JP2564582B2 - コークス炉の炭化室上部空間温度制御方法 - Google Patents
コークス炉の炭化室上部空間温度制御方法Info
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- JP2564582B2 JP2564582B2 JP62329895A JP32989587A JP2564582B2 JP 2564582 B2 JP2564582 B2 JP 2564582B2 JP 62329895 A JP62329895 A JP 62329895A JP 32989587 A JP32989587 A JP 32989587A JP 2564582 B2 JP2564582 B2 JP 2564582B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコークス炉装入炭の装入量とは無関係に装入
密度を調節することにより装入炭上面レベルを変化さ
せ、コークス炉の炭化室上部空間容積を調節して乾留中
の炭化室上部空間温度を制御する方法に関する。
密度を調節することにより装入炭上面レベルを変化さ
せ、コークス炉の炭化室上部空間容積を調節して乾留中
の炭化室上部空間温度を制御する方法に関する。
一般にコークス炉の燃焼制御は特公昭57−53,832号公
報や特公昭61−8868号公報にみられるように、燃焼室温
度を連続制御することで実施されてきた。しかし燃焼室
温度が一定でも炭化室上部空間温度が変化してしまう欠
点を有していた。
報や特公昭61−8868号公報にみられるように、燃焼室温
度を連続制御することで実施されてきた。しかし燃焼室
温度が一定でも炭化室上部空間温度が変化してしまう欠
点を有していた。
炭化室上部空間とは炭化室内に装入された石炭層の最
上部と炭化室天井レンガとの間に形成されるガスが通過
する空間を称すものとする。
上部と炭化室天井レンガとの間に形成されるガスが通過
する空間を称すものとする。
従来コークス炉における操業はコークスの品質と量の
制御をいかに効率的に行うかがポイントであり、与えら
れた装入炭の条件下では前記のごとくフリュー温度のみ
が操業管理の中心であった。かつて与えられたコークス
炉設備で、一定時間に最大量の質のコークスの生産が要
請された時は、炭化室の装入量を多くして、装入時の炭
化室上部空間容積を小さくした時があったが、この時期
にはコークス炉の稼動率も大きくする必要があったた
め、フリュー温度も高くして、火落時間を短くする操業
が行われ、この炭化室上部空間容積の減少は問題となら
なかった。
制御をいかに効率的に行うかがポイントであり、与えら
れた装入炭の条件下では前記のごとくフリュー温度のみ
が操業管理の中心であった。かつて与えられたコークス
炉設備で、一定時間に最大量の質のコークスの生産が要
請された時は、炭化室の装入量を多くして、装入時の炭
化室上部空間容積を小さくした時があったが、この時期
にはコークス炉の稼動率も大きくする必要があったた
め、フリュー温度も高くして、火落時間を短くする操業
が行われ、この炭化室上部空間容積の減少は問題となら
なかった。
近時、コークスの減産、コークス炉の稼動率の低下、
コークス炉の省エネ操業が行なわれるに伴い、炭化室装
入量を減少させることは省エネに反するため、炭化室上
部空間容積はそのままでフリュー温度を下げる作業が行
われてきた。これにより乾留消費熱量は大巾に低下した
ものの、タール等副産物品質面の悪化が顕著となり、タ
ール等からの製品の品質保持の観点からコークス炉の乾
留制御を見直す必要にせまられている。
コークス炉の省エネ操業が行なわれるに伴い、炭化室装
入量を減少させることは省エネに反するため、炭化室上
部空間容積はそのままでフリュー温度を下げる作業が行
われてきた。これにより乾留消費熱量は大巾に低下した
ものの、タール等副産物品質面の悪化が顕著となり、タ
ール等からの製品の品質保持の観点からコークス炉の乾
留制御を見直す必要にせまられている。
この対策の技術としては、特開昭59−172,584号公報
がある。これは目標の装入炭高さになるように装入炭量
を調整して装入炭をコークス炉に装入し、装入炭量に合
わせてレベリングできるレベラー装置で装入炭高さを均
一にして、装入炭高さとフリュー上部炎道の相対的な高
さ関係を保ち、この調整により生じた炭化室上部空間で
乾留副産物を熱改質するものである。
