JP2543882B2 - 試料ガス分析方法 - Google Patents
試料ガス分析方法Info
- Publication number
- JP2543882B2 JP2543882B2 JP62096793A JP9679387A JP2543882B2 JP 2543882 B2 JP2543882 B2 JP 2543882B2 JP 62096793 A JP62096793 A JP 62096793A JP 9679387 A JP9679387 A JP 9679387A JP 2543882 B2 JP2543882 B2 JP 2543882B2
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- JP
- Japan
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- amount
- ions
- sample gas
- ion
- exhaust gas
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のエンジン等から排出される排気ガ
ス等に含まれるHCを検出する試料ガス分析方法に関する
ものである。
ス等に含まれるHCを検出する試料ガス分析方法に関する
ものである。
(従来技術) 自動車用エンジン等の熱機関の燃焼効率およびその排
気ガス処理装置の性能等を把握するためには、排気ガス
の成分および濃度を性格かつ迅速に検出する必要があ
る。従来、上記排気ガスの成分を分析するため、試料ガ
スを四重極質量分析器に導入してイオン化させ、各イオ
ンのうち特定の質量のものを四重電極部によって取出
し、二次電子増倍管においてその濃度を測定することが
行なわれている。しかし、排気ガス中には分子数の異な
る各種のHCが50種以上含まれており、そのトータルHC量
を上記四重極質量分析器により測定するためには、全て
のHCをそれぞれイオン化してその濃度を個別に測定する
必要があり、迅速な排気ガス分析が不可能であるという
問題があった。
気ガス処理装置の性能等を把握するためには、排気ガス
の成分および濃度を性格かつ迅速に検出する必要があ
る。従来、上記排気ガスの成分を分析するため、試料ガ
スを四重極質量分析器に導入してイオン化させ、各イオ
ンのうち特定の質量のものを四重電極部によって取出
し、二次電子増倍管においてその濃度を測定することが
行なわれている。しかし、排気ガス中には分子数の異な
る各種のHCが50種以上含まれており、そのトータルHC量
を上記四重極質量分析器により測定するためには、全て
のHCをそれぞれイオン化してその濃度を個別に測定する
必要があり、迅速な排気ガス分析が不可能であるという
問題があった。
このため、実開昭58−26660号公報に示されるよう
に、300℃以上に加熱された酸化触媒を有する導入管内
に試料ガスを導入して、この試料ガス中のHCの全てをCO
2に酸化させた後、CO2の濃度を四重極質量分析器で分析
し、これに基づいて空燃比を算出することが行なわれて
いる。しかし、この構成では酸化前のHCをCO2およびCO
から分離してその濃度を分析することができないととも
に、上記酸化触媒を高温に加熱する加熱装置が必要であ
るために分析装置の構造が複雑になるという問題があ
る。
に、300℃以上に加熱された酸化触媒を有する導入管内
に試料ガスを導入して、この試料ガス中のHCの全てをCO
2に酸化させた後、CO2の濃度を四重極質量分析器で分析
し、これに基づいて空燃比を算出することが行なわれて
いる。しかし、この構成では酸化前のHCをCO2およびCO
から分離してその濃度を分析することができないととも
に、上記酸化触媒を高温に加熱する加熱装置が必要であ
るために分析装置の構造が複雑になるという問題があ
る。
(発明の目的) 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あり、簡単な構成で試料ガス中に含まれた各種HCのトー
タル量を正確かつ迅速に求めることができる試料ガス分
析方法を提供するものである。
あり、簡単な構成で試料ガス中に含まれた各種HCのトー
タル量を正確かつ迅速に求めることができる試料ガス分
析方法を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、試料ガスを四重極質量分析器に導入し、こ
の試料ガス中に含まれる全HCイオンのうち含有率の高い
複数種の代表HCイオンを選択しそのイオン量を測定し、
この代表HCイオンのイオン量を加算することにより基準
イオン量を算出し、予め求めた上記基準イオン量と全HC
のトータル量との相関関係に基づいて上記基準イオン量
