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JP2560543B2 - 多段式装飾板の作成方法 - Google Patents
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JP2560543B2 - 多段式装飾板の作成方法 - Google Patents

多段式装飾板の作成方法

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JP2560543B2
JP2560543B2 JP5206488A JP20648893A JP2560543B2 JP 2560543 B2 JP2560543 B2 JP 2560543B2 JP 5206488 A JP5206488 A JP 5206488A JP 20648893 A JP20648893 A JP 20648893A JP 2560543 B2 JP2560543 B2 JP 2560543B2
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Sakura Hobby Craft Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1枚の平坦な絵の上
に、同じ絵柄から切り抜いた装飾片を所定の高さで2
段、3段、…と重ねて貼ることにより、遠近感や立体感
を出すようにした多段式装飾板の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多段式装飾板を作成する
際には、糊やボンドなどの接着剤を用いて装飾片を貼り
付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、接
着剤が硬化するまで養生しなければならないので、第1
段目(又は第2段目)の装飾片を貼った直後に第2段目
(又は第3段目)の装飾片の接着作業に移行できないた
め、特に段数が多い多段式装飾板の場合には、その作成
に長時間を要するばかりか、接着剤の養生のために作業
の中断を余儀なくされるので、作成意欲が減退する虞が
ある。
【0004】また、細長い装飾片を貼るときには、接着
剤が食み出してしまう危険性が高く、この場合、出来上
がった多段式装飾板の商品価値に悪影響を及ぼすという
不都合があった。
【0005】更に、とりわけ装飾片が大面積となる場
合、或いは別個の多段式装飾板を並べて飾る場合には、
装飾片の高さの均一性が重要となるが、未硬化状態では
柔らかい性状の接着剤を用いて装飾片を所定の高さに均
一に貼ることは、熟練者でない限り困難で手間の掛かる
作業である。
【0006】また、装飾片の絵柄によっては曲面の装飾
片としたい場合があるが、この場合、接着剤を用いて所
望の曲面を形成することは至難の技である。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、接着剤に代え
て両面テープを使用することにより、上述の各種の問題
点を伴なわない多段式装飾板の作成方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、マット
用紙(2)上に、所定の絵柄が施された装飾片(3、
7、9)をその同じ絵柄部分が同じ位置で上下に所定の
間隔をおいて2段以上に重なるように貼り付けて構成さ
れる多段式装飾板(1)を作成する際に、前記各装飾片
の色を前記マット用紙と同系統の色とし、均一な厚さの
両面テープ(5、6、10)を前記各装飾片の貼り付け
に用い、かつ、厚さの異なる2種類以上の両面テープ
(10)を用いて前記装飾片に丸みを持たせるようにし
て構成される。
【0009】
【0010】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「特許請求の範囲」及び「作用」の欄について
も同様である。
【0011】
【作用】上記した構成により、本発明は、各装飾片
(3、7、9)の色をマット用紙(2)と同系統の色と
することで、装飾片の端部が目立たなくなり、また、均
一な厚さの両面テープ(5、6、10)を用いて装飾片
を貼り付けることにより、養生が不要となると共に、装
