JP2021113680A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫の扉の前面に設けられている前面部材と、前面部材の側面側に配置されている側面部材と、を備えたものであって、前面部材は、前面から側面に向かって傾斜している傾斜面が設けられており、当該傾斜面の前側の端部と後側の端部とが側面部材の先端よりも前方に位置しているとともに、当該前側の端部と後側の端部とを延長した位置が側面部材の先端よりも後側に位置している。
【選択図】図3
Description
そこで、意匠性を損ねることなく接触を抑制することができる冷蔵庫を提供する。
図1に示すように、本実施形態のパネル部材1は、風冷強化法で製造された強化ガラス製の板材により概ね四角形状に形成されている。本実施形態では、日本協業規格のJIS R 3206を満足するものを強化ガラスと称している。このパネル部材1は、詳細は後述するが、ユーザから視認される側となる表面1a(図3参照)側および表面1aとは反対側の裏面1b(図3参照)側の双方において、端部つまりは四角形状の4辺のそれぞれに面取りが施されている。
図3は、図1に示す左扉3aのIII−III線における断面を模式的に示している。なお、引き出し線や寸法線を記載するために、図3では断面を示すハッチングは省略している。この図3に示すように、パネル部材1は、端部に面取りが施されている。本実施形態の場合、表面1a側には、幅広面取り加工が施されており、傾斜面(以下、便宜的に表傾斜面10と称する)が形成されている。本実施形態では、表傾斜面10は、断面視において直線状に形成されている。なお、図3では、説明の簡略化のために、接着テープ20の図示は省略している。
一般的に、冷蔵庫2は室内に設置され、その室内には、冷蔵庫2の天井よりも高い位置に照明装置が設けられていると考えられる。
パネル部材1は、表面1a側および裏面1b側の双方の端部に面取りが施され、面取り部分の見かけ上の幅(W3、W4)が板厚(t)よりも短いとともに、表面1a側の面取り部分の見かけ上の幅(W3)が裏面1b側の面取り部分の見かけ上の幅(W4)よりも大きくなっている。
また、開扉や閉扉の動作を行う際にユーザの目に触れやすいヒンジとは反対側の端部に上下方向にわたって虹色の煌めきを生じ得る幅広面取り部分を形成することで意匠性を高めることができる。
パネル部材1は、その側面において表傾斜面10から裏傾斜面11までの間に平面部14が設けられている。パネル部材1に衝撃が加わった場合、力は側面に集中する傾向になる。そのため、側面に平面部14を設けることにより強度を高めることができる。
パネル部材1は、4辺のそれぞれに共通の面取りが施されている。これにより、本実施形態のように冷蔵庫2の扉に設け、パネル部材1の全面を同時に視認可能な状態において、統一感を出すことができる。
このとき、少なくとも1つの辺に幅広面取り加工を施すことにより、意匠性をさらに向上させることができる。また、4つの辺に共通の面取り加工を施すことにより、デザインの統一感を出すことができる。
また左扉3aと右扉3bのように扉が隣接している側の対向する辺である、例えば左扉3aの右側辺、右扉3bの左側辺に対して共通の面取りをしてもよい。それによりさらに意匠性を向上させることができる。
そこで、本実施形態のように冷蔵室3と製氷室5および上部冷凍室6との間に野菜室4を設けることにより、例えば左扉3aと製氷室扉5aとが近距離で隣り合うことがなくなり、例えば幅広面取り部の加工寸法に若干の差があってもそれが目立たなくなり、意匠性が低下するおそれを低減することができる。
なお、製氷室5および上部冷凍室6は一例であり、縦方向において各扉の端部が概ね同一直線上に位置するものに適用することができる。勿論、横方向において各扉の端部が概ね同一直線上に位置するものに適用することもできる。
そのため、引き出し式の扉の場合には、開閉時にユーザが視認している可能性の高い上端側の端部に幅広面取り加工を施すことにより、虹色の煌めきの発生を促すことができる。なた、野菜室扉4に限らず、製氷室扉5aや上部冷凍室扉6a、下部冷凍室扉7aについても、同様の理由により、手掛け部の側の端部に幅広面取り加工を施すことができる。
また、さらに幅広面となる幅の面を設けてもよい。また、幅広面の幅は同じで、傾斜角度つまりは表面1aとのなす角を異ならせることで、表傾斜面10の見かけ上の幅が異なる面を設けてもよい。
実施形態では、パネル部材1の側面に平面部14を設ける例を示したが、他の構造とすることができる。
例えば図9に示すように、側面を曲面状あるいは円弧状に形成することもできる。すなわち、パネル部材1の側面にラウンド処理を施すこともできる。パネル部材1に鏡面加工を施す場合、意匠性を高めることができるものの、細かい傷なども目立ちやすくなる。また、幅広面取り加工は、切削時に細かい傷が入り易い加工である。
また、ラウンド処理を施した場合であっても、例えば表面1a側に上記した表傾斜面10のように板厚が変化する領域を形成する幅広面取り加工を施すこともできる。これにより、上記した製造性の向上等に加えて、意匠性を高めることができる。
あるいは、側面を全体的に曲面で形成してもよいし、一部に上記した平面部14を設けることもできる。
具体的には、図10は、左扉3aおよび右扉3bの断面視を模式的に示しており、各扉には、それぞれパネル部材1が設けられている。以下、図示上方つまりはパネル部材1側を前とし、図示下方つまりはフレーム9側を後ろとし、図示左右方向をそのまま左右として説明する。
H>L1>L2>L3>L4≧I>L5>L6>L7
ここで、例えばH>L1は、HがL1よりも前方に位置していることを意味している。
ただし、平面部14の幅が小さいと強度が相対的に低下することから、強度を向上させるためには、平面部14にある程度の幅を持たせること、つまりは、上記のようにH>L1の位置関係とすることが望ましい。
L1>L2>L3>J>I≧L4>L5>L6>L7
この場合、J>Iであることから、裏面1bと裏傾斜面11とのなす角(以下、裏傾斜面11の傾斜角と称する)と表傾斜面10の傾斜角とが異なっており、且つ、裏傾斜面11の傾斜角のほうが表傾斜面10の傾斜角よりもきつくなっている。なお、HとI、Jとの関係は、本実施形態ではH>J>Iとなっている。
また、裏傾斜面11の傾斜角がきついということは、裏傾斜面11の投影距離(W4。図3参照)が小さくなるため、図8に示したように、入射光が表傾斜面10の内面に向かって反射する範囲が広くなり、虹色の煌めきを発生し易くなる。
図10の図示左右方向つまりは右扉3bの断面視における左右方向において、隣り合う扉の中点をT0、フレーム9の他方の扉側の端部をT1、フレーム9においてパネル部材1の側面と対向する面の位置をT2、パネル部材1の側面(この場合平面部14)の位置をT3、取付部9の根元位置をT4、裏稜線13aの位置をT5、取付部9aの前面に設けられて接着テープ20の端部となる段差部の位置をT6、表稜線12aの位置をT7とする。なお、左扉3aの場合も、扉間の中央位置に線対称となった態様で、T0〜T7に対応する位置が存在する。
L1>L2>L3>J>I≧L4
となる前後方向の位置関係と、
T2<J<T1
となる左右方向の位置関係の双方を満たす範囲にすることができる。ここで、T2<Jとは、右扉3bの場合には、T2よりも左扉3a側にJが位置していることを示している。また、右扉3bの場合であれば、T2<Jとは、T2よりも左扉3a側にJが位置していることを意味している。
この場合、各交点は、左右方向において以下の位置関係となっている。
T7≦K、L≦M<T6<T5<T3<T2<T1
L4>L5>L6>M>L7
このような位置関係を満たす形状であっても、パネル部材1の割れや損傷を抑制することができるとともに、強度が不足するおそれを低減することができる。
ここで、パネル部材1の端部から扉の中点までの幅をWTO3とすると、表傾斜面10の幅(W1)、表傾斜面10の見かけ上の幅(W3)は、以下の大小関係となっている。
(WTO3)/2≦W3<W1<WTO3
これにより、特にパネル部材1の厚みが薄くなった場合でも強度を確保することができる。
フレーム9の先端側を、表傾斜面10と平行な平面に形成することもできる。これにより、パネル部材1とフレーム9とが一体的に見えるようになり、意匠性を高めることができる。
なお、上記した図9に示したラウンド処理を施した面についても同様であり、実施形態のように表面1aと共通する質感を与える表面処理を施すことができるし、表面1aとは異なる質感を与える表面処理を施すことができる。
Claims (1)
- 冷蔵庫の扉の前面に設けられている前面部材と、
前記前面部材の側面側に配置されている側面部材と、を備えた冷蔵庫であって、
前記前面部材は、前面から側面に向かって傾斜している傾斜面が設けられており、当該傾斜面の前側の端部と後側の端部とが前記側面部材の先端よりも前方に位置しているとともに、当該前側の端部と後側の端部とを延長した位置が前記側面部材の先端よりも後側に位置している冷蔵庫。
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