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JP2579598B2 - ロッド方式三次元織機における緯ロッド挿入方法及びその装置 - Google Patents
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JP2579598B2 - ロッド方式三次元織機における緯ロッド挿入方法及びその装置 - Google Patents

ロッド方式三次元織機における緯ロッド挿入方法及びその装置

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JP2579598B2 JP6151517A JP15151794A JP2579598B2 JP 2579598 B2 JP2579598 B2 JP 2579598B2 JP 6151517 A JP6151517 A JP 6151517A JP 15151794 A JP15151794 A JP 15151794A JP 2579598 B2 JP2579598 B2 JP 2579598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッド方式の三次元織
機において、経ロッド間に挿入する緯ロッドの挿入端面
を整列させて、それらを経ロッドの間に整然と挿入でき
るようにするための緯ロッドの挿入方法及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平04−308250号公報に開示
されているロッド方式の三次元織機においては、繊維束
をマトリックスにより結合したロッドの多数を経ロッド
群として機枠上に所要の緯ロッド挿入間隙を置いて平行
に配列保持し、その経ロッド群におけるロッド間に、そ
れらと交差する方向から多数の緯ロッドを平行に保持し
て挿入することにより、三次元多軸織物を製織するよう
にしている。その製織に際しては、図5に示すように、
経ロッド群1の間へ挿入する各緯ロッドがロッドマガジ
ン11から整列状態で順次ロッド配列板12上に排出さ
れ、それがリニアアクチュエータ13で往復駆動される
プッシュロッド14の先端で押圧され、経ロッド間に挿
入される。
【0003】このような三次元多軸織機により、例えば
円形断面の多軸織物を製織する場合には、ロッドマガジ
ン11に収容する緯ロッドの長さを中央部と両脇部とで
異ならしめる必要があるが、それと同時に、図5に示す
ように、プッシュロッド14の先端14aが円弧状配列
になるようにそれらのプッシュロッドの長さを調整して
取付ける必要があり、この作業は、1本1本のプッシュ
ロッド14の突出し量を手作業で変えることになるた
め、非常に多くの手間がかかることになる。さらに、こ
の作業は織物断面形状が変わる度に行う必要があるた
め、織物断面の変更が困難になるという問題がある。
【0004】また、ロッド方式の三次元多軸織機におい
ては、このようなプッシュロッドを用いる場合に限ら
ず、何らかの原因でいずれかの緯ロッドを経ロッド群の
中に挿入できない場合がある。例えば、図6に示すよう
に、挿入すべき緯ロッド2aの先端が他のロッド1aや
何らかの障害物に係止して、プッシュロッド14による
押圧挿入が不能になる場合などである。このような挿入
異常の発生時には、プッシュロッド等のロッド押圧部材
に作用する軸方向圧縮力が過大になって、プッシュロッ
ドが座屈するなどのトラブルが発生することになる。
【0005】そのため、緯ロッドの押圧挿入が不能にな
ったときにそれに対処できる手段を設ける必要があり、
上記三次元多軸織機では、緯ロッド群2を押圧するプッ
シュロッド14を、ロッド配列板12上に並列設置した
ロッド案内溝15により周囲3面においてガイドさせ、
そのプッシュロッド14の基端を上記ロッド案内溝15
の解放側(上方)に湾曲させて、ロッド案内溝外でリニ
アアクチュエータに連結したホルダー16に把持させ、
