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JP2557515B2 - 水蒸気乾燥装置 - Google Patents
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JP2557515B2 - 水蒸気乾燥装置 - Google Patents

水蒸気乾燥装置

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JP2557515B2
JP2557515B2 JP1003742A JP374289A JP2557515B2 JP 2557515 B2 JP2557515 B2 JP 2557515B2 JP 1003742 A JP1003742 A JP 1003742A JP 374289 A JP374289 A JP 374289A JP 2557515 B2 JP2557515 B2 JP 2557515B2
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sample
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正博 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水蒸気乾燥装置に係り、特に半導体ウエ
ハ、磁気ディスク基板、ガラス基板等の洗浄後の乾燥に
好適な水蒸気乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の水蒸気乾燥装置については、例えば、
特開昭60−231329号に記載のように、水素と酸素とを混
合し燃焼させて発生させた水蒸気を試料の載置された乾
燥容器内に送給して乾燥する装置が、また水蒸気による
乾燥ではないがその他関連するものとして乾燥窒素ガス
を用いて乾燥させるものとして特開昭57−42121号に記
載のように、水洗された試料をバスケットごと加熱され
たチャンバー内に載置し、先ず超音波振動により発生さ
せた純水からの水蒸気をこのチャンバー内に送給し、し
ばらく水蒸気洗浄した後、雰囲気を窒素ガスのごとき乾
燥ガスに切り替えて乾燥する装置等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術に紹介した前者の水素
ガスを燃焼させて水蒸気を発生させる方式の装置では、
残留酸素ガスが試料上で水蒸気と反応して例えばウエハ
表面にシミを発生させる要因となり、また水素ガスを燃
焼させて水蒸気を発生させるものであるため取扱が複雑
となり、安全管理上の問題もある。また、後者の窒素ガ
スで乾燥させる方式では、水蒸気に比較して窒素ガスの
熱容量が数分の一と小さいため乾燥スピードが遅いとい
う問題があった。
本発明の目的は、上記問題を解決することに有り、安
全かつ高速で、シミが発生し難い低コストな改良された
水蒸気乾燥装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、水蒸気発生器と、この水蒸気発生器に連
結されたキャリアガス供給部と、このキャリアガスによ
り搬送された水蒸気をフィルタを介して送給される水蒸
気加熱器とを有して成る加熱乾燥された水蒸気供給部
と;試料予熱部と、加熱手段の設けられた水蒸気吹き付
け部と、加熱手段の設けられた乾燥室とが順次隣接して
設けられ、しかも試料を順次移動させる搬送移動機構と
を有して成る試料乾燥部と;前記水蒸気供給部からの加
熱乾燥された水蒸気を前記水蒸気吹き付け部に接続供給
する手段とを有して成り;これにより予熱された試料
が、前記水蒸気吹き付け部を移動する間にキャリアガス
により搬送された加熱乾燥水蒸気に吹き付けられ熱せら
れて水分を蒸発させ、さらに乾燥室にて乾燥される構成
を有して成る水蒸気乾燥装置により、達成される。
〔作用〕
水蒸気発生器は試料乾燥に用いる水蒸気を発生し、キ
ャリアガス供給部から供給される窒素等の不活性ガスに
より水蒸気加熱器に向かって運ばれ、その途中でフィル
ターにより水蒸気中の微小粒子、ミストが除去され、更
に水蒸気加熱器で、100℃以上、好ましくは150〜300℃
程度に加熱されてから、試料乾燥部の水蒸気吹き付け部
に供給される。一方、ウエハやディスク基板等の試料
は、例えば温浴からなる試料予熱部で温められた後、水
蒸気吹き付け部に移動しここでキャリアガスにより搬送
された加熱乾燥水蒸気に吹き付けられる。試料に吹き付
けられた水蒸気は、試料及びその表面に付着する水滴に
連続的に熱を与えることにより試料表面の水分を蒸発さ
せ酸素と反応してシミを発生するのを妨げる。水蒸気吹
き付け部における加熱手段は、吹き付けられた水蒸気が
凝集しないように加熱するものである。また、試料の移
動は、搬送移動機構により行なわれるが、試料全面にく
まなく蒸気が吹き付けられ試料は乾燥される。更に乾燥
室内で蒸気が凝集ミストとなって試料に付着するのを防
止するため、加熱ヒータ等の加熱手段により乾燥室内の
蒸気は100℃以上に保たれ、ミストの付着によるシミの
発生を防ぎつつ乾燥される。なお、水蒸気発生器と水蒸
気加熱器との間に設けるフィルターは、水蒸気中の微小
粒子やミスト等を除去するためのものであり、例えばグ
ラスファイバーや合成繊維等を充填したものから構成さ
れる。
〔実施例〕
以下本発明に係る水蒸気乾燥装置の一実施例を図面を
用いて説明する。第1図は本発明の水蒸気乾燥装置の要
部構成概略図である。
水蒸気乾燥装置の基本構成は、乾燥処理前に熱容量の
大きい試料(例えばウエハもしくはディスク基板)1を
予熱する温浴槽2、この温浴槽2に50〜90℃のきれいな
熱媒体、例えば純水を供給するための液供給部3、予熱
された試料1を乾燥させるための蒸気ノズル4及び蒸気
の凝集によるミスト発生を防止するためのヒータ5を有
した乾燥室6、蒸気ノズル4に150〜300℃のきれいな水
蒸気を供給するための水蒸気供給部7、試料1をパルス
モータを用いて上下搬送する搬送機構部8から成る。温
浴槽2には熱媒体である液体、例えば純水が満たされて
おり、また液溜りによる汚染を防止するため温浴槽の構
造はオーバーフロー型で純水を下部から供給することが
出来る液供給部3に連通されている。乾燥室6は外気が
中に入らないような密閉構造とし、また蒸気が外に漏れ
ないようにシャツタ10、排気口11を設け、蒸気ノズル4
からの水蒸気を排気する。試料1は搬送機構部8に連結
されたアーム12に取付けられて温浴槽2内の液体9に浸
漬される。一定時間浸漬を行ない、試料1の温度が所定
温度まで上昇した後、試料1はアーム12によってゆっく
り上部へ搬送され、試料1の表面に蒸気ノズル4から水
蒸気が吹き付けられる。その結果、試料1の表面に付着
していた水や熱媒体である液体9は水蒸気と置換し除去
され、試料1は乾燥装置上部まで搬送されて乾燥処理が
終了する。
第2図は、前記第1図の水蒸気乾燥装置において試料
1を乾燥するために使用する水蒸気供給部7の内部構造
を示す。水蒸気供給部7内の水蒸気発生器13の内部には
異物を除くためのフイルタ14を介して不純物イオン等の
ない液、例えば純水が外部から供給され、その一部は液
の汚染を防ぐためドレン16から定量バルブ17を通って一
定量排出されている。水蒸気発生器13には加熱ヒータ18
が設けられ、一定速度で水蒸気19が発生されている。こ
の水蒸気19は、異物を除くためのフィルタ20を介して供
給される不活性なキャリアガス、例えば窒素ガス等によ
り、ミスト及び水蒸気中の微粒子を除くためのフィルタ
21を通って水蒸気加熱器22に運ばれ、ヒータ23で100℃
以上、好ましくは150〜300℃に加熱され蒸気ノズル4ま
での間に蒸気の凝集を防ぐための保温ヒータ24を有した
蒸気輸送パイプ25で蒸気ノズルに蒸気を輸送する。
第3図は、第1図の装置において熱容量の大きい試料
を予熱するために使用する液供給部3の内部構成を示
す。液供給部3は熱交換器26と液加熱槽27から成り、液
の供給系は液溜りによる汚染、例えばバクテリア等の発
生が生じないようにフロー型としてある。フィルタ28を
介してきた純水は熱交換器26により温浴槽2から廃液と
なった温水で加温し、次いで液加熱槽27のヒータ29で50
〜90℃までに加熱後、乾燥装置に供給する。液加熱槽27
では気泡30が発生し、温浴槽2で飛沫となりシミの生じ
る原因となるため、温浴槽2に供給する前に脱泡器31を
入れ、気泡のない温水を供給する。脱泡器31は上部が大
気開放状態とし、温水が温浴槽2に流れ込む程度に脱泡
器31の液面の水位を温浴槽2の水面より高く設置する。
上記実施例において試料予熱部を構成する温浴槽2の
熱媒体となる液体は、水、アルコール類、ハロゲン系有
機溶媒などの使用が可能であり、加熱によりその液体の
粘度が低下する液体が好ましい。特にコスト、安全性、
環境衛生面などを考慮すると水の使用が望ましい。また
試料1を乾燥する蒸気としては、水蒸気が好ましいが、
その他場合によってはアルコール類、ハロゲン系有機溶
媒などの蒸気によって置換することもでき、蒸気でなく
加温された窒素ガスなどの不活性ガスでも可能である。
しかし、上述のようにコスト、安全性、環境衛生面など
を考慮すると水蒸気にキャリアガスとして窒素ガスの混
合ガスが好ましい。また、熱媒体で使用する液体と蒸気
の成分は同一のものを使用することが好ましい。キャリ
アガスとして空気を用いることは、空気中の酸素と水と
試料とが反応してシミを生成するため好ましくない。
この第1図の構成の装置で、水を熱媒体及び蒸気、キ
ャリアガスを窒素ガスとして使用し、温浴槽の温度85
℃、乾燥室の温度250℃とした場合、試料として直径約1
3cmの磁気ディスク基板を例にとれば、乾燥時間の短い
遠心乾燥でも乾燥に30秒以上要するところを、本発明の
装置では15秒以下で乾燥でき、しかもシミの発生が全く
見られなかった。また、水蒸気使用のため、同じ体積の
窒素ガスを200〜300℃に加熱する場合に比べ、コストも
1/10以下となった。更にアルコール等の可燃性蒸気を用
いないので安全な乾燥が行える。
〔発明の効果〕
本発明によれば、安全かつ従来の蒸気乾燥に比べ2倍
以上高速で清浄な乾燥処理ができるため汚染付着などに
起因する試料表面のシミ等の不良の発生を低減できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる装置全体構成の要部概
略説明図、第2図は水蒸気供給部の構成図、第3図は試
料予熱部の温浴を構成する液供給部の構成図である。 1…試料(ディスク基板),2…温浴槽、3…温水供給
部,4…蒸気ノズル,5…ヒータ,6…乾燥室,7…蒸気供給
部,8…搬送機構部,9…液体(純水),10…シャッタ,11…
排気口,12…アーム,13…水蒸気発生器,14…フィルタ,15
…液体(純水),16…ドレン,17…定流量バルブ,18…加
熱ヒータ,19…蒸気(水蒸気),20、21…フィルタ,22…
水蒸気加熱器,23…ヒータ,24…保温ヒータ,25…蒸気輸
送パイプ,26…熱交換器,27…液加熱槽,28…フィルタ,29
…ヒータ,30…気泡,31…脱泡器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−173720(JP,A) 特開 昭63−4616(JP,A) 特開 昭63−36533(JP,A) 特開 昭63−307742(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水蒸気発生器と、この水蒸気発生器に連結
    されたキャリアガス供給部と、このキャリアガスにより
    搬送された水蒸気をフィルタを介して送給される水蒸気
    加熱器とを有して成る加熱乾燥された水蒸気供給部と;
    試料予熱部と、加熱手段の設けられた水蒸気吹き付け部
    と、加熱手段の設けられた乾燥室とが順次隣接して設け
    られ、しかも試料を順次移動させる搬送移動機構とを有
    して成る試料乾燥部と;前記水蒸気供給部からの加熱乾
    燥された水蒸気を前記水蒸気吹き付け部に接続供給する
    手段とを有して成り;これにより予熱された試料が、前
    記水蒸気吹き付け部を移動する間にキャリアガスにより
    搬送された加熱乾燥水蒸気に吹き付けられ熱せられて水
    分を蒸発させ、さらに乾燥室にて乾燥される構成を有し
    て成る水蒸気乾燥装置。
  2. 【請求項2】上記試料乾燥部の試料予熱部を、温水の循
    環する温浴で構成し、試料をこの温浴中に浸漬すること
    により予熱する構成とした請求項1記載の水蒸気乾燥装
    置。
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JP5405955B2 (ja) * 2009-09-18 2014-02-05 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置

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