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JP2553388B2 - ランスパイプの加振成形方法 - Google Patents
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JP2553388B2 - ランスパイプの加振成形方法 - Google Patents

ランスパイプの加振成形方法

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JP2553388B2
JP2553388B2 JP63328199A JP32819988A JP2553388B2 JP 2553388 B2 JP2553388 B2 JP 2553388B2 JP 63328199 A JP63328199 A JP 63328199A JP 32819988 A JP32819988 A JP 32819988A JP 2553388 B2 JP2553388 B2 JP 2553388B2
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lance
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昭 松生
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Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ランスパイプの加振成形方法に関し、特に
耐火物に十分な流動性を与えて芯金パイプのまわりに耐
火物を被覆することができるランスパイプの加振成形方
法に関する。
従来の技術 従来、ランスパイプの成形時に芯金パイプの回りに耐
火物を流し込んで被覆するのに、バイブレーターで加振
しながら耐火物を流し込んでいる。その際のバイブレー
ターでの加振方法としては、 流し込み枠体全体をバイブレーターで加振して、枠体
を介して耐火物を振動して流動充填する方法と、 流し込み枠体と芯金パイプとの枠体の空洞部に棒材や
板材の振動媒体を挿入し、その振動媒体をバイブレータ
ーで加振して耐火物を振動して流動充填する方法が行な
われている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前者の方法では、細長いランスパイプの場合
には、振動源からの距離が遠くなれば流し込み耐火物へ
の加振力が著しく減少し、耐火物の充填にバラツキが大
きくなって、均質に流動充填することが困難であった。
また、枠体ごと振動するために、耐火物の流動性および
十分な充填に必要以上の振動エネルギーが必要であっ
た。
また、後者の方法では、流し込み枠体と芯金パイプと
の間隙が十分あるような耐火物被覆が厚い施工の場合に
は棒材や板材の媒体を挿入することは比較的容易である
が、枠体と芯金パイプとの間隙が十分にない耐火物の被
覆が薄い場合には、振動媒体の挿入や移動が困難であ
り、また均質な流動充填は得がたいものであった。特
に、芯金パイプの外周部にVスタットやYスタット等の
補強金物が取着されている場合、振動媒体を移動するこ
とが非常に困難である。またさらに、従来では、近年耐
火物の他の分野で著しく進歩しているメタルファイバー
添加の耐火物や低水分のキャフタブル耐火物を作業よく
流し込めなく、ランスパイプの芯金パイプのまわりに均
一状かつ薄肉状に被覆することが難しく、脱型も容易で
なかった。
課題を解決するための手段 本発明は上記のような点に鑑みたもので、上記の課題
を解決するために、ランスパイプ成形用の流し込み枠体
を下枠と上枠との割型構造とし、中央部に断面が六角形
状の空洞部を複数個並設して、上枠をそれぞれ左右に分
割して六角形状の上面の一側面を耐火物の流し込み開口
部としてそれぞれ設け、溶湯中にガスやフラックスをバ
ブリングしたり、インジョクションするランスパイプの
複数本の芯金パイプを上記枠体の断面六角形状の空洞部
の中心部にそれぞれ挿入して架設し、上記枠体に架設し
た複数本の芯金パイプの一端から突き出した端部にバイ
ブレーターを取り付けて、バイブレーターでそれぞれの
芯金パイプを加振しながら耐火物を上記枠体のそれぞれ
の上面の流し込み開口部から空洞部に流し込んで、それ
ぞれの芯金パイプのまわりに充填被覆し、脱型して成形
することを特徴とするランスパイプの加振成形方法を提
供するにある。
作 用 本発明によれば、ランスパイプの六角形状の空洞部を
比較的容易に形成できて、その六角型の一側面の上面の
流し込み開口部から耐火物を空洞部に容易に均一状に流
し込むことができる。特に、近年耐火物の他の分野で著
しく進歩しているメタルファイバー添加の耐火物や低水
分のキャフタブル耐火物を作業性よく流し込める。ま
た、脱型も容易である。またさらに、芯金パイプの全長
にわたってほぼ均等状に加振できて、短時間の加振で流
し込み耐火物を芯金パイプのまわりに均質状に流動充填
して被覆して量産することができる。しかも、上面の多
角形状の一側面の流し込み開口部から耐火物を流し込め
るので、流し込みが容易で、作業性がよく、たとえ細長
いランスパイプであっても容易に成形することができ、
ランスパイプに耐火物を均質状に被覆できるため、ラン
スパイプの耐火物の局部的損傷がなくなって、寿命の延
長がはかれる。
実施例 以下、本発明を実施例にもとづいて説明する。
第1図、第2図は、本発明の一実施例である。ランス
パイプ(1)の成形用の流し込み枠体(2)は、図のよ
うに下枠(3)と上枠(4)との割型構造として複数の
ランスパイプ(1)を並べて成形できるようにしてし
て、中央部に断面が六角形状の空洞部(5)を設け、上
枠(4)をそれぞれ左右に左上枠(6)と右上枠(7)
に分割して六角形状の上面の一側面を耐火物(8)の流
し込み用の流し込み開口部(9)として設けている。そ
して、第1図のように下枠(3)の両端部にランスパイ
プ(1)を支持する支持部(10)、(11)をそれぞれ設
け、それぞれ押え枠(12)、(13)によってランスパイ
プ(1)の芯金パイプ(14)をそれぞれ固定して空洞部
(5)の中心部に架設しておけるようにしている。
上記支持部(10)、(11)に支持して架設した芯金パ
イプ(14)の枠体(2)から突き出した一端部には小型
のバイブレーター(15)をそれぞれ脱着可能に取り付
け、枠体(2)の上面の流し込み開口部(9)から所定
のキャスタブルの耐火物(8)の空洞部(5)への流し
込みとともにバイブレーター(15)を作動自在とし、芯
金パイプ(14)を加振して耐火物(8)に振動を与えな
がら芯金パイプ(14)のまわりに充填できるようにして
いる。そして、流し込んだ耐火物(8)からの脱気具合
を観察しながら、所定の脱気状態でバイブレーター(1
5)を停止し、芯金パイプ(14)のまわりに耐火物
(8)をそれぞれ均質に被覆できるようにしている。
成形例 溶銑予備処理用の長さ4m、ランス径40mmのランスパイ
プについて、5本分成形用の枠体(2)を定盤の上に設
置し、枠体(2)に支持した芯金パイプの一端部に100
〜240Hzの範囲にわたって調整可能なインバーターを接
続した50W、6000v.p.m./200Hzのバイブレーターを取り
付け、バイブレーターを作動して耐火物を流し込みなが
ら、振動の伝播状態を測定した。
その結果、240Hzの加振時にはバイブレーターに近い
ところで4600v.p.m.であり、バイブレーターから3.5m離
れた芯金パイプの先端部分で約3500v.p.m.であった。ま
た、特に100Hzでは、それらは約2600v.p.m.、2350v.p.
m.で、100Hz前後に制御することで芯金パイプの全長に
わたって流し込む耐火物をほぼ均等状に加振できて好ま
しいものであった。
また、流し込み面の脱気状況の観察から、バイブレー
ターの加振時間をランスパイプ1本当り2分以内に制御
することで、流し込む耐火物の粗粒やスチールファイバ
ーの沈澱や分離もなく、ランスパイプ全長にわたって均
質状に耐火物を芯金パイプに次々に被覆することができ
たものである。
このような結果から、バイブレーターは小型のもので
十分であり、振動周波数は100Hz前後が均等に加振でき
て好ましいが、数十〜数百Hzの範囲にわたっても効果的
である。
以上では、ランスパイプを複数本並べて成形できるの
で、生産能率がよいものである。
また、ランスパイプに被覆の耐火物を六角形の多角形
状とし、その一側面を流し込み開口部として耐火物を流
し込むようにしているため流し込みが容易で、作業性が
よいものである。そのため、スチールファイバー添加の
耐火物や低水分のキャスタブル耐火物の流し込みも容易
に行なえて、芯金パイプに均質状に被覆できるものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明にあっては、ランスパイプの六角
形状の空洞部を比較的容易に形成できて、六角形状の一
側面の上面の流し込み開口部から耐火物を空洞部に容易
に均一状に流し込むことができる。特に、近年耐火物の
他の分野で著しく進歩しているメタルファイバー添加物
や低水分のキャスタブル耐火物を業性よく流し込める。
また、脱型も容易である。そして、複数本の芯金パイプ
のまわりに断面六角形状に耐火物を生産能率良く被覆し
て成形することができる。
またさらに、芯金パイプの全長にわたってほぼ均等状
に加振できて、短時間の加振で流し込み耐火物を芯金パ
イプのまわりに均質状に流動充填して被覆することがで
き、特に上面の多角形状の一側面の流し込み開口部から
耐火物を流し込めるので、流し込みが容易で、作業性が
よく、細長いランスパイプを容易に成形することがで
き、ランスパイプに耐火物を均質状に被覆できるため、
ランスパイプの耐火物の局部的損傷がなくなって、寿命
の延長がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のランスパイプ成形説明用の
側断面図、第2図は同上の一部省略した横断面図であ
る。 (1)……ランスパイプ、(2)……枠体、(5)……
空洞部、(8)……耐火物、(9)……流し込み開口
部、(14)……芯金パイプ、(15)……バイブレータ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松生 昭 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 数土 文夫 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭56−87635(JP,A) 特開 昭60−42014(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランスパイプ成形用の流し込み枠体を下枠
    と上枠との割型構造とし、中央部に断面が六角形状の空
    洞部を複数個並設して、上枠をそれぞれ左右に分割して
    六角形状の上面の一側面を耐火物の流し込み開口部とし
    てそれぞれ設け、 溶湯中にガスやフラックスをバブリングしたり、インジ
    ョクションするランスパイプの複数本の芯金パイプを、
    上記枠体の断面六角形状の空洞部の中心部にそれぞれ挿
    入して架設し、 上記枠体に架設した複数本の芯金パイプの一端から突き
    出した端部にバイブレーターを取り付けて、バイブレー
    ターでそれぞれの芯金パイプを加振しながら耐火物を上
    記枠体のそれぞれの上面の流し込み開口部から六角形の
    空洞部に流し込んで、それぞれの芯金パイプのまわりに
    充填被覆し、脱型して成形することを特徴とするランス
    パイプの加振成形方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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