がある。これは目標の装入炭高さになるように装入炭量
を調整して装入炭をコークス炉に装入し、装入炭量に合
わせてレベリングできるレベラー装置で装入炭高さを均
一にして、装入炭高さとフリュー上部炎道の相対的な高
さ関係を保ち、この調整により生じた炭化室上部空間で
乾留副産物を熱改質するものである。
また特開昭61−9491号公報は炭化室内の上部空間の温
度を高めるためこの部分に電熱、ラジアントチューブ等
の温度制御機構を設けるものである。
度を高めるためこの部分に電熱、ラジアントチューブ等
の温度制御機構を設けるものである。
また特開昭61−120,890号公報は、炭化室上部ガス道
温度を制御し発生タール中のキノリン不溶分を制御する
ものである。その手段としてはフリューの燃料ガスのカ
ロリー選択により、燃焼速度を変え、フリュー頂部温度
を頂するものである。
温度を制御し発生タール中のキノリン不溶分を制御する
ものである。その手段としてはフリューの燃料ガスのカ
ロリー選択により、燃焼速度を変え、フリュー頂部温度
を頂するものである。
特開昭61−120,891号公報は、石炭の乾留過程のター
ル中のキノリン不溶分の変化に着目し、乾留中期にキノ
リン不溶分の少ないタールを回収し、その他の時期にキ
ノリン不溶分の多いタールを回収するものである。
ル中のキノリン不溶分の変化に着目し、乾留中期にキノ
リン不溶分の少ないタールを回収し、その他の時期にキ
ノリン不溶分の多いタールを回収するものである。
特開昭59−172,584号公報の技術について考察する。
これは装入炭高さを目標の位置にして、装入炭量を減少
し、炭化室上部空間容積を大きくし、タールを改質しよ
うとするものであるが、炭化質上部空間を大きくするこ
とによりタールを改質し得るという定性的な思想は昭和
30年代から公知で、ただコークスの生産性増大に反し、
コークスt当りのエネルギー消費量増大につながるた
め、実施されなかったのである。そうするとこの技術は
レベラー位置を上下に調節できるようにして、目標の装
入炭高さとなるようにレベラー位置を下げられるように
して炭化室上部空間容積を増大させ、タールを改質する
技術となる。しかしコークス炉でレベラー装置挿入開口
部は、炉蓋の上方であり、この開口部をむやみに大きく
することは、炉蓋の構造的強度を低下させるばかりでな
く、ガス漏れ等が生じ易くなるという問題がある。即ち
レベラー装置の位置の調整は限度がある。
これは装入炭高さを目標の位置にして、装入炭量を減少
し、炭化室上部空間容積を大きくし、タールを改質しよ
うとするものであるが、炭化質上部空間を大きくするこ
とによりタールを改質し得るという定性的な思想は昭和
30年代から公知で、ただコークスの生産性増大に反し、
コークスt当りのエネルギー消費量増大につながるた
め、実施されなかったのである。そうするとこの技術は
レベラー位置を上下に調節できるようにして、目標の装
入炭高さとなるようにレベラー位置を下げられるように
して炭化室上部空間容積を増大させ、タールを改質する
技術となる。しかしコークス炉でレベラー装置挿入開口
部は、炉蓋の上方であり、この開口部をむやみに大きく
することは、炉蓋の構造的強度を低下させるばかりでな
く、ガス漏れ等が生じ易くなるという問題がある。即ち
レベラー装置の位置の調整は限度がある。
特開昭61−9491号公報の技術は炭化室上部空間の温度
を制御するために電熱や間接加熱装置をつけるものであ
るが、炭化室上部空間がカーボン付着が著るしい場所で
あり、装入炭上方にはレベラー往復があり、また押出機
のコークス押出に伴う、コークスのもり上り等もあっ
て、実現は極めて困難である。特開昭61−120,890号公
報での炭化室上部空間温度の制御手段は、結局フリュー
の燃料ガスのカロリー選択である。
を制御するために電熱や間接加熱装置をつけるものであ
るが、炭化室上部空間がカーボン付着が著るしい場所で
あり、装入炭上方にはレベラー往復があり、また押出機
のコークス押出に伴う、コークスのもり上り等もあっ
て、実現は極めて困難である。特開昭61−120,890号公
報での炭化室上部空間温度の制御手段は、結局フリュー
の燃料ガスのカロリー選択である。
特開昭61−120,891号公報は、乾留過程のタールの変
化に着目しているが、タール中のキノリン不溶分に注目
して分別回収を目指している。
化に着目しているが、タール中のキノリン不溶分に注目
して分別回収を目指している。
本発明は単に炭化室上部空間容積を大きくすればター
ルの改質ができるという定性的な思想ではなく、炉温
{フリュー温度(以下Tfという)}と炭化室上部空間温
度(以下Tsと称する)との関係を炭化室上部空間容積を
パラメーターとして定量的に明らかにして、この関係に
基いて、TsをTfと炭化室上部空間容積に基いて制御でき
る手段を提供する。
ルの改質ができるという定性的な思想ではなく、炉温
{フリュー温度(以下Tfという)}と炭化室上部空間温
度(以下Tsと称する)との関係を炭化室上部空間容積を
パラメーターとして定量的に明らかにして、この関係に
基いて、TsをTfと炭化室上部空間容積に基いて制御でき
る手段を提供する。
本発明の目的は、コークス炉の品質、量ばかりでな
く、副産物の品質をも制御することにある。この副産物
の品質の制御は、乾留中の炭化室上部空間温度(Ts)と
発生ガスの滞留時間(τ)によって、おおよその性状が
決定づけられることに着目し、直接的には、装炭時の装
入量ではなく、装入炭へのタール、重油などのオイル添
加率、成型炭配合率、粒度調整、装入炭水分などの装入
密度を決定する因子を変化させて炭化室上部空間容積に
影響する因子を制御することにより、定量的に乾留期間
を通してのTsをTfとは独立に制御する方法を提供するこ
とである。
く、副産物の品質をも制御することにある。この副産物
の品質の制御は、乾留中の炭化室上部空間温度(Ts)と
発生ガスの滞留時間(τ)によって、おおよその性状が
決定づけられることに着目し、直接的には、装炭時の装
入量ではなく、装入炭へのタール、重油などのオイル添
加率、成型炭配合率、粒度調整、装入炭水分などの装入
密度を決定する因子を変化させて炭化室上部空間容積に
影響する因子を制御することにより、定量的に乾留期間
を通してのTsをTfとは独立に制御する方法を提供するこ
とである。
更に本発明の目的は、炭化室の装入量を減少させた時
に起るコークスのエネルギー原単位の上昇を最小限に押
えながら前記目的を達成する方法を提供することであ
る。
に起るコークスのエネルギー原単位の上昇を最小限に押
えながら前記目的を達成する方法を提供することであ
る。
本発明者らは前記問題点を解決するための鋭意研究を
行なった。
行なった。
従来から、コールタール等の副産物性状に対して炭化
室上部空間温度(Ts)が関与していることは公知であっ
たが、その他の要因や、要因相互の寄与率については不
明な点が多かった。そこでコークス炉操業条件のタール
品質への影響を明らかにするため、操業条件を大巾に変
更した実験を行い、コールタール品質におよぼす要因構
造の定量的解明を行った。その結果、炭化室上部空間容
積をパラメータとするTfとTsの関係を明らかにし、更に
乾留中の炭化室上部空間容積は、装入炭へのタール、重
油などの重質湯添加率、成型炭配合率、粒度調整、装入
水分等により定まる装入密度によって決まってくる事に
着目し、これら装入炭特性を調整することにより問題点
を解決し得ることを見い出し本発明を完成した。
室上部空間温度(Ts)が関与していることは公知であっ
たが、その他の要因や、要因相互の寄与率については不
明な点が多かった。そこでコークス炉操業条件のタール
品質への影響を明らかにするため、操業条件を大巾に変
更した実験を行い、コールタール品質におよぼす要因構
造の定量的解明を行った。その結果、炭化室上部空間容
積をパラメータとするTfとTsの関係を明らかにし、更に
乾留中の炭化室上部空間容積は、装入炭へのタール、重
油などの重質湯添加率、成型炭配合率、粒度調整、装入
水分等により定まる装入密度によって決まってくる事に
着目し、これら装入炭特性を調整することにより問題点
を解決し得ることを見い出し本発明を完成した。
すなわち本発明はあらかじめ炭化質上部空間容積ごと
のフリュー温度と炭化室上部空間温度の関係を求め、こ
の関係に基づいて炭化室の上部空間容積を装入密度の調
整により増減させることによって、乾留時の炭化室上部
空間温度をフリュー温度とは独立して目標値となるよう
に制御することを特徴とするコークス等の炭化室上部空
間温度制御方法である。
のフリュー温度と炭化室上部空間温度の関係を求め、こ
の関係に基づいて炭化室の上部空間容積を装入密度の調
整により増減させることによって、乾留時の炭化室上部
空間温度をフリュー温度とは独立して目標値となるよう
に制御することを特徴とするコークス等の炭化室上部空
間温度制御方法である。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明における炭化室上部空間容積とは、炭化室内に
装入された石炭層の最上部と炭化室天井レンガとの間
に、乾留期間を通して形成される空間部分の平均容積の
ことであり、炭化室内に発生したガスが集合し、上昇管
基部に至るまでの空間を称する。
装入された石炭層の最上部と炭化室天井レンガとの間
に、乾留期間を通して形成される空間部分の平均容積の
ことであり、炭化室内に発生したガスが集合し、上昇管
基部に至るまでの空間を称する。
ここで炭化室上部空間容積は、炭化室の寸法(巾、高
さ、長さ)が既知であれば、装入時の装炭高さを測定す
ることにより計算によって求められる。
さ、長さ)が既知であれば、装入時の装炭高さを測定す
ることにより計算によって求められる。
装炭高さの測定は、例えば本出願人が先に提案した特
開昭60−260687号公報(コークス炉の石炭装入口より炭
化室内にパイプを装入し、このパイプ内に一定圧の流体
を供給すると共に、炭化室内に装入された石炭がパイプ
先端部まで達したときの上記流体の圧力変化を検知して
石炭の装入レベルを検出する。)などの公知技術を応用
することにより自動的に計測できる。
開昭60−260687号公報(コークス炉の石炭装入口より炭
化室内にパイプを装入し、このパイプ内に一定圧の流体
を供給すると共に、炭化室内に装入された石炭がパイプ
先端部まで達したときの上記流体の圧力変化を検知して
石炭の装入レベルを検出する。)などの公知技術を応用
することにより自動的に計測できる。
また炭化室上部空間温度は炭化室発生ガスの大部分が
集合する上昇管近傍で測定することが望ましい。
集合する上昇管近傍で測定することが望ましい。
かかる炭化室上部空間容積を増減する具体例として
は、従来法のように装入量を増減するのではなく、同一
装入量を維持しながらタールや重油などの重質油の添加
率の調整による、装入密度の増減によって変化させるこ
とができる。また上記オイリングだけでなく装入炭の水
分、粒度調整や成型炭配合率調整により装入密度を増減
することによって炭化室上部空間の容積を増減させるこ
とができる。
は、従来法のように装入量を増減するのではなく、同一
装入量を維持しながらタールや重油などの重質油の添加
率の調整による、装入密度の増減によって変化させるこ
とができる。また上記オイリングだけでなく装入炭の水
分、粒度調整や成型炭配合率調整により装入密度を増減
することによって炭化室上部空間の容積を増減させるこ
とができる。
本発明においては、上記した如き装入密度の調整によ
りコークス炉における炭化室上部空間容積をあらかじめ
設定しておいて、その際フリュー温度(Tf)をそれぞれ
変化させた場合の炭化室上部空間温度をそれぞれ求めれ
ば、当該コークス炉独自の装入炭調整によって決定され
る空間容積におけるTfとTsの関係は通常直線の関係式と
して求められる。
りコークス炉における炭化室上部空間容積をあらかじめ
設定しておいて、その際フリュー温度(Tf)をそれぞれ
変化させた場合の炭化室上部空間温度をそれぞれ求めれ
ば、当該コークス炉独自の装入炭調整によって決定され
る空間容積におけるTfとTsの関係は通常直線の関係式と
して求められる。
従って炭化室上部空間容積をオイリング、成型炭配合
率、粒度調整、装入炭水分などの装入密度を決定する因
子の調整によって種々に変化させることによって、それ
ぞれのTfとTsTの関係式をあらかじめ、求めておけば、T
fが一定条件下で乾留するときでも、炭化室上部空間容
積を装入密度の調整により増減させるだけで、乾留時の
炭化室上部空間温度(Ts)をTfとは独立して目標値にな
るように制御することができる。
率、粒度調整、装入炭水分などの装入密度を決定する因
子の調整によって種々に変化させることによって、それ
ぞれのTfとTsTの関係式をあらかじめ、求めておけば、T
fが一定条件下で乾留するときでも、炭化室上部空間容
積を装入密度の調整により増減させるだけで、乾留時の
炭化室上部空間温度(Ts)をTfとは独立して目標値にな
るように制御することができる。
以下に実施例によって本発明を更に具体的に説明する
が本発明はこの実施例によって何等限定されるものでは
ない。
が本発明はこの実施例によって何等限定されるものでは
ない。
第1図は装炭量や装入密度を調節し、炭化室上部空間
容積を変化させた場合のTfとTsとの関係を示す。
容積を変化させた場合のTfとTsとの関係を示す。
イは比較例として、通常レベラー高さに相当する装炭
量で乾留した場合のTfとTsとの関係を示す。この場合は
コークス生産の前提となるコークス炉稼動率を決定する
基本的要因であるTfにTsが連動するためTsを独立に制御
することが不可能であることは明らかである。
量で乾留した場合のTfとTsとの関係を示す。この場合は
コークス生産の前提となるコークス炉稼動率を決定する
基本的要因であるTfにTsが連動するためTsを独立に制御
することが不可能であることは明らかである。
ロは本発明による、装入炭の装入密度を増大し、これ
により炭化室上部空間容積を変更し、Tfから独立してTs
を変更した実施例である。
により炭化室上部空間容積を変更し、Tfから独立してTs
を変更した実施例である。
すなわちロはイと同一装炭量(t/チャージ)であるに
もかかわらず、装入炭にタールを2重量%添加したこと
により、装入密度が増大し、炭化室上部空間容積が拡大
し、結果的にTsが上昇したことを示す。
もかかわらず、装入炭にタールを2重量%添加したこと
により、装入密度が増大し、炭化室上部空間容積が拡大
し、結果的にTsが上昇したことを示す。
炭化室上部空間容積の拡大に伴い、Tsが上昇すること
が明らかである。
が明らかである。
また成型炭を配合すると、装入密度が増大するため、
通常操業(粉炭装入)の場合よりも、装炭高さが低下
し、炭化室上部空間容積が拡大する。このため装炭量を
減少する場合と同様にTsを上昇させることが可能であ
る。
通常操業(粉炭装入)の場合よりも、装炭高さが低下
し、炭化室上部空間容積が拡大する。このため装炭量を
減少する場合と同様にTsを上昇させることが可能であ
る。
表1に通常操業(粉炭装入)の場合と成型炭配合の場
合の実施例を示す。(1チャージ当りの装入炭重量は同
一とする。) また装入炭水分によっても、装入密度が変化するた
め、同様にTsの制御手段とすることができる。第2図に
その実施例を示す。
合の実施例を示す。(1チャージ当りの装入炭重量は同
一とする。) また装入炭水分によっても、装入密度が変化するた
め、同様にTsの制御手段とすることができる。第2図に
その実施例を示す。
第2図は同一装炭量の場合において、装入炭水分をそ
れぞれ変化させた場合のTfとTsの関係を示す。装入炭水
分が少なくなる程、炭化室上部空間容積が拡大して、同
一フリュー温度でも、炭化室上部空間温度が上昇するこ
とが明らかである。
れぞれ変化させた場合のTfとTsの関係を示す。装入炭水
分が少なくなる程、炭化室上部空間容積が拡大して、同
一フリュー温度でも、炭化室上部空間温度が上昇するこ
とが明らかである。
従って、これら実施例から明らかな如く、フリュー温
度(Tf)が一定条件下であっても、装炭量を減少させる
か、あるいはタール添加によるオイリング、成型炭配合
率、あるいは装入炭水分調整のいずれかまたはこれらの
組合わせによって装入密度を調整することによって、炭
化室上部空間容積Vsを大きくでき、炭化室上部空間温度
(Ts)は高温度側へ任意の目標値になるように制御する
ことができることが明らかである。
度(Tf)が一定条件下であっても、装炭量を減少させる
か、あるいはタール添加によるオイリング、成型炭配合
率、あるいは装入炭水分調整のいずれかまたはこれらの
組合わせによって装入密度を調整することによって、炭
化室上部空間容積Vsを大きくでき、炭化室上部空間温度
(Ts)は高温度側へ任意の目標値になるように制御する
ことができることが明らかである。
なお、TfとTsの関係は、コークス炉の種類、形状毎に
異なるため、あらかじめ関係式を求め、かつ装入炭量や
オイリング量、成型炭配合率、装入炭水分量、粒度分布
など装入炭密度を決定する因子の変更に伴う装炭時の炭
化室上部空間容積を求めておくだけで、Tfの設定温度に
対し、Tsを任意の目標値に制御できるのである。
異なるため、あらかじめ関係式を求め、かつ装入炭量や
オイリング量、成型炭配合率、装入炭水分量、粒度分布
など装入炭密度を決定する因子の変更に伴う装炭時の炭
化室上部空間容積を求めておくだけで、Tfの設定温度に
対し、Tsを任意の目標値に制御できるのである。
本発明方法によれば、タール等の重質油添加や装入炭
水分、成型炭配合率、装入炭粒度調整などによる装入密
度の調整により、炭化室上部空間容積を制御すれば、Ts
をTfから独立して任意の目標値に設定できることになる
ため、コークス炉稼動率の低下、省エネ操業の要請等に
よって、しわよせが来る副産物の品質を向上、制御する
道を拓いた技術であり、しかもコークス生産量、品質の
維持を可能にするなど、コークス工業に寄与する所大な
る発明である。
水分、成型炭配合率、装入炭粒度調整などによる装入密
度の調整により、炭化室上部空間容積を制御すれば、Ts
をTfから独立して任意の目標値に設定できることになる
ため、コークス炉稼動率の低下、省エネ操業の要請等に
よって、しわよせが来る副産物の品質を向上、制御する
道を拓いた技術であり、しかもコークス生産量、品質の
維持を可能にするなど、コークス工業に寄与する所大な
る発明である。
第1図はフリュー温度(Tf)と炭化室上部空間温度
(Ts)の関係を 炭化室上部空間容積をパラメーターとして表した図であ
る。 第2図はフリュー温度(Tf)と炭化室上部空間温度
(Ts)の関係を 装入炭水分をパラメーターとして表した図である。
(Ts)の関係を 炭化室上部空間容積をパラメーターとして表した図であ
る。 第2図はフリュー温度(Tf)と炭化室上部空間温度
(Ts)の関係を 装入炭水分をパラメーターとして表した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】あらかじめ、炭化室上部空間容積毎のフリ
ュー温度と炭化室上部空間温度との関係を求め、一方装
入炭のオイル添加率、成型炭配合率、粒度調整、装入炭
水分などの装入密度を決定する因子の調節を行うことに
よって、装入炭上面レベルを変化させ、これにより炭化
室上部空間容積を調節し、乾留時の炭化室上部空間温度
をフリュー温度とは独立して目標値になるように制御す
ることを特徴とするコークス炉の炭化室上部空間温度制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62329895A JP2564582B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | コークス炉の炭化室上部空間温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62329895A JP2564582B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | コークス炉の炭化室上部空間温度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01172489A JPH01172489A (ja) | 1989-07-07 |
| JP2564582B2 true JP2564582B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=18226455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62329895A Expired - Lifetime JP2564582B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | コークス炉の炭化室上部空間温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564582B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59172584A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | Kawasaki Steel Corp | コ−クス炉副産物の熱改質方法 |
| JPS61120890A (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-07 | Kawasaki Steel Corp | コ−クス炉の操業方法 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62329895A patent/JP2564582B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01172489A (ja) | 1989-07-07 |
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