それによってプッシュロッド14をロッド案内溝15に
嵌まる方向で湾曲変形可能とし、座屈の発生を抑制しな
がら緯ロッドの挿入不能時に対応させている。なお、1
7は過度に湾曲したプッシュロッド14の存在を検出し
て製織動作を停止させる検出器を示している。
【0006】しかしながら、このような緯ロッドの押圧
挿入不能に対処するための手段を設けると、挿入する各
緯ロッド毎の挿入抵抗の違い、プッシュロッド毎の剛性
のバラツキ等により、緯ロッド押圧中のプッシュロッド
毎の撓みにバラツキを生じ、挿入される緯ロッドの挿入
量に差異を生じ、挿入されたロッドの端面が不揃いにな
って、所期の形状を有する多軸織物を形成できないとい
う問題が発生する。さらに、この種の三次元多軸織機に
おいては、図7に示すように、経ロッド群における緯ロ
ッド群2の挿入側とは反対の側に抜け落ち防止ガイド1
8を設け、挿入した緯ロッドが挿入時に反対側に抜け落
ちるのを防止しているが、挿入不足の緯ロッド2bが存
在すると、経ロッド群1を回転して次の挿入方向を緯ロ
ッド挿入装置側に向けようとするとき、挿入不足のロッ
ドが抜け落ち防止ガイド18と干渉することにより、経
ロッド群1の回転が阻害されることにもなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、上述した三次元多軸織機における緯ロッドの挿入量
を安定化させて正確に所要の位置まで挿入可能とし、安
定的に所期の形状に製織できるようにした緯ロッド挿入
手段を得ることにある。本発明の他の技術的課題は、挿
入のために平面状に配列させた緯ロッド群における各緯
ロッドの挿入量を、製織すべき三次元多軸織物の断面形
状に応じて変更する場合に、その変更作業を極めて簡易
に行えるようにした緯ロッド挿入手段を得ることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の緯ロッド挿入方法は、多数の経ロッドを平行
に配列保持させた経ロッド群に対し、ロッドマガジンに
収容して一平面上に平行に配列させた状態で供給される
緯ロッド群をロッド挿入装置により個別的に押圧挿入し
て、織物を三次元多軸に製織するロッド方式三次元多軸
織機による製織において、上記ロッドマガジンから供給
された緯ロッド群をロッド挿入装置により経ロッド群に
押圧挿入した後、その経ロッド群に挿入した緯ロッド群
と上記ロッドマガジンにおける緯ロッドの送出孔列の位
置を相互にずらす方向に、製織した織物とロッドマガジ
ンとを相対移動させ、この移動により、上記ロッドマガ
ジンの製織織物に対面する側における緯ロッドの送出孔
列の近辺に取付けられたプレートの先端面を、挿入した
上記緯ロッド群の基端に対面させたうえで、上記プレー
トをロッドマガジンと共にアクチュエータにより製織中
の織物側に突出させ、挿入緯ロッドの最終基端位置を規
定する形状に形成したプレート先端面により挿入不十分
な緯ロッド基端を押圧し、緯ロッド群を所定の位置まで
挿入することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の緯ロッド挿入装置は、多数
の経ロッドを平行に配列保持させた経ロッド群に対し、
ロッドマガジンに収容して一平面上に平行に配列させた
状態で供給される緯ロッド群をロッド挿入装置により個
別的に押圧挿入して、織物を三次元多軸に製織するロッ
ド方式三次元多軸織機において、上記ロッドマガジンの
製織織物に対面する側における緯ロッドの送出孔列の近
辺に着脱自在に取付けたプレートの先端面を、挿入緯ロ
ッドの最終基端位置を規定する形状に形成し、挿入した
緯ロッド群とロッドマガジンにおける緯ロッドの送出孔
列の位置を相互にずらし、挿入した緯ロッド群に上記プ
レートの先端面を対面させる移動手段と、上記プレート
をプレート先端面による挿入不十分な緯ロッド基端の押
圧のためにロッドマガジンと共に織物側に突出させるア
クチュエータとを備えたことを特徴とするものである。
【0010】上記緯ロッド挿入装置における緯ロッド群