飾片の高さの均一性が簡便に得られるように作用する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1乃至図4は本発明による多段式装飾板
の作成方法の一実施例を示す作業工程図、図5は丸みを
持たせた装飾紙片の断面図である。
【0014】本発明による多段式装飾板の作成方法が適
用された多段式装飾板1は、図3に示すように、黒いマ
ット用紙2を有しており、マット用紙2上には均一な厚
さ(例えば、2mm)の両面テープ5を介して第1段目の
装飾紙片3が貼設されている。装飾紙片3上には均一な
厚さ(例えば、2mm)の両面テープ6を介して第2段目
の装飾紙片7が貼設されており、装飾紙片7上には均一
な厚さ(例えば、2mm)の両面テープ10を介して第3
段目の装飾紙片9が貼設されている。
【0015】次に、この多段式装飾板1の作成方法につ
いて説明する。
【0016】まず、所定の絵柄が印刷された黒の色紙を
3枚用意し、これらを鋏又はカッターナイフで切り取っ
て第1段目の装飾紙片3、第2段目の装飾紙片7及び第
3段目の装飾紙片9を作る。この際、第1〜3段目の装
飾紙片3、7及び9の切り口は黒くなるため、マット用
紙2の色と同じ色となって目立たず、出来上がった多段
式装飾板1の絵柄部分の立体感が際立つ。なお、装飾紙
片3、7及び9を構成する色紙の色は必ずしも黒色(即
ち、マット用紙2の色)とする必要はなく、黒色と同系
統の色、例えば灰色の色紙からなる装飾紙片3、7及び
9を用いればよい。また、マット用紙2の色が仮に青色
であれば、青色と同系統の色からなる装飾紙片3、7及
び9を用いればよい。なお、第1段目の装飾紙片3の面
積はマット用紙2の面積より小さく、第2段目の装飾紙
片7の面積は第1段目の装飾紙片3の面積より小さく、
第3段目の装飾紙片9の面積は第2段目の装飾紙片7の
面積より小さく作られる。
【0017】こうして、第1〜3段目の装飾紙片3、7
及び9が作成されたところで、所定の厚さ(例えば、2
mm)の平板状の両面テープ板を所定の幅及び長さにカッ
トして両面テープ5を5本得る。そして、図1に示すよ
うに、これら両面テープ5をマット用紙2の表面に貼付
し、その上に第1段目の装飾紙片3を貼り付ける。この
際、両面テープ5は速乾性であるため、作業を中断する
ことなく次の工程(第2段目の装飾紙片7の貼り付け工
程)に直ちに移行することが出来る。
【0018】次いで、同様にして、第1段目の装飾紙片
3の上に第2段目の装飾紙片7を同じ絵柄部分(例え
ば、囲い塀、屋根瓦、踏み石など)が同じ位置で上下に
所定の間隔(例えば、2mm)をおいて重なるように貼り
付ける。即ち、前記両面テープ板を所定の幅及び長さに
カットして両面テープ6を7本得る。そして、図2に示
すように、これら両面テープ6を第1段目の装飾紙片3
の上側に貼付し、その上に第2段目の装飾紙片7を貼り
付ける。この際も、両面テープ6は速乾性であるため、
直ちに次の工程(第3段目の装飾紙片9の貼り付け工
程)に移行可能である。
【0019】続けて、同様にして、第2段目の装飾紙片
7の上に第3段目の装飾紙片9を同じ絵柄部分(例え
ば、屋根瓦、犬矢来、植木鉢など)が同じ位置で上下に
所定の間隔(例えば、2mm)をおいて重なるように貼り
付ける。即ち、前記両面テープ板を所定の幅及び長さに
カットして両面テープ10を12本得る。そして、図3
に示すように、これら両面テープ10を第2段目の装飾
紙片7の上側に貼付し、その上に第3段目の装飾紙片9
を貼り付ける。この際も、両面テープ10は速乾性であ
るため、養生する必要はない。
【0020】なお、第3段目の装飾紙片9の貼り付けに
際して、該装飾紙片9に丸みを持たせたい場合には、図
5に示すように、中央に位置する両面テープ10を厚く
すると共に、端部に位置する両面テープ10を薄くする
ことで対処できる。或いは逆に、中央の両面テープ10
を薄く、端部の両面テープ10を厚くすることも可能で
ある。この際、各両面テープ10の厚さを適宜変えるこ
とにより、種々の曲面を形成することが可能となる。
【0021】こうして、マット用紙2上に第1段目の装
飾紙片3、第2段目の装飾紙片7及び第3段目の装飾紙
片9が所定の高さ間隔で順に貼り付けられたところで、
多段式装飾板1が出来上がる。多段式装飾板1の装飾効
果を高めるため、図4に示すように、これを額縁12に
入れてもよい。
【0022】このようにして出来上がった多段式装飾板
1は、各装飾紙片3、7及び9が均一な厚さの両面テー
プ5、6及び10を介して貼設されているので、装飾紙
片3、7及び9の高さの均一性が容易に得られるばかり
か、細長い装飾紙片3、7及び9を貼るときでも、両面
テープ5、6及び10が食み出してしまうようなことは
ない。また、両面テープ5、6及び10が速乾性である
ため、第1段目の装飾紙片3の貼り付け工程から第2段
目の装飾紙片7の貼り付け工程への移行、第2段目の装
飾紙片7の貼り付け工程から第3段目の装飾紙片9の貼
り付け工程への移行は、作業を中断することなく直ちに
可能であることから、多段式装飾板1の作成時間を短縮
することが出来ると同時に、作業の中断に伴なう作成意
欲の減退を防ぐことが可能となる。
【0023】また、上述の実施例においては、装飾片と
して装飾紙片3、7、9を用いた場合について説明した
が、装飾片の材質は紙に限る訳ではない。紙以外の材質
として、布地、木の皮、皮革などを挙げることが出来
る。例えば、上述の実施例で暖簾部分の装飾片を布地と
すれば本物感を高めることが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マット用紙2上に、所定の絵柄が施された装飾紙片3、
7、9等の装飾片をその同じ絵柄部分が同じ位置で上下
に所定の間隔をおいて2段以上に重なるように貼り付け
て構成される多段式装飾板1を作成する際に、前記各装
飾片の色を前記マット用紙2と同系統の色とし、均一な
厚さの両面テープ5、6、10を前記各装飾片の貼り付
けに用い、かつ、厚さの異なる2種類以上の両面テープ
10を用いて前記装飾片に丸みを持たせるようにして構
成したので、各装飾片の色をマット用紙2と同系統の色
とすることで、装飾片の端部が目立たなくなり、また均
一な厚さの両面テープ5、6、10を用いて装飾片を貼
り付けることにより、養生が不要となると共に、装飾片
の高さの均一性が簡便に得られることから、多段式装飾
板1の絵柄部分の立体感が際立つばかりか、熟練者でな
くても装飾片を所定の高さに均一に、しかも短時間で貼
ることが出来ると共に、作業の中断に伴なう作成意欲の
減退を防ぐことが可能となり、さらに、装飾片に丸みを
持たせたので、装飾片の絵柄部分の質感や材料感などが
強調されて多段式装飾板1の表現力が豊かになる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多段式装飾板の作成方法の一実施
例を示す作業工程図(第1段目の装飾紙片を貼り付けた
状態を示す図)であり、(a)は正面図、(b)は
(a)のI−I線による断面図である。
【図2】本発明による多段式装飾板の作成方法の一実施
例を示す作業工程図(第2段目の装飾紙片を貼り付けた
状態を示す図)であり、(a)は正面図、(b)は
(a)のI−I線による断面図である。
【図3】本発明による多段式装飾板の作成方法の一実施
例を示す作業工程図(第3段目の装飾紙片を貼り付けた
状態を示す図)であり、(a)は正面図、(b)は
(a)のI−I線による断面図である。
【図4】本発明による多段式装飾板の作成方法の一実施
例を示す作業工程図(額縁に入れた状態を示す図)であ
る。
【図5】丸みを持たせた装飾紙片の断面図である。
【符号の説明】
1……多段式装飾板 2……マット用紙 3……装飾片(第1段目の装飾紙片) 5、6、10……両面テープ 7……装飾片(第2段目の装飾紙片) 9……装飾片(第3段目の装飾紙片)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット用紙(2)上に、所定の絵柄が施
    された装飾片(3、7、9)をその同じ絵柄部分が同じ
    位置で上下に所定の間隔をおいて2段以上に重なるよう
    に貼り付けて構成される多段式装飾板(1)を作成する
    際に、 前記各装飾片の色を前記マット用紙と同系統の色とし、 均一な厚さの両面テープ(5、6、10)を前記各装飾
    片の貼り付けに用い かつ、厚さの異なる2種類以上の両面テープ(10)を
    用いて前記装飾片に丸みを持たせ たことを特徴とする多
    段式装飾板の作成方法。
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