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JP2556789B2 - 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 - Google Patents
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JP2556789B2 - 自動車用ドアロックの施解錠操作装置 - Google Patents

自動車用ドアロックの施解錠操作装置

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JP2556789B2
JP2556789B2 JP32984791A JP32984791A JP2556789B2 JP 2556789 B2 JP2556789 B2 JP 2556789B2 JP 32984791 A JP32984791 A JP 32984791A JP 32984791 A JP32984791 A JP 32984791A JP 2556789 B2 JP2556789 B2 JP 2556789B2
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二三雄 小林
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05B81/24Power-actuated vehicle locks characterised by constructional features of the actuator or the power transmission
    • E05B81/25Actuators mounted separately from the lock and controlling the lock functions through mechanical connections
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正逆回転可能なモータ
により、ドアロックの施解錠操作及び手動による施解錠
操作ができるとともに、不正行為による解錠操作を防止
した自動車用ドアロックの施解錠操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような、従来のドアロックの施解
錠操作装置としては、例えば、実公昭58-9953号公報に
開示されているものがある。
【0003】この装置は、ドアロックの施解錠レバー
と、モータ駆動により減速機構を介して回動させられる
回転板とを、所要の遊びを介して連結するとともに、回
転板を中立位置から施錠方向又は解錠方向へ所要角度正
逆回転させ、設定ストローク動作後に回転板を反転させ
て、回転板が常に中立位置に復帰するように制御するこ
とにより、電動操作を可能にするとともに、手動操作の
動きが減速装置に伝達されないようにして、手動操作を
可能にしている。
【0004】しかしながら、上述のような装置は、常に
回転板を中立位置に復帰作動させる特別な制御回路が必
要となり、回路構成が複雑になるとともに、窓ガラスと
サッシュとの間から窃盗具を車室内に侵入させて、車内
の施解錠操作ノブを引っ張り上げることによって、ドア
ロックを解錠することができ、防盗対策上好ましくない
という問題点がある。
【0005】例えば、防盗対策を施した装置としては、
特開昭55-65681号公報に開示されているものがある。こ
の装置は、ケーシングに設けた正逆回転可能なモータに
よって、ドアロックの施解錠レバーに連結されたラック
を移動させて、電動により施解錠操作ができるととも
に、車外からのキー又はその他の手段による施錠操作に
より、施解錠用のモータとは別に設けた他のモータを駆
動させて、ロック爪がラックの解錠方向への作動を拘束
するように係合させることにより、施解錠レバーの解錠
作動を不能として、不正行為による解錠操作の防止を図
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような装置においては、ドアロックの電動による施解錠
操作用のモータと、不正行為による施解錠レバーの解錠