を経ロッドに押圧挿入するロッド挿入装置は、マガジン
からロッド配列板上に排出される各緯ロッドの基端を押
圧して経ロッド間へ挿入するためのプッシュロッドを備
え、このプッシュロッドを、ロッドマガジンまたはロッ
ド配列板上に並列設置したロッド案内溝にガイドさせて
摺動自在に嵌入し、そのプッシュロッドの基端側を上記
ロッド配列板の上方に湾曲させてアクチュエータにより
駆動されるホルダーに把持させ、上記プッシュロッドの
湾曲を緯ロッドの挿入不能として検出する手段を付設し
たものとすることができる。
【0011】
【作用】上記緯ロッド挿入手段においては、経ロッド群
に対してロッドマガジンに収容した緯ロッド群をロッド
挿入装置により個別的に押圧挿入するに際し、先ず、ロ
ッドマガジンから供給された緯ロッド群をロッド挿入装
置におけるプッシュロッドにより経ロッド群に押圧挿入
する。その挿入の後に、挿入した緯ロッド群とロッドマ
ガジンにおける緯ロッドの送出孔列の位置を相互にずら
し、ロッドマガジンに着脱自在に取付けたプレートの先
端面を、挿入した緯ロッド群の基端に対面させ、アクチ
ュエータにより上記プレートを織物側に突出させ、挿入
不十分な緯ロッドの基端を押圧して、緯ロッド群を所定
の位置まで確実に挿入する。したがって、緯ロッドの挿
入量を安定化させて正確に所要の位置まで挿入可能とな
り、安定的に所期の形状に製織することが可能になる。
【0012】緯ロッド群を挿入するために案内溝にガイ
ドさせて摺動自在に嵌入したプッシュロッドは、このガ
イドにより湾曲方向を特定し、その方向の湾曲により座
屈を防止しながら、緯ロッドの挿入不能時にはその湾曲
によりトラブルの発生を抑止し、必要に応じてその湾曲
を検出して装置を停止させるために有効なものである。
このようなプッシュロッドを用いて緯ロッドの挿入不能
に対応させることにより、その後の上記プレートによる
緯ロッド群基端の強制的な押圧が不適な場合を予め検出
でき、強制的な押圧が不適なままでプレートによる押圧
を行うことによるトラブルが回避される。
【0013】また、上記プレートはロッドマガジンに対
して着脱自在であるため、製織すべき三次元多軸織物の
断面形状の変更に伴い、緯ロッド群における各緯ロッド
の挿入量を変更する場合に、その変更量が比較的少なけ
れば、そのプレートを取り換えるだけで織物断面形状の
変更に対応でき、変更作業を極めて簡易に行うことがで
きる。
【0014】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係る緯ロッド挿入
装置の要部の構成の一例を示している。この緯ロッド挿
入装置は、先に図5及び図6によって説明した場合と同
様に、製織に際して経ロッド群1へ緯ロッド群2の挿入
を行うものである。さらに具体的に説明すると、この緯
ロッド挿入装置を用いる三次元多軸織機は、図5及び図
6に示すように、多数の経ロッドを平行に配列保持させ
た経ロッド群1に対し、ロッドマガジン11に収容して
ロッド配列板12の上面に平行に配列させた状態で供給
される緯ロッド群2を緯ロッド挿入装置により個別的に
押圧挿入して、織物を三次元多軸に製織するものであ
る。なお、この製織に用いる上記経ロッド及び緯ロッド
は、所要の繊維束を予めマトリックスにより結合してロ
ッド化したものである。
【0015】上記緯ロッド挿入装置は、ロッドマガジン
11からロッド配列板12上に排出される各緯ロッドの
基端を押圧して経ロッド間へ挿入するためのプッシュロ
ッド14を備え、このプッシュロッド14を、ロッド配
列板12上に並列設置したロッド案内溝15にガイドさ
せて摺動自在に嵌入し、そのプッシュロッド14の基端
側を上記ロッド配列板12の上方に湾曲させてリニアア
クチュエータ13により駆動されるホルダー16に把持
させ、上記プッシュロッド14の湾曲を緯ロッドの挿入
不能として検出する手段として、プッシュロッドの湾曲
を検出する検出器17を付設したものとすることができ
る。
【0016】この検出手段としては、例えば、湾曲した