から試料ガス中のトータルHC量を算出するようにしたも
のである。
の試料ガス中に含まれる全HCイオンのうち含有率の高い
複数種の代表HCイオンを選択しそのイオン量を測定し、
この代表HCイオンのイオン量を加算することにより基準
イオン量を算出し、予め求めた上記基準イオン量と全HC
のトータル量との相関関係に基づいて上記基準イオン量
から試料ガス中のトータルHC量を算出するようにしたも
のである。
上記の構成によれば、四重極質量分析器によって測定
した複数種の代表HCイオンのイオン量の和からなる基準
イオン量に基づいて、この基準イオン量に対して所定の
比率で存在する試料ガス中のトータルHC量を正確かつ迅
速に検出することができる。
した複数種の代表HCイオンのイオン量の和からなる基準
イオン量に基づいて、この基準イオン量に対して所定の
比率で存在する試料ガス中のトータルHC量を正確かつ迅
速に検出することができる。
(実施例) 第1図は本発明の試料ガス分析方法を実施するために
使用する分析装置の実施例を示している。この分析装置
は、試料ガスの導入通路1と、この導入通路1の端部に
設けられた第1真空室2と、この第1真空室2内に試料
ガスを導入するために真空引きを行なうロータリ真空ポ
ンプ3と、上記第1真空室2に接続された第2真空室4
と、この第2真空室4を所定の真空度に設定するターボ
分子ポンプ5およびロータリ真空ポンプ6とを備えてい
る。上記第2真空室4には第1真空室2から導入される
試料ガスの流量を規制するオイフィス7と、試料ガス導
入用のバルブ8と試料ガス導出用バルブ9と、上記試料
ガス中の各成分をイオン化してそのうちの特定の電荷比
を有するイオンのイオン量を測定する四重極質量分析器
10とが配設され、この四重極質量分析器10において測定
されたイオン量を測定値はコンピュータ11に出力され
る。
使用する分析装置の実施例を示している。この分析装置
は、試料ガスの導入通路1と、この導入通路1の端部に
設けられた第1真空室2と、この第1真空室2内に試料
ガスを導入するために真空引きを行なうロータリ真空ポ
ンプ3と、上記第1真空室2に接続された第2真空室4
と、この第2真空室4を所定の真空度に設定するターボ
分子ポンプ5およびロータリ真空ポンプ6とを備えてい
る。上記第2真空室4には第1真空室2から導入される
試料ガスの流量を規制するオイフィス7と、試料ガス導
入用のバルブ8と試料ガス導出用バルブ9と、上記試料
ガス中の各成分をイオン化してそのうちの特定の電荷比
を有するイオンのイオン量を測定する四重極質量分析器
10とが配設され、この四重極質量分析器10において測定
されたイオン量を測定値はコンピュータ11に出力され
る。
上記四重極質量分析器10は、第2図に示すように、試
料ガス中の各成分に電子衝撃を与えて各成分をイオン化
するイオンソース部12と、イオン化された各成分を収束
させてイオンビームを形成するレンズ系13と、このレン
ズ系13を経て入射したイオンを振動させて特定電荷比を
イオンのみを通過させる4本のロッドからなる電極部14
と、この電極部14を通過したイオンのイオン量をイオン
電流として検出する二次電子増倍管15とを備え、上記電
極部14に印加された電圧値を調節することによって特定
電荷化のイオンを選択的に検出するように構成されてい
る。
料ガス中の各成分に電子衝撃を与えて各成分をイオン化
するイオンソース部12と、イオン化された各成分を収束
させてイオンビームを形成するレンズ系13と、このレン
ズ系13を経て入射したイオンを振動させて特定電荷比を
イオンのみを通過させる4本のロッドからなる電極部14
と、この電極部14を通過したイオンのイオン量をイオン
電流として検出する二次電子増倍管15とを備え、上記電
極部14に印加された電圧値を調節することによって特定
電荷化のイオンを選択的に検出するように構成されてい
る。
以上のように構成された分析装置を用いて自動車のエ
ンジン等から排出された排気ガスを分析してトータルHC
量を測定する分析方法を第3図に示すフローチャートに
基づいて説明する。まず、排気ガスの分析を開始する前
にステップS1において、排気ガス中に含まれる各種HCイ
オンのイオン量を測定することにより、使用燃料および
使用機器等に応じた複数種の代表HCイオンを選定すると
ともに、この代表HCイオンのイオン量の和からなる基準
イオン量と排気ガス中のトータルHC量との相関関係を求
める。
ンジン等から排出された排気ガスを分析してトータルHC
量を測定する分析方法を第3図に示すフローチャートに
基づいて説明する。まず、排気ガスの分析を開始する前
にステップS1において、排気ガス中に含まれる各種HCイ
オンのイオン量を測定することにより、使用燃料および
使用機器等に応じた複数種の代表HCイオンを選定すると