作動を拘束するための他のモータとを必要とするため、
構成部品が多くなって構成が複雑になり、コストが嵩む
という問題点がある。
【0007】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、手動による施解錠操作及び電動による
施解錠操作を簡単な構成により可能にし、かつ不正行為
によるドアロックの施解錠レバーの解錠操作を防止する
ことができようにした自動車用ドアロックの施解錠操作
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の装置は、正逆回転可能なモータにより、減
速機構を介して施錠位置及び解錠位置に移動可能な作動
レバーをドアロックの施解錠レバーに連結し、減速機構
の回転体に係合部を形成するとともに、作動レバーに係
合部が係脱可能な係合溝部を有する連係溝を形成して、
回転体の回転により係合部が係合溝に係脱することによ
り作動レバーを施錠位置または解錠位置に移動させ、さ
らに回転体が回動を続けて係合部が係合溝部から離脱し
た中立位置に停止するようにした自動車用ドアロックの
施解錠操作装置において、操作スイッチの施錠操作又は
解錠操作により、作動レバーが施錠位置または解錠位置
に移動した後も、さらにモータへの給電を可能にして、
回転体が中立位置に達したことを検出して、モータへの
給電を停止して回転体を中立位置に停止させる中立検出
スイッチと、防盗操作スイッチの作動によりモータへの
給電を可能にして、作動レバーが施錠位置に位置し、か
つ回転体の係合部が係合溝部に係合した防盗位置に達し
たことを検出して、モータへの給電を停止し、回転体を
防盗位置に停止させる防盗検出スイッチを設けたことを
特徴としている。
【0009】
【作用】回転体に形成された係合部が中立位置に位置し
ているときは、手動用ロックノブの施錠操作または解錠
操作により、回転体に形成された係合部が作動レバーに
形成された連係溝内を相対的に移動して、作動レバー
は、減速機構、モータを逆転させることなく、施錠位置
または解錠位置に移動する。
【0010】操作スイッチの解錠操作により、モータが
回転させられ、減速機構の回転体が回動させられると、
係合部が連係溝の係合溝部に係合して、作動レバーは解
錠位置に移動させられる。作動レバーが解錠位置に達し
て、ドアロックが解錠状態になった後も、中立検出スイ
ッチがオン状態に保持され、回転体は、回転を続け、係
合部が係合溝部から外れて中立検出スイッチが中立位置
を検出すると、モータへの通電が停止されて中立位置に
停止する。
【0011】車外からのキーシリンダ又はその他の手段
の操作により、防盗操作スイッチを作動させると、モー
タが回転して、回転体は、中立位置から防盗位置に向け
て回動して、防盗検出スイッチが防盗位置を検出するこ
とにより、モータへの通電が停止され、係合部が係合溝
部に係合した状態の防盗位置に停止し、作動レバーの解
錠方向への移動が阻止され、ドアロックの解錠操作を阻
止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づい
て説明する。(1)は、ケース(2)内に収納された正逆回
転可能なモータ、(3)は、ケース(2)内に軸(4)により
枢着され、モータ(1)の回転軸(1a)と一体的に回転す
るウォーム(5)に噛合して正逆回転可能な減速機構をな
すウォームホイール(回転体)、(6)は、ケース(2)に軸
(7)により枢着され、図1、2に示す施錠位置と図3に
示す解錠位置に移動可能な作動レバー、(8)は、軸(7)
を介して作動レバー(6)と一体的に回動する出力レバー
である。出力レバー(8)は、ドアロックの施解錠レバー
(図示略)に連結されて、施解錠レバーをドアロックの解
除操作を不能にする施錠位置と解除操作を可能にする解
錠位置とに移動させることができる。
【0013】ウォームホイール(3)の側面には、作動レ
バー(6)側に突出するピン状の係合部(3a)が形成さ
れ、この係合部(3a)は、作動レバー(6)の一側面に凹
設されて、軸(7)を中心にして施解錠レバーの作動スト
ロークに相当する長さを有する円弧状の空振り溝部(13
a)と、空振り溝部(13a)の中央から半径方向に延出した
係合溝部(13b)とを有して、ほぼY字形の連係溝(13)に
移動可能に係合している。
