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JP2552476B2 - 高速メツキ装置 - Google Patents
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JP2552476B2 - 高速メツキ装置 - Google Patents

高速メツキ装置

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JP2552476B2
JP2552476B2 JP62062622A JP6262287A JP2552476B2 JP 2552476 B2 JP2552476 B2 JP 2552476B2 JP 62062622 A JP62062622 A JP 62062622A JP 6262287 A JP6262287 A JP 6262287A JP 2552476 B2 JP2552476 B2 JP 2552476B2
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jig
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワーク表面に一部分にメッキ処理を施す高速
メッキ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
電気メッキ作業において、ワークにエッチングやメッ
キなどの処理を施す場合、比較的小容積の処理室内に被
処理物を収容し、処理液を流動させながら前記処理を行
うとワークの表面に近い処理液が絶えず替わるため短時
間で処理が行えることが知られており、例えば特公昭60
−1958号公報に開示されたものがある。これは、両端が
開口されたメッキ室と、このメッキ室に対して挿抜自在
に配設され前記メッキ室の両開口端を閉塞する一対のホ
ルダとを備えたものであり、このホルダでワークをメッ
キ室内に保持することによってメッキ処理を施すように
構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、ワークの非処理面を保
護するためにマスキング処理を施したり、ワークのメッ
キ処理が終了する度にメッキ液を排出しメッキ室内を空
にした後に、ワークを交換しなければならないために、
必ずしも作業性の向上がはかれない不具合があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、作業
性の向上がはかれる高速メッキ装置を提供するものであ
る。本発明に係る高速メッキ装置は、断面ヘの字状に形
成され頂部において上方へ開口された複数個の液通路を
有する本体と、複数個のワークを前記開口に対向させか
つ被メッキ部分のみを下方へ露呈させた状態で支承する
ワーク治具と、前記ワークを押圧することによってワー
クと液通路との間をシール材を介してシールする上部電
極と、この上部電極に対向して本体に配設された下部電
極と、前記ワーク治具の両側方に突設したフランジが係
合しかつこのワーク治具をワーク治具用搬送装置から前
記本体の上方へ導く一対のガイドレールと、これらのガ
イドレールをワーク治具が前記本体に装着されるメッキ
位置と前記本体から上方へ離間する搬送位置との間で昇
降させる昇降装置と、前記ガイドレールに沿ってワーク
治具を前記ワーク治具用搬送装置と前記搬送位置との間
で往復させるワーク治具用移載装置とを備えたものであ
る。
〔作用〕
本発明においては、ワーク治具を本体の上方に位置決
めし、ワークを上部電極で上方から押圧すると、ワーク
で液通路の頂部開口が密閉され、ワークの被メッキ部分
のみがメッキ液に接触するようになるので、複数個のワ
ークがワーク治具に支承された状態で同時にメッキ処理
される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係る高速メッキ装置の要部を示す断面
図、第2図は同じく全体を示す斜視図で、これらの図に
おいて符号1で示すものは、例えばエンジンのロッカー
アームなどのワーク、2は4個のワーク1…をそれぞれ
凹陥部3に嵌入させた状態に支承する板状のワーク治具
である。4は前記ワーク治具2を搬送する搬送装置で、
この搬送装置4は互いに対向するように支持された搬送
レール5と、この搬送レール5に回転自在に支持された
複数個のローラ6…などから構成されている。
11は搬送装置3の途中に配設されたメッキ処理ユニッ
トである。このメッキ処理ユニット11は、メッキ液が供
給される本体12と、この本体12の両側に配設されると共
に、前記ワーク治具2の両側面に突設されたフランジ13
が係合しこれを抱持することによってワーク治具2を本
体12の上方へ案内するガイドレール14,14と、これらガ
イドレール14,14を昇降駆動する本発明に係る昇降装置
としてのシリンダ装置15,15と、前記ワーク治具2を介
して本体12に対向する複数個の上部電極16などから構成
されている。本体12にはメッキ液を流入させる流入路17
およびメッキ液を流出させる流出路18が長さ方向に平行
に設けられており、これら流路間は本体12の幅方向に設
けられた複数個の流通路19で連通されている。液通路19
は断面ヘの字状に形成され頂部において上方へ開口され
ている。21は本体1の上面に設けられた凹陥部、22はこ
の凹陥部21に対向してワーク治具2の下面に設けられた
突出部である。すなわち、ワーク治具2はシリンダ装置
15でガイドレール14が下降された状態では、突出部22が
凹陥部21に嵌合するため、本体12の上面で位置決めされ
た状態に支承される。23は本体12の凹陥部21の底面に設
けられた環状溝24に装填されたシール材であり、本体12
とワーク治具2との間をシールしている。
前記ワーク治具2の凹陥部3はワーク1を液通路19の
開口に対向させるために前記開口に対向した部位に設け
られており、底部にはワーク1の被メッキ部分のみを下
方へ露呈させる開口が設けられている。25はこの開口縁
に設けられたシール材であり、前記上部電極16でワーク
1が押圧されることによって弾性変形し、ワーク1と液
通路19の開口との間をシールする。
前記上部電極16は支持板26によってワーク治具2を介
して液通路19に対向する部位に配設されており、シリン
ダ装置27で昇降自在に支持されている。また上部電極16
は上下両端にフランジを有しており、下端部のフランジ
にはワーク1に係合する突起28が設けられ、上端部のフ
ランジには直流電源のマイナス側に接続された給電配線
29が接続されている。
31は上部電極16に対向して配設された下部電極であ
る。この下部電極31は液通路19の底面に設けた凹陥部32
に嵌合されボルト33で本体12に固定され、上面は液通路
19内に露呈されている。34はボルト33と電気的に接続さ
れた銅ブスバーで、給電配線35で直流電流のプラス側に
接続されている。
41は例えばクロム酸溶液等のメッキ液を溜めたメッキ
液槽で、本体12よりも下方に配置されている。42はメッ
キ液槽41と本体12の流入路17との間を連通する供給管、
43はメッキ液槽41と流出路18との間を連通する回収管で
ある。供給管42の途中にはメッキ液を吸い上げて流入路
17内に圧送するポンプ44が設けられている。
なお、51は搬送装置4のメッキ処理ユニット11に対向
する部位に配設されたシリンダ装置であり、搬送レール
5上を搬送されるワーク治具2をメッキ処理を施すため
にメッキ処理ユニット11へ供給したり、メッキ処理が施
されたワーク治具2を搬送レール5上に再び戻すための
ものである。このシリンダ装置51が本発明に係るワーク
治具用移載装置を構成している。
このように構成された高速メッキ装置においては、シ
リンダ装置51でワーク治具2を本体12の上方へ供給し、
先ず本体12の上方の搬送位置に位置決めする。次に、シ
リンダ装置15,15を駆動してガイドレール14,14を下降さ
せると、突出部22が凹陥部21に嵌合しワーク治具2が本
体12で支承されてメッキ位置に位置づけられる。ここ
で、シリンダ装置27で上部電極16を下降させると、ワー
ク1が押圧されワーク1と液通路19との間がシール材25
を介してシールされるようになる。
したがって、ワーク1の被メッキ部分を利用して液通
路19の頂部開口を密閉することができ、この状態で、ポ
ンプ44を駆動すると、メッキ液が液通路19内を流れてワ
ーク1の被メッキ部分のみにメッキ液が接触するように
なるから、複数個のワーク1をワーク治具2に支承した
状態で同時にメッキ処理することができる。ここで、液
通路19をへの字状としているために、メッキ液をワーク
1の被メッキ部分に突き当たるように流してより効果的
に接触させることができる。
そして、メッキ処理終了後はポンプ44を停止して、上
部電極16およびガイドレール14,14を上昇させるとワー
ク治具2は本体12から上方へ離れるようになる。このと
き、液通路19の密閉が解除されるが、液通路19の頂部を
開く構造であり、ポンプ44が停止されていればメッキ液
は重力によって流下するため、メッキ液が溢れるような
ことがない。本体12から上昇されたワーク治具2は、シ
リンダ装置51で搬送装置4へ戻され、次の工程へと搬送
される。
したがって、複数個のワーク1の被メッキ部分にのみ
メッキ処理を施すことができるから、マスキング処理を
施す必要がない。また、液通路19の頂部を開口させるこ
とによって、ワーク治具2が本体12から外された状態で
あっても、メッキ液が溢れるようなことがないから、ワ
ーク交換時にメッキ液を排出して本体12内を空にする必
要がなくなる。
なお、本発明に係る高速メッキ装置は上述したように
メッキ処理を施すほか、上部電極16をプラス側に接続
し、下部電極31をマイナス側に接続すれば、ワーク1に
