JP2552407B2 - 半導体ウエハの外周部の補強方法及び補強装置並びに補強部材 - Google Patents
半導体ウエハの外周部の補強方法及び補強装置並びに補強部材Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハの外周部
の補強方法及び補強装置並びに補強部材に関する。さら
に詳しくは、半導体ウエハをその厚み巾の中心から内周
式スライサで2分割に切断する際に、半導体ウエハの外
周部の損傷等を防止するため、半導体ウエハの外周部の
切断終端付近に別個に形成した補強部材を接着剤で接着
取付けする半導体ウエハの外周部の補強方法の改良と、
この方法の実施に好適な補強装置と補強部材とに関す
る。
の補強方法及び補強装置並びに補強部材に関する。さら
に詳しくは、半導体ウエハをその厚み巾の中心から内周
式スライサで2分割に切断する際に、半導体ウエハの外
周部の損傷等を防止するため、半導体ウエハの外周部の
切断終端付近に別個に形成した補強部材を接着剤で接着
取付けする半導体ウエハの外周部の補強方法の改良と、
この方法の実施に好適な補強装置と補強部材とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクリート素子用基板を製造する際
に、両面に不純物の拡散層を有し中央に不純物の未拡散
層を有する半導体ウエハをその厚み巾の中心から内周式
スライサで2分割に切断する技術(特開平3−1457
26号等参照)や、この切断される半導体ウエハの外周
部の切断終端付近を補強する技術(特願平1−3222
22号等参照)については、本出願人によって先に多数
提案されている。
に、両面に不純物の拡散層を有し中央に不純物の未拡散
層を有する半導体ウエハをその厚み巾の中心から内周式
スライサで2分割に切断する技術(特開平3−1457
26号等参照)や、この切断される半導体ウエハの外周
部の切断終端付近を補強する技術(特願平1−3222
22号等参照)については、本出願人によって先に多数
提案されている。
【0003】従来、半導体ウエハの外周部の切断終端付
近を補強する技術としては、例えば、多数枚の半導体ウ
エハを並設しておき、半導体ウエハとは別個に形成した
半導体ウエハと同数枚の補強部材に熱硬化性樹脂接着剤
を塗布して当接し、そのまま加熱処理して熱硬化性樹脂
接着剤を硬化させ半導体ウエハに補強部材を接着取付け
することが行われている。
近を補強する技術としては、例えば、多数枚の半導体ウ
エハを並設しておき、半導体ウエハとは別個に形成した
半導体ウエハと同数枚の補強部材に熱硬化性樹脂接着剤
を塗布して当接し、そのまま加熱処理して熱硬化性樹脂
接着剤を硬化させ半導体ウエハに補強部材を接着取付け
することが行われている。
【0004】このような従来の補強手段では、多数枚の
半導体ウエハ,補強部材を同時的に処理するため、補強
部材の並設等手動で行なわなければならない工程が多く
補強部材の取付けが省力的に行なわれないという問題点
を有している。
半導体ウエハ,補強部材を同時的に処理するため、補強
部材の並設等手動で行なわなければならない工程が多く
補強部材の取付けが省力的に行なわれないという問題点
を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を考慮して成されたもので、半導体ウエハ1枚毎に精
密かつ効率的に連続して補強部材を取付けることのでき
る半導体ウエハの外周部の補強方法と、この方法の実施
に好適な補強装置と補強部材とを提供することを課題と
する。
点を考慮して成されたもので、半導体ウエハ1枚毎に精
密かつ効率的に連続して補強部材を取付けることのでき
る半導体ウエハの外周部の補強方法と、この方法の実施
に好適な補強装置と補強部材とを提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る半導体ウエハの外周部の補強方法は、
両面に不純物の拡散層を有し中央に不純物の未拡散層を
有する半導体ウエハをその厚み巾の中心から内周式スラ
イサで2分割に切断する際に、半導体ウエハの外周部の
損傷等を防止するため、半導体ウエハの外周部の切断終
端付近に当接すべく別個に形成した補強部材を接着剤で
接着取付けする半導体ウエハの外周部の補強方法におい
て、半導体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するよう
に形成され接着剤が塗布された1個の補強部材と1枚の
半導体ウエハとを垂直面内で接着した後、半導体ウエハ