プッシュロッド14が赤外光の光路を遮断したことを検
出する光電検出器、湾曲したプッシュロッド14との機
械的な接触により動作する検出器等を用いることができ
る。また、上記プッシュロッド14の摺動自在なガイド
は、ロッド配列板12上にロッド案内溝15を並列設置
して行うこともできるが、ロッドマガジン11にそのプ
ッシュロッドを案内するロッド案内溝を設けることもで
きる。
【0017】本発明に係る緯ロッド挿入装置において
は、図1に明確に示しているように、ロッドマガジン1
1の製織織物に対面する側における緯ロッドの送出孔列
21の近辺に、プレート20をねじ等により着脱自在に
取付けている。上記緯ロッドの送出孔列21は、プレー
ト20に多数の切欠きを設け、その切欠きとロッド配列
板12の上面との間に形成しているが、ロッドマガジン
11の下面にも同様な切欠きを設け、それを緯ロッドの
通路やプッシュロッド14のためのロッド案内溝15と
して利用している。なお、上記緯ロッド群の送出穴列2
1は、プレート20とは無関係に設けることもできる。
上記ロッドマガジン11は、その内部を区画板22によ
って多数のロッド収容室に区画し、それらのロッド収容
室に緯ロッドを重積して収容し、そのロッド収容室の下
端から緯ロッド群2を逐次ロッド配列板12上に供給す
るようにしたものである。そして、上記プッシュロッド
14の先端は、ロッドマガジン11からロッド配列板1
2上に送出される各緯ロッドの基端に対向するように配
置され、従って、プッシュロッド14の往復動により、
経ロッド群1の間に緯ロッドが挿入される。
【0018】上記プレート20は、その先端面20aを
挿入緯ロッドの最終基端位置を規定する形状、つまり、
緯ロッドの挿入後にその基端を揃えたい形状に形成し、
またこのプレート20を備えたロッドマガジン11を含
む緯ロッド挿入装置は、図2に示すように、機枠25に
対してリニアガイド26を介して摺動自在とし、同図A
に模式的に示すリニアアクチュエータ27によって、挿
入した緯ロッド基端の押圧のために、ロッドマガジン1
1と共に必要量だけ織物側に突出できるようにしてい
る。アクチュエータ27においては、この突出量を制御
可能にしておくのが望ましい。
【0019】挿入した緯ロッド群の基端を上記プレート
20の先端面20aによって押圧するためには、挿入し
た緯ロッド群2とロッドマガジン11における緯ロッド
の送出孔列21の位置を相互にずらして、挿入した緯ロ
ッド群2の基端に上記プレート20の先端面20aを対
面させる必要がある。そのための移動手段としては、例
えば、プレート20を備えたロッドマガジン11を含む
緯ロッド挿入装置を若干昇降させる駆動装置などを設け
ることもできるが、製織した織物を逐次下降させて常に
その織物上に緯ロッドの挿入を継続いくために織物の昇
降機構を付設する場合には、その昇降機構を上記移動手
段として利用して、緯ロッド群2とロッドマガジン11
における送出孔列21の位置を相互にずらすこともでき
る。
【0020】上記構成を有する緯ロッド挿入装置により
三次元多軸織物の製織を行うには、先ず、図2のAに示
すような緯ロッド挿入の待機状態から、同図Bに示すよ
うにホルダー16を前進させ、ロッドマガジン11内に
貯留した緯ロッドをプッシュロッド14により押し出
し、経ロッド群1中に押圧挿入する。この場合に、挿入
する緯ロッド毎の挿入抵抗の違い、プッシュロッド毎の
剛性のバラツキにより、押し出し中のプッシュロッド1
4の撓みは一様ではなく、プッシュロッド14の挿入状
態も一様ではない。そのため、図2のCに示すように、
ホルダー16が前進端に達したときに、緯ロッドの挿入
量にバラツキが生じるが、その状態で、図2のDに示す
ようにホルダー16を後退させる。また、次の動作のた
めに、必要があれば、プレート20をロッドマガジン1
1と共に前記アクチュエータ27により若干後退させ
る。
【0021】次に、挿入した緯ロッド群2と上記ロッド
マガジン11における緯ロッドの送出孔列21の位置を
相互にずらすため、図2のEに示すように、製織した織
物を上方に移動させ、プレート20の先端面20aを、
挿入した上記緯ロッド群2の基端に対面させる。そし
て、この状態で、同図のFに示すように、プレート20
をロッドマガジン11と共にリニアアクチュエータ27
の駆動により摺動させ、挿入した緯ロッドの基端の押圧
のために、そのプレート20の先端面20aを製織中の
織物側に必要量だけ突出させる。
【0022】その結果、挿入緯ロッドの最終基端位置を
規定する形状に形成したプレート先端面20aにより、
挿入不十分な緯ロッド基端が押圧され、緯ロッド群2が
所定の状態に揃う位置まで挿入される。しかも、緯ロッ
ドの挿入量がプレート先端面20aの前進位置により決
定されるので、プッシュロッド14の撓みなどに左右さ
れず、正確に挿入することができる。また、緯ロッド挿
入量の変更に対しても、プレート先端面20aの前進端
位置の変更により、容易に対応させることができる。
【0023】このようにして、緯ロッドの挿入後に、プ
レートの先端面20aで挿入した緯ロッドの基端を再度
押し込むことにより、挿入不十分な緯ロッドの基端が押
圧され、挿入したロッドの端面が整列するので、緯ロッ
ド群が所定の位置まで確実に挿入され、図7によって先
に説明したように、挿入した緯ロッド群2が抜け落ち防
止ガイド18と干渉して、経ロッド群1の回転が阻害さ
れることもない。
【0024】また、緯ロッド群2を挿入するためにロッ
ド案内溝15にガイドさせて摺動自在としたプッシュロ
ッド14は、このガイドにより湾曲方向を特定し、その
方向の湾曲により座屈を防止しながら、緯ロッドの挿入
不能時にはその湾曲によりトラブルの発生を抑止し、必
要に応じてその湾曲を検出して製織動作を停止させるた
めに有効に利用することができる。さらに、このような
プッシュロッド14を用いて緯ロッドの挿入不能に対応
させることにより、その後の上記プレート20による緯
ロッド群2の基端の強制的な押圧が不適な場合を予め検
出でき、強制的な押圧が不適なままでプレートによる押
圧を行うことによるトラブルが回避される。
【0025】一方、上記プレート20はロッドマガジン
11に対して着脱自在であるため、製織すべき三次元多
軸織物の断面形状の変更に伴い、緯ロッド群2における
各緯ロッドの挿入量を変更する場合に、その変更量が比
較的少なければ、そのプレート20を取り換えるだけで
織物断面形状の変更に対応でき、変更作業を極めて簡易
に行うことができる。図3及び図4は、上記と異なるプ
レート31,31を用いた一対の緯ロッド挿入装置、あ
るいは互いに異なる形状のプレート32及び33を用い
た一対の緯ロッド挿入装置の構成を示すもので、プレー
トの交換によって、それらのプレート先端面31a,3
2a,33aの形状を同図に例示するような任意形状に
変えることにより、容易に各種異形断面の三次元多軸織
物が得られることがわかる。
【0026】
【発明の効果】このような本発明の方法及び装置によれ
ば、三次元多軸織機における緯ロッドの挿入量を安定化
させて正確に所要の位置まで挿入することができ、安定
的に所期の形状に製織できるようにした緯ロッド挿入手
段を得ることができる。また、挿入のために平面状に配
列させた緯ロッド群における各緯ロッドの挿入量を、製
織すべき三次元多軸織物の断面形状に応じて変更する場
合には、プレートの交換によりその変更作業を極めて簡
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロッド方式三次元織機における緯ロッ
ド挿入装置の要部の構成を示す斜視図である。
【図2】A〜Fは、上記緯ロッド挿入装置による緯ロッ
ドの整列挿入の態様を順を追って平面図と側面図により
概略的に示す説明図である。
【図3】他のプレートを用いた場合の本発明の緯ロッド
挿入装置の構成を示す平面図である。
【図4】更に他のプレートを用いた場合の本発明の緯ロ
ッド挿入装置の構成を示す平面図である。
【図5】従来の緯ロッド挿入装置の構成を説明するため
の斜視図である。
【図6】既提案の緯ロッド挿入装置における問題点を説
明するための断面図である。
【図7】従来の抜け落ち防止ガイドの問題点について説
明するための平面図である。
【符号の説明】
1 経ロッド群 2 緯ロッド群 11 ロッドマガジン 12 ロッド配列板 13 アクチュエータ 14 プッシュロッド 15 ロッド案内溝 16 ホルダー 17 検出器 20,31,32,33 プレート 20a,31a,32a,33a 先端面 21 送出孔列 27 アクチュエータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の経ロッドを平行に配列保持させた経
    ロッド群に対し、ロッドマガジンに収容して一平面上に
    平行に配列させた状態で供給される緯ロッド群をロッド
    挿入装置により個別的に押圧挿入して、織物を三次元多
    軸に製織するロッド方式三次元多軸織機による製織にお
    いて、 上記ロッドマガジンから供給された緯ロッド群をロッド
    挿入装置により経ロッド群に押圧挿入した後、 その経ロッド群に挿入した緯ロッド群と上記ロッドマガ
    ジンにおける緯ロッドの送出孔列の位置を相互にずらす
    方向に、製織した織物とロッドマガジンとを相対移動さ
    せ、 この移動により、上記ロッドマガジンの製織織物に対面
    する側における緯ロッドの送出孔列の近辺に取付けられ
    たプレートの先端面を、挿入した上記緯ロッド群の基端
    に対面させたうえで、 上記プレートをロッドマガジンと共にアクチュエータに
    より製織中の織物側に突出させ、挿入緯ロッドの最終基
    端位置を規定する形状に形成したプレート先端面により
    挿入不十分な緯ロッド基端を押圧し、緯ロッド群を所定
    の位置まで挿入する、ことを特徴とするロッド方式三次
    元織機の緯ロッド挿入方法。
  2. 【請求項2】多数の経ロッドを平行に配列保持させた経
    ロッド群に対し、ロッドマガジンに収容して一平面上に
    平行に配列させた状態で供給される緯ロッド群をロッド
    挿入装置により個別的に押圧挿入して、織物を三次元多
    軸に製織するロッド方式三次元多軸織機において、 上記ロッドマガジンの製織織物に対面する側における緯
    ロッドの送出孔列の近辺に着脱自在に取付けたプレート
    の先端面を、挿入緯ロッドの最終基端位置を規定する形
    状に形成し、 挿入した緯ロッド群とロッドマガジンにおける緯ロッド
    の送出孔列の位置を相互にずらし、挿入した緯ロッド群
    に上記プレートの先端面を対面させる移動手段と、上記
    プレートをプレート先端面による挿入不十分な緯ロッド
    基端の押圧のためにロッドマガジンと共に織物側に突出
    させるアクチュエータとを備えた、ことを特徴とするロ
    ッド方式三次元織機における緯ロッド挿入装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の緯ロッド挿入装置におけ
    る緯ロッド群を経ロッドに押圧挿入するロッド挿入装置
    が、 ロッドマガジンからロッド配列板上に排出される各緯ロ
    ッドの基端を押圧して経ロッド間へ挿入するためのプッ
    シュロッドを備え、 このプッシュロッドを、ロッドマガジンまたはロッド配
    列板上に並列設置したロッド案内溝にガイドさせて摺動
    自在に嵌入し、 そのプッシュロッドの基端側を上記ロッド配列板の上方
    に湾曲させてアクチュエータにより駆動されるホルダー
    に把持させ、 上記プッシュロッドの湾曲を緯ロッドの挿入不能として
    検出する手段を付設した、ところの構成を有することを
    特徴とするロッド方式三次元織機における緯ロッド挿入
    装置。
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