【0014】ウォームホイール(3)は、係合部(3a)が
連係溝(13)の空振り溝部(13a)に係合した中立位置に停
止可能であり、例えば、図2に示すように係合部(3a)
が空振り溝部(13a)の一端に位置する中立位置の状態か
ら、モータ(1)の正転によりウォームホイール(3)が反
時計方向に回動して、係合部(3a)が連係溝(13)の係合
溝部(13b)に進入して係合することにより、作動レバー
(6)及び出力レバー(8)は施錠位置から図3に示す解錠
位置に移動して、ドアロックの施解錠レバーを解錠位置
に移動させることができる。また、図3に示すように、
係合部(3a)が空振り溝部(13a)の他端に位置した中立位
置からウォームホイール(3)が時計方向に回動して、係
合部(3a)が空振り溝部(13a)の他端から係合溝部(13b)
に進入して係合することにより、作動レバー(6)及び出
力レバー(8)は解錠位置から施錠位置に移動して、施解
錠レバーを施錠位置に作動させることができる。
【0015】(9)は、軸(4)廻りのケース(2)に貼設さ
れ、一部が切り取られた環状の中立第1、2ターミナル
(9a)(9b)と、中立第1、2ターミナル(9a)(9b)に対
向するウォームホイール(3)に固定され、中立第1、2
ターミナル(9a)(9b)に摺接する可動接点(9c)とから
なる中立検出スイッチで、可動接点(9c)が中立第1、
2ターミナル(9a)(9b)に接触して各ターミナル間を導
通させているときは、モータ(1)への給電を可能に保持
する。
【0016】(10)は、ケース(2)に貼設され、中立第
1、2ターミナル(9a)(9b)の切欠部付近から反時計方
向廻りに延出された防盗第1、2ターミナル(10a)(10b)
と、防盗第1、2ターミナル(10a)(10b)に対向するウォ
ームホイール(3)に固定されて防盗第1、2ターミナル
(10a)(10b)に摺接する可動接点(10c)とからなる防盗検
出スイッチで、可動接点(10c)が防盗第1、2ターミナ
ル(10a)(10b)に接触して各ターミナル間を導通させてい
るときは、リレー(18)のコイル(18a)に通電して切り替
え接点(18b)(18c)を接点(18e)(18f)側に切り替えて、モ
ータ(1)に逆転させる給電を可能にする。
【0017】(14)は、ケース(2)の軸(7)廻りに円弧状
に貼設された起動第1、2、3ターミナル(14a)(14b)(1
4c)と、起動第1ターミナル(14a)(14b)(14c)に対向する
作動レバー(6)に固定され、起動第1、2、3ターミナ
ル(14a)(14b)(14c)に摺接する可動接点(14d)とからなる
起動スイッチで、作動レバー(6)が解錠位置にあるとき
は、可動接点(14d)が起動第1、2ターミナル(14a)(14
b)に接触して各ターミナル間を導通させて、車室内に設
けられた操作スイッチが施錠操作されることにより、電
源端子(19a)(19b)より給電されて、リレー(18)の切り替
え接点(18b)(18c)を介してモータ(1)に逆転方向の給電
を可能にし、また施錠位置にあるときは、起動第2、3
ターミナル(14b)(14c)間を導通させて、リレー(18)の切
り替え接点(18b)(18c)を介してモータ(1)を正転させる
ことができる。中立検出スイッチ(9)の中立第1ターミ
ナル(9a)は、電源(19a)に接続され、また中立第2ター
ミナル(9b)は、起動第3ターミナル(14c)及びリレー(1
8)の接点(18d)に接続されている。
【0018】(16)は、ケース(2)に貼設された第1、2
ターミナル(16a)(16b)と、作動レバー(6)の側面に固着
された可動接点(16c)からなるモニタースイッチで、作
動レバー(6)が施錠位置にあるときは、可動接点(16c)
が第1、2ターミナル(16a)(16b)に接触して各ターミナ
ル間を導通させ、車室内に設けたモニターランプ等を点
灯させる。
【0019】(17)は、ドアの車外側に設けられたキーシ
リンダー又は他の手段による施錠操作を検出してオンす
る防盗操作スイッチで、オンすることにより電源(19c)
(19d)及びリレー(18)のコイル(18a)間の回路を閉回路に
して、コイル(18a)を励磁し、切り替え接点(18b)(18c)
を図6に示す側に切り替える。
