JP2577607B2 - 可撓性に優れた防水シートおよびその製造法 - Google Patents
可撓性に優れた防水シートおよびその製造法Info
- Publication number
- JP2577607B2 JP2577607B2 JP11686688A JP11686688A JP2577607B2 JP 2577607 B2 JP2577607 B2 JP 2577607B2 JP 11686688 A JP11686688 A JP 11686688A JP 11686688 A JP11686688 A JP 11686688A JP 2577607 B2 JP2577607 B2 JP 2577607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- asphalt
- weight
- styrene
- butadiene
- thermoplastic elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に低温での可撓性に優れ、かつ高い軟化
点を有する凝集力特性に優れたアスフアルト系防水シー
トに関する。
点を有する凝集力特性に優れたアスフアルト系防水シー
トに関する。
従来、アスフアルト系防水シートには、ブローンアス
フアルト又はストレートアスフアルトに種々のポリマー
を添加し使用されているが、より高度な要求特性に合致
する材質にしようとする検討がなされている。
フアルト又はストレートアスフアルトに種々のポリマー
を添加し使用されているが、より高度な要求特性に合致
する材質にしようとする検討がなされている。
ポリマーの具体例としては、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−エチルアクリレート、ゴムラテツク
ス、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とからなるブロ
ツク共重合体等が使用されている。
重合体、エチレン−エチルアクリレート、ゴムラテツク
ス、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とからなるブロ
ツク共重合体等が使用されている。
しかしながら、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−エチルアクリレートをアスフアルトに添加したア
スフアルト組成物は低温特性に劣り、冬場のひび割れ等
が発生し好ましくない。
レン−エチルアクリレートをアスフアルトに添加したア
スフアルト組成物は低温特性に劣り、冬場のひび割れ等
が発生し好ましくない。
一方、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素とから成る
従来のブロツク共重合体を添加したアスフアルト組成物
は低温特性に優れ、また弾性率が低く防水シートにした
場合、施工性に優れる等の特徴があるが、凝集力が不足
する場合がある。このため、該ブロツク共重合体の分子
量を上げることにより改良することが試みられている
が、反面、溶融粘度が高くなり、加工性が著しく犠牲に
なる。
従来のブロツク共重合体を添加したアスフアルト組成物
は低温特性に優れ、また弾性率が低く防水シートにした
場合、施工性に優れる等の特徴があるが、凝集力が不足
する場合がある。このため、該ブロツク共重合体の分子
量を上げることにより改良することが試みられている
が、反面、溶融粘度が高くなり、加工性が著しく犠牲に
なる。
また、ブローンアスフアルト単体を使用した場合は軟
化点が高く好ましいものの、低温での可撓性に劣る為、
ヒビ割れが生じ易い。
化点が高く好ましいものの、低温での可撓性に劣る為、
ヒビ割れが生じ易い。
このように、従来の各ポリマーを添加したアスフアル
ト組成物あるいはブローンアスフアルトは、その特性と
して必要な軟化点、低温での可撓性、凝集力特性の高度
なバランス及び加工性を同時に満足しうるものは存在し
なかつた。
ト組成物あるいはブローンアスフアルトは、その特性と
して必要な軟化点、低温での可撓性、凝集力特性の高度
なバランス及び加工性を同時に満足しうるものは存在し
なかつた。
かかる現状に鑑み、本発明者らはブタジエンとスチレ
ンからなる熱可塑性弾性体と石油系軟化剤及びアスフア
ルトを配合したアスフアルト組成物の軟化点、低温での
可撓性、凝集力特性及び加工性の改良について鋭意検討
した結果、本発明をなすに至つた。
ンからなる熱可塑性弾性体と石油系軟化剤及びアスフア
ルトを配合したアスフアルト組成物の軟化点、低温での
可撓性、凝集力特性及び加工性の改良について鋭意検討
した結果、本発明をなすに至つた。
即ち、本発明は、次のとおりである。
(1) (a) 結合スチレン量25〜45重量パーセン
ト、重量平均分子量15万以上のスチレン−ブタジエン系
熱可塑性弾性体が15重量%以上 (b) 粘度(測定温度98.9℃)3〜10センチストーク
ス、粘度比重恒数0.810〜0.900の石油系軟化剤が4〜10
重量% (c) アスフアルトが81重量%以下 からなり、かつ、前記スチレン−ブタジエン系熱可塑性
弾性体の分散が配合物中で連続相を形成する網目構造を
なす配合物からなることを特徴とする可撓性に優れた防
水シート。
ト、重量平均分子量15万以上のスチレン−ブタジエン系
熱可塑性弾性体が15重量%以上 (b) 粘度(測定温度98.9℃)3〜10センチストーク
ス、粘度比重恒数0.810〜0.900の石油系軟化剤が4〜10
重量% (c) アスフアルトが81重量%以下 からなり、かつ、前記スチレン−ブタジエン系熱可塑性
弾性体の分散が配合物中で連続相を形成する網目構造を
なす配合物からなることを特徴とする可撓性に優れた防
水シート。
(2) 粒径0.01〜1mmの範囲にある結合スチレン量25
〜45重量パーセント、重量平均分子量15万以上のスチレ
ン−ブタジエン系熱可塑性弾性体を2回以上に分割し
て、170℃〜220℃のアスフアルト中に粘度(測定温度9
8.9℃)3〜10センチストークス、粘度比重恒数0.810〜
0.900の石油系軟化剤と共に投入し、混練することを特
徴とする請求項1に記載の可撓性に優れた防水シートの
製造法。
〜45重量パーセント、重量平均分子量15万以上のスチレ
ン−ブタジエン系熱可塑性弾性体を2回以上に分割し
て、170℃〜220℃のアスフアルト中に粘度(測定温度9
8.9℃)3〜10センチストークス、粘度比重恒数0.810〜
0.900の石油系軟化剤と共に投入し、混練することを特
徴とする請求項1に記載の可撓性に優れた防水シートの
製造法。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾
性体は、スチレン重合体ブロツクとブタジエン重合体ブ
ロツクから成るブロツク共重合体である。このポリマー
の特徴は、ブロツク共重合体のスチレンの含有量が通
常、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体として使用
される25〜45重量パーセント、好ましくは25〜35重量パ
ーセントであり、かつ重量平均分子量が15万以上のブロ
ツク共重合体である。ブロツク共重合体のスチレン含有
量が25重量パーセント未満では、アスフアルト組成物の
凝集力特性に劣り、45重量パーセントを超えると、低温
での可撓性に劣る。また、重量平均分子量が15万未満で
は、軟化点、凝集力特性に劣る。
性体は、スチレン重合体ブロツクとブタジエン重合体ブ
ロツクから成るブロツク共重合体である。このポリマー
の特徴は、ブロツク共重合体のスチレンの含有量が通
常、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体として使用
される25〜45重量パーセント、好ましくは25〜35重量パ
ーセントであり、かつ重量平均分子量が15万以上のブロ
ツク共重合体である。ブロツク共重合体のスチレン含有
量が25重量パーセント未満では、アスフアルト組成物の
凝集力特性に劣り、45重量パーセントを超えると、低温
での可撓性に劣る。また、重量平均分子量が15万未満で
は、軟化点、凝集力特性に劣る。
本発明においては、ポリマー構造が、一般式、 (A−B)n、AB−A)n、BA−B)n (上式において、Aはスチレン重合体ブロツクであり、
Bはブタジエン重合体ブロツクである。AブロツクとB
ブロツクとの境界は必ずしも明瞭に区別される必要はな
い。又、nは1以上の整数である。) で表される線状ブロツク共重合体が好ましい。
Bはブタジエン重合体ブロツクである。AブロツクとB
ブロツクとの境界は必ずしも明瞭に区別される必要はな
い。又、nは1以上の整数である。) で表される線状ブロツク共重合体が好ましい。
本発明で使用する石油系軟化剤は、通常のゴム配合に
用いられる石油の高沸点留分中に含まれている油状物で
あり、粘度(測定温度98.9℃)が3〜10センチストーク
ス、粘度比重恒数が0.810〜0.900のものである。粘度が
3センチストークス未満になるとアスフアルト組成物の
軟化点、凝集力が低下する傾向にあり、粘度が10センチ
ストークスを超えると、低温での可撓性が低下する。ま
た、粘度比重恒数が0.810未満になると、アスフアルト
組成物の軟化点、凝集力が低下し、0.900を超えると可
撓性が低下する。
用いられる石油の高沸点留分中に含まれている油状物で
あり、粘度(測定温度98.9℃)が3〜10センチストーク
ス、粘度比重恒数が0.810〜0.900のものである。粘度が
3センチストークス未満になるとアスフアルト組成物の
軟化点、凝集力が低下する傾向にあり、粘度が10センチ
ストークスを超えると、低温での可撓性が低下する。ま
た、粘度比重恒数が0.810未満になると、アスフアルト
組成物の軟化点、凝集力が低下し、0.900を超えると可
撓性が低下する。
本発明において、石油系軟化剤は、アスフアルト配合
物に対して、4〜10重量%、好ましくは6〜8重量%の
範囲で使用される。石油系軟化剤の配合量が4重量%未
満ではアスフアルト中の熱可塑性弾性体の分散状態が網
目構造にならず、可弾性に劣る。また、10重量%を超え
るとアスフアルト組成物の軟化点、凝集力特性に劣る。
これら石油系軟化剤はポリマーにあらかじめ添加してお
いても良く、あるいはアスフアルトに投入するとき、ポ
リマーと別々に添加しても良く、いずれも可能である。
物に対して、4〜10重量%、好ましくは6〜8重量%の
範囲で使用される。石油系軟化剤の配合量が4重量%未
満ではアスフアルト中の熱可塑性弾性体の分散状態が網
目構造にならず、可弾性に劣る。また、10重量%を超え
るとアスフアルト組成物の軟化点、凝集力特性に劣る。
これら石油系軟化剤はポリマーにあらかじめ添加してお
いても良く、あるいはアスフアルトに投入するとき、ポ
リマーと別々に添加しても良く、いずれも可能である。
こゝでいう網目構造とは、アスフアルト組成物を電子
顕微鏡による観察を行い、熱可塑性弾性体が配合物中で
連続相を形成する網目構造を有しているか否かを示すも
のであり、網目構造を有しない場合は、可撓性に劣る。
可撓性を保持するうえで好ましい網目構造の大きさとし
ては、例えば、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
に囲まれた島状のアスフアルトの長径部の長さが10μ以
下である。
顕微鏡による観察を行い、熱可塑性弾性体が配合物中で
連続相を形成する網目構造を有しているか否かを示すも
のであり、網目構造を有しない場合は、可撓性に劣る。
可撓性を保持するうえで好ましい網目構造の大きさとし
ては、例えば、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
に囲まれた島状のアスフアルトの長径部の長さが10μ以
下である。
本発明で使用するアスフアルトは、石油から蒸留によ
つて得られる通常の石油アスフアルトである。また、本
発明に使用する熱可塑性弾性体は粒径を0.01〜1mmに粉
砕し、アスフアルト配合物に対して、15重量%以上、好
ましくは20重量%以上で使用される。ここでいう粒径と
は、24mm×24mmの黒い用紙に粉砕品0.3gを均一にばらま
き、実体顕微鏡を用い、倍率6倍にて、写真撮影を行
い、その写真から、画像解析装置(PIAS社製)を使用
し、粒径を測定した。そこで、粒径が0.01mm未満ではア
スフアルトに投入する際、前記熱可塑性弾性体が飛散し
作業性が劣り、1mmを超えると配合時の溶解性に劣り、
完全溶解するのに長時間要する。また、前記熱可塑性弾
性体が15重量%未満では、配合物中で熱可塑性弾性体が
十分な網目構造を有しない為、アスフアルトの改質が十
分でなく、軟化点、可撓性、凝集力特性に劣る。また混
練方法として、前記熱可塑性弾性体は2回以上に分割し
て投入し、アスフアルト温度は170℃〜220℃とする。前
記熱可塑性弾性体を1回で投入すると、アスフアルト液
面に、前記熱可塑性弾性体が浮き、これが固まりとなり
やすく、混練時間を要してしまう。アスフアルトの温度
を170℃未満にすると、溶融粘度が高くなり、作業性が
劣ると共に、混練後、アスフアルト中の前記熱可塑性弾
性体の分散が網目構造にならない。その結果、特に可撓
性に劣る。また、220℃を超えると、前記熱可塑性弾性
体は熱による劣化が起るため好ましくない。また、混練
装置としては、一般的にアスフアルトに用いられる溶解
槽に撹拌モーター,ホモミキサー等の撹拌装置が設置さ
れたものあるいは、ニーダーを用い得る。
つて得られる通常の石油アスフアルトである。また、本
発明に使用する熱可塑性弾性体は粒径を0.01〜1mmに粉
砕し、アスフアルト配合物に対して、15重量%以上、好
ましくは20重量%以上で使用される。ここでいう粒径と
は、24mm×24mmの黒い用紙に粉砕品0.3gを均一にばらま
き、実体顕微鏡を用い、倍率6倍にて、写真撮影を行
い、その写真から、画像解析装置(PIAS社製)を使用
し、粒径を測定した。そこで、粒径が0.01mm未満ではア
スフアルトに投入する際、前記熱可塑性弾性体が飛散し
作業性が劣り、1mmを超えると配合時の溶解性に劣り、
完全溶解するのに長時間要する。また、前記熱可塑性弾
性体が15重量%未満では、配合物中で熱可塑性弾性体が
十分な網目構造を有しない為、アスフアルトの改質が十
分でなく、軟化点、可撓性、凝集力特性に劣る。また混
練方法として、前記熱可塑性弾性体は2回以上に分割し
て投入し、アスフアルト温度は170℃〜220℃とする。前
記熱可塑性弾性体を1回で投入すると、アスフアルト液
面に、前記熱可塑性弾性体が浮き、これが固まりとなり
やすく、混練時間を要してしまう。アスフアルトの温度
を170℃未満にすると、溶融粘度が高くなり、作業性が
劣ると共に、混練後、アスフアルト中の前記熱可塑性弾
性体の分散が網目構造にならない。その結果、特に可撓
性に劣る。また、220℃を超えると、前記熱可塑性弾性
体は熱による劣化が起るため好ましくない。また、混練
装置としては、一般的にアスフアルトに用いられる溶解
槽に撹拌モーター,ホモミキサー等の撹拌装置が設置さ
れたものあるいは、ニーダーを用い得る。
以下に実施例を示すが、これらは本発明を代表するも
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。
溶融粘度は、180℃のオイル浴中にアスフアルト組成
物を充填した容器を漬け、回転粘度計を用い測定を行っ
た。
物を充填した容器を漬け、回転粘度計を用い測定を行っ
た。
軟化点は、JIS K2207に準じ、規定の環に試料を充填
し、水浴中に水平に支え、試料の中央に3.5gの球を置
き、浴温を5℃/minの速さで上昇させたとき、球の重さ
で試料が環台の底板に触れた時の温度を測定した。
し、水浴中に水平に支え、試料の中央に3.5gの球を置
き、浴温を5℃/minの速さで上昇させたとき、球の重さ
で試料が環台の底板に触れた時の温度を測定した。
凝集力特性は、JIS K6301に準じ、アスフアルト組成
物を、180℃プレスにて、2mm厚みのシートを作製し、3
号形ダンベルに打ち抜き、引張速度500mm/minで、ダン
ベル形シートを引張り、その時の応力と伸びの関係を調
べ、破断時の応力と伸びを測定した。
物を、180℃プレスにて、2mm厚みのシートを作製し、3
号形ダンベルに打ち抜き、引張速度500mm/minで、ダン
ベル形シートを引張り、その時の応力と伸びの関係を調
べ、破断時の応力と伸びを測定した。
可撓性は、アスフアルト組成物を、180℃プレスに
て、3mm厚みのシートを作製し、シートの大きさ20mm×1
00mmに切出し、温度調整されたドライアイス−エタノー
ル液に10分間以上浸漬後、シートを取り出し、すばやく
15mmの金属棒にシートの長手方向を曲げる様に巻き付
け、シートの割れが発生しない最低の温度を測定した。
て、3mm厚みのシートを作製し、シートの大きさ20mm×1
00mmに切出し、温度調整されたドライアイス−エタノー
ル液に10分間以上浸漬後、シートを取り出し、すばやく
15mmの金属棒にシートの長手方向を曲げる様に巻き付
け、シートの割れが発生しない最低の温度を測定した。
網目構造は、アスフアルト組成物を、180℃プレスに
て、2mm厚みのシートを作製し、そのシートをオスミウ
ム酸処理し、そのシートの断面をミクロトームにて、薄
く切削し、電子顕微鏡にて観察し、写真撮影を行い、そ
の写真から熱可塑性弾性体が配合物中で連続相を形成す
る網目構造を有しているかどうかを目視にて判定した。
て、2mm厚みのシートを作製し、そのシートをオスミウ
ム酸処理し、そのシートの断面をミクロトームにて、薄
く切削し、電子顕微鏡にて観察し、写真撮影を行い、そ
の写真から熱可塑性弾性体が配合物中で連続相を形成す
る網目構造を有しているかどうかを目視にて判定した。
実施例1〜3及び比較例1〜3 第1表に示したスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性
体をアスフアルト配合物に対して、20重量%、同じく第
1表に示した石油系軟化剤〔粘度7.1センチストークス
(Cst)(測定温度98.9℃)、粘度比重恒数0.84、ソニ
ツクプロセス油R−200、共同石油製〕をアスフアルト
配合物に対して、7重量%を配合し、ヘンシエルミキサ
ーを用い、前記スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
に含ませ、粉砕機(朋来鉄工所製)を使用し、粒径0.05
〜0.8mmの粉砕品を得た。この粉砕品の温度180℃のホモ
ミキサー(特殊機化工業製)にて5000rpmで撹拌中のア
スフアルト(ストアス60−80,丸善石油製)に、前記ス
チレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体換算量として、20
重量%を最初に10重量%、10分後に5重量%、さらに10
分後に5重量%を投入し、その後60分間撹拌し、アスフ
アルトと石油系軟化剤入りスチレン−ブタジエン系熱可
塑性弾性体の組成物を作成した。
体をアスフアルト配合物に対して、20重量%、同じく第
1表に示した石油系軟化剤〔粘度7.1センチストークス
(Cst)(測定温度98.9℃)、粘度比重恒数0.84、ソニ
ツクプロセス油R−200、共同石油製〕をアスフアルト
配合物に対して、7重量%を配合し、ヘンシエルミキサ
ーを用い、前記スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
に含ませ、粉砕機(朋来鉄工所製)を使用し、粒径0.05
〜0.8mmの粉砕品を得た。この粉砕品の温度180℃のホモ
ミキサー(特殊機化工業製)にて5000rpmで撹拌中のア
スフアルト(ストアス60−80,丸善石油製)に、前記ス
チレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体換算量として、20
重量%を最初に10重量%、10分後に5重量%、さらに10
分後に5重量%を投入し、その後60分間撹拌し、アスフ
アルトと石油系軟化剤入りスチレン−ブタジエン系熱可
塑性弾性体の組成物を作成した。
この様にして製造したアスフアルト組成物について前
記の項目について性能評価を行つた。
記の項目について性能評価を行つた。
実施例2は、石油系軟化剤の種類を変えかつ石油系軟
化剤とスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体とをそれ
ぞれ別々にアスフアルトに投入すること及びアスフアル
ト温度を変更すること以外は実施例1と同様の方法でア
スフアルト組成物を作成し、その性能を評価した。
化剤とスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体とをそれ
ぞれ別々にアスフアルトに投入すること及びアスフアル
ト温度を変更すること以外は実施例1と同様の方法でア
スフアルト組成物を作成し、その性能を評価した。
実施例3は、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
の種類と投入量と石油系軟化剤の種類及びアスフアルト
温度を変更する以外は実施例1と同様の方法でアスフア
ルト組成物を作成し、その性能を評価した。
の種類と投入量と石油系軟化剤の種類及びアスフアルト
温度を変更する以外は実施例1と同様の方法でアスフア
ルト組成物を作成し、その性能を評価した。
比較例1は、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
の分子量、比較例2、4は、石油系軟化剤の種類、比較
例3は石油系軟化剤の種類及びアスフアルト温度をそれ
ぞれ変更する以外は実施例1と同様の方法でアスフアル
ト組成物を作成し、その性能を評価した。
の分子量、比較例2、4は、石油系軟化剤の種類、比較
例3は石油系軟化剤の種類及びアスフアルト温度をそれ
ぞれ変更する以外は実施例1と同様の方法でアスフアル
ト組成物を作成し、その性能を評価した。
これらの結果を第1表に示したが、本発明で規定する
スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体及び石油系軟化
剤を使用し、本発明で規定する方法で製造したアスフア
ルト組成物は熱可塑性弾性体が網目構造を有し、防水シ
ートとして優れた軟化点、可撓性、凝集力特性を示すこ
とがわかる。
スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体及び石油系軟化
剤を使用し、本発明で規定する方法で製造したアスフア
ルト組成物は熱可塑性弾性体が網目構造を有し、防水シ
ートとして優れた軟化点、可撓性、凝集力特性を示すこ
とがわかる。
実施例1で得られた防水シートの断面の電子顕微鏡写
真の模写図を第1図に示す。この電子顕微鏡写真の模写
図の黒い部分はスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
を示し、白い部分はアスフアルトを示す。なお、石油系
軟化剤は熱可塑性弾性体に含まれており、黒い部分に属
する。この電子顕微鏡写真の模写図から明らかなよう
に、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体1は均一な
網目構造を示す。2はアスフアルトを示す。また、混練
方法をニーダー(森山製作所製)で行うことにした以外
は実施例1と同様の方法でアスフアルト組成物を作成
し、その性能を評価した。その結果、実施例1とまつた
く同じ結果が得られた。
真の模写図を第1図に示す。この電子顕微鏡写真の模写
図の黒い部分はスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
を示し、白い部分はアスフアルトを示す。なお、石油系
軟化剤は熱可塑性弾性体に含まれており、黒い部分に属
する。この電子顕微鏡写真の模写図から明らかなよう
に、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体1は均一な
網目構造を示す。2はアスフアルトを示す。また、混練
方法をニーダー(森山製作所製)で行うことにした以外
は実施例1と同様の方法でアスフアルト組成物を作成
し、その性能を評価した。その結果、実施例1とまつた
く同じ結果が得られた。
実施例4,5及び比較例4〜10 実施例4は、スチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
の投入量及びアスフアルト温度、実施例5はスチレン−
ブタジエン系熱可塑性弾性体の粒径と投入方法及び石油
系軟化剤の種類、比較例4,5は石油系軟化剤の投入量、
比較例6はスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体の粒
径、比較例7はスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
の投入方法、比較例8はスチレン−ブタジエン系熱可塑
性弾性体の投入量、比較例9,10はアスフアルト温度をそ
れぞれ変更する以外は、実施例1と同様の方法でアスフ
アルト組成物を作成し、その性能を評価した。
の投入量及びアスフアルト温度、実施例5はスチレン−
ブタジエン系熱可塑性弾性体の粒径と投入方法及び石油
系軟化剤の種類、比較例4,5は石油系軟化剤の投入量、
比較例6はスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体の粒
径、比較例7はスチレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体
の投入方法、比較例8はスチレン−ブタジエン系熱可塑
性弾性体の投入量、比較例9,10はアスフアルト温度をそ
れぞれ変更する以外は、実施例1と同様の方法でアスフ
アルト組成物を作成し、その性能を評価した。
結果を第2表に示したが本発明で規定する石油系軟化
剤の含有量、石油系軟化剤を含むスチレン−ブタジエン
系熱可塑性弾性体の粒径、その粉砕品の投入量、投入方
法及びアスフアルト温度で作成したアスフアルト組成物
は良好な各特性を示すことがわかる。
剤の含有量、石油系軟化剤を含むスチレン−ブタジエン
系熱可塑性弾性体の粒径、その粉砕品の投入量、投入方
法及びアスフアルト温度で作成したアスフアルト組成物
は良好な各特性を示すことがわかる。
比較例8,9で得られた防水シートの断面の電子顕微鏡
写真の模写図をそれぞれ第2図、第3図に示す。この電
子顕微鏡写真の模写図から明らかなようにスチレン−ブ
タジエン系熱可塑性弾性体1は均一な網目構造を示さな
い。
写真の模写図をそれぞれ第2図、第3図に示す。この電
子顕微鏡写真の模写図から明らかなようにスチレン−ブ
タジエン系熱可塑性弾性体1は均一な網目構造を示さな
い。
本発明の防水シートは特に可撓性に優れ、かつ、軟化
点、凝集力特性、加工性にも優れるものである。
点、凝集力特性、加工性にも優れるものである。
第1図は本発明のアスフアルト系防水シートの断面の電
子顕微鏡写真の模写図、第2,3図は比較例の同電子顕微
鏡写真の模写図である。
子顕微鏡写真の模写図、第2,3図は比較例の同電子顕微
鏡写真の模写図である。
Claims (2)
- 【請求項1】(a) 結合スチレン量25〜45重量パーセ
ント、重量平均分子量15万以上のスチレン−ブタジエン
系熱可塑性弾性体が15重量%以上 (b) 粘度(測定温度98.9℃)3〜10センチストーク
ス、粘度比重恒数0.810〜0.900の石油系軟化剤が4〜10
重量% (c) アスフアルトが81重量%以下 からなり、かつ、前記スチレン−ブタジエン系熱可塑性
弾性体の分散が配合物中で連続相を形成する網目構造を
なす配合物からなることを特徴とする可撓性に優れた防
水シート。 - 【請求項2】粒径0.01〜1mmの範囲にある結合スチレン
量25〜45重量パーセント、重量平均分子量15万以上のス
チレン−ブタジエン系熱可塑性弾性体を2回以上に分割
して、170℃〜220℃のアスフアルト中に粘度(測定温度
98.9℃)3〜10センチストークス、粘度比重恒数0.810
〜0.900の石油系軟化剤と共に投入し、混練することを
特徴とする請求項1に記載の可撓性に優れた防水シート
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11686688A JP2577607B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 可撓性に優れた防水シートおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11686688A JP2577607B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 可撓性に優れた防水シートおよびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287170A JPH01287170A (ja) | 1989-11-17 |
| JP2577607B2 true JP2577607B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=14697569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11686688A Expired - Lifetime JP2577607B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 可撓性に優れた防水シートおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577607B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007262374A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Ube Ind Ltd | 改質アスファルト組成物およびそれを用いた自己粘着性防水シート |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP11686688A patent/JP2577607B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01287170A (ja) | 1989-11-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Singh et al. | Polymer‐modified bitumen of recycled LDPE and maleated bitumen | |
| Sengoz et al. | Evaluation of the properties and microstructure of SBS and EVA polymer modified bitumen | |
| Navarro et al. | Bitumen modification with a low-molecular-weight reactive isocyanate-terminated polymer | |
| Chen et al. | Evaluation and optimization of the engineering properties of polymer-modified asphalt | |
| Chen et al. | Determination of polymer content in modified bitumen | |
| JP3187848B2 (ja) | エラストマー改質ビチューメン組成物 | |
| US7144933B2 (en) | Modified asphalt compositions | |
| Bulatović et al. | Rheological properties and stability of ethylene vinyl acetate polymer‐modified bitumen | |
| US6310122B1 (en) | Stable bitumen polymer compositions | |
| CN102443270B (zh) | 沥青改性剂、包含该改性剂的改性沥青及它们各自的制备方法 | |
| Zong et al. | Regulation effects of trans-1, 4-poly (isoprene-co-butadiene) copolymer on the processability, aggregation structure and properties of chloroprene rubber | |
| Li et al. | Evaluation of ethylene–acrylic acid copolymer (EAA)-modified asphalt: Fundamental investigations on mechanical and rheological properties | |
| JP2672987B2 (ja) | ビチューメン組成物 | |
| Ochigbo et al. | Latex derived blends of poly (vinyl acetate) and natural rubber: thermal and mechanical properties | |
| JP2577607B2 (ja) | 可撓性に優れた防水シートおよびその製造法 | |
| Wang et al. | SBS/carbon black compounds give asphalts with improved high-temperature storage stability | |
| US6133350A (en) | Oil free compounds of styrenic block copolymers, amorphous polyolefins, and carbon black | |
| Yousefi | Preparation and rheological behavior of polymer-modified asphalts. | |
| JPH05420B2 (ja) | ||
| US6331589B1 (en) | Organic polymers containing polyethylene or polystyrene polysiloxane diblock copolymers as melt processing aids | |
| JP4079446B2 (ja) | 舗装用改質アスファルト組成物 | |
| Tinavallie | Improving the ductility and elastic recovery of bitumen-natural rubber latex blend | |
| US20240287308A1 (en) | Enhancement of high temperature resistance of asphalt binders modified with ldpe/rpe and sulfur | |
| JP3396003B2 (ja) | 舗装用改質アスファルト組成物 | |
| JP2001040099A (ja) | アスファルト改質剤の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107 |