ともに、この代表HCイオンのイオン量の和からなる基準
イオン量と排気ガス中のトータルHC量との相関関係を求
める。
すなわち、上記分析装置の導入通路1に標準排気ガス
を導入し、この標準排気ガス中に含まれる各イオンのう
ち電荷比51〜150のものを質量走査してそのイオン量を
測定することにより、第4図に示すように標準排気ガス
中に含まれる全HCイオンのマスフラグメントを作成す
る。そしてこのマスフラグメントに表わされたイオンの
うちイオン量が多く含有率の高いイオン、例えばC4H7 +
(電荷比55)およびC5H9 +(電荷比69)、C6H9 +(電荷比
81)、C7H7 +(電荷比91)、C7H11 +(電荷比95)を代表
イオンとして選定する。また、上記のようにして選定し
た代表イオンのイオン量を加算することにより求めた基
準イオン量と、全HCイオンのイオン量を加算する等によ
り求めたトータルHC量とは、第5図に示すように比例関
係にあるため、この比率を基準イオンのイオン量とトー
タルHC量との相関関係として記憶する。
を導入し、この標準排気ガス中に含まれる各イオンのう
ち電荷比51〜150のものを質量走査してそのイオン量を
測定することにより、第4図に示すように標準排気ガス
中に含まれる全HCイオンのマスフラグメントを作成す
る。そしてこのマスフラグメントに表わされたイオンの
うちイオン量が多く含有率の高いイオン、例えばC4H7 +
(電荷比55)およびC5H9 +(電荷比69)、C6H9 +(電荷比
81)、C7H7 +(電荷比91)、C7H11 +(電荷比95)を代表
イオンとして選定する。また、上記のようにして選定し
た代表イオンのイオン量を加算することにより求めた基
準イオン量と、全HCイオンのイオン量を加算する等によ
り求めたトータルHC量とは、第5図に示すように比例関
係にあるため、この比率を基準イオンのイオン量とトー
タルHC量との相関関係として記憶する。
次にステップS2において、エンジンの排気通路等から
上記導通路1内に試料ガスとして導入した排気ガス中の
代表イオンのイオン量をそれぞれ測定し、ステップS3に
おいて各代表イオンのイオン量を加算することにより基
準イオン量を算出する。そしてステップS4において、上
記基準イオン量と、上記ステップS1において求めた相関
関係とに基づき、試料ガス中のトータルHC量を算出す
る。
上記導通路1内に試料ガスとして導入した排気ガス中の
代表イオンのイオン量をそれぞれ測定し、ステップS3に
おいて各代表イオンのイオン量を加算することにより基
準イオン量を算出する。そしてステップS4において、上
記基準イオン量と、上記ステップS1において求めた相関
関係とに基づき、試料ガス中のトータルHC量を算出す
る。
このようにして一台のエンジンの排気ガス分析が終了
すると、上記ステップS2に戻り、他のエンジンの排気ガ
スの分析を行なう。
すると、上記ステップS2に戻り、他のエンジンの排気ガ
スの分析を行なう。
上記のように試料ガス中に含まれた全HCイオンのうち
含有率の高い複数種の代表HCイオンを選定してそのイオ
ン量を加算することにより基準イオン量を求め、この基
準イオン量と、予め求めた相関関係とに基づいて試料ガ
ス中のトータルHC量を算出するようにしたため、試料ガ
スの分析を行なう度に、全HCイオンのイオン量を全て測
定するという煩雑な作業を必要とすることなく、迅速に
トータルHC量を求めることができる。
含有率の高い複数種の代表HCイオンを選定してそのイオ
ン量を加算することにより基準イオン量を求め、この基
準イオン量と、予め求めた相関関係とに基づいて試料ガ
ス中のトータルHC量を算出するようにしたため、試料ガ
スの分析を行なう度に、全HCイオンのイオン量を全て測
定するという煩雑な作業を必要とすることなく、迅速に
トータルHC量を求めることができる。
なお、上記実施例ではエンジンの排気ガス中のトータ
ルHC量を測定する場合について説明したが、本発明の分
析方法は排気ガス以外にも、エンジンの吸気通路から取
出した吸気ガスおよびエンジンの燃焼室内のガス等を試
料ガスとして使用することができる。
ルHC量を測定する場合について説明したが、本発明の分
析方法は排気ガス以外にも、エンジンの吸気通路から取
出した吸気ガスおよびエンジンの燃焼室内のガス等を試
料ガスとして使用することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、四重極質量分析器によ
り測定した複数の代表HCイオンのイオン量の和からなる
基準イオン量と、予め求めたトータルHC量に対する上記
基準イオン量の相関関係とに基づいて試料ガス中のトー
タルHC量を算出するように構成したため、試料ガスの分
析を行なう度に全HCイオンのイオン量を全て測定すると
