JP2554700B2 - 自然循環沸騰軽水型原子炉及び自然循環沸騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法 - Google Patents
自然循環沸騰軽水型原子炉及び自然循環沸騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法Info
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- JP2554700B2 JP2554700B2 JP63079093A JP7909388A JP2554700B2 JP 2554700 B2 JP2554700 B2 JP 2554700B2 JP 63079093 A JP63079093 A JP 63079093A JP 7909388 A JP7909388 A JP 7909388A JP 2554700 B2 JP2554700 B2 JP 2554700B2
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- G21C1/08—Heterogeneous reactors, i.e. in which fuel and moderator are separated moderator being highly pressurised, e.g. boiling water reactor, integral super-heat reactor, pressurised water reactor
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自然循環沸騰軽水型原子炉に関するもので
ある。
ある。
[従来の技術] 沸騰軽水型原子炉を用いた典型的た原子力発電所にあ
っては、沸騰軽水型原子炉で発生した主蒸気をタービン
を含むタービン系に供給して主蒸気を熱的エネルギを電
気的エネルギに変換するようになっている。
っては、沸騰軽水型原子炉で発生した主蒸気をタービン
を含むタービン系に供給して主蒸気を熱的エネルギを電
気的エネルギに変換するようになっている。
発生した主蒸気には放射性物質が含まれているので、
原子炉系、タービン系およびそれらを連結する配管系は
それぞれ放射線遮蔽構造体により遮蔽されている。これ
により、外部への放射性物質からの放射線の影響が防止
されている。
原子炉系、タービン系およびそれらを連結する配管系は
それぞれ放射線遮蔽構造体により遮蔽されている。これ
により、外部への放射性物質からの放射線の影響が防止
されている。
主蒸気中の放射性物質の主要なものは16Nである。16N
は、炉心内の軽水、すなわち冷却材中の16Oと中性子と
の以下に示す反応により生成される。この反応は(n,
p)反応と略称されている。16 O+n→16N+1H 通常の冷却材中では、発生した16Nはすぐに非揮発性
の強い陰イオン例えばNO2 -またはNO3 -になる。よって、
主蒸気中に含まれている16Nの量は少ない。
は、炉心内の軽水、すなわち冷却材中の16Oと中性子と
の以下に示す反応により生成される。この反応は(n,
p)反応と略称されている。16 O+n→16N+1H 通常の冷却材中では、発生した16Nはすぐに非揮発性
の強い陰イオン例えばNO2 -またはNO3 -になる。よって、
主蒸気中に含まれている16Nの量は少ない。
近年、冷却材の水質改善のために酸素抑制材が注入さ
れている。酸素抑制材が冷却材中に注入されると、冷却
材の酸化ポテンシャルは減少する。これにより揮発性の
16Nに変換され易い陽イオン例えばNH4 +が増加する。
れている。酸素抑制材が冷却材中に注入されると、冷却
材の酸化ポテンシャルは減少する。これにより揮発性の
16Nに変換され易い陽イオン例えばNH4 +が増加する。
また、酸素抑制材とは別に、冷却材中に注入される物
質として、H2、NH3、N2H4等がある。これらの物質も、
酸素抑制材と同様に、16N増加の要因となっている。
質として、H2、NH3、N2H4等がある。これらの物質も、
酸素抑制材と同様に、16N増加の要因となっている。
この16Nに対しては、原子炉圧力容器だけでなく、タ
ービン系および配管系は、コンクリート製または鉄製の
放射線遮蔽構造体により遮蔽され、16Nから放出される
放射線の外部への漏洩は十分に抑えられている。
ービン系および配管系は、コンクリート製または鉄製の
放射線遮蔽構造体により遮蔽され、16Nから放出される
放射線の外部への漏洩は十分に抑えられている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、主蒸気中の16Nの増加に応じて、遮蔽構造体
は重厚かつ大型化し、プラント建設コストの上昇を招く
ことになってきた。
は重厚かつ大型化し、プラント建設コストの上昇を招く
ことになってきた。
よって、本発明は、タービン系および配管系の遮蔽構
造体の軽量化および小型化に寄与する沸騰軽水型原子炉
を提供することを目的とする。
造体の軽量化および小型化に寄与する沸騰軽水型原子炉
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記本発明の目的を達成する構成は、 蒸気/水室と蒸気室とに分割されている圧力容器と、 前記蒸気/水室内に配設され放射性同位元素16Nを含
む主蒸気を発生する炉心であって、複数の燃料要素を有
する炉心と、 前記蒸気/水室内に配設され該炉心を取囲んでいるシ
ュラウドと、 該シュラウドから発生した主蒸気を前記蒸気室へと通
し該主蒸気の湿り度を減少させる蒸気乾燥器と、 一端部が前記シュラウドに接続され前記蒸気/水室内
を前記蒸気室に向かって延在し前記主蒸気が放射性同位
元素16Nと共に流れるチムニであって、冷却材として軽
水が充填されており、他端部が前記蒸気乾燥器に向かっ
て開放されているチムニと、 前記圧力容器から主蒸気を取り出すための蒸気出口で
あって、前記圧力容器の壁に設けられた蒸気出口と、 前記シュラウドから前記蒸気乾燥器を介して前記蒸気
出口まで前記主蒸気が通って流れる蒸気経路とを有する
自然循環沸騰軽水型原子炉にある。
む主蒸気を発生する炉心であって、複数の燃料要素を有
する炉心と、 前記蒸気/水室内に配設され該炉心を取囲んでいるシ
ュラウドと、 該シュラウドから発生した主蒸気を前記蒸気室へと通
し該主蒸気の湿り度を減少させる蒸気乾燥器と、 一端部が前記シュラウドに接続され前記蒸気/水室内
を前記蒸気室に向かって延在し前記主蒸気が放射性同位
元素16Nと共に流れるチムニであって、冷却材として軽
水が充填されており、他端部が前記蒸気乾燥器に向かっ
て開放されているチムニと、 前記圧力容器から主蒸気を取り出すための蒸気出口で
あって、前記圧力容器の壁に設けられた蒸気出口と、 前記シュラウドから前記蒸気乾燥器を介して前記蒸気
出口まで前記主蒸気が通って流れる蒸気経路とを有する
自然循環沸騰軽水型原子炉にある。
他の構成は方法的なものであり、その方法は、放射性
同位元素16Nを含む主蒸気を自然循環沸騰軽水型原子炉
から抽出する方法であって、 放射性同位元素16Nを含む主蒸発を発生させるため原
子炉を通して圧力容器内で軽水を自然循環させ、 前記放射性同位元素16Nの半減期の2倍以上の時間を
かけて前記主蒸気を前記圧力容器内を移動させ、そして 前記主蒸気を前記圧力容器から抽出する、自然循環沸
騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法である。
同位元素16Nを含む主蒸気を自然循環沸騰軽水型原子炉
から抽出する方法であって、 放射性同位元素16Nを含む主蒸発を発生させるため原
子炉を通して圧力容器内で軽水を自然循環させ、 前記放射性同位元素16Nの半減期の2倍以上の時間を
かけて前記主蒸気を前記圧力容器内を移動させ、そして 前記主蒸気を前記圧力容器から抽出する、自然循環沸
騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法である。
[作用] 圧力容器内の放射性物質16Nのインベントリ(invento
ry)は、16Nが圧力容器内を流れる時間に依存してい
る。本発明によれば、炉心で発生した主蒸気中に含まれ
る放射性物質16Nは、16Nの半減期(約7秒)より長い時
間をかけて原子炉の圧力容器内を流れることができる。
すなわち、本発明では、主蒸気の流速を抑えかつ/また
は主蒸気の経路長を長くすることにより、主蒸気が圧力
容器内を流れる時間が長くなる。
ry)は、16Nが圧力容器内を流れる時間に依存してい
る。本発明によれば、炉心で発生した主蒸気中に含まれ
る放射性物質16Nは、16Nの半減期(約7秒)より長い時
間をかけて原子炉の圧力容器内を流れることができる。
すなわち、本発明では、主蒸気の流速を抑えかつ/また
は主蒸気の経路長を長くすることにより、主蒸気が圧力
容器内を流れる時間が長くなる。
これにより、原子炉圧力容器内で放射性物質16Nのイ
ンベントリは減少され、原子炉圧力容器からタービン系
に向かう主蒸気中の16Nの量は少なくなる。これによ
り、配管系およびタービン系に対する遮蔽構造体を小型
軽量とすることができる。また、従来の遮蔽構造体を用
いた場合には、遮蔽効果をより向上させることができ
る。
ンベントリは減少され、原子炉圧力容器からタービン系
に向かう主蒸気中の16Nの量は少なくなる。これによ
り、配管系およびタービン系に対する遮蔽構造体を小型
軽量とすることができる。また、従来の遮蔽構造体を用
いた場合には、遮蔽効果をより向上させることができ
る。
[実 施 例] 第1図において、本発明の一実施例である自然循環沸
騰軽水型原子炉は、蒸気/水室および蒸気室に分割され
た圧力容器1を有する。複数の燃料要素を含む燃料組立
体を備えた炉心2は、この圧力容器1の蒸気/水室に配
設されている。炉心シユラウド3がこの炉心2を取囲ん
でいる。
騰軽水型原子炉は、蒸気/水室および蒸気室に分割され
た圧力容器1を有する。複数の燃料要素を含む燃料組立
体を備えた炉心2は、この圧力容器1の蒸気/水室に配
設されている。炉心シユラウド3がこの炉心2を取囲ん
でいる。
炉心シュラウド3の上端部から管状のチムニ4が蒸気
/水室内を蒸気室に向かって延びている。チムニ4には
冷却材である軽水が充填されている。チムニ4の内径
は、炉心シュラウド3の外径より大きい。また、チムニ
4の端部41すなわち冷却材の水面は後述する蒸気乾燥器
5に向かって開放されており、両者間にはその有効解放
面積を制限するようなものは存在しない。
/水室内を蒸気室に向かって延びている。チムニ4には
冷却材である軽水が充填されている。チムニ4の内径
は、炉心シュラウド3の外径より大きい。また、チムニ
4の端部41すなわち冷却材の水面は後述する蒸気乾燥器
5に向かって開放されており、両者間にはその有効解放
面積を制限するようなものは存在しない。
チムニ4の上方には、圧力容器1の蒸気/水室と蒸気
室との間を連通する蒸気乾燥器5が設けられている。蒸
気乾燥器5は、圧力容器1の壁から半径方向内方に突出
する周方向突起13に装架されている。
室との間を連通する蒸気乾燥器5が設けられている。蒸
気乾燥器5は、圧力容器1の壁から半径方向内方に突出
する周方向突起13に装架されている。
蒸気乾燥器5の出口には管状の蒸気ガイド6が取り付
けられている。蒸気ガイド6はステイ61を介して圧力容
器1のトップヘッド部分12に固定されている。蒸気ガイ
ド6は蒸気室内を上方に延びている。トップヘッド部分
12が圧力容器1に組み込まれると、蒸気ガイド6に設け
られた突起62が蒸気乾燥器5の上端に設けられたアイナ
ット51に当接して蒸気乾燥器5を突起13に押し付けずれ
ないように保持する。
けられている。蒸気ガイド6はステイ61を介して圧力容
器1のトップヘッド部分12に固定されている。蒸気ガイ
ド6は蒸気室内を上方に延びている。トップヘッド部分
12が圧力容器1に組み込まれると、蒸気ガイド6に設け
られた突起62が蒸気乾燥器5の上端に設けられたアイナ
ット51に当接して蒸気乾燥器5を突起13に押し付けずれ
ないように保持する。
蒸気室に対応する圧力容器1の壁には蒸気出口7が設
けられている。
けられている。
つぎに、この構成の原子炉の作動について説明する。
まず、原子炉が駆動されると、炉心内の軽水が加熱さ
れ沸騰し、蒸気が発生する。発生した蒸気は、主蒸気と
して、チムニ4内を上昇する。チムニ端部41において、
主蒸気は、気液二相形態(水蒸気及び水滴)で蒸気乾燥
器5に向かって上昇する。これに伴いチムニ端部41から
は軽水がオーバフローし、圧力容器1と、チムニ4およ
びシュラウド3との間に形成された空間を炉心下部に向
かって下方に流れ、再び炉心により加熱される。これに
より冷却材の自然循環が完成される。
れ沸騰し、蒸気が発生する。発生した蒸気は、主蒸気と
して、チムニ4内を上昇する。チムニ端部41において、
主蒸気は、気液二相形態(水蒸気及び水滴)で蒸気乾燥
器5に向かって上昇する。これに伴いチムニ端部41から
は軽水がオーバフローし、圧力容器1と、チムニ4およ
びシュラウド3との間に形成された空間を炉心下部に向
かって下方に流れ、再び炉心により加熱される。これに
より冷却材の自然循環が完成される。
主蒸気は、蒸気乾燥器5を通る間に、その湿り度が減
少し、かつ蒸気ガイド6に規制されかつ沿って蒸気室内
を上昇する。その後、主蒸気は蒸気出口7に向かって下
方に流れ、蒸気出口7を通ってタービン系に送られる。
これにより、シュラウド3から蒸気出口7まで延びる蒸
気経路が形成される。
少し、かつ蒸気ガイド6に規制されかつ沿って蒸気室内
を上昇する。その後、主蒸気は蒸気出口7に向かって下
方に流れ、蒸気出口7を通ってタービン系に送られる。
これにより、シュラウド3から蒸気出口7まで延びる蒸
気経路が形成される。
この実施例においては、チムニ4の端部41すなわち冷
却材の水面が蒸気乾燥器5に向かって開放している。す
なわち、両者間にはその有効解放面積を制限するような
ものは存在しない、これに対して、第2図に示される従
来の沸騰軽水型原子炉にあっては、シュラウド3の端部
は閉塞されており、かつ減少された断面積を有する蒸気
分離器を複数備えた蒸気分離組立体8が閉塞シュラウド
端部に連通している。(第1図のものと同一または同様
な働きを成すものには同一の符号を付しその作動の説明
は省略する。ただし、同一符号の要素の寸法はほぼ等し
い。)第2図の原子炉にあっては、蒸気分離組立体8に
より蒸気経路の有効面積が狭められているので、蒸気分
離組立体8内を流れる主蒸気の流速は増加される。よっ
て、主蒸気が、シュラウド3から蒸気出口7まですなわ
ち蒸気経路内を流れる時間は約5秒である。これに対し
て、本実施例では、蒸気分離組立体8が無いので、蒸気
経路の有効面積が狭められることがない。よって、主蒸
気は、チムニ端部41から減速された速度でゆっくりと蒸
気乾燥器5に向かって上昇し、5秒以上の時間をかけて
蒸気経路内を流れる。また、チムニ4の内径は、炉心シ
ュラウド3の外径より大きくなっているので、チムニ4
内を流れる主蒸気の流速は、炉心シュラウド3での主蒸
気の流速より減少する。
却材の水面が蒸気乾燥器5に向かって開放している。す
なわち、両者間にはその有効解放面積を制限するような
ものは存在しない、これに対して、第2図に示される従
来の沸騰軽水型原子炉にあっては、シュラウド3の端部
は閉塞されており、かつ減少された断面積を有する蒸気
分離器を複数備えた蒸気分離組立体8が閉塞シュラウド
端部に連通している。(第1図のものと同一または同様
な働きを成すものには同一の符号を付しその作動の説明
は省略する。ただし、同一符号の要素の寸法はほぼ等し
い。)第2図の原子炉にあっては、蒸気分離組立体8に
より蒸気経路の有効面積が狭められているので、蒸気分
離組立体8内を流れる主蒸気の流速は増加される。よっ
て、主蒸気が、シュラウド3から蒸気出口7まですなわ
ち蒸気経路内を流れる時間は約5秒である。これに対し
て、本実施例では、蒸気分離組立体8が無いので、蒸気
経路の有効面積が狭められることがない。よって、主蒸
気は、チムニ端部41から減速された速度でゆっくりと蒸
気乾燥器5に向かって上昇し、5秒以上の時間をかけて
蒸気経路内を流れる。また、チムニ4の内径は、炉心シ
ュラウド3の外径より大きくなっているので、チムニ4
内を流れる主蒸気の流速は、炉心シュラウド3での主蒸
気の流速より減少する。
さらに、本実施例においては、蒸気ガイド6により主
蒸気の蒸気乾燥器5から蒸気出口7へのショートカット
が防止される。すなわち蒸気経路が延長される。これに
より、さらに主蒸気が蒸気経路内を流れる時間は延ばさ
れる。
蒸気の蒸気乾燥器5から蒸気出口7へのショートカット
が防止される。すなわち蒸気経路が延長される。これに
より、さらに主蒸気が蒸気経路内を流れる時間は延ばさ
れる。
第3A図及び第3図Bを参照して、蒸気経路の経路長と
主蒸気の流速との関係を第1図の実施例原子炉と第2図
の原子炉との比較において詳細に説明する。
主蒸気の流速との関係を第1図の実施例原子炉と第2図
の原子炉との比較において詳細に説明する。
チムニ4内を流れる主蒸気の流速V1は、対応する延長
された炉心シュラウド部分内を流れる主蒸気の流速v1よ
り小さい(V1<v1)。これは何故ならば、炉心での単位
時間での発生主蒸気量が同一の場合、有効面積が炉心シ
ュラウド3の断面積と同じシュラウド部分を流れている
主蒸気流速v1は変化しないが、有効断面積が炉心シュラ
ウド3の断面積に比して拡大されているチムニ4内を流
れる主蒸気流速V1は減速されるからである。また、チム
ニ4と蒸気乾燥器5との間を流れる主蒸気の流速V2は、
対応する蒸気分離組立体8内を流れる主蒸気の流速v2よ
り小さい(V2<v2)。これは何故ならば、有効断面積が
減少された蒸気分離組立体8内を流れる主蒸気はその流
速が増加されるが、チムニ4と蒸気乾燥器5との間の開
放された空間を流れる主蒸気の流速は減速されるからで
ある。
された炉心シュラウド部分内を流れる主蒸気の流速v1よ
り小さい(V1<v1)。これは何故ならば、炉心での単位
時間での発生主蒸気量が同一の場合、有効面積が炉心シ
ュラウド3の断面積と同じシュラウド部分を流れている
主蒸気流速v1は変化しないが、有効断面積が炉心シュラ
ウド3の断面積に比して拡大されているチムニ4内を流
れる主蒸気流速V1は減速されるからである。また、チム
ニ4と蒸気乾燥器5との間を流れる主蒸気の流速V2は、
対応する蒸気分離組立体8内を流れる主蒸気の流速v2よ
り小さい(V2<v2)。これは何故ならば、有効断面積が
減少された蒸気分離組立体8内を流れる主蒸気はその流
速が増加されるが、チムニ4と蒸気乾燥器5との間の開
放された空間を流れる主蒸気の流速は減速されるからで
ある。
このように、実施例の主蒸気は減速された流速でほぼ
同一の距離(L1+L2=l1+l2)を流れることになるの
で、従来のものに比して、より長い時間をかけて炉心シ
ュラウド3から蒸気乾燥器5まで流れることになる。
同一の距離(L1+L2=l1+l2)を流れることになるの
で、従来のものに比して、より長い時間をかけて炉心シ
ュラウド3から蒸気乾燥器5まで流れることになる。
つぎに、蒸気乾燥器5において、どちらの場合も、所
定の割合で減速される(V3<v3、L3=l3)。
定の割合で減速される(V3<v3、L3=l3)。
よって、蒸気乾燥器5をでた主蒸気は蒸気室内を従来
のものv4より小さい流速V4で流れる(V4<v4)。しか
も、本実施例では、蒸気ガイド6により主蒸気の蒸気出
口7へのショートカットが防止されている。すなわち蒸
気経路が延長されているので(L4>l4)、蒸気ガイド6
から蒸気出口7まで主蒸気が流れる時間は従来のものに
比して長くなる。
のものv4より小さい流速V4で流れる(V4<v4)。しか
も、本実施例では、蒸気ガイド6により主蒸気の蒸気出
口7へのショートカットが防止されている。すなわち蒸
気経路が延長されているので(L4>l4)、蒸気ガイド6
から蒸気出口7まで主蒸気が流れる時間は従来のものに
比して長くなる。
以上から明らかなように、本実施例の原子炉において
は、従来のものに比して主蒸気が圧力容器内を流れる時
間が長くなる。従来のものが約5秒であったので、各機
器の寸法が変わらない場合、上記時間を16Nの半減期
(約7秒)より十分に長くすることができる。その結
果、主蒸気中の16Nの量は、圧力容器1内で大幅に減少
される。よって、タービン系に送られる主蒸気中の16N
の量が少ないので、従来に比して小形軽量の遮蔽構造体
をタービン系及び配管系に安全に適用することができ
る。
は、従来のものに比して主蒸気が圧力容器内を流れる時
間が長くなる。従来のものが約5秒であったので、各機
器の寸法が変わらない場合、上記時間を16Nの半減期
(約7秒)より十分に長くすることができる。その結
果、主蒸気中の16Nの量は、圧力容器1内で大幅に減少
される。よって、タービン系に送られる主蒸気中の16N
の量が少ないので、従来に比して小形軽量の遮蔽構造体
をタービン系及び配管系に安全に適用することができ
る。
第4A図から第4C図までを参照して、発電プラントの各
部位における16Nのインベントリインデックス(主蒸気
中の16Nのインベントリ/従来(第2図)の炉心シュラ
ウドでの主蒸気中の16Nのインベントリ)と、炉心シュ
ラウド3からの各部位までの主蒸気の到達時間との関係
を、第1図のものと第2図のものとを比較する。なお、
符号9、10、11はそれぞれ原子炉格納容器、高圧タービ
ン、および低圧タービンを示している。
部位における16Nのインベントリインデックス(主蒸気
中の16Nのインベントリ/従来(第2図)の炉心シュラ
ウドでの主蒸気中の16Nのインベントリ)と、炉心シュ
ラウド3からの各部位までの主蒸気の到達時間との関係
を、第1図のものと第2図のものとを比較する。なお、
符号9、10、11はそれぞれ原子炉格納容器、高圧タービ
ン、および低圧タービンを示している。
図から明らかな通り、従来のものにあっては、蒸気乾
燥器5までの到達時間が約1秒であり、蒸気出口7まで
のそれは約5秒である。これに対して、実施例では、蒸
気乾燥器5までの到達時間が約8秒に延び、また蒸気出
口7までのそれは約14秒(16Nの半減期の2倍)に延び
ている。これにより、従来のものの蒸気出口7での16N
のインベントリは、炉心シュラウドでのそれに比して60
%になっているが、本実施例の蒸気出口7での16Nのイ
ンベントリは、炉心シュラウドでのそれに比して25%に
減少している。すなわち、従来のものの蒸気出口7での
16Nインベントリに比して、本実施例のそれは約40%
(=25/60)に減少している。これはタービンの遮蔽構
造体の厚さを、コンクリート換算で、約15cm減少させる
ことができることを意味する。
燥器5までの到達時間が約1秒であり、蒸気出口7まで
のそれは約5秒である。これに対して、実施例では、蒸
気乾燥器5までの到達時間が約8秒に延び、また蒸気出
口7までのそれは約14秒(16Nの半減期の2倍)に延び
ている。これにより、従来のものの蒸気出口7での16N
のインベントリは、炉心シュラウドでのそれに比して60
%になっているが、本実施例の蒸気出口7での16Nのイ
ンベントリは、炉心シュラウドでのそれに比して25%に
減少している。すなわち、従来のものの蒸気出口7での
16Nインベントリに比して、本実施例のそれは約40%
(=25/60)に減少している。これはタービンの遮蔽構
造体の厚さを、コンクリート換算で、約15cm減少させる
ことができることを意味する。
本発明においては、圧力容器内での主蒸気の流速を減
少させ、かつ/又は主蒸気の経路長を延長することによ
り、上記の効果が得られるものである。よって、上述の
実施例の構成の他にも、チムニ4の軸線方向の寸法を延
ばしたもの、または蒸気乾燥器の流路抵抗を増加させた
もの等の実施例がある。また、上記ガイド6は、図示さ
れた実施例のものに代えて、蒸気出口と反対方向に傾け
られたものまたは螺旋状に巻かれたものでもよい。
少させ、かつ/又は主蒸気の経路長を延長することによ
り、上記の効果が得られるものである。よって、上述の
実施例の構成の他にも、チムニ4の軸線方向の寸法を延
ばしたもの、または蒸気乾燥器の流路抵抗を増加させた
もの等の実施例がある。また、上記ガイド6は、図示さ
れた実施例のものに代えて、蒸気出口と反対方向に傾け
られたものまたは螺旋状に巻かれたものでもよい。
[発明の効果] 以上の説明のように、請求項1の発明によれば、原子
炉の圧力容器からの蒸気記中の16Nによる放射能インベ
ントリが軽減されるので、その主蒸気を通す機器周りの
放射線遮蔽構造が簡単となり、設備の小型化ができる効
果、あるいは放射線の遮蔽が完全に近くなる効果が得ら
れる。
炉の圧力容器からの蒸気記中の16Nによる放射能インベ
ントリが軽減されるので、その主蒸気を通す機器周りの
放射線遮蔽構造が簡単となり、設備の小型化ができる効
果、あるいは放射線の遮蔽が完全に近くなる効果が得ら
れる。
請求項2の発明によれば、請求項1の効果を、原子炉
圧力容器内で16Nの半減期を充分にむかえることによ
り、より確実に達成できる。
圧力容器内で16Nの半減期を充分にむかえることによ
り、より確実に達成できる。
請求項3の発明によれば、請求項1の効果を原子炉圧
力容器内の主蒸気経路を延長することにより確実になし
得る。
力容器内の主蒸気経路を延長することにより確実になし
得る。
請求項4の発明によれば、請求項3の効果を上記ガイ
ドにより蒸気乾燥器から蒸気出口までの主蒸気経路を延
長することにより確実になし得る。
ドにより蒸気乾燥器から蒸気出口までの主蒸気経路を延
長することにより確実になし得る。
請求項5の発明によれば、請求項3の効果をチムニの
軸心方向寸法を増加させることにより確実になし得る。
軸心方向寸法を増加させることにより確実になし得る。
請求項6の発明によれば、請求項3の効果を、蒸気ガ
イドによる主蒸気経路延長と、チムニの軸心方向寸法を
増加させることによる主蒸気経路延長とによりより一層
確実になし得る。
イドによる主蒸気経路延長と、チムニの軸心方向寸法を
増加させることによる主蒸気経路延長とによりより一層
確実になし得る。
請求項7の発明によれば、請求項2の効果を、原子炉
圧力容器内の主蒸気移動速度を減速させて確実に達成す
る効果が得られる。
圧力容器内の主蒸気移動速度を減速させて確実に達成す
る効果が得られる。
請求項8の発明によれば、請求項7の効果を、チムニ
の形状を変更することにより確実に達成する効果が得ら
れる。
の形状を変更することにより確実に達成する効果が得ら
れる。
請求項9の発明によれば、原子炉圧力容器内で主蒸気
中の16Nの半減期を確実にむかえるようにできるから、
原子炉圧力容器内から外へ抽出される主蒸気中の16Nに
よる放射能インベントリが軽減されて、その主蒸気を通
す機器周りの放射線遮蔽構造が簡単となり、設備の小型
化が出来る効果、あるいは放射線の遮蔽が完全に近くな
る効果が得られる。
中の16Nの半減期を確実にむかえるようにできるから、
原子炉圧力容器内から外へ抽出される主蒸気中の16Nに
よる放射能インベントリが軽減されて、その主蒸気を通
す機器周りの放射線遮蔽構造が簡単となり、設備の小型
化が出来る効果、あるいは放射線の遮蔽が完全に近くな
る効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例である自然循環沸騰軽水型原
子炉の断面図、第2図は従来の沸騰軽水型原子炉の断面
図、第3A図および第3B図はそれぞれ第1図および第2図
の原子炉内の主蒸気の流れの状態を示す線図、第4A図お
よび第4B図は、第1図および第2図の原子炉を用いたプ
ラントの系統を示す線図、そして第4C図は、第4A図およ
び第4B図に示された各部位における、炉心上端からの到
達時間と16Nのインベントリとの関係を示すグラフ図で
ある。 1……原子炉圧力容器、2……原子炉炉心 3……炉心シュラウド、4……チムニ 5……蒸気乾燥器、6……蒸気ガイド 7……蒸気出口、9……原子炉格納容器 10……高圧タービン、11……低圧タービン
子炉の断面図、第2図は従来の沸騰軽水型原子炉の断面
図、第3A図および第3B図はそれぞれ第1図および第2図
の原子炉内の主蒸気の流れの状態を示す線図、第4A図お
よび第4B図は、第1図および第2図の原子炉を用いたプ
ラントの系統を示す線図、そして第4C図は、第4A図およ
び第4B図に示された各部位における、炉心上端からの到
達時間と16Nのインベントリとの関係を示すグラフ図で
ある。 1……原子炉圧力容器、2……原子炉炉心 3……炉心シュラウド、4……チムニ 5……蒸気乾燥器、6……蒸気ガイド 7……蒸気出口、9……原子炉格納容器 10……高圧タービン、11……低圧タービン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴岡 良造 茨城県日立市幸町3丁目2番1号 日立 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 三木 実 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所日立工場内 (72)発明者 岩田 延功 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所日立工場内 (72)発明者 小山 和人 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式 会社日立製作所日立工場内
Claims (9)
- 【請求項1】蒸気/水室と蒸気室とに分割されている圧
力容器と、 前記蒸気/水室内に配設され放射性同位元素16Nを含む
主蒸気を発生する炉心であって、複数の燃料要素を有す
る炉心と、 前記蒸気/水室内に配設され該炉心を取囲んでいるシュ
ラウドと、 該シュラウドから発生した主蒸気を前記蒸気室へと通し
該主蒸気の湿り度を減少させる蒸気乾燥器と、 一端部が前記シュトラウドに接続され前記蒸気/水室内
を前記蒸気室に向かって延在し前記主蒸気が放射性同位
元素16Nと共に流れるチムニであって、冷却材として軽
水が充填されており他端部が前記蒸気乾燥器に向かって
開放されているチムニと、 前記圧力容器から主蒸気を取り出すための主蒸気出口で
あって、前記圧力容器の壁に設けられた蒸気出口と、 前記シュラウドから前記蒸気乾燥器を介して前記蒸気出
口まで前記主蒸気が通って流れる蒸気経路とを有する自
然循環沸騰軽水型原子炉。 - 【請求項2】前記主蒸気が前記シュラウドから前記蒸気
出口まで流れるのに前記放射性同位元素の半減期の2倍
以上の時間をかけることを特徴とする請求項1記載の自
然循環沸騰軽水型原子炉。 - 【請求項3】前記蒸気経路を延長する手段をさらに有す
ることを特徴とする請求項2記載の自然循環沸騰軽水型
原子炉。 - 【請求項4】前記延長手段が、前記蒸気乾燥器の一端部
に接続されかつ前記蒸気室内を延在する蒸気ガイドを有
し、前記蒸気出口は前記圧力容器の該ガイドの出口より
下方の壁部分に設けられていることを特徴とする請求項
3記載の自然循環沸騰軽水型原子炉。 - 【請求項5】前記経路延長手段は前記チムニの軸線寸法
を増加させることによりなることを特徴とする請求項3
記載の自然循環沸騰軽水型原子炉。 - 【請求項6】前記経路延長手段はさらに前記チムニの軸
線寸法を増加させることによりなることを特徴とする請
求項4記載の自然循環沸騰軽水型原子炉。 - 【請求項7】前記前記蒸気経路内を流れる前記主蒸気の
移動スピードを減少する手段をさらに有することを特徴
とする請求項2記載の自然循環沸騰軽水型原子炉。 - 【請求項8】前記移動スピード減少手段は前記チムニの
半径方向寸法を前記シュラウドを越えて増加させること
によりなることを特徴とする請求項7記載の自然循環沸
騰軽水型原子炉。 - 【請求項9】放射性同位元素16Nを含む主蒸気を自然循
環沸騰軽水型原子炉から抽出する方法であって、 放射性同位元素16Nを含む主蒸気を発生させるため原子
炉を通して圧力容器内で軽水を自然循環させ、 前記放射性同位元素16Nの半減期の2倍以上の時間をか
けて前記主蒸気を前記圧力容器内を移動させ、そして 前記主蒸気を前記圧力容器から抽出する、自然循環沸騰
軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63079093A JP2554700B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 自然循環沸騰軽水型原子炉及び自然循環沸騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法 |
| US07/330,318 US5019328A (en) | 1988-03-31 | 1989-03-29 | Natural circulation type boiling light-water reactor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63079093A JP2554700B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 自然循環沸騰軽水型原子炉及び自然循環沸騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01250893A JPH01250893A (ja) | 1989-10-05 |
| JP2554700B2 true JP2554700B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=13680266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63079093A Expired - Fee Related JP2554700B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 自然循環沸騰軽水型原子炉及び自然循環沸騰軽水型原子炉からの主蒸気抽出方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5019328A (ja) |
| JP (1) | JP2554700B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5106573A (en) * | 1991-03-11 | 1992-04-21 | General Electric Company | BWR Natural steam separator |
| US5406597A (en) * | 1992-07-02 | 1995-04-11 | General Electric Company | Boiling water reactor including split control rod drives |
| US5857006A (en) * | 1992-07-17 | 1999-01-05 | General Electric Company | Chimney for enhancing flow of coolant water in natural circulation boiling water reactor |
| JP4500276B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2010-07-14 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 自然循環式沸騰水型原子炉のチムニ構造 |
| JP5470099B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2014-04-16 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 沸騰水型原子力プラントおよび蒸気乾燥器 |
| US10128007B2 (en) | 2015-07-06 | 2018-11-13 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Chimneys having joinable upper and lower sections where the lower section has internal partitions |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4012490A (en) * | 1972-07-25 | 1977-03-15 | Airco, Inc. | Removing radioactive noble gases from nuclear process off-gases |
| JPS5331092A (en) * | 1976-09-03 | 1978-03-23 | Hitachi Ltd | Diaphram floor |
| DE2945771A1 (de) * | 1979-11-13 | 1981-05-21 | Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim | Verfahren zur beseitigung von in kernkraftwerken entstehenden radioaktiven kohlenstoff |
| JPS56132594A (en) * | 1980-03-19 | 1981-10-16 | Hitachi Ltd | Monitoring system for grasping core state at accident |
| FR2608778B1 (fr) * | 1986-07-10 | 1989-06-02 | Electricite De France | Dispositif de comptage de particules d'un rayonnement ionisant et son utilisation pour la mise en oeuvre d'un procede de mesure de debit de fuite entre les circuits primaire et secondaire d'un generateur de vapeur |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63079093A patent/JP2554700B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-03-29 US US07/330,318 patent/US5019328A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5019328A (en) | 1991-05-28 |
| JPH01250893A (ja) | 1989-10-05 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |