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JP2559905B2 - 遠心鋳造方法 - Google Patents
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JP2559905B2 - 遠心鋳造方法 - Google Patents

遠心鋳造方法

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JP2559905B2
JP2559905B2 JP2324428A JP32442890A JP2559905B2 JP 2559905 B2 JP2559905 B2 JP 2559905B2 JP 2324428 A JP2324428 A JP 2324428A JP 32442890 A JP32442890 A JP 32442890A JP 2559905 B2 JP2559905 B2 JP 2559905B2
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JP
Japan
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mold
seizure
centrifugal casting
inner peripheral
prevention sheet
Prior art date
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宣明 海達
満重 広田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駆動回転される金型内に溶湯を鋳込んで中
空の鋳物を製作する遠心鋳造方法に関する。
〔従来の技術〕 従来の遠心鋳造方法においては、金型の内周面に塗型
材を塗布した後、その金型を駆動回転させつつ金型内に
溶湯を鋳込む方法が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来の遠心鋳造方法において、特に
小径の管を作製した場合に、その表面に管の割れを惹き
起こす虞のあるピッグスキンと呼ばれる肌荒れが生じる
ことが多く、製品の歩留まりが悪いものであった。その
原因を探究したところ、塗型材が必要な厚さに均一に塗
布されていないことに起因して、鋳造時に溶湯が塗布の
不十分な箇所に入り込み、金型の内周面に焼き付く、い
わゆるさし込みが生じることにあった。そして、このさ
し込みが顕著に生じた場合には、遠心鋳造用金型におい
ては基本的に抜き勾配を設け得ないので、鋳造された管
が金型から抜けなくなることもあり、製作面での不利が
生じるものであった。
特に、小径管作成用の小径かつ長寸の金型に対して
は、塗型材塗布用のノズル等が金型内部に充分に入り込
みにくいことで、塗型材の塗布が不完全になりがちで、
上述した不都合な現象が生じ易く、ために従来の遠心鋳
造方法では小径の管を作製することがむつかしかった。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、溶湯の金型内周壁
への焼付きを防止して肌荒れの少ない製品が得られ、か
つ、離型をスムースに行える遠心鋳造方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による遠心鋳造方法の第1の特徴は、遠心鋳造
用の金型の内周壁への溶湯の焼付きを防止可能な焼付防
止シートを被着し、その焼付防止シートの内周面に塗布
材を塗布した後、前記金型を駆動回転させつつその金型
内に溶湯を鋳込むことにある。
そして、本発明による遠心鋳造方法の第2の特徴は、
前記第1の特徴における焼付防止シートとしてセラミッ
クペーパーを用いることにある。
〔作 用〕
つまり、セラミックペーパー等からなる焼付防止シー
トは、シート状であるため、ほぼ均一な厚さを有し、全
体にわたってほぼ均質で、かつ、連続した面をその表裏
両面に有しており、また、巻取り・展開することが可能
である。従って、物体の表面を被うのに適しており、ま
た、巻取り可能なことから、所定寸法に裁断した前記焼
付防止シートを、金型の内径より小型に巻いた状態で筒
状の金型内に挿入し、これを展開して金型内面に被着さ
せることが可能である。例えば、前記金型の内径よりや
や小径に巻いた状態の前記焼付防止シートを前記金型内
に挿入して、前記金型を回転させれば、遠心力によって
短時間に前記焼付防止シートが前記金型内面に沿って展
開され、前記焼付防止シートは容易に前記金型内面に被
着される。従って、金型が小径かつ長寸のものであって
もその内周壁に簡単に被着させることができ、その内周
壁を確実に被うことができる。従って、溶湯の金型内周
壁への焼付きを充分に防止できる。さらに、その焼付防
止シートの内周面には塗型材を塗布してあるから、その
塗型材の作用も加わって、焼付きの防止を充分に図れる
ようになる。なお、溶湯のさし込み防止のためには、塗
型材は必ずしもそれ自身で焼付きを防止できるほど充分
に或いは確実に塗布する必要はなく、焼付防止シートの
合わせ目を被着状態に維持し、かつ、その合わせ目から
の溶湯の浸出を防止できる程度で足りる。これは、焼付
防止シートが充分な焼付防止の役割を果たすからであ
り、前記焼付防止シートの合わせ目のみが溶湯のさし込
みのおそれのある部位であり、塗型材はこれを補うため
のものであるからである。例えば、焼付防止シートを金
型内周壁に遠心力によって張りつけて、塗型材を焼付防
止シートの内周全面に充分に塗布すれば、焼付防止シー
トを金型内周壁に遠心力によって押し付た状態に維持す
ることが可能であり、焼付防止シートは金型に密着して
保持されて、確実に焼付防止の効果を発揮する。なお、
この塗型材の塗布も金型を回転させながら行えば、上記
状態の維持は一層確実になり、なおかつ、塗型内周面も
良好に形成できる。
さらに、焼付防止シートは金型と一体化させないで張
付けてあるだけなので、製品を金型から引き抜く際に、
焼付防止シートが共に抜け出し可能で、塗型材の均一な
塗布が困難な小径管作製用の小径かつ長寸の金型であっ
ても、焼付防止を図りながら、遠心鋳造用金型に抜き勾
配を設けていなくても離型を容易にして鋳造を行うこと
ができるようになる。
特に、請求項2に記載のように、焼付防止シートとし
てセラミックペーパーを用いた場合には、耐熱性に優れ
ており、焼付防止の機能を充分に果たすことができる。
〔発明の効果〕
従って、従来では均一な塗布が必ずしも期待できなか
った塗型材層のみによって焼付きの防止を図っていたの
とは異なり、焼付きの防止は主として金型内周壁を確実
に被うことの可能な焼付防止シートに担わせ、その継ぎ
目への溶湯の侵入を阻止するための塗型材を併用するこ
とで、金型内面に簡単に焼付防止シートの被覆を形成で
きて、製品を金型から引き抜く際に、焼付防止シートが
共に抜け出し可能となるから、離型は容易になる。従っ
て、塗型材の塗布状態の善し悪しにさほど影響を受ける
ことなく、金型の内面を溶湯のさし込みから保護しなが
ら、抜き勾配を備えない遠心鋳造用金型においても離型
を容易にし、かつ、離型に際する鋳物表面の疵の発生も
防止できる。
その結果、大径管作成用の金型のみならず、従来では
困難とされていた小径管作成用の小径かつ長寸の金型に
おいても、焼付き防止を達成することができ、大径管か
ら小径管に至るまで、肌荒れが少なく割れる虞の少ない
良質の鋳造品を得ることができ、しかも、得られる鋳造
品を金型からスムーズに抜くことができて製作面でのト
ラブルの少ない、優れた遠心鋳造方法を提供できるよう
になった。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説明する。
本発明の遠心鋳造方法に用いる遠心鋳造装置は、第1
図に示すように、軸芯(P)を水平方向に向けた厚みが
約200mmの筒状の金型(1)の下側に、一対の駆動用ロ
ーラ(2A)と一対の遊転ローラ(2B)とを、金型(1)
の周方向に分散配置し、前記駆動用ローラ(2A)に連動
連結したモータ(3)を設けて構成してある。
この遠心鋳造装置を用いて遠心鋳造を行うに際し、ま
ず、第2図に示すように金型(1)の内周壁に、セラミ
ックペーパーからなる焼付防止シート(4)を被着させ
る。この被着は、例えば焼付防止シート(4)を金型
(1)内に位置させた状態で金型(1)を駆動回転さ
せ、その回転に伴う遠心力をもって金型(1)の内周壁
に押し付けることで行う。
次いで、この焼付防止シート(4)の内周面に、塗型
材(5)を塗布する。この塗型材(5)は、焼付防止シ
ート(4)と相俟って溶湯の金型(1)内周壁への焼付
きを防止する機能も果たすが、主として、焼付防止シー
ト(4)の合わせ目からの溶湯の浸出を防止する目止め
用のものであって、そのため、この塗型材(5)の塗布
は、専ら塗型材のみで焼付き防止を図っていた従来方法
に比して、さほど念入りに行わなくとも済むものとなっ
ている。
その後、前記金型(1)の一端を閉鎖した状態で、こ
の金型(1)を駆動回転させつつ、他端側から、この金
型(1)内に溶湯を鋳込むことで、鋳鋼管を製造するの
である。
上述のように、セラミックペーパーからなる焼付防止
シート(4)と、それの目止めを行う塗型材との協働
で、金型(1)の内周壁への焼付きを良好に防止でき、
その結果、表面の肌荒れが少なく割れる虞の少ない鋳鋼
品を得ることができ、また、鋳造後の製品も金型(1)
からスムーズに抜き出すことができた。
〔別実施例〕
次に、本発明の別の実施例を列記する。
〈1〉先の実施例では、塗型材を焼付防止シート(4)
の内周面にほぼ全面に塗布するようにしているが、焼付
防止シート(4)自体の焼付防止機能が充分確保できれ
ば、合わせ目部分だけに集中的に塗布するようにしても
よい。
〈2〉焼付防止シート(4)としては、セラミックペー
パーからなるもののほか、高耐熱性の樹脂シート等を用
いてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る遠心鋳造方法の実施例を示し、第1
図は遠心鋳造装置の平断面図、第2図は遠心鋳造用の型
の切欠斜視図である。 (1)……金型、(4)……焼付防止シート (5)……塗型材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−30721(JP,A) 特開 昭62−9746(JP,A) 実開 昭58−137556(JP,U) 特公 昭51−17936(JP,B2) 実公 昭55−53237(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠心鋳造用の金型(1)の内周壁に、その
    金型(1)の内周壁への溶湯の焼付きを防止可能な焼付
    防止シート(4)を被着し、その焼付防止シート(4)
    の内周面に塗型材(5)を塗布した後、前記金型(1)
    を駆動回転させつつその金型内に溶湯を鋳込む遠心鋳造
    方法。
  2. 【請求項2】前記焼付防止シート(4)としてセラミッ
    クペーパーを用いるものである請求項1記載の遠心鋳造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5230721A (en) * 1975-09-04 1977-03-08 Kubota Ltd Method of coating die in centrifugal casting
JPS58137556U (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 株式会社クボタ 遠心鋳造用金型
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