いう煩雑な作業を必要とすることなく、特定のHCイオン
のイオン量を測定するだけで試料ガス中のトータルHC量
を正確かつ迅速に分析することができる。
り測定した複数の代表HCイオンのイオン量の和からなる
基準イオン量と、予め求めたトータルHC量に対する上記
基準イオン量の相関関係とに基づいて試料ガス中のトー
タルHC量を算出するように構成したため、試料ガスの分
析を行なう度に全HCイオンのイオン量を全て測定すると
いう煩雑な作業を必要とすることなく、特定のHCイオン
のイオン量を測定するだけで試料ガス中のトータルHC量
を正確かつ迅速に分析することができる。
したがって、自動車のエンジン等から排出される排気
ガス等を分析してこのガス中に含まれるトータルHC量を
適正に測定することにより、上記エンジンの熱効率およ
び排気ガス処理装置の作動状態の検査等を簡単かつ正確
に把握できるという利点がある。
ガス等を分析してこのガス中に含まれるトータルHC量を
適正に測定することにより、上記エンジンの熱効率およ
び排気ガス処理装置の作動状態の検査等を簡単かつ正確
に把握できるという利点がある。
第1図は本発明に係る試料ガス分析方法を実施するため
に使用する分析装置の実施例を示す全体概略図、第2図
は上記分析装置の要部を示す概略図、第3図は本発明に
係る試料ガス分析方法の具体例を示すフローチャート、
第4図はHC成分のマスフラグメント、第5図は基準イオ
ン量とトータルHC量との相関関係を示す特性図である。 10……四重極質量分析器。
に使用する分析装置の実施例を示す全体概略図、第2図
は上記分析装置の要部を示す概略図、第3図は本発明に
係る試料ガス分析方法の具体例を示すフローチャート、
第4図はHC成分のマスフラグメント、第5図は基準イオ
ン量とトータルHC量との相関関係を示す特性図である。 10……四重極質量分析器。
Claims (1)
- 【請求項1】試料ガスを四重極質量分析器に導入し、こ
の試料ガス中に含まれる全HCイオンのうち含有率の高い
複数種の代表HCイオンを選択してそのイオン量を測定
し、この代表HCイオンのイオン量を加算することにより
基準イオン量を算出し、予め求めた上記基準イオン量と
全HCのトータル量との相関関係に基づいて上記基準イオ
ン量から試料ガス中のトータルHC量を算出するようにし
たことを特徴とする試料ガス分析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62096793A JP2543882B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 試料ガス分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62096793A JP2543882B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 試料ガス分析方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63262561A JPS63262561A (ja) | 1988-10-28 |
| JP2543882B2 true JP2543882B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=14174514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62096793A Expired - Lifetime JP2543882B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 試料ガス分析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543882B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202013005959U1 (de) * | 2013-07-03 | 2014-10-06 | Manfred Gohl | Bestimmungsvorrichtung für Kohlenwasserstoff-Emissionen von Motoren |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP62096793A patent/JP2543882B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63262561A (ja) | 1988-10-28 |
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