を垂直面の下側に補強部材を垂直面の上側にした状態で
搬送しキャリアに収納する等の後続処理することを特徴
とする手段を採用する。
め、本発明に係る半導体ウエハの外周部の補強方法は、
両面に不純物の拡散層を有し中央に不純物の未拡散層を
有する半導体ウエハをその厚み巾の中心から内周式スラ
イサで2分割に切断する際に、半導体ウエハの外周部の
損傷等を防止するため、半導体ウエハの外周部の切断終
端付近に当接すべく別個に形成した補強部材を接着剤で
接着取付けする半導体ウエハの外周部の補強方法におい
て、半導体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するよう
に形成され接着剤が塗布された1個の補強部材と1枚の
半導体ウエハとを垂直面内で接着した後、半導体ウエハ
を垂直面の下側に補強部材を垂直面の上側にした状態で
搬送しキャリアに収納する等の後続処理することを特徴
とする手段を採用する。
【0007】また、本発明に係る半導体ウエハの外周部
の補強装置は、補強部材が取付けられていない未加工の
半導体ウエハを1枚づつ引渡し可能なウエハ供給部と、
補強部材が取付けられた加工済みの半導体ウエハを1枚
づつ引受け可能なウエハ回収部と、1個の補強部材と1
枚の半導体ウエハとを垂直面で夫々吸着し少なくとも1
80度回転可能な回転保持機構と、回転保持機構へ半導
体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するように形成し
た補強部材を1個づつ供給する補強部材供給部と、回転
保持機構に吸着され回転する補強部材に対して接着剤を
塗布する塗布機構と、ウエハ供給部,回転保持機構,ウ
エハ回収部と連係して未加工,加工済みの半導体ウエハ
を搬送する搬送機構とからなる手段を採用する。
の補強装置は、補強部材が取付けられていない未加工の
半導体ウエハを1枚づつ引渡し可能なウエハ供給部と、
補強部材が取付けられた加工済みの半導体ウエハを1枚
づつ引受け可能なウエハ回収部と、1個の補強部材と1
枚の半導体ウエハとを垂直面で夫々吸着し少なくとも1
80度回転可能な回転保持機構と、回転保持機構へ半導
体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するように形成し
た補強部材を1個づつ供給する補強部材供給部と、回転
保持機構に吸着され回転する補強部材に対して接着剤を
塗布する塗布機構と、ウエハ供給部,回転保持機構,ウ
エハ回収部と連係して未加工,加工済みの半導体ウエハ
を搬送する搬送機構とからなる手段を採用する。
【0008】また、本発明に係る半導体ウエハの外周部
の補強部材は、半導体ウエハの外周の半分未満の弧長を
有して半導体ウエハの切断終端付近に当接可能で、断面
形状がL字形に形成され、弧長の中央部の外側に凸部が
形成されてなる手段を採用する。
の補強部材は、半導体ウエハの外周の半分未満の弧長を
有して半導体ウエハの切断終端付近に当接可能で、断面
形状がL字形に形成され、弧長の中央部の外側に凸部が
形成されてなる手段を採用する。
【0009】
【作用】前述の手段によると、本発明に係る半導体ウエ
ハの外周部の補強方法では、1枚の半導体ウエハと半導
体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するように形成し
た1個の補強部材とを垂直面内で半導体ウエハまたは補
強部材の自重を利用して接着し、その後半導体ウエハを
垂直面の下側に補強部材を垂直面の上側にした状態とし
回転、搬送時に補強部材の脱落,ズレ等を防止して、搬
送キャリアへの回収等の後続処理することから、接着剤
に熱硬化性樹脂接着剤を使用する場合に、その接着剤が
未硬化であっても補強部材の取付け位置がズレたり、熱
硬化性樹脂接着剤が流れたりしないため、機械的手段で
連続的な補強処理が可能で、半導体ウエハ1枚毎に連続
して精密かつ効率的に補強部材を取付けることのできる
半導体ウエハの外周部の補強方法を提供するという課題
が解決される。
ハの外周部の補強方法では、1枚の半導体ウエハと半導
体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するように形成し
た1個の補強部材とを垂直面内で半導体ウエハまたは補
強部材の自重を利用して接着し、その後半導体ウエハを
垂直面の下側に補強部材を垂直面の上側にした状態とし
回転、搬送時に補強部材の脱落,ズレ等を防止して、搬
送キャリアへの回収等の後続処理することから、接着剤