エッチング処理を施すこともできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、断面ヘの字状に
形成され頂部において上方へ開口された複数個の液通路
を有する本体と、複数個のワークを前記開口に対向させ
かつ被メッキ部分のみを下方へ露呈させた状態で支承す
るワーク治具と、前記ワークを押圧することによってワ
ークと液通路との間をシール材を介してシールする上部
電極とを備えたから、ワークの被メッキ部分を利用して
液通路の頂部開口を密閉することができ、複数個のワー
クの被メッキ部分のみにメッキ液を接触させることがで
きる。
したがって、複数個のワークの被メッキ部分にのみメ
ッキ処理を施すことができるだけでなく、ワーク交換時
にメッキ液が溢れるのを防止することができる。その結
果、ワークの非処理面にマスキング処理を施す作業や、
ワーク交換時にメッキ液を排出する作業が不要になるか
ら、作業性の向上をはかることができる。
また、断面ヘの字状に形成した液通路の頂部を開口さ
せ、この開口をワークの被メッキ部分で閉塞するように
構成したため、前記被メッキ部分が液通路におけるメッ
キ液の流れる方向を変える内壁を構成するから、メッキ
工程で被メッキ部分に常に新しいメッキ液が供給される
とともに、メッキ液が流れるときには必ず被メッキ部分
を通るようになる。したがって、メッキを効率よく行う
ことができるから、メッキ工程が短時間でよい。
さらに、前記液通路の開口を前記被メッキ部で閉塞す
るに当たりワークおよびワーク治具を上方から上部電極
で押圧するとともに、ワーク治具の両側部のフランジに
係合するガイドレールを昇降装置で下げることによって
行う構成としたため、上部電極から加えられる押圧力に
加えて、昇降装置の駆動力がワーク治具の両側部にフラ
ンジおよびガイドレールを介して加えられる。したがっ
て、メッキ液の流速が速くてもシール部分からメッキ液
が漏れることがないので、メッキ液の流速を速くしてメ
ッキ効率をより一層高くすることができ、メッキ工程の
さらなる時間短縮を図ることができる。
さらにまた、前記ガイドレールを、ワーク治具をワー
ク治具用搬送装置から前記開口の上方へ導く構成とし、
かつワーク治具を前記ガイドレールに沿って往復させる
ワーク治具用移載装置を備えたため、ワーク治具をワー
クの製造工程順に送るワーク治具用搬送装置からガイド
レールおよびワーク治具用移載装置によって前記開口の
上方へ搬送した後、ガイドレールを前記昇降装置で下げ
ることによってメッキ処理が開始される。このため、ワ
ークおよびワーク治具を搬送系から外すことなくメッキ
処理を行うことができるから、前工程からメッキ工程へ
あるいはメッキ工程から後工程へワークを搬送するとき
の時間が短くてよい。
したがって、本発明に係る高速メッキ装置によれば、
メッキ時の時間短縮を図れるばかりか、メッキ工程と
前、後の工程との間でのワークの搬送時間をも短縮で
き、メッキ工程全体の時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高速メッキ装置の要部を示す断面
図、第2図は同じく全体を示す斜視図である。 1……ワーク、2……ワーク治具、12……本体、14……
ガイドレール、16……上部電極、17……流入路、18……
流出路、19……液通路、23……シール材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に設けられた流入路と流出路との間が
    断面ヘの字状に形成され頂部において上方へ開口された
    複数個の液通路で連通された本体と、この本体の上面で
    支承され複数個のワークを前記開口に対向させかつ被メ
    ッキ部分のみを下方へ露呈させた状態で支承するワーク
    治具と、このワーク治具を介して前記開口に対向する部
    位に昇降自在に配設されワークを押圧することによって
    ワークと液通路との間をシール材を介してシールする上
    部電極と、この上部電極に対向して本体に配設された下
    部電極と、前記ワーク治具の両側方に突設したフランジ
    が係合しかつこのワーク治具をワーク治具用搬送装置か
    ら前記本体の上方へ導く一対のガイドレールと、これら
    のガイドレールをワーク治具が前記本体に装着されるメ
    ッキ位置と前記本体から上方へ離間する搬送位置との間
    で昇降させる昇降位置と、前記ガイドレールに沿ってワ
    ーク治具を前記ワーク治具用搬送装置と前記搬送装置と
    の間で往復させるワーク治具用移載装置とを備えたこと
    を特徴とする高速メッキ装置。
JP62062622A 1987-03-19 1987-03-19 高速メツキ装置 Expired - Lifetime JP2552476B2 (ja)

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