像スリーブの軸線方向で、シール部材と間隔保持部材との間に、現像スリーブ表面から突出する凸部を現像スリーブに設ける構成とされる。従って、シール部材をすり抜けたトナーのうち、間隔保持部材と現像スリーブとの隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路は、凸部によって一部ないし全部遮断されているため、トナーが間隔保持部材と現像スリーブとの隙間に流入することを低減することができる。その結果、静電潜像が形成されると現像スリーブとの間の間隔を精度良く保持でき、画像の濃度ムラの発生を防ぐことが可能となる。
以下、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジを図面に則して更に詳しく説明する。
(第一の実施例)
[画像形成装置全体の説明]
先ず、図1及び図2を参照して、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジを着脱可能に装着する電子写真画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係る電子写真画像形成装置Aの構成を示す概略構成図であり、図2は、本発明に係る電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジBの断面図である。
(第一の実施例)
[画像形成装置全体の説明]
先ず、図1及び図2を参照して、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジを着脱可能に装着する電子写真画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係る電子写真画像形成装置Aの構成を示す概略構成図であり、図2は、本発明に係る電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジBの断面図である。
本実施例にて、電子写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプリンタとされる。
電子写真画像形成装置、即ち、本実施例ではレーザービームプリンタAは、像担持体としてドラム形状の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム7を有している。感光体ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって帯電され、次いで、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラーを有する光学手段1から画像情報に応じたレーザビーム光を照射する。これによって、感光体ドラム7に画像情報に応じた静電潜像が形成され、この潜像は、現像装置19によって現像剤(以下、「トナー」と言う。)を用いて現像され、可視像、即ち、トナー像とされる。
一方、トナー像の形成と同期して、給紙カセット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3eで転写位置へと搬送する。転写位置には、転写手段としての転写ローラ4が配置されており、電圧を印加することによって、感光体ドラム7上のトナー像を、記録媒体2に転写する。
トナー像の転写を受けた記録媒体2は、搬送ガイド3fを介して定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵した定着ローラ5bを備え、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を記録媒体2上に定着する。記録媒体2は、その後、排出ローラ対3g、3hで搬送し、反転経路3iを経由して排出トレイ6へと排出される。この排出トレイ6は、電子写真画像形成装置Aの上面に設けられている。なお、揺動可能なフラッパ3jを動作させ、反転経路3iを介することなく記録媒体2を排出することもできる。前記ピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3e、搬送ガイド3f、及び排出ローラ対3g、3h等が記録媒体2の搬送手段3を構成している。
プロセスカートリッジBは、感光体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電する。次いで、光学手段1からの画像情報に応じたレーザー光を感光体ドラム7へ照射して潜像を形成する。そしてこの潜像をトナーを用いて現像手段によって現像する。
更に説明すると、帯電ローラ8は感光体ドラム7に接触して設けられており、感光体ドラム7に帯電を行う。この帯電ローラ8は、感光体ドラム7に従動回転する。また、現像手段は、感光体ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感光体ドラム7に形成された潜像を現像する。
上記現像手段は、図2を参照すると、現像剤収納部(以下、「トナー収納容器」と言う。)14内のトナーを攪拌部材55の回転によって現像室13aに送り出す。そして、マグネットローラ(固定磁石)11を内蔵した現像スリーブ10を回転させると共に、現像ブレード12によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像スリーブ10の表面に形成する。そして、そのトナーを潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化する。
現像ブレード12は、現像スリーブ10の周面のトナー量を規定すると共に摩擦帯電電荷を付与するものである。
転写ローラ4によってトナー像を記録媒体2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段17によって感光体ドラム7上に残留したトナーを除去した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手段17は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾性クリーニングブレード17aによって感光体ドラム7上の残留トナーを掻き落として廃トナー溜め17bへと集める。