に熱硬化性樹脂接着剤を使用する場合に、その接着剤が
未硬化であっても補強部材の取付け位置がズレたり、熱
硬化性樹脂接着剤が流れたりしないため、機械的手段で
連続的な補強処理が可能で、半導体ウエハ1枚毎に連続
して精密かつ効率的に補強部材を取付けることのできる
半導体ウエハの外周部の補強方法を提供するという課題
が解決される。
【0010】また、本発明に係る半導体ウエハの外周部
の補強装置では、半導体ウエハ,補強部材を回転保持機
構で吸着回転させ、回転保持機構とウエハ供給部,ウエ
ハ回収部とを搬送機構で連係して未加工,加工済みの半
導体ウエハを搬送すると共に、回転保持機構に補強部材
が直接供給される補強部材供給部を備えてあることか
ら、ウエハ供給部の未加工の半導体ウエハを連続的に精
度良く補強処理してウエハ回収部に回収することができ
る。さらに、塗布機構によって、回転保持機構に吸着さ
れた補強部材が回転する間に補強部材に接着剤が塗布さ
れる。このため、前記方法の実施に好適な半導体ウエハ
の外周部の補強装置を提供するという課題が解決され
る。
の補強装置では、半導体ウエハ,補強部材を回転保持機
構で吸着回転させ、回転保持機構とウエハ供給部,ウエ
ハ回収部とを搬送機構で連係して未加工,加工済みの半
導体ウエハを搬送すると共に、回転保持機構に補強部材
が直接供給される補強部材供給部を備えてあることか
ら、ウエハ供給部の未加工の半導体ウエハを連続的に精
度良く補強処理してウエハ回収部に回収することができ
る。さらに、塗布機構によって、回転保持機構に吸着さ
れた補強部材が回転する間に補強部材に接着剤が塗布さ
れる。このため、前記方法の実施に好適な半導体ウエハ
の外周部の補強装置を提供するという課題が解決され
る。
【0011】また、本発明に係る半導体ウエハの外周部
の補強部材では、半導体ウエハの外周の半分未満の弧長
を有し断面形状がL字形に形成されていることから、接
着の際に半導体ウエハに当接しやすく自動的に位置決め
され、弧長の中央部の外側に凸部が形成されていること
から、半導体ウエハの2分割の際の回収作業が容易にな
る。このため、前記方法の実施に好適な半導体ウエハの
外周部の補強部材を提供するという課題が解決される。
の補強部材では、半導体ウエハの外周の半分未満の弧長
を有し断面形状がL字形に形成されていることから、接
着の際に半導体ウエハに当接しやすく自動的に位置決め
され、弧長の中央部の外側に凸部が形成されていること
から、半導体ウエハの2分割の際の回収作業が容易にな
る。このため、前記方法の実施に好適な半導体ウエハの
外周部の補強部材を提供するという課題が解決される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る半導体ウエハの外周部の
補強方法及び補強装置並びに補強部材の実施例を図面に
基いて説明する。
補強方法及び補強装置並びに補強部材の実施例を図面に
基いて説明する。
【0013】まず、本発明に係る半導体ウエハの外周部
の補強方法の実施例の基本概略を図1に基いて説明す
る。
の補強方法の実施例の基本概略を図1に基いて説明す
る。
【0014】図1(A)に示すように、半導体ウエハW
の外周の半分未満の弧長を有するように半導体ウエハW
とは別個に形成された1個の補強部材Pは、円弧内側面
に接着剤、例えば溶融ワックスあるいは熱硬化性樹脂接
着剤Eが塗布され垂直面の下側に固定される。この補強
部材Pに対して、図1(B)に示すように同一垂直面内
で1枚の半導体ウエハWを降下させると、半導体ウエハ
Wの自重により半導体ウエハW,補強部材Pを加圧接着
することができる。而後、図1(C)に示すように、半
導体ウエハW,補強部材Pを前記垂直面内で180度回
転させ、半導体ウエハW,補強部材Pの上下位置を逆に
すると、接着剤Eが直ちに硬化しないことによる補強部
材Pの脱落,位置ズレ等を防止することができる。即
ち、垂直面内において1枚の半導体ウエハWを1個の補
強部材Pに降下させてから半導体ウエハW,補強部材P
を共に180度回転するという連続的な動作を行なうこ
とで、半導体ウエハWへの補強部材Pの取付けを行なう
ことができる。なお、この後には、半導体ウエハW,補
強部材PをウエハキャリアCに収納して、常温放置また
は加熱処理により接着剤Eを硬化させることも自由であ
る。
の外周の半分未満の弧長を有するように半導体ウエハW
とは別個に形成された1個の補強部材Pは、円弧内側面
に接着剤、例えば溶融ワックスあるいは熱硬化性樹脂接
着剤Eが塗布され垂直面の下側に固定される。この補強