【0020】次に、本発明の実施例の作用について説明
する。図2は、ウォームホイール(3)の係合部(3a)
が、中立位置に位置し、作動レバー(6)の連係溝(13)の
空振り溝部(13a)の一端に位置する施錠状態を示す。こ
の状態にあっては、手動用のロックノブを解錠操作する
と、出力レバー(8)を介して作動レバー(6)は、図3に
示すように係合部(3a)が空振り溝部(13a)の一端から他
端に相対的に移動して解錠状態になる。また、解錠状態
からロックノブを施錠操作すると、係合部(3a)が空振
り溝部(13a)の他端から一端に移動して、作動レバー
(6)は、施錠位置に移動する。
【0021】従って、ロックノブを手動で施解錠操作し
た場合は、係合部(3a)が相対的に連係溝(13)の空振り
溝部(13a)内を移動するだけであるから、減速機構のウ
ォームホイール(3)及びモータ(1)を連動させることな
く、軽快に手動操作を行うことができる。
【0022】図2に示す施錠状態から、車内または車外
の操作スイッチを解錠操作すると、起動スイッチ(14)の
可動接点(14d)が、図5に2点鎖線に示すように、第
2、3ターミナル(14b)(14c)に接触して、第2、3ター
ミナル(14b)(14c)間が導通されているため、ダイオード
(20)を介してモータ(1)の正転回路が閉回路となって、
モータ(1)が正転し、ウォームホイール(3)は反時計方
向に回動し、係合部(3a)が空振り溝部(13a)の一端から
係合溝部(13b)に進入して係合することにより、作動レ
バー(6)は施錠位置から解錠位置に移動することができ
る。
【0023】作動レバー(6)が解錠位置に達して、施解
錠レバーが解錠状態になると、起動スイッチ(14)の可動
接点(14d)が第3ターミナル(14c)から離れて、ダイオー
ド(20)を含む前記の回路は開回路になるものの、中立検
出スイッチ(9)の可動接点(9c)が中立第1、2ターミ
ナル(9a)(9b)に接触して中立スイッチ(9)がオン状態
にあるため、中立検出スイッチ(9)を含む回路が閉回路
になり、さらに、モータ(1)は回転し続ける。係合部
(3a)が係合溝部(13b)から離脱して、再び空振り溝部(1
3a)内に進入して、ウォームホイール(3)が中立位置に
達すると、中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)は、
中立第1、2ターミナル(9a)(9b)から外れることによ
り、モータ(1)の中立検出スイッチ(9)を含む正転回路
は開回路となって、モータ(1)は回転を停止し、ウォー
ムホイール(3)は中立位置に停止する。
【0024】また、図3に示す状態から、車内の操作ス
イッチを施錠操作すると、起動スイッチ(14)の可動接点
(14d)が図5に実線に示すように、起動第1、2ターミ
ナル(14a)(14b)に接触して、起動第1、2ターミナル(1
4a)(14b)間がオン状態にあることから、ダイオード(21)
を含む逆転回路が閉回路になり、モータ(1)は逆転し
て、ウォームホイール(3)が時計方向に回動する。係合
部(3a)が空振り溝部(13a)の他端から係合溝部(13b)に
進入して係合することにより、作動レバー(6)は、解錠
位置から施錠位置に移動して、ドアロックの施解錠レバ
ーは、施錠状態になる。
【0025】作動レバー(6)が施錠位置に移動すると、
起動スイッチ(14)の可動接点(14d)が起動第1ターミナ
ル(14a)から離れて、ダイオード(21)を含む回路が開回
路になるものの、中立検出スイッチ(9)がオン状態にあ
ることから、さらにモータ(1)は回転し続けて、係合部
(3a)が空振り溝部(13a)内に進入して、ウォームホイー
ル(3)が中立位置に達すると、中立検出スイッチ(9)の
可動接点(9c)が中立第1、2ターミナル(9a)(9b)か
ら外れることにより、中立スイッチ(9)がオフになり、
モータ(1)は回転を停止し、ウォームホイール(3)は中
立位置に停止する。
【0026】車外からキーシリンダ又は他の手段により
施錠操作して、防盗操作スイッチ(17)がオンになると、
リレー(18)のコイル(18a)が励磁されて、切り替え接点
(18b)(18c)が図6に示すように接点(18e)(18f)側に切り
替わる。これにより、防盗操作スイッチ(17)、防盗位置
検出スイッチ(10)、リレー(18)、モータ(1)、電源(19
c)(19d)の回路が閉回路になって、モータ(1)が正転
し、ウォームホイール(3)は、中立位置から反時計方向
に回動して、作動レバー(6)が施錠位置に作動すること
により、防盗検出スイッチ(10)の可動接点(10c)は、図
6に示すように防盗第1、第2ターミナル(10a)(10b)か
ら外れて、防盗検出スイッチ(10)がオフ状態になること
により、防盗操作スイッチ(10)を含む回路が開回路にな
って、モータ(1)は回転を停止し、ウォームホイール
(3)は、防盗位置に停止する。
【0027】この防盗状態においては、図1に示すよう
に、係合部(3a)が連係溝(13)の係合溝部(13b)に係合し
て、作動レバー(6)の解錠方向への移動が阻止されてい
るため、不正行為によりロックノブが解錠方向に操作さ
れてドアロックが解錠されることを確実に防止すること
ができる。
【0028】図7乃至図9は、本発明の他の実施例を示
す。この実施例は、ウォームホイール(3)が中立位置及
び防盗位置に移動した際に、モータ(1)を含む回路を閉
回路にして、モータ(1)の回転に制動力を付与させて、
ウォームホイール(3)を確実に中立位置及び防盗位置に
停止させ、作動の確実性を向上させたもので、前記実施
例に比し装置全体のレイアウトが若干相違するととも
に、中立検出スイッチ(9)及び防盗検出スイッチ並びに
それに関連にする回路のみが相違するので、以下相違点
のみについて説明する。
【0029】中立検出スイッチ(9)の中立位置に対応す
る中立第1、2ターミナル(9a)(9b)の切り欠かれた部
分には、中立第3、4ターミナル(9d)(9e)が貼設さ
れ、中立第3ターミナル(9d)は順方向のダイオード(31
a)を介して起動第1ターミナル(14a)に接続され、ま
た、中立第3ターミナル(9e)はモータ(1)の一方の端
子に接続されている。
【0030】中立第1ターミナル(9a)は、リレー(32)
のコイル(32a)を介して操作スイッチが解錠操作された
ときプラス電源が供給される電源端子(30a)に接続さ
れ、また、中立第2ターミナル(9b)は、電源端子(30c)
及びリレー(31)の接点(32b)に接続されている。リレー
(32)は、常時は可動接点(32d)が接点(32c)に接続し、コ
イル(32a)が励磁されることにより可動接点(32d)が接点
(32b)側に切り替わる。
【0031】防盗検出スイッチ(10)は、作動レバーに
(6)に固定される可動接点(10c)と、中立位置から防盗
位置に到達する直前の範囲に設けられる防盗第1ターミ
ナル(10d)と、少なくても防盗位置に対応する位置に設
けられる防盗第2、3ターミナル(10e)(10f)とから構成
される。防盗第1ターミナル(10d)は、順方向のダイオ
ード(33)を介して電源端子(30b)に接続され、防盗第2
ターミナル(10e)は、リレー(32)の他の接点(32c)に接続
され、防盗第3ターミナル(10f)は、モータ(1)の一方
の端子に接続されている。
【0032】起動第2ターミナル(14b)は、モータ(1)
の他方の端子に接続され、起動第3ターミナル(14c)
は、順方向のダイオード(31b)を介して操作スイッチが
施錠操作されたときプラス電源が供給される電源端子(3
0c)に接続されるとともに、ダイオード(31a)を介して中
立第3ターミナル(9d)に接続されている。モータ(1)
は、一方の端子が電源端子(30a)及び中立第4ターミナ
ル(9e)、防盗第3ターミナル(10f)に接続され、他方の
端子がリレー(32)の可動接点(32d)及び起動第2ターミ
ナル(14b)に接続されている。
【0033】図7に示す解錠状態から、操作スイッチを
施錠操作することにより、電源端子(30c)がプラス電
源、電源端子(30a)がマイナス電源となって、電源端子
(30c)、ダイオード(31d)、起動スイッチ(14)、モータ
(1)、電源端子(30a)の回路が閉回路となって、モータ
(1)が回転してウォームホイール(3)が反時計方向に回
転することにより、作動レバー(6)は、解錠位置から施
錠位置に移動し、それに伴い、起動スイッチ(14)の可動
接点(14d)は、起動第2、3ターミナル(14b)(14c)間を
導通させる。
【0034】次いで、今度は、電源端子(30c)、中立第
1、2ターミナル(9a)、(9b)、リレー(32)のコイル(3
2a)、電源端子(30a)の回路が閉回路になって、リレー(3
2)の切り替え接点(32d)が接点(32b)に切り替わることに
より、電源端子(30c)、リレー(32)、モータ(1)の回路
が閉回路になり、モータ(1)の回転が保持される。図8
に示すように、ウォームホイール(3)が中立位置に達す
ると、モータ(1)への電源供給が停止されるとともに、
中立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)が中立第3、4
ターミナル(9d)、(9e)に接触して、各ターミナル(9
d)(9e)間を導通させることにより、モータ(1)、起動
スイッチ(14)、ダイオード(31c)、中立第3、4ターミ
ナル(9d)、(9e)、モータ(1)間の回路が閉回路にな
る。したがって、モータ(1)の回転に対して逆起電力に
よる制動力が作用することにより、ウォームホイール
(3)は確実に中立位置に停止することができる。
【0035】また、図8に示す施錠状態から、操作スイ
ッチを解錠操作すると、電源端子(30a)がプラス電源、
電源端子(30c)がマイナス電源となって、電源端子(30
a)、モータ(1)、起動スイッチ(14)、ダイオード(31
b)、電源端子(30c)の回路が閉回路となって、モータ
(1)が回転してウォームホイール(3)が時計方向に回転
することにより、作動レバー(6)は、施錠位置から解錠
位置に移動し、それに伴い、起動スイッチ(14)の可動接
点(14d)は、起動第1、2ターミナル(14a)(14b)間を導
通させる。
【0036】次いで、今度は、電源端子(30a)、リレー
(32)のコイル(32a)、中立第1、2ターミナル(9a)、
(9b)、電源端子(30c)の回路が閉回路になってリレー(3
2)の切り替え接点(32d)が接点(32b)に切り替わることに
より、電源端子(30a)、モータ(1)、リレー(32)、電源
端子(30c)の回路が閉回路になり、モータ(1)の回転が
保持される。ウォームホイール(3)が中立位置に達する
と、モータ(1)への電源供給が停止されるとともに、中
立検出スイッチ(9)の可動接点(9c)が中立第3、4タ
ーミナル(9d)、(9e)に接触して、各ターミナル(9d)
(9e)間を導通させることにより、モータ(1)、中立第
3、4ターミナル(9d)、(9e)、ダイオード(31a)、起
動スイッチ(14)、モータ(1)間の回路が閉回路になっ
て、モータ(1)の回転に対して逆起電力による制動力が
作用する。したがって、ウォームホイール(3)は、確実
に中立位置に停止することができる。
【0037】施錠状態から防盗操作スイッチが操作され
ると、電源端子(30a)にプラス電源、電源端子(30b)にマ
イナス電源が供給され、電源端子(30a)、モータ(1)、
リレー(32)、防盗検出スイッチ(10)の第1、2ターミナ
ル(10d)、(10e)、電源端子(30b)の回路が閉回路にな
り、モータ(1)が回転して、ウォームホイール(3)は、
中立位置から防盗位置に向けて回動する。図9に示すよ
うに、防盗位置に達すると、防盗検出スイッチ(10)の可
動接点(10c)が第1ターミナル(10d)から外れて第3ター
ミナル(10f)に接触することにより、モータ(1)への給
電が停止されるとともに、モータ(1)、防盗検出スイッ
チ(10)の第2、3ターミナル(10e)(10f)、リレー(32)の
可動接点(32d)、モータ(1)の回路が閉回路になる。し
たがって、モータ(1)の回転に対して制動力が作用し
て、ウォームホイールは、確実に防盗位置に停止するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を有する。モ
ータ及び減速機構を逆転させることなく、軽快に手動に
よる施解錠操作を行うことができ、しかも1個のモータ
による施錠及び解錠操作は勿論のこと、車外からの施錠
操作により、作動レバーを施錠位置に拘束して解錠方向
への移動を阻止することができ、不正行為によるドアロ
ックの解錠操作を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のケースを外した防盗状態を
示す装置の平面図である。
【図2】同じく、施錠状態を示す、図1と同様な平面図
である。
【図3】同じく、解錠状態を示す、図1と同様な平面図
である。
【図4】図3におけるAーA線断面図である。
【図5】制御回路図である。
【図6】防盗操作されているときの制御回路図である。
【図7】他の実施例のケースを外した解錠状態を示す装
置の平面図である。
【図8】施錠位置にあるときの、他の実施例の制御回路
図である。
【図9】防盗位置にあるときの、他の実施例の制御回路
図である。
【符号の説明】
(1)モータ (2)ケース (3)ウォームホイール(回転体) (3a)係合部 (6)作動レバー (8)出力レバー (9)中立検出スイッチ (9a)中立第1タ
ーミナル (9b)中立第2ターミナル (9c)可動スイッ
チ (9d)中立第3ターミナル (9e)中立第4タ
ーミナル (10)防盗検出スイッチ (10a)防盗第1タ
ーミナル (10b)防盗第1ターミナル (10c)可動接点 (10d)防盗第1ターミナル (10e)防盗第2タ
ーミナル (10f)防盗第3ターミナル (13)連係溝 (13a)空振り溝部 (13b)係合溝部 (14)起動スイッチ (14a)起動第1タ
ーミナル (14b)起動第2ターミナル (14c)起動第3タ
ーミナル (14d)可動接点 (17)防盗操作スイ
ッチ (18)リレー (19a)(19b)(19c)
(19d)電源 (20)(21)ダイオード (30a)(30b)(30c)
電源端子 (31a)(31b)(31c)(31d)ダイオード (32)リレー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転可能なモータにより、減速機構
    を介して施錠位置及び解錠位置に移動可能な作動レバー
    をドアロックの施解錠レバーに連結し、減速機構の回転
    体に係合部を形成するとともに、作動レバーに係合部が
    係脱可能な係合溝部を有する連係溝を形成して、回転体
    の回転により係合部が係合溝に係脱することにより作動
    レバーを施錠位置または解錠位置に移動させ、さらに回
    転体が回動を続けて係合部が係合溝部から離脱した中立
    位置に停止するようにした自動車用ドアロックの施解錠
    操作装置において、操作スイッチの施錠操作又は解錠操
    作により、作動レバーが施錠位置または解錠位置に移動
    した後も、さらにモータへの給電を可能にして、回転体
    が中立位置に達したことを検出して、モータへの給電を
    停止して回転体を中立位置に停止させる中立検出スイッ
    チと、防盗操作スイッチの作動によりモータへの給電を
    可能にして、作動レバーが施錠位置に位置し、かつ回転
    体の係合部が係合溝部に係合した防盗位置に達したこと
    を検出して、モータへの給電を停止し、回転体を防盗位
    置に停止させる防盗検出スイッチを設けたことを特徴と
    する自動車用ドアロックの施解錠操作装置。
  2. 【請求項2】 前記中立検出スイッチが、前記回転体に
    固定される可動接点と、中立位置に対応する位置以外に
    設けられた第1、2ターミナルと、中立位置に対応する
    部分に設けられた中立第3、4ターミナルとからなり、
    さらに、回転体が中立位置に位置したとき、可動接点が
    中立第3、4ターミナルに接触することによりモータを
    含む回路を閉回路にする制動回路を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の自動車用ドアロックの施解錠操作
    装置。
  3. 【請求項3】 防盗検出スイッチが、回転体に設けられ
    た可動接点と、少なくとも防盗位置に対応する位置に設
    けられた1対のターミナルとを有し、さらに、回転体が
    防盗位置に位置したとき、可動接点が各ターミナルに接
    触することによりモータを含む回路を閉回路にする制動
    回路を形成したことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の自動車用ドアロックの施解錠操作装置。
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