プロセスカートリッジBは、図3に示すように、電子写真画像形成装置Aのカートリッジドア9を開いて、ユーザーによって電子写真画像形成装置Aに設けたカートリッジ装着手段に対して取り外し可能に装着される。本実施例のカートリッジ装着手段は、図4、図5に示すように、電子写真画像形成装置Aに形成したガイド部30L1、30L2、30R1、30R2で構成される。プロセスカートリッジBを電子写真画像形成装置Aに装着する際は、プロセスカートリッジBの両外側面の円筒部40R1、40R2、40L1、40L2(図6、図7)を、それぞれ電子写真画像形成装置のガイド部30R1、30R2、30L1、30L2に沿って装着する。
[プロセスカートリッジの枠体の構成]
次に、本発明に係るプロセスカートリッジBの枠体の構成について説明する。
次に、本発明に係るプロセスカートリッジBの枠体の構成について説明する。
図2に示すように、感光体ドラム7や帯電ローラ8及び弾性クリーニングブレード17a等のクリーニング手段17は、ドラム枠体18に取付けられ、一体的な感光体ユニット20を構成している。
一方、現像装置ユニット19は、トナーを収容しているトナー収納容器14と、現像スリーブ10や現像ブレード12を保持する現像枠体13により構成される。前記トナー収納容器14と前記現像枠体13は、外周のフランジ部14b及び13bを溶着等の手段により、一体に結合されている。
そして、図8に示すように、感光体ユニット20と現像装置ユニット19を丸いピンの結合部材31によって互いに回動可能に結合することによってプロセスカートリッジBを構成する。すなわち、現像枠体13の長手方向(現像スリーブ10の軸線方向)両側に形成したアーム部13c、13dの先端には現像スリーブ10に平行に丸い形状の回動穴13e、13fが設けてある。ドラム枠体18の長手方向両側2箇所にはアーム部13c、13dを進入させるための凹部18a、18bが設けてある。この凹部18a、18bにアーム部13c、13dを挿入し、結合部材31をドラム枠体18の取り付け穴18c(及び凹部18aの不図示の取り付け穴18d)に挿入し、かつアーム部13d、13dの回動穴13e、13fに嵌入して更にドラム枠体の内側の穴(不図示)に圧入して取付ける。これにより、感光体ユニット20と現像装置ユニット19は結合部材31を中心に回動可能に結合される。このときアーム部13c、13dの根元に取付けられた圧縮コイルばね21、22が、ドラム枠体18の凹部18a、18bの上壁に当たり現像装置ユニット19を下方へ付勢する。
また、図9に示すように、現像スリーブ10の両端部には、厚みが前記所定の値である略円筒形状の間隔保持部材(以下、「SDコロ」と言う。)16a、16bを、現像スリーブ10の両端部に回転自在に被嵌させる。そして、SDコロ16a、16bを感光体ドラム7の外周面に突き当てることによって感光体ドラム7と、現像スリーブ10の間隔を所定の値に保持しつつ、現像スリーブ10を感光体ドラム7へ確実に押し付ける。これにより、現像スリーブ10と感光体ドラム7との間の間隔を所定の値に保持することができる。
図9に示すように、現像領域外へトナーが流失するのを防止するための磁性体シール部材15a、15bは、現像スリーブ10の長手方向端部からトナーが漏れるのを防止するためのものである。この磁性体シール部材15a、15bは、現像スリーブ10の外周面に対して一定間隔をもって配置される。これにより、マグネットローラ11の磁力により現像スリーブ10上に担持されたトナーを、マグネットローラ11の端部と磁性体シール部材15a、15bとの隙間に形成された磁界によって拘束し、トナーが現像領域外に流出することを防止する。なお、磁性体シール部材15a、15bは、図2に示すように、現像スリーブ10に対して、感光体ドラム7とは反対方向に配設されている。
斯かる構成において、本実施例においては、現像スリーブ10に、現像スリーブ表面から突出する凸部10b、10cを設けている点に特徴がある。以下に、本特徴、及び、本特徴が奏する作用効果について、図面を参照して、詳細に説明する。
図9に示すように、凸部10b、10cは、現像スリーブ10の長手方向で磁性体シール部材15a、15bとSDコロ16a、16bとの間に設けられる。
図9、図10に示すように、現像スリーブ10の現像スリーブ本体部10aの表面より突出する凸部10b、10cの高さをDとする。また、SDコロ16a、16bが感光体ドラム7に突き当たることで生じる、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間をEとする。また、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔をCとする。すると、これら三者の間の関係は、
C>D>E
である。
C>D>E
である。
本実施例において、カートリッジの着脱操作時の振動や衝撃によってトナーが、磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたとする。しかし、本実施例においては、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路は、凸部10b、10cによって遮断されている。そのため、トナーがSDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間に流入することを低減できる。
また、凸部10b、10cの高さDは、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cより小さく設定されているため、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cに影響を与えることはない。
なお、本実施例では、凸部10b、10cの高さDと、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間Eとの関係を、
D>E
と規定した。しかし、これは磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路を全域遮断する、本実施例で最も効果のある形態を示すためである。従って、
D≦E
の状態でも、前記流路の一部を遮断することはできる。一部を遮断することで、画像の濃度ムラの発生を防ぐことができれば、D≦Eでも良い。
D>E
と規定した。しかし、これは磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路を全域遮断する、本実施例で最も効果のある形態を示すためである。従って、
D≦E
の状態でも、前記流路の一部を遮断することはできる。一部を遮断することで、画像の濃度ムラの発生を防ぐことができれば、D≦Eでも良い。
(第二の実施例)
図11〜図14は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第二の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
図11〜図14は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第二の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
本実施例においては、現像スリーブ10の凹部10d、10eに、現像スリーブ表面から突出する凸部材23、24を取付ける点に特徴がある。図面を参照して、詳細に説明する。
図11及び図12に示すように、現像スリーブ10の長手方向で、磁性体シール部材15a、15bとSDコロ16a、16bとの間に、凹部10d、10eを配置し、凹部10d、10eに現像スリーブ10の表面より突出する凸部材23、24を組付ける。
図12に示すように、現像スリーブ10とは別部材とされる凸部材23、24は、円周方向の一部に切欠き部23a、24aを有する形状をしていて、現像スリーブの凹部10d、10eに対して、切欠き部23a、24aを広げながら組付ける。
図13に示すように、凸部材23、24の内径R1と、凹部10d、10eの外径R2と、現像スリーブ本体部10aの外径R3との関係は、
R3>R1>R2
である。また、図14に示すように、凸部材23、24の幅W1と、凹部10d、10eの幅W2との関係は、
W2>W1
である。
R3>R1>R2
である。また、図14に示すように、凸部材23、24の幅W1と、凹部10d、10eの幅W2との関係は、
W2>W1
である。
凸部材23、24の肉厚をT1とし、SDコロ16a、16bが感光体ドラム7に突き当たることで生じる、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間をE(不図示)とする。また、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔をC(不図示)とする。すると、これらの寸法関係は、
C>T1−(R3−R2)>E
である。
C>T1−(R3−R2)>E
である。
前記寸法関係の凸部材23、24と凹部10d、10eとでは、凸部材23、24は現像スリーブ10に対し長手方向、円周方向にガタを持って配置されことになる。しかし、凸部材23、24は、現像スリーブ10の磁気シール15a、15bとSDコロ16a、16bとの間に配置されていればよい。例えガタを持っていても磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路は、凸部材23、24によって遮断されている。従って、トナーがSDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間に流入することを低減できる。
また、凸部材23、24が感光体ドラム7に当接しても、凸部材23、24と凹部10d、10eとの間には隙間があるので、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cに影響を与えることはない。
なお、本実施例では、凸部材23、24の肉厚T1と、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間Eとの関係を、
T1−(R3−R2)>E
と規定した。しかし、これは磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路を全域遮断する、本実施例で最も効果のある形態を示すためである。
T1−(R3−R2)≦E
の状態でも、前記流路の一部を遮断することはできる。一部を遮断することで、画像の濃度ムラの発生を防ぐことができれば、T1−(R3−R2)≦Eでも良い。
T1−(R3−R2)>E
と規定した。しかし、これは磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路を全域遮断する、本実施例で最も効果のある形態を示すためである。
T1−(R3−R2)≦E
の状態でも、前記流路の一部を遮断することはできる。一部を遮断することで、画像の濃度ムラの発生を防ぐことができれば、T1−(R3−R2)≦Eでも良い。
(第三の実施例)
図15及び図16は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第三の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
図15及び図16は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第三の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
本実施例においては、現像スリーブ10に、現像スリーブ表面から突出するようテープ部材25、26を巻きつける点に特徴がある。図面を参照して、詳細に説明する。
図15に示すように、本実施例は、現像スリーブ10の、現像スリーブ10の長手方向で磁性体シール部材15a、15bとSDコロ16a、16bとの間に、テープ部材25、26を巻きつけ、現像スリーブ10の表面から突出する凸部を形成する。
このテープ部材25、26としては、例えば、セロハンテープやテフロン(登録商標)テープを使用することができる。
テープ部材25、26の巻き数は、下記の関係を満足するものであればよい。つまり、図16に示すように、現像スリーブに巻きつけ後のテープ部材25、26の現像スリーブ10の表面からの突出量をFとする。また、SDコロ16a、16bが感光体ドラム7に突き当たることで、生じるSDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間をEとする。そして、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔をCとする。すると、これら三者の関係は、
C>F>E
を維持できる巻き数であれば、任意の巻き数で良い。
C>F>E
を維持できる巻き数であれば、任意の巻き数で良い。
効果は第一の実施例と同じなので、説明は省略する。
なお、本実施例では、テープ部材25、26の突出量Fと、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間Eとの関係を、
F>E
と規定した。しかし、これは磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路を全域遮断する、本実施例において最も効果のある形態を示すためである。そこで、
F≦E
の状態でも、前記流路の一部を遮断することはできる。一部を遮断することで、画像の濃度ムラの発生を防ぐことが出来れば、F≦Eでも良い。
F>E
と規定した。しかし、これは磁性体シール部材15a、15bをすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へ直線的に吹き出すトナーの流路を全域遮断する、本実施例において最も効果のある形態を示すためである。そこで、
F≦E
の状態でも、前記流路の一部を遮断することはできる。一部を遮断することで、画像の濃度ムラの発生を防ぐことが出来れば、F≦Eでも良い。
(第四の実施例)
図17及び図18は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第四の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
図17及び図18は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第四の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
本実施例においては、現像スリーブ10に、弾性凸部材27、28を巻きつけ、現像スリーブ10の表面から突出する凸形状を設ける点に特徴がある。図面を参照して、詳細に説明する。
図17に示すように、本実施例は、現像スリーブ10の、現像スリーブ10の長手方向で磁性体シール部材15a、15bとSDコロ16a、16bとの間に、弾性凸部材27、28を巻きつけ、現像スリーブ10の表面から突出する凸形状を形成する。
図18に示すように、弾性部材27、28は、感光体ドラム7に当接しても良い。しかし、弾性凸部材27、28の厚みは、弾性部材27、28が、感光体ドラム7に当接し圧縮されたとき、元の厚みに戻ろうとする反発力をGとする。そして、圧縮コイルばね21、22(図8参照)が、現像スリーブ10を感光体ドラム7へ押し付ける、押し付け力をHとする。弾性凸部材27、28の厚みは、これら二者の関係が、
H>G
となる、厚みに設定する。
H>G
となる、厚みに設定する。
その結果、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cを所定の間隔に保つことができる。効果は第一の実施例と同じなので、説明は省略する。
(第五の実施例)
図19及び図20は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第五の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
図19及び図20は、本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジにおける現像スリーブの第五の実施例を示し、第一の実施例と異なる内容についてのみ説明する。その他の構成は、第一の実施例の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。
図19に示すように、現像領域外へのトナーの流出を防止するための、弾性シール部材56、57は、現像スリーブ10の長手方向端部からトナーが漏れるのを防止するために配置されたシール部材である。シール部材は、現像スリーブ10を介して、感光体ドラム7とは反対方向に現像スリーブ10の外周面に沿った略円弧状に形成され、現像スリーブ10の外周面に圧接されることにより現像スリーブ10の長手方向端部からのトナーの流出を防止している。
弾性シール部材56、57は、例えばフェルトや発泡ゴムなどを使用することができる。
斯かる構成において、現像スリーブ10に、現像スリーブ表面から突出する円筒部材58、59を組付ける点に特徴がある。以下に、本特徴、及び、本特徴が奏する作用効果について、図面を参照して、詳細に説明する。
図19及び図20に示すように、現像スリーブ10の長手方向で、弾性シール部材56、57とSDコロ16a、16bとの間に、現像スリーブ10に対して回転自在に配置された円筒部材58、59の肉厚をT2とする。また、SDコロ16a、16bが感光体ドラム7に突き当たることで生じる、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間をEとする。そして、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cとする。これら三者の関係は、
C>T2>E
である。
C>T2>E
である。
円筒部材58、59は、現像スリーブ10に回転自在に組付けられているので、現像スリーブ10の長手方向において、SDコロ16a、16bと弾性シール部材56、57の間を移動可能である。しかし、円筒部材58、59は現像スリーブ10の弾性シール部材56、57とSDコロ16a、16bとの間に配置されていればよい。すなわち、弾性部材56、57をすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へのトナーの経路は、円筒部材58、59によって遮断される。従って、トナーがSDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間に流入することを低減できる。
また、円筒部材58、59と現像スリーブ10との最大隙間I(不図示)と、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cとの関係は、
C>I+T2
である。
C>I+T2
である。
円筒部材58、59が感光体ドラム7に当接しないので、感光体ドラム7と現像スリーブ本体部10aとの間の間隔Cに影響を与えることはない。
なお、本実施例では、円筒部材58、59の肉厚T2と、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との最大隙間Eとの関係を、
T2>E
と規定した。これは弾性シール部材56、57をすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へのトナーの流路を最も遮断する、本実施例で最も効果のある形態を示すためである。従って、
T2≦E
の状態でも、T2>Eより効果は低いが、前記流路の一部を遮断することはできる。画像に濃度ムラの発生を防ぐことができれば、T2≦Eでも良い。
T2>E
と規定した。これは弾性シール部材56、57をすり抜けたトナーのうち、SDコロ16a、16bと現像スリーブ10との隙間へのトナーの流路を最も遮断する、本実施例で最も効果のある形態を示すためである。従って、
T2≦E
の状態でも、T2>Eより効果は低いが、前記流路の一部を遮断することはできる。画像に濃度ムラの発生を防ぐことができれば、T2≦Eでも良い。
また、本実施例では、円筒部材58、59を、現像スリーブ10への組立性を考慮して、現像スリーブ10に回転自在に組付けられる形態としたが、現像スリーブ10への組付けが可能であれば、現像スリーブ10へ圧入する形態でも良い。
また、本実施例は、前記第一の実施例から第四の実施例の現像スリーブ10の長手端部からのトナー漏れを防止するシール部材が、磁性体シール部材15a、15bより、弾性シール部材56、57に代替した形態とされる。なお、円筒部材58、59の代わりに、前記第一の実施例から第四の実施例に記載の凸部10b、10c、凸部材23、24、テープ部材25、26、弾性凸部材27、28であっても良い。
A 電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)
B プロセスカートリッジ
7 感光体ドラム(像担持体)
10 現像スリーブ
10a 現像スリーブの本体部
10b、10c 現像スリーブの凸部
10d、10e 現像スリーブの凹部
11 マグネットローラ
15a、15b 磁性体シール部材
16a、16b 間隔保持部材(SDコロ)
18a、18b 凹部
23、24 凸部材
23a、24a 切欠き部
25、26 テープ部材
27、28 弾性凸部材
56、57 弾性シール部材
58、59 円筒部材
B プロセスカートリッジ
7 感光体ドラム(像担持体)
10 現像スリーブ
10a 現像スリーブの本体部
10b、10c 現像スリーブの凸部
10d、10e 現像スリーブの凹部
11 マグネットローラ
15a、15b 磁性体シール部材
16a、16b 間隔保持部材(SDコロ)
18a、18b 凹部
23、24 凸部材
23a、24a 切欠き部
25、26 テープ部材
27、28 弾性凸部材
56、57 弾性シール部材
58、59 円筒部材
Claims (5)
- 静電潜像が形成される像担持体に形成された潜像を現像する現像スリーブと、
前記現像スリーブの端部を覆い、前記像担持体と、前記現像スリーブとの間の間隔を保持する間隔保持部材と、
前記現像スリーブの現像領域の端部に配置されたシール部材と、
を備えた画像形成装置に着脱可能な現像装置において、
前記現像スリーブの軸線方向で、前記シール部材と前記間隔保持部材との間に、前記現像スリーブ表面から突出する凸部を前記現像スリーブが有することを特徴とする現像装置。 - 前記凸部が前記現像スリーブとは別部材で形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記凸部が、前記現像スリーブと前記像担持体との間の間隔より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
- 前記シール部材が、前記現像スリーブの外周面と隙間を形成するように配置された磁性体シール部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの項に記載の現像装置。
- 静電潜像が形成される像担持体と、請求項1乃至請求項4のいずれかの項に記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010022527A JP2011158846A (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 現像装置及びプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010022527A JP2011158846A (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 現像装置及びプロセスカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011158846A true JP2011158846A (ja) | 2011-08-18 |
Family
ID=44590808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010022527A Pending JP2011158846A (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 現像装置及びプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011158846A (ja) |
-
2010
- 2010-02-03 JP JP2010022527A patent/JP2011158846A/ja active Pending
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