部材Pに対して、図1(B)に示すように同一垂直面内
で1枚の半導体ウエハWを降下させると、半導体ウエハ
Wの自重により半導体ウエハW,補強部材Pを加圧接着
することができる。而後、図1(C)に示すように、半
導体ウエハW,補強部材Pを前記垂直面内で180度回
転させ、半導体ウエハW,補強部材Pの上下位置を逆に
すると、接着剤Eが直ちに硬化しないことによる補強部
材Pの脱落,位置ズレ等を防止することができる。即
ち、垂直面内において1枚の半導体ウエハWを1個の補
強部材Pに降下させてから半導体ウエハW,補強部材P
を共に180度回転するという連続的な動作を行なうこ
とで、半導体ウエハWへの補強部材Pの取付けを行なう
ことができる。なお、この後には、半導体ウエハW,補
強部材PをウエハキャリアCに収納して、常温放置また
は加熱処理により接着剤Eを硬化させることも自由であ
る。
【0015】次に、前述の補強方法に使用されている補
強部材Pの詳細を図2,図3に基いて説明する。
強部材Pの詳細を図2,図3に基いて説明する。
【0016】補強部材Pは、内周式スライサの切断性を
損なわず、成形加工が容易な合成樹脂、例えばポリスチ
レン樹脂又はエポキシ樹脂等で半導体ウエハWの外周の
半分未満の弧長を有して半導体ウエハWの切断終端付近
に当接可能な形状に形成されている。また、図2,図3
に示すように、弧長方向に直交する方向の断面形状がL
字形に形成され、2つの面Pa,Pbで半導体ウエハW
に当接し半導体ウエハWの位置決めが正確に行なわれる
ようになっている。さらに、図3に示すように、弧長の
中央部の外側に凸部Pcが形成され、内周式スライサに
よる切断の余裕域を確保して半導体ウエハWの2分割の
際の分割離脱片の回収タイミングの調整を可能にして、
回収作業が容易に行なわれるようにしている。
損なわず、成形加工が容易な合成樹脂、例えばポリスチ
レン樹脂又はエポキシ樹脂等で半導体ウエハWの外周の
半分未満の弧長を有して半導体ウエハWの切断終端付近
に当接可能な形状に形成されている。また、図2,図3
に示すように、弧長方向に直交する方向の断面形状がL
字形に形成され、2つの面Pa,Pbで半導体ウエハW
に当接し半導体ウエハWの位置決めが正確に行なわれる
ようになっている。さらに、図3に示すように、弧長の
中央部の外側に凸部Pcが形成され、内周式スライサに
よる切断の余裕域を確保して半導体ウエハWの2分割の
際の分割離脱片の回収タイミングの調整を可能にして、
回収作業が容易に行なわれるようにしている。
【0017】次に、前述の補強方法に使用される補強装
置の実施例を図4〜図6に基いて説明する。
置の実施例を図4〜図6に基いて説明する。
【0018】この実施例では、図4に示すように、中央
部には1枚の半導体ウエハW,1個の補強部材Pを吸着
して回転させる回転保持機構1が設置され、回転保持機
構1を挟んで両側に補強部材Pが取付けられていない未
加工の半導体ウエハWを1枚づつ引渡し可能なウエハ供
給部2と補強部材Pが取付けられた加工済みの半導体ウ
エハWを1枚づつ引受け可能なウエハ回収部3とが設置
され、これら回転保持機構1,ウエハ供給部2,ウエハ
回収部3の間に未加工,加工済み半導体ウエハWを搬送
する搬送機構4が直線的に配設されている。さらに、回
転保持機構には補強部材Pを1個づつ供給する補強部材
供給部5が搬送機構4と直交する方向に隣接設置され、
補強部材供給部5には接着剤Eを補強部材P塗布する塗
布機構6が上下方向に近接設置されている(図6参
照)。
部には1枚の半導体ウエハW,1個の補強部材Pを吸着
して回転させる回転保持機構1が設置され、回転保持機
構1を挟んで両側に補強部材Pが取付けられていない未
加工の半導体ウエハWを1枚づつ引渡し可能なウエハ供
給部2と補強部材Pが取付けられた加工済みの半導体ウ
エハWを1枚づつ引受け可能なウエハ回収部3とが設置
され、これら回転保持機構1,ウエハ供給部2,ウエハ
回収部3の間に未加工,加工済み半導体ウエハWを搬送
する搬送機構4が直線的に配設されている。さらに、回
転保持機構には補強部材Pを1個づつ供給する補強部材
供給部5が搬送機構4と直交する方向に隣接設置され、
補強部材供給部5には接着剤Eを補強部材P塗布する塗
布機構6が上下方向に近接設置されている(図6参
照)。
【0019】回転保持機構1は、図5に詳細に示される
ように、1枚の半導体ウエハW,1個の補強部材Pを垂
直面で吸着するために垂直に設定された吸着盤11を備
えている。この吸着盤11は、ステッピングモータ12
を駆動源として、減速ギア13を介し低速で180度の
正逆往復回転するようになっている。また、この吸着盤
11には、補強部材Pを吸着する真空吸引系14と半導
体ウエハWを吸着する真空吸引系15とが互いに独立し
て設けられ、それらの各接続端をV1 、V2 で図示して
いる。さらに、この吸着盤11の前方の下端寄には、半
導体ウエハWの位置決め台16が設けられている。な
お、以上の各部は、ステッピングモータ(図示せず)に
より回転する送りネジ17でガイドレール18上を移動
する移動台19上に設置されている。
ように、1枚の半導体ウエハW,1個の補強部材Pを垂
直面で吸着するために垂直に設定された吸着盤11を備
えている。この吸着盤11は、ステッピングモータ12
を駆動源として、減速ギア13を介し低速で180度の
正逆往復回転するようになっている。また、この吸着盤
11には、補強部材Pを吸着する真空吸引系14と半導
体ウエハWを吸着する真空吸引系15とが互いに独立し
て設けられ、それらの各接続端をV1 、V2 で図示して
いる。さらに、この吸着盤11の前方の下端寄には、半
導体ウエハWの位置決め台16が設けられている。な
お、以上の各部は、ステッピングモータ(図示せず)に
より回転する送りネジ17でガイドレール18上を移動
する移動台19上に設置されている。
【0020】ウエハ供給部2は、未加工の半導体ウエハ
Wを並列させたウエハキャリアCを収納した受台21を
ステッピングモータ22により回転する送りネジ23で
ガイドレール24上を移動させ、各半導体ウエハWを一
定位置に順次位置させることができるようになってい
る。なお、未加工の半導体ウエハWの並列は、回転保持
機構1の吸着盤11と平行になっている。
Wを並列させたウエハキャリアCを収納した受台21を
ステッピングモータ22により回転する送りネジ23で
ガイドレール24上を移動させ、各半導体ウエハWを一
定位置に順次位置させることができるようになってい
る。なお、未加工の半導体ウエハWの並列は、回転保持
機構1の吸着盤11と平行になっている。
【0021】ウエハ回収部3は、ウエハ供給部2と同様
に受台31,ステッピングモータ32,送りネジ33,
ガイドレール34からなる構造で、加工済みの半導体ウ
エハWを一定位置で順次引受けウエハキャリアC内に並
列させることができるようになっている。なお、加工済
みの半導体ウエハWの並列は、回転保持機構1の吸着盤
11と平行になっている。
に受台31,ステッピングモータ32,送りネジ33,
ガイドレール34からなる構造で、加工済みの半導体ウ
エハWを一定位置で順次引受けウエハキャリアC内に並
列させることができるようになっている。なお、加工済
みの半導体ウエハWの並列は、回転保持機構1の吸着盤
11と平行になっている。
【0022】搬送機構4は、ロッドレスシリンダを利用
したもので、ウエハ供給部2,ウエハ回収部3と回転保
持機構1との間隔に対応した間隔を介して一対の吸着パ
ッド41,42を備えている。これ等吸着パッド41,
42には昇降用のエアシリンダ43,44と水平移動用
のエアシリンダ45,46とが設けられ(図4、図7〜
16)、両吸着パッド41,42が搬送機構4のピスト
ンマウント(移動体)47により配設方向へ一体的に水
平移動することができると共に、各吸着パッド41,4
2が夫々独立して配設方向と直交する方向へ水平移動し
また昇降移動することができるようになっている。即
ち、一方の吸着パッド41で未加工の半導体ウエハWを
ウエハ供給部2から取出して回転保持機構1に渡し、他
方の吸着パッド42で加工済みの半導体ウエハWを回転
保持機構1から取出してウエハ回収部3に渡すことがで
きるようになっている。
したもので、ウエハ供給部2,ウエハ回収部3と回転保
持機構1との間隔に対応した間隔を介して一対の吸着パ
ッド41,42を備えている。これ等吸着パッド41,
42には昇降用のエアシリンダ43,44と水平移動用
のエアシリンダ45,46とが設けられ(図4、図7〜
16)、両吸着パッド41,42が搬送機構4のピスト
ンマウント(移動体)47により配設方向へ一体的に水
平移動することができると共に、各吸着パッド41,4
2が夫々独立して配設方向と直交する方向へ水平移動し
また昇降移動することができるようになっている。即
ち、一方の吸着パッド41で未加工の半導体ウエハWを
ウエハ供給部2から取出して回転保持機構1に渡し、他
方の吸着パッド42で加工済みの半導体ウエハWを回転
保持機構1から取出してウエハ回収部3に渡すことがで
きるようになっている。
【0023】補強部材供給部5は、図6に詳細に示され
るように、回転保持機構の吸着盤11と対面するように
設けられ、多数個の補強部材Pを凸部Pcを上側にしL
字形の面Pa,Pbの反対側を回転保持機構の吸着盤1
1に向けて収納し、ステッピングモータ51により回転
される送りネジ52に螺着したナット形の移動子53に
よって、補強部材Pを1個づつ回転保持機構の吸着盤1
1の上側に送出すようになっている。
るように、回転保持機構の吸着盤11と対面するように
設けられ、多数個の補強部材Pを凸部Pcを上側にしL
字形の面Pa,Pbの反対側を回転保持機構の吸着盤1
1に向けて収納し、ステッピングモータ51により回転
される送りネジ52に螺着したナット形の移動子53に
よって、補強部材Pを1個づつ回転保持機構の吸着盤1
1の上側に送出すようになっている。
【0024】塗布機構6は、図6に詳細に示されるよう
に、補強部材供給部5の下側に設け接着剤Eを吐出する
ノズル61と、ノズル61の位置を調整する調整部62
とを備えている。このノズル61は、回転保持機構1の
吸着盤11の上側に吸着された補強部材Pが下側へ回転
する間に接着剤Eを塗布することができるようになって
いる。なお、ノズル61よりの接着剤Eの吐出タイミン
グに正確を期するため、投光部71,受光部72からな
る光検出装置7が補強部材Pの回転状態を検出できるよ
うに設置されている。
に、補強部材供給部5の下側に設け接着剤Eを吐出する
ノズル61と、ノズル61の位置を調整する調整部62
とを備えている。このノズル61は、回転保持機構1の
吸着盤11の上側に吸着された補強部材Pが下側へ回転
する間に接着剤Eを塗布することができるようになって
いる。なお、ノズル61よりの接着剤Eの吐出タイミン
グに正確を期するため、投光部71,受光部72からな
る光検出装置7が補強部材Pの回転状態を検出できるよ
うに設置されている。
【0025】以下、図7〜図15に基いた前述の補強装
置の実施例の動作の説明と共に、補強方法の詳細な実施
例を説明する。なお、図7〜図15の(A)は回転保持
機構1の吸着盤11と補強部材供給部5との位置関係を
示すものであり、(B)は補強部材P,半導体ウエハW
と回転保持機構1の吸着盤11との関係を示すものであ
り、(C)は回転保持機構1,ウエハ供給部2,ウエハ
回収部3と搬送機構4との連係関係を示すものである。
置の実施例の動作の説明と共に、補強方法の詳細な実施
例を説明する。なお、図7〜図15の(A)は回転保持
機構1の吸着盤11と補強部材供給部5との位置関係を
示すものであり、(B)は補強部材P,半導体ウエハW
と回転保持機構1の吸着盤11との関係を示すものであ
り、(C)は回転保持機構1,ウエハ供給部2,ウエハ
回収部3と搬送機構4との連係関係を示すものである。
【0026】図7では、回転保持機構1による半導体ウ
エハWへの補強部材Pの取付けが完了し、搬送機構4の
一方の吸着パッド41によって未加工の一枚の半導体ウ
エハWがウエハ供給部2から取出されて回転保持機構1
上で待機し、搬送機構4の他方の吸着パッド42によっ
て加工済みの1枚の半導体ウエハWが回転保持機構1か
ら取出されてウエハ回収部3で待機している状態が示さ
れている。
エハWへの補強部材Pの取付けが完了し、搬送機構4の
一方の吸着パッド41によって未加工の一枚の半導体ウ
エハWがウエハ供給部2から取出されて回転保持機構1
上で待機し、搬送機構4の他方の吸着パッド42によっ
て加工済みの1枚の半導体ウエハWが回転保持機構1か
ら取出されてウエハ回収部3で待機している状態が示さ
れている。
【0027】この図7の状態から、前記待機を保持し
て、まず図8に示すように回転保持機構1の吸着盤11
を補強部材供給部5に近接させ1個の補強部材Pを受取
り吸着し、次に図9〜図11に示すように吸着盤11を
180度回転させながら塗布機構6により補強部材Pに
接着剤Eを塗布する。
て、まず図8に示すように回転保持機構1の吸着盤11
を補強部材供給部5に近接させ1個の補強部材Pを受取
り吸着し、次に図9〜図11に示すように吸着盤11を
180度回転させながら塗布機構6により補強部材Pに
接着剤Eを塗布する。
【0028】而後、図12に示すように、前記待機を解
除して、搬送機構4の他方の吸着パッド42によって吸
着されている加工済みの半導体ウエハWをウエハ回収部
3に引渡すと共に、搬送機構4の一方の吸着パッド41
によって吸着されている未加工の半導体ウエハWを一端
回転保持機構1の位置決め台16に微小落下させてか
ら、水平移動用のエアシリンダ45で半導体ウエハWを
補強部材Pに嵌合するようにする。この結果、半導体ウ
エハWの自重により半導体ウエハWは,真空保持されて
いる補強部材Pに加圧接着される状態になる。
除して、搬送機構4の他方の吸着パッド42によって吸
着されている加工済みの半導体ウエハWをウエハ回収部
3に引渡すと共に、搬送機構4の一方の吸着パッド41
によって吸着されている未加工の半導体ウエハWを一端
回転保持機構1の位置決め台16に微小落下させてか
ら、水平移動用のエアシリンダ45で半導体ウエハWを
補強部材Pに嵌合するようにする。この結果、半導体ウ
エハWの自重により半導体ウエハWは,真空保持されて
いる補強部材Pに加圧接着される状態になる。
【0029】このように半導体ウエハWへ補強部材Pを
一応取付けた後には、図13に示すように一般的には接
着剤Eが未だ硬化していないため補強部材P及び半導体
ウエハWを真空保持したまま直ちに回転保持機構1の吸
着盤11を180度逆回転させ、半導体ウエハW,補強
部材Pの上下位置を逆転させて、図14に示すように加
工済みウエハ及び未加工ウエハを吸着し、図15に示す
ように上昇した後、図中左方へ移動して再び図7の状態
に戻る。
一応取付けた後には、図13に示すように一般的には接
着剤Eが未だ硬化していないため補強部材P及び半導体
ウエハWを真空保持したまま直ちに回転保持機構1の吸
着盤11を180度逆回転させ、半導体ウエハW,補強
部材Pの上下位置を逆転させて、図14に示すように加
工済みウエハ及び未加工ウエハを吸着し、図15に示す
ように上昇した後、図中左方へ移動して再び図7の状態
に戻る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る半導体ウエハ
の外周部の補強方法は、1枚の半導体ウエハと1個の補
強部材とを垂直面内で接着し、垂直面内で半導体ウエハ
を下側に補強部材を上側にする位置設定を行なうことか
ら、接着剤に熱硬化性樹脂接着剤を使用する場合でも、
その接着剤の硬化時間を待たずして連続的な動作が可能
で、補強部材の位置ズレ等が防止され取付け精度が良好
になるため、半導体ウエハ1枚毎に連続して精密かつ効
率的に補強部材を取付けることができる効果がある。
の外周部の補強方法は、1枚の半導体ウエハと1個の補
強部材とを垂直面内で接着し、垂直面内で半導体ウエハ
を下側に補強部材を上側にする位置設定を行なうことか
ら、接着剤に熱硬化性樹脂接着剤を使用する場合でも、
その接着剤の硬化時間を待たずして連続的な動作が可能
で、補強部材の位置ズレ等が防止され取付け精度が良好
になるため、半導体ウエハ1枚毎に連続して精密かつ効
率的に補強部材を取付けることができる効果がある。
【0031】さらに、本発明に係る半導体ウエハの外周
部の補強装置は、前記方法を実施する各部機構を備えて
前記効果の達成に寄与すると共に、半導体ウエハ,補強
部材を吸着回転する回転保持機構を中心として各部機構
が配置されているため全体がコンパクト化され、また補
強部材の回転を利用して接着剤を塗布するため補強部材
の取付け効率が非常に良好となる効果がある。
部の補強装置は、前記方法を実施する各部機構を備えて
前記効果の達成に寄与すると共に、半導体ウエハ,補強
部材を吸着回転する回転保持機構を中心として各部機構
が配置されているため全体がコンパクト化され、また補
強部材の回転を利用して接着剤を塗布するため補強部材
の取付け効率が非常に良好となる効果がある。
【0032】さらに、本発明に係る半導体ウエハの外周
部の補強部材は、断面L字形の構造により前記方法を実
施するに半導体ウエハへの当接性を高め前記効果の達成
に寄与すると共に、内周式スライサによる2分割の際の
回収作業を容易にする効果がある。
部の補強部材は、断面L字形の構造により前記方法を実
施するに半導体ウエハへの当接性を高め前記効果の達成
に寄与すると共に、内周式スライサによる2分割の際の
回収作業を容易にする効果がある。
【図1】 本発明に係る半導体ウエハの外周部の補強方
法の実施例を示す簡略図で、(A)〜(C)の順に工程
を示すものである。
法の実施例を示す簡略図で、(A)〜(C)の順に工程
を示すものである。
【図2】 本発明に係る半導体ウエハの外周部の補強部
材の実施例を示すもので、図1(A)のX−X線断面図
である。
材の実施例を示すもので、図1(A)のX−X線断面図
である。
【図3】 図2と同様に、図1(A)のY−Y線断面図
である。
である。
【図4】 本発明に係る半導体ウエハの外周部の補強装
置の実施例を示す平面図である。
置の実施例を示す平面図である。
【図5】 図4の要部の断面図である。
【図6】 図4の他の要部の断面図である。
【図7】 本発明に係る半導体ウエハの外周部の補強装
置の実施例の動作を示す下略図である。
置の実施例の動作を示す下略図である。
【図8】 図7に続く動作の簡略図である。
【図9】 図8に続く動作の簡略図である。
【図10】 図9に続く動作の簡略図である。
【図11】 図10に続く動作の簡略図である。
【図12】 図11に続く動作の簡略図である。
【図13】 図12に続く動作の簡略図である。
【図14】 図13に続く動作の簡略図である。
【図15】 図14に続く動作の簡略図である。
1 回転保持機構 2 ウエハ供給部 3 ウエハ回収部 4 搬送機構 5 補強部材供給部 6 塗布機構 P 補強部材 W 半導体ウエハ
Claims (3)
- 【請求項1】 両面に不純物の拡散層を有し中央に不純
物の未拡散層を有する半導体ウエハをその厚み巾の中心
から内周式スライサで2分割に切断する際に、半導体ウ
エハの外周部の損傷等を防止するため、半導体ウエハの
外周部の切断終端付近に当接すべく別個に形成した補強
部材を接着剤で接着取付けする半導体ウエハの外周部の
補強方法において、半導体ウエハの外周の半分未満の弧
長を有するように形成され接着剤が塗布された1個の補
強部材と1枚の半導体ウエハとを垂直面内で接着した
後、半導体ウエハを垂直面の下側に補強部材を垂直面の
上側にした状態で後続処理することを特徴とする半導体
ウエハの外周部の補強方法。 - 【請求項2】 補強部材が取付けられていない未加工の
半導体ウエハを1枚づつ引渡し可能なウエハ供給部と、
補強部材が取付けられた加工済みの半導体ウエハを1枚
づつ引受け可能なウエハ回収部と、1個の補強部材と1
枚の半導体ウエハとを垂直面で夫々吸着し少なくとも1
80度回転可能な回転保持機構と、回転保持機構へ半導
体ウエハの外周の半分未満の弧長を有するように形成し
た補強部材を1個づつ供給する補強部材供給部と、回転
保持機構に吸着され回転する補強部材に対して接着剤を
塗布する塗布機構と、ウエハ供給部,回転保持機構,ウ
エハ回収部と連係して未加工,加工済みの半導体ウエハ
を搬送する搬送機構とからなる半導体ウエハの外周部の
補強装置。 - 【請求項3】 半導体ウエハの外周の半分未満の弧長を
有して半導体ウエハの切断終端付近に当接可能で、断面
形状がL字形に形成され、弧長の中央部の外側に凸部が
形成されてなる半導体ウエハの外周部の補強部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25187591A JP2552407B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 半導体ウエハの外周部の補強方法及び補強装置並びに補強部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25187591A JP2552407B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 半導体ウエハの外周部の補強方法及び補強装置並びに補強部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590233A JPH0590233A (ja) | 1993-04-09 |
| JP2552407B2 true JP2552407B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=17229236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25187591A Expired - Fee Related JP2552407B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 半導体ウエハの外周部の補強方法及び補強装置並びに補強部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552407B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25187591A patent/JP2552407